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EP 11
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地下アイドルの正体は、深海王国の家出王女でした ~彼女の電波ソングが「奇跡の聖女」と崇められる中、俺は裏方としてステージ演出(物理)で無双します~
第11話 帝都の片隅、みかん箱の歌姫
ルナミス帝国の帝都、その下層区画。
ここは、煌びやかな王宮や貴族街とは無縁の、労働者や貧民が暮らすスラム街だ。
路地裏には汚水が流れ、怪しげな露店が並び、昼間から安酒の匂いが充満している。
「……で、なんでアンタがついて来るんだよ」
俺は隣を歩くジャージ姿の女――女神ルチアナに呆れた視線を向けた。
彼女はサングラスをかけ、手には焼き鳥(露店で購入)を持っている。
「いいじゃないのよー。天界(セレスティア)のご飯って味気なくて飽きるのよね。たまには下界のジャンクな味が恋しくなるわけ」
「仕事しろよ、最高神」
「してるわよ! ……たぶん」
俺たちは今日、マグナギアの修理に使う「ジャンクパーツ」を漁るために帝都へ来ていた。
ゴルド商会経由で新品は手に入るが、古い機械に使われているレアメタルや、変な基盤を見つけるには、こういう闇市の方が都合がいいのだ。
「あー、喉渇いた。タクミ君、タピオカミルクティー買ってよ。あ、ない? じゃあエールでいいわ」
「俺の財布をアテにするな」
そんな軽口を叩きながら、市場の奥へと進んでいた時だった。
喧騒の中に、異質な「音」が混じっているのに気づいた。
――ガンガンガン! アタマガガン!
「……ん?」
なんだ、このリズムは。
この世界の吟遊詩人が歌うような、優雅なリュートの音色ではない。
もっとアップテンポで、頭に残る奇妙なメロディ。
――視界が回るよ 39度!
「……日本語?」
俺は足を止めた。
日本語の歌詞だ。しかも、内容がどう考えてもファンタジー世界のものじゃない。
俺とルチアナは、音のする方へと歩いた。
路地裏の広場。
そこに、ひっくり返した木箱(みかん箱)で作った粗末なステージがあった。
観客は、昼から飲んだくれているオッサンや、鼻水を垂らした子供たちが数人。
その中心で、一人の少女が歌い踊っていた。
「インフルエンザ大魔王(ウィルス)~♪ やっつけろ~♪」
透き通るような水色の髪。
フリルがついた可愛らしいドレスを着ているが、裾は薄汚れ、所々が破れている。
だが、その瞳だけは宝石のように輝き、必死に客席へ笑顔を振りまいていた。
「今だ! 必殺! タミフルパーンチ!」
少女が拳を突き出す。
俺は思わず吹き出しそうになった。
タミフルって。お前、それは物理攻撃じゃなくて抗インフルエンザ薬だぞ。
「いっけぇー! コウ・セイ・ザイ! ビーム! (キラッ☆)」
少女が指でピースサインを作り、ウインクを決める。
パラパラ……と、酔っ払いたちから気の抜けた拍手が起こった。
「……なんだあれ」
「あら、懐かしい歌」
隣でルチアナが焼き鳥を齧りながら呟いた。
「……おい、ルチアナ。懐かしいって、どういうことだ」
「あの子、リーザちゃんよ。前に私がここら辺で飲んでた時に、人生相談に乗ってあげたの。『アイドルになりたいんですの!』って熱く語るから、私が地球の歌を教えてあげたわけ」
「……お前か。諸悪の根源は」
俺は頭を抱えた。
この女神、暇潰しに現地の少女に、間違った医学知識と電波ソングを植え付けやがった。
「でも、歌詞が変だぞ。『抗生物質(コウセイザイ)』はウイルスには効かないだろ」
「え? そうなの? 響きが必殺技っぽくない?」
「……はぁ」
ステージの上では、曲が終わったらしい。
少女――リーザは、肩で息をしながら、深々とお辞儀をした。
「ありがとうございまーす! 深海(シーラン)から来ました、リーザですの! 応援よろしくお願いしまーす!」
彼女が空き缶を差し出すと、酔っ払いのオッサンが銅貨を一枚、チャリンと入れた。
「へへっ、ありがとな嬢ちゃん。なんか分からねぇが、頭痛が治った気がするぜ」
「本当ですか!? 嬉しいですわ! ……ぐぅぅぅ~」
その時。
盛大な腹の虫の音が、広場に響き渡った。
「あ……」
リーザが顔を真っ赤にして腹を押さえる。
