11 / 12
第二章 未来を見る犯罪集団ナンバーズ
EP 1
しおりを挟む
未来を見る仮面
太郎国の朝は早い。
王都の外れ、第3倉庫――T-SWAT本部。
その汚いシャッターの前で、鮫島勇護はマールボロの煙をくゆらせていた。
「……あー、腹減った」
「隊長、今日の朝飯は? また『のり弁』か?」
倉庫の中から、イグニスとキャルルがゾンビのように這い出してきた。
第1章の激闘で得た報酬は、修繕費と弁償代で消え、手元に残ったのはわずかな小銭と、大量の請求書だけだ。
「贅沢を言うな。今日は奮発して『タロウパン』の特売品、焼きそばパンだ」
「炭水化物と炭水化物じゃねぇか! 俺様は肉が食いてぇんだよ!」
「私の美肌のためにはビタミンが必要なのよ! ……ま、食べるけど」
文句を言いながらも、二人は焼きそばパンに貪りついた。
平和だ。金はないが、平和な朝だ。
そう鮫島が思った、その時だった。
ドォォォォォォンッ!!!!
腹に響く重低音と共に、王都の中心部から黒煙が上がった。
単なる火事ではない。爆発だ。それも、魔力によるものではなく、火薬のような指向性を持った爆発。
「……ッ! 仕事だ、食うのをやめろ!」
鮫島がパンを放り投げ、無線機(インカム)を耳に押し当てる。
『こちら警備隊本部! 中央広場の時計塔が爆破された! 負傷者多数! 犯人は仮面をつけた集団……魔法が通じない! 至急応援を求む!』
「了解(ロジャー)。T-SWAT、出動する」
鮫島が振り返ると、部下たちは既にパンを飲み込み、臨戦態勢に入っていた。
イグニスがニヤリと笑い、キャルルが安全靴の紐を締める。
「消化運動にはちょうどいいぜ!」
「残業代はきっちり請求するからね!」
***
王都中央広場。
太郎国のシンボルである大時計塔の下層部が吹き飛び、瓦礫の山と化していた。
逃げ惑う市民と、必死に消火活動を行う警備隊。
その混乱の中心に、悠然と立つ5つの影があった。
全員が奇妙な仮面をつけている。
その中央、白髪に赤い瞳の男――『ゼロ』が、手にした板チョコをパキリと割りながら、崩れ落ちる塔を見上げていた。
「美しいね。旧時代の秩序が崩れ落ちる様は」
「ヒャハハ! 次はどこだボス! もっとデカいもんを壊させろ!」
隣に立つ巨漢――『ワン』が、拘束具を引きちぎらんばかりに暴れている。
そこへ、上空から紅蓮の炎が降り注いだ。
「オラァァァ!! テロリスト共! 消毒の時間だァァァ!!」
イグニスだ。
上空からの急降下ブレス。広場を埋め尽くすほどの熱量が、仮面の集団を焼き尽くす――はずだった。
「……3秒後、上方より竜の火炎。範囲は半径15メートル」
ゼロが退屈そうに呟いた。
その言葉が終わるより早く、仮面の集団はまるでダンスを踊るように散開していた。
ブレスは誰もいない石畳を焼き、虚しく黒煙を上げるだけ。
「なっ!? 俺様のブレスを避けただと!?」
着地したイグニスが驚愕に目を見開く。
その隙を、キャルルが突く。
「隙ありィッ! その仮面、へし折ってやるわ!」
マッハの速度による背後からの強襲。
音速を超えた安全靴の一撃は、視認することすら不可能なはずだ。
「……左後方。回し蹴り。角度30度」
ゼロは振り返りもしない。
ただ、首をわずかに右に傾けただけだ。
ブンッ!
