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鬼神と月兎
EP 3
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龍魔呂の低い呟きは、街の喧騒に溶けて消えた。ユイは、彼の横顔を不安げに見上げる。その瞳には、次に何をすべきか、という問いかけの色が浮かんでいた。
「…行くぞ」
龍魔呂は、先ほどユイが指し示した方角――冒険者ギルドがあるという方向へ、無言で歩き出した。ユイは慌ててその後に続く。
冒険者ギルドは、街の中でも一際大きな、しかし荒々しい造りの建物だった。観音開きの巨大な木の扉は常に開け放たれており、中からは酒と汗、そして微かな血の匂いが混じった熱気が溢れ出している。屈強な男女の喧騒、武具がぶつかり合う音、時折上がる怒声や高笑い。およそ、龍魔呂がこれまで身を置いてきたどの場所とも違う、猥雑で生命力に満ちた空間だった。
龍魔呂は気にも留めず中へと足を踏み入れるが、ユイは少し気圧されたように彼の背後に隠れた。ギルドの中は、まさに冒険者たちの巣窟だった。鎧姿の剣士、軽装の斥候、ローブを纏った魔術師らしき者たちが、酒を酌み交わし、あるいは掲示板に張り出された依頼書を吟味している。
龍魔呂とユイの姿は、当然のように注目を集めた。東洋風の異質な衣服を纏い、静かでありながら尋常ならざる気配を放つ龍魔呂。そして、その背後から怯えたように顔を出す、愛らしい月兎族の少女。それは、この荒くれた場所ではあまりにも異質な組み合わせだった。
「なんだありゃ、見ねえ顔だな」
「おい、あのウサギの姉ちゃん、結構な上玉じゃねえか?」
下卑た視線と囁き声が、二人に突き刺さる。ユイはびくりと肩を震わせ、さらに龍魔呂の背中に隠れた。
龍魔呂は、それらの視線を完全に無視し、ギルドの奥にあるカウンターへと真っ直ぐ向かった。カウンターの中では、元冒険者といった風情の、顔に傷のある屈強な男が腕を組んで二人を睨みつけている。ギルドマスターだろう。
龍魔呂が口を開くより先に、酔った冒険者の一団が、ニヤニヤと下品な笑みを浮かべながら彼らの前に立ちはだかった。
「よう、兄ちゃん。見かけねえ顔だが、新入りか? そのウサギちゃんはどこで拾ったんだ? 俺たちにも少し、可愛がらせてくれよ」
リーダー格らしい大男が、ぎらついた目でユイに手を伸ばそうとする。ユイは「ひっ」と小さな悲鳴を上げた。
その、瞬間。
龍魔呂は、動かなかった。ただ、男を見ただけだ。
その瞳には、何の感情も浮かんでいない。怒りも、殺意もない。ただ、深淵の底から、絶対零度の視線が男を射抜いた。それは、人間が生物として根源的に持つ「死」への恐怖を直接揺さぶるような、純粋な威圧。
「……あ…?」
手を伸ばそうとした男の動きが、固まった。その顔から急速に血の気が引き、額には脂汗が浮かぶ。目の前にいるのは、人間ではない。抗うことさえ許されない、絶対的な「何か」。本能が、全身全霊で警鐘を鳴らしていた。
「……な、なんだよ……」
男は、意味もなく後ずさる。その肩を、仲間が不審そうに叩いた。
「おい、どうしたんだよ?」
「……う、うわあああああああっ!」
仲間が触れた瞬間、張り詰めていた男の恐怖の糸が切れ、彼は理性のない獣のような悲鳴を上げてその場にへたり込んだ。腰を抜かし、失禁さえしている。その尋常ならざる様子に、騒がしかったギルドは水を打ったように静まり返った。
誰もが、何が起こったのか理解できない。ただ、目の前の静かな男が、ギルドでも腕利きで通っていた冒険者を、指一本触れずに再起不能の恐怖に陥れたという事実だけが、そこにあった。
龍魔呂は、床で泡を吹いて震える男を一瞥もせず、再びカウンターに向き直った。
カウンターの中にいたギルドマスターは、ゴクリと唾を飲み込み、組んでいた腕を解いていた。その額にも、冷や汗が伝っている。
「……勇者ダイチの行方を知りたい」
龍魔呂は、低く、静かな声で言った。
ギルドマスターは、もはや目の前の男をただの旅人として扱うことはできなかった。