足がふらつき、そのままみかん箱から転げ落ちそうになった。
「っと、危ない」
俺は咄嗟に飛び出し、彼女を受け止めた。
軽い。驚くほど軽い。
近くで見ると、肌は白いがカサついていて、栄養失調寸前であることが分かる。
「だ、大丈夫ですか……?」
「……は、はい。申し訳ありません、ステージの上で無様な姿を……。わたくし、これでも一国の親善大使……あ、いえ、今はただのアイドルですの……」
リーザは気丈に立ち上がろうとするが、足に力が入らないようだ。
俺はため息をつき、懐から包み紙を取り出した。
「ほら、これ食え」
「え……?」
「竜王……いや、近所のラーメン屋のオヤジが作った『チャーシューおにぎり』だ。まだ温かいぞ」
デュークが「余った切れ端で作った、賄いだ」と言って持たせてくれたものだ。
煮汁が染み込んだご飯の中に、トロトロの角切りチャーシューがゴロゴロ入っている。
リーザの目が釘付けになった。
ゴクリ、と喉が鳴る。
「い、いいのですか……? わたくし、お金なんて銅貨一枚しか……」
「いいよ。その代わり、さっきの歌、面白かったぜ」
「!」
彼女の表情がパァッと輝いた。
リーザは震える手でおにぎりを受け取ると、大きな口を開けてかぶりついた。
「んぐっ……! んん~~っ!!」
一口食べた瞬間、彼女の目からボロボロと涙が溢れ出した。
「お、おい、大丈夫か?」
「お、おいひぃです……! こんな美味しいもの、初めて食べましたわ……! 味が……お肉の味がしますの……!」
パンの耳と茹で卵しか食べていない彼女にとって、竜王特製のチャーシューは刺激が強すぎたのかもしれない。
彼女はリスのように頬を膨らませ、泣きながらおにぎりを完食した。
「……ふふっ、いい食べっぷりね」
いつの間にか近づいてきたルチアナが、優しげな(というか面白がっている)目で笑っている。
「ごちそうさまでした! ……あの、お名前を伺っても?」
「俺はタクミ。こっちの怪しい女はルチアナだ」
「タクミ様、ルチアナ様……。この御恩は、いつか必ず出世払いでお返ししますわ! わたくし、絶対にトップアイドルになりますから!」
口の周りに米粒をつけたまま、リーザは力強く宣言した。
その瞳には、貧困にも負けない、王族特有の気高さとド根性が宿っていた。
「……出世払い、ねぇ」
俺は苦笑いした。
この時の俺はまだ知らなかった。
彼女が歌うデタラメな歌詞の歌が、本当に奇跡(パンデミックの終息)を起こし、俺を新たなトラブルの渦中に引きずり込むことになるなんて。
「ま、頑張れよ。……これ、あげるよ」
「えっ?」
俺はカバンに入っていた、マグナギアの余りパーツ(クリアブルーのランナー)を差し出した。
「綺麗な色……! クリスタルですか!?」
「いや、ただの廃材だ。髪飾りにでもなるだろ」
それが、彼女の「アイドル伝説」の始まりだった。
第11話 帝都の片隅、みかん箱の歌姫
ルナミス帝国の帝都、その下層区画。
ここは、煌びやかな王宮や貴族街とは無縁の、労働者や貧民が暮らすスラム街だ。
路地裏には汚水が流れ、怪しげな露店が並び、昼間から安酒の匂いが充満している。
「……で、なんでアンタがついて来るんだよ」
俺は隣を歩くジャージ姿の女――女神ルチアナに呆れた視線を向けた。
彼女はサングラスをかけ、手には焼き鳥(露店で購入)を持っている。
「いいじゃないのよー。天界(セレスティア)のご飯って味気なくて飽きるのよね。たまには下界のジャンクな味が恋しくなるわけ」
「仕事しろよ、最高神」
「してるわよ! ……たぶん」
俺たちは今日、マグナギアの修理に使う「ジャンクパーツ」を漁るために帝都へ来ていた。
ゴルド商会経由で新品は手に入るが、古い機械に使われているレアメタルや、変な基盤を見つけるには、こういう闇市の方が都合がいいのだ。
「あー、喉渇いた。タクミ君、タピオカミルクティー買ってよ。あ、ない? じゃあエールでいいわ」
「俺の財布をアテにするな」
そんな軽口を叩きながら、市場の奥へと進んでいた時だった。
喧騒の中に、異質な「音」が混じっているのに気づいた。
――ガンガンガン! アタマガガン!
「……ん?」
なんだ、このリズムは。
この世界の吟遊詩人が歌うような、優雅なリュートの音色ではない。
もっとアップテンポで、頭に残る奇妙なメロディ。
――視界が回るよ 39度!
