アナスタシア世界

調停者達

世界の守護者（調停者）：三柱の神獣
​1. 竜王デューク（The Dragon King）
​～ラーメンに魂を売った、最強のサボり魔～
​称号: 地と力の王
​人間形態:
​白髪交じりのオールバックに、整えられた髭。渋さと色気が同居する「究極のイケオジ」。
​普段は「ねじり鉢巻き」に「前掛け」姿。
​性格:
​尊大かつ豪快: 「我」が一人称。基本、他者を見下ろしているが、ラーメンの味に関しては謙虚。
​仕事嫌い: 「世界の管理？ くだらん。スープの火加減の方が重要だ」と、ルチアナからの指令を無視する。
​能力：【黄金の崩壊（アルティメット・バースト）】
​竜形態で放つ、純金色の極太ブレス。
​効果: 小細工なしの物理的消滅。「面倒だ、消えろ」の一言で、山脈や敵軍を地形ごと吹き飛ばすゴリ押しの極致。
​ラーメン屋台【麺屋 覇竜（はりゅう）】
​概要: デュークが趣味で経営し、神出鬼没に現れる幻の屋台。
​きっかけ: タロウに連れられて食べた日本の「豚骨ラーメン」に衝撃を受け、「この黄金のスープこそ、我がブレスに相応しい！」と開眼した。
​こだわり:
​スープは高級魔獣の骨を、自身の竜炎で3日間煮込んだ特製豚骨。
​タロウとは「マブダチ」。タロウから「100均のニンニク絞り器」や「コショウ」を仕入れ、代わりにデュークは「ドラゴンの肉（チャーシュー用）」を卸している。
​悩み:
​寝床である霊峰で昼寝をしたいのに、勝手に住み着いた「竜人族」が、「おお！ 始祖竜様がラーメンをお作りになられている！ 神の汁だ！」と崇めてくるのが鬱陶しくて仕方がない。
​「我はただ、静かに湯切りがしたいだけなのだ……」
​2. 不死鳥フレア（The Phoenix）
​～世界で唯一働いている、婚期を逃した守護者～
​称号: 火と再生の女王
​人間形態:
​燃えるような赤髪のロングヘア。スタイル抜群の絶世の美女。
​しかし、常に目の下にクマがあり、肌荒れを気にしている。
​性格:
​高飛車だが真面目: 「美しくあること」を信条とするが、根が真面目すぎて仕事を断れない。
​社畜体質: ルチアナ（ニート）、デューク（ラーメン屋）、フェンリル（喧嘩屋）の分まで仕事を請け負い、完全にキャパオーバー。
​能力：【不死鳥紅蓮の舞い（フェニックス・ダンス）】
​優雅に舞い踊りながら、自身の8枚の羽を「8体の炎龍」に変化させて放つ。
​美しく、そして慈悲なく敵を焼き尽くす広範囲殲滅技。
​悲痛な叫び（現状）
​業務内容:
​増えすぎた魔物の間引き（本来はフェンリルの仕事）。
​邪神デュアダロスの封印チェック（本来はルチアナの仕事）。
​種族間の戦争の仲裁（本来はデュークの仕事）。
​口癖:
​「ちょっと！ 私は不死鳥（フェニックス）よ！？ なんで過労死しそうなのよ！」
​「また化粧ノリが悪い……これじゃ殿方に出会う暇もないじゃない！」
​女子会での奇行:
​ルチアナとラスティアとの飲み会では、酒が入ると「泣き上戸」になる。
​「あんた達はいいわよねぇ！ ラスティアは城でふんぞり返ってるだけだし、ルチアナ様なんてジャージだし！ 私なんて昨日も徹夜でゴブリンの群れを焼いてたのよぉぉ！（号泣）」
​3. 狼王フェンリル（The Wolf King）
​～強さを求めて彷徨う、最強のバトルジャンキー～
​称号: 氷と速さの王
​人間形態:
​銀髪を無造作に遊ばせた、鋭い目つきの青年。
​首元にファーのついた革ジャン（タロウ王国のファッション）を愛用。
​性格:
​好戦的で飽きっぽい: 「退屈＝死」と考えている。
​サボり魔: 仕事（管理）など興味がない。強い奴と戦ってヒリヒリしたいだけ。
​能力：【絶対零度・双牙（アブソリュート・ファング）】
​氷狼生成: 氷塊から無数の狼を生み出し、敵を切り裂く。
​分身: 残像を残すほどの高速移動で、同時に多方向から攻撃する。
​絶対零度ブレス: 吐息だけで周囲一帯を氷河期に変え、原子レベルで活動を停止させる。
​迷惑な行動パターン
​道場破り:
​暇になると、「よう、ラーメン出来たか？ なあ、一杯賭けて勝負しろよ」とデュークの屋台を襲撃し、ブレスで店を吹き飛ばされそうになる。
​ガルーダ獣人国へ行き、「獣王レオ！ 俺と遊ぼうぜ！」と城門を凍らせて殴り込みをかける（レオにとってはいい迷惑だが、実力伯仲の喧嘩友達）。
​扱い:
​フレアからは「あの駄犬！」と呼ばれている。
​タロウ王国では、なぜか野良犬たちに慕われ、公園で犬に囲まれて昼寝している姿が目撃される。