キャルルの渾身の蹴りが、ゼロの耳元の空気を切り裂き、空振りした。
「嘘!? 完全に見切られた!?」
「遅いな。君の思考は、もう3手先まで見終わったよ」
ゼロが板チョコを口に放り込み、指を鳴らす。
瞬間、巨漢のワンがキャルルの目の前に立っていた。
「壊レロォォォ!!」
ワンの手のひらから放たれた衝撃波。
キャルルは咄嗟にバックステップで回避したが、余波だけで広場の噴水が粉砕された。
「くっ……!」
イグニスとキャルルが後退り、鮫島の横に並ぶ。
鮫島はKorthのリボルバーを構えながら、冷や汗を流していた。
(……おかしい。イグニスのブレスも、キャルルの神速も、初見で避けられるはずがない。まるで『攻撃が来ることが分かっていた』ような動きだ)
「……何者だ、お前ら」
鮫島の問いに、ゼロは優雅に一礼した。
「我々は『ナンバーズ』。愚かな旧人類に代わり、この世界を導く者たちだ」
「導くだと? ただの破壊活動だろうが」
「破壊なくして創造はない。……鮫島勇護隊長。君が次に撃つ弾丸は、私の左肩を狙うつもりだろう?」
鮫島の指が凍りついた。
まさに今、トリガーを絞り、左肩を狙おうと照準を定めた瞬間だったからだ。
「……チッ!」
鮫島は狙いを右足に変えて発砲した。
だが、ゼロはその弾丸すら、あくびを噛み殺しながら半歩ズレて回避した。
「無駄だよ。思考を変えても、その『変えた未来』もすでに見えている」
「未来予知……か」
「ご名答。チェックメイトにはまだ早いが、今日のところは挨拶だけにしておこう」
ゼロが合図を送ると、背後に控えていた紳士風の男――『スリー』が前に出た。
「お時間です、ボス」
「ああ。……次は『タロウマート物流センター』だ。この国の食糧事情を破壊させてもらう」
ゼロは不敵な笑みを残し、スリーの手が彼らに触れた瞬間、空間が歪んだ。
テレポート。
次の瞬間には、彼らの姿は完全に消え失せていた。
「……逃げられたか」
鮫島は銃を収め、新しい赤マルに火をつけた。
手が微かに震えている。
「隊長……あいつら、ヤベェぞ。俺様の攻撃が当たる気がしなかった」
「私も……。動き出しの瞬間に、もう避けられてた。相性最悪よ」
部下たちの言う通りだ。
火力もスピードも、当たらなければ意味がない。
全ての行動を先読みし、テレポートで神出鬼没に現れる敵。
これまでの「力押し」が通じない相手だ。
「……タロウマート物流センターと言ったな」
鮫島は紫煙を吐き出し、燃える時計塔を見上げた。
「宣戦布告だ。……受けて立つぞ。T-SWATの総力を挙げてな」
だが、鮫島はまだ知らない。
次の戦場となるタロウマートには、すでに「もやし」を求めて殺気立つ、最強の貧乏アイドルが待ち構えていることを。
太郎国の朝は早い。
王都の外れ、第3倉庫――T-SWAT本部。
その汚いシャッターの前で、鮫島勇護はマールボロの煙をくゆらせていた。
「……あー、腹減った」
「隊長、今日の朝飯は? また『のり弁』か?」
倉庫の中から、イグニスとキャルルがゾンビのように這い出してきた。
第1章の激闘で得た報酬は、修繕費と弁償代で消え、手元に残ったのはわずかな小銭と、大量の請求書だけだ。
「贅沢を言うな。今日は奮発して『タロウパン』の特売品、焼きそばパンだ」
「炭水化物と炭水化物じゃねぇか! 俺様は肉が食いてぇんだよ!」
「私の美肌のためにはビタミンが必要なのよ! ……ま、食べるけど」
文句を言いながらも、二人は焼きそばパンに貪りついた。
平和だ。金はないが、平和な朝だ。
そう鮫島が思った、その時だった。
ドォォォォォォンッ!!!!
腹に響く重低音と共に、王都の中心部から黒煙が上がった。
単なる火事ではない。爆発だ。それも、魔力によるものではなく、火薬のような指向性を持った爆発。
「……ッ! 仕事だ、食うのをやめろ!」
鮫島がパンを放り投げ、無線機(インカム)を耳に押し当てる。
『こちら警備隊本部! 中央広場の時計塔が爆破された! 負傷者多数! 犯人は仮面をつけた集団……魔法が通じない! 至急応援を求む!』
「了解(ロジャー)。T-SWAT、出動する」
鮫島が振り返ると、部下たちは既にパンを飲み込み、臨戦態勢に入っていた。
イグニスがニヤリと笑い、キャルルが安全靴の紐を締める。
「消化運動にはちょうどいいぜ!」
「残業代はきっちり請求するからね!」
***
王都中央広場。
太郎国のシンボルである大時計塔の下層部が吹き飛び、瓦礫の山と化していた。
逃げ惑う市民と、必死に消火活動を行う警備隊。
その混乱の中心に、悠然と立つ5つの影があった。
全員が奇妙な仮面をつけている。
その中央、白髪に赤い瞳の男――『ゼロ』が、手にした板チョコをパキリと割りながら、崩れ落ちる塔を見上げていた。
「美しいね。旧時代の秩序が崩れ落ちる様は」
「ヒャハハ! 次はどこだボス! もっとデカいもんを壊させろ!」
隣に立つ巨漢――『ワン』が、拘束具を引きちぎらんばかりに暴れている。
そこへ、上空から紅蓮の炎が降り注いだ。
「オラァァァ!! テロリスト共! 消毒の時間だァァァ!!」
イグニスだ。
上空からの急降下ブレス。広場を埋め尽くすほどの熱量が、仮面の集団を焼き尽くす――はずだった。
「……3秒後、上方より竜の火炎。範囲は半径15メートル」
ゼロが退屈そうに呟いた。
その言葉が終わるより早く、仮面の集団はまるでダンスを踊るように散開していた。
ブレスは誰もいない石畳を焼き、虚しく黒煙を上げるだけ。
「なっ!? 俺様のブレスを避けただと!?」
着地したイグニスが驚愕に目を見開く。
その隙を、キャルルが突く。
「隙ありィッ! その仮面、へし折ってやるわ!」
マッハの速度による背後からの強襲。
音速を超えた安全靴の一撃は、視認することすら不可能なはずだ。
「……左後方。回し蹴り。角度30度」
ゼロは振り返りもしない。
ただ、首をわずかに右に傾けただけだ。
ブンッ!