「……日本語?」
俺は足を止めた。
日本語の歌詞だ。しかも、内容がどう考えてもファンタジー世界のものじゃない。
俺とルチアナは、音のする方へと歩いた。
路地裏の広場。
そこに、ひっくり返した木箱(みかん箱)で作った粗末なステージがあった。
観客は、昼から飲んだくれているオッサンや、鼻水を垂らした子供たちが数人。
その中心で、一人の少女が歌い踊っていた。
「インフルエンザ大魔王(ウィルス)~♪ やっつけろ~♪」
透き通るような水色の髪。
フリルがついた可愛らしいドレスを着ているが、裾は薄汚れ、所々が破れている。
だが、その瞳だけは宝石のように輝き、必死に客席へ笑顔を振りまいていた。
「今だ! 必殺! タミフルパーンチ!」
少女が拳を突き出す。
俺は思わず吹き出しそうになった。
タミフルって。お前、それは物理攻撃じゃなくて抗インフルエンザ薬だぞ。
「いっけぇー! コウ・セイ・ザイ! ビーム! (キラッ☆)」
少女が指でピースサインを作り、ウインクを決める。
パラパラ……と、酔っ払いたちから気の抜けた拍手が起こった。
「……なんだあれ」
「あら、懐かしい歌」
隣でルチアナが焼き鳥を齧りながら呟いた。
「……おい、ルチアナ。懐かしいって、どういうことだ」
「あの子、リーザちゃんよ。前に私がここら辺で飲んでた時に、人生相談に乗ってあげたの。『アイドルになりたいんですの!』って熱く語るから、私が地球の歌を教えてあげたわけ」
「……お前か。諸悪の根源は」
俺は頭を抱えた。
この女神、暇潰しに現地の少女に、間違った医学知識と電波ソングを植え付けやがった。
「でも、歌詞が変だぞ。『抗生物質(コウセイザイ)』はウイルスには効かないだろ」
「え? そうなの? 響きが必殺技っぽくない?」
「……はぁ」
ステージの上では、曲が終わったらしい。
少女――リーザは、肩で息をしながら、深々とお辞儀をした。
「ありがとうございまーす! 深海(シーラン)から来ました、リーザですの! 応援よろしくお願いしまーす!」
彼女が空き缶を差し出すと、酔っ払いのオッサンが銅貨を一枚、チャリンと入れた。
「へへっ、ありがとな嬢ちゃん。なんか分からねぇが、頭痛が治った気がするぜ」
「本当ですか!? 嬉しいですわ! ……ぐぅぅぅ~」
その時。
盛大な腹の虫の音が、広場に響き渡った。
「あ……」
リーザが顔を真っ赤にして腹を押さえる。
足がふらつき、そのままみかん箱から転げ落ちそうになった。
「っと、危ない」
俺は咄嗟に飛び出し、彼女を受け止めた。
軽い。驚くほど軽い。
近くで見ると、肌は白いがカサついていて、栄養失調寸前であることが分かる。
「だ、大丈夫ですか……?」
「……は、はい。申し訳ありません、ステージの上で無様な姿を……。わたくし、これでも一国の親善大使……あ、いえ、今はただのアイドルですの……」
リーザは気丈に立ち上がろうとするが、足に力が入らないようだ。
俺はため息をつき、懐から包み紙を取り出した。
「ほら、これ食え」
「え……?」
「竜王……いや、近所のラーメン屋のオヤジが作った『チャーシューおにぎり』だ。まだ温かいぞ」
デュークが「余った切れ端で作った、賄いだ」と言って持たせてくれたものだ。
煮汁が染み込んだご飯の中に、トロトロの角切りチャーシューがゴロゴロ入っている。
リーザの目が釘付けになった。
ゴクリ、と喉が鳴る。
「い、いいのですか……? わたくし、お金なんて銅貨一枚しか……」
「いいよ。その代わり、さっきの歌、面白かったぜ」
「!」
彼女の表情がパァッと輝いた。
リーザは震える手でおにぎりを受け取ると、大きな口を開けてかぶりついた。
「んぐっ……! んん~~っ!!」
一口食べた瞬間、彼女の目からボロボロと涙が溢れ出した。
「お、おい、大丈夫か?」
「お、おいひぃです……! こんな美味しいもの、初めて食べましたわ……! 味が……お肉の味がしますの……!」
パンの耳と茹で卵しか食べていない彼女にとって、竜王特製のチャーシューは刺激が強すぎたのかもしれない。
彼女はリスのように頬を膨らませ、泣きながらおにぎりを完食した。
「……ふふっ、いい食べっぷりね」
いつの間にか近づいてきたルチアナが、優しげな(というか面白がっている)目で笑っている。
「ごちそうさまでした! ……あの、お名前を伺っても?」
「俺はタクミ。こっちの怪しい女はルチアナだ」
「タクミ様、ルチアナ様……。この御恩は、いつか必ず出世払いでお返ししますわ! わたくし、絶対にトップアイドルになりますから!」
口の周りに米粒をつけたまま、リーザは力強く宣言した。
その瞳には、貧困にも負けない、王族特有の気高さとド根性が宿っていた。
「……出世払い、ねぇ」
俺は苦笑いした。
この時の俺はまだ知らなかった。
彼女が歌うデタラメな歌詞の歌が、本当に奇跡(パンデミックの終息)を起こし、俺を新たなトラブルの渦中に引きずり込むことになるなんて。
「ま、頑張れよ。……これ、あげるよ」
「えっ?」
俺はカバンに入っていた、マグナギアの余りパーツ(クリアブルーのランナー)を差し出した。
「綺麗な色……! クリスタルですか!?」
「いや、ただの廃材だ。髪飾りにでもなるだろ」
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