「……あんた、一体何者だ?」
「答える義務はない。知っているなら話せ。知らないなら、そう言え」
有無を言わせぬ言葉の圧力に、ギルドマスターは観念したように息を吐いた。
「……数日前、西の森の方角で、王国の騎士団とは違う、黒い鎧の一団が何かを運んでいるのを見たという斥候からの報告がある。もしかしたら、それかもしれねえ。だが、そいつらはとんでもなく手練れで、近づいた者は皆殺されたそうだ。場所は…」
ギルドマスターは震える手で地図を広げ、一つの場所に印をつけた。
「礼を言う」
龍魔呂は地図を受け取ると、踵を返した。ユイは、まだ恐怖の残滓が漂うギルドの空気に戸惑いながらも、慌てて彼の後を追う。
静まり返ったギルドの中、誰かがぽつりと呟いた。
「……化け物、だ」
その言葉は、そこにいた全員の思いを代弁していた。
鬼神が異世界で初めて見せた力の片鱗は、伝説の始まりを告げる、静かな雷鳴となった。
「…行くぞ」
龍魔呂は、先ほどユイが指し示した方角――冒険者ギルドがあるという方向へ、無言で歩き出した。ユイは慌ててその後に続く。
冒険者ギルドは、街の中でも一際大きな、しかし荒々しい造りの建物だった。観音開きの巨大な木の扉は常に開け放たれており、中からは酒と汗、そして微かな血の匂いが混じった熱気が溢れ出している。屈強な男女の喧騒、武具がぶつかり合う音、時折上がる怒声や高笑い。およそ、龍魔呂がこれまで身を置いてきたどの場所とも違う、猥雑で生命力に満ちた空間だった。
龍魔呂は気にも留めず中へと足を踏み入れるが、ユイは少し気圧されたように彼の背後に隠れた。ギルドの中は、まさに冒険者たちの巣窟だった。鎧姿の剣士、軽装の斥候、ローブを纏った魔術師らしき者たちが、酒を酌み交わし、あるいは掲示板に張り出された依頼書を吟味している。
龍魔呂とユイの姿は、当然のように注目を集めた。東洋風の異質な衣服を纏い、静かでありながら尋常ならざる気配を放つ龍魔呂。そして、その背後から怯えたように顔を出す、愛らしい月兎族の少女。それは、この荒くれた場所ではあまりにも異質な組み合わせだった。
「なんだありゃ、見ねえ顔だな」
「おい、あのウサギの姉ちゃん、結構な上玉じゃねえか?」
下卑た視線と囁き声が、二人に突き刺さる。ユイはびくりと肩を震わせ、さらに龍魔呂の背中に隠れた。
龍魔呂は、それらの視線を完全に無視し、ギルドの奥にあるカウンターへと真っ直ぐ向かった。カウンターの中では、元冒険者といった風情の、顔に傷のある屈強な男が腕を組んで二人を睨みつけている。ギルドマスターだろう。
龍魔呂が口を開くより先に、酔った冒険者の一団が、ニヤニヤと下品な笑みを浮かべながら彼らの前に立ちはだかった。
「よう、兄ちゃん。見かけねえ顔だが、新入りか? そのウサギちゃんはどこで拾ったんだ? 俺たちにも少し、可愛がらせてくれよ」
リーダー格らしい大男が、ぎらついた目でユイに手を伸ばそうとする。ユイは「ひっ」と小さな悲鳴を上げた。
その、瞬間。
龍魔呂は、動かなかった。ただ、男を見ただけだ。
その瞳には、何の感情も浮かんでいない。怒りも、殺意もない。ただ、深淵の底から、絶対零度の視線が男を射抜いた。それは、人間が生物として根源的に持つ「死」への恐怖を直接揺さぶるような、純粋な威圧。
「……あ…?」
手を伸ばそうとした男の動きが、固まった。その顔から急速に血の気が引き、額には脂汗が浮かぶ。目の前にいるのは、人間ではない。抗うことさえ許されない、絶対的な「何か」。本能が、全身全霊で警鐘を鳴らしていた。
「……な、なんだよ……」
男は、意味もなく後ずさる。その肩を、仲間が不審そうに叩いた。
「おい、どうしたんだよ?」
「……う、うわあああああああっ!」
仲間が触れた瞬間、張り詰めていた男の恐怖の糸が切れ、彼は理性のない獣のような悲鳴を上げてその場にへたり込んだ。腰を抜かし、失禁さえしている。その尋常ならざる様子に、騒がしかったギルドは水を打ったように静まり返った。
誰もが、何が起こったのか理解できない。ただ、目の前の静かな男が、ギルドでも