キャルルの渾身の蹴りが、ゼロの耳元の空気を切り裂き、空振りした。
「嘘!? 完全に見切られた!?」
「遅いな。君の思考は、もう3手先まで見終わったよ」
ゼロが板チョコを口に放り込み、指を鳴らす。
瞬間、巨漢のワンがキャルルの目の前に立っていた。
「壊レロォォォ!!」
ワンの手のひらから放たれた衝撃波。
キャルルは咄嗟にバックステップで回避したが、余波だけで広場の噴水が粉砕された。
「くっ……!」
イグニスとキャルルが後退り、鮫島の横に並ぶ。
鮫島はKorthのリボルバーを構えながら、冷や汗を流していた。
(……おかしい。イグニスのブレスも、キャルルの神速も、初見で避けられるはずがない。まるで『攻撃が来ることが分かっていた』ような動きだ)
「……何者だ、お前ら」
鮫島の問いに、ゼロは優雅に一礼した。
「我々は『ナンバーズ』。愚かな旧人類に代わり、この世界を導く者たちだ」
「導くだと? ただの破壊活動だろうが」
「破壊なくして創造はない。……鮫島勇護隊長。君が次に撃つ弾丸は、私の左肩を狙うつもりだろう?」
鮫島の指が凍りついた。
まさに今、トリガーを絞り、左肩を狙おうと照準を定めた瞬間だったからだ。
「……チッ!」
鮫島は狙いを右足に変えて発砲した。
だが、ゼロはその弾丸すら、あくびを噛み殺しながら半歩ズレて回避した。
「無駄だよ。思考を変えても、その『変えた未来』もすでに見えている」
「未来予知……か」
「ご名答。チェックメイトにはまだ早いが、今日のところは挨拶だけにしておこう」
ゼロが合図を送ると、背後に控えていた紳士風の男――『スリー』が前に出た。
「お時間です、ボス」
「ああ。……次は『タロウマート物流センター』だ。この国の食糧事情を破壊させてもらう」
ゼロは不敵な笑みを残し、スリーの手が彼らに触れた瞬間、空間が歪んだ。
テレポート。
次の瞬間には、彼らの姿は完全に消え失せていた。
「……逃げられたか」
鮫島は銃を収め、新しい赤マルに火をつけた。
手が微かに震えている。
「隊長……あいつら、ヤベェぞ。俺様の攻撃が当たる気がしなかった」
「私も……。動き出しの瞬間に、もう避けられてた。相性最悪よ」
部下たちの言う通りだ。
火力もスピードも、当たらなければ意味がない。
全ての行動を先読みし、テレポートで神出鬼没に現れる敵。
これまでの「力押し」が通じない相手だ。
「……タロウマート物流センターと言ったな」
鮫島は紫煙を吐き出し、燃える時計塔を見上げた。
「宣戦布告だ。……受けて立つぞ。T-SWATの総力を挙げてな」
だが、鮫島はまだ知らない。
次の戦場となるタロウマートには、すでに「もやし」を求めて殺気立つ、最強の貧乏アイドルが待ち構えていることを。
0
あなたにおすすめの小説
妻が通う邸の中に
月山 歩
恋愛
最近妻の様子がおかしい。昼間一人で出掛けているようだ。二人に子供はできなかったけれども、妻と愛し合っていると思っている。僕は妻を誰にも奪われたくない。だから僕は、妻の向かう先を調べることににした。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結保証】科学で興す異世界国家 ~理不尽に死んだ技術者が、「石炭」と「ジャガイモ」で最強を証明する。優秀な兄たちが膝を折るまでの建国譚~
Lihito
ファンタジー
正しいデータを揃えた。論理も完璧だった。
それでも、組織の理不尽には勝てなかった。
——そして、使い潰されて死んだ。
目を覚ますとそこは、十年後に魔王軍による滅亡が確定している異世界。
強国の第三王子として転生した彼に与えられたのは、
因果をねじ曲げる有限の力——「運命点」だけ。
武力と経済を握る兄たちの陰で、継承権最下位。後ろ盾も発言力もない。
だが、邪魔する上司も腐った組織もない。
今度こそ証明する。科学と運命点を武器に、俺のやり方が正しいことを。
石炭と化学による国力強化。
情報と大義名分を積み重ねた対外戦略。
準備を重ね、機が熟した瞬間に運命点で押し切る。
これは、理不尽に敗れた科学者が、選択と代償を重ねる中で、
「正しさ」だけでは国は守れないと知りながら、
滅びの未来を書き換えようとする建国譚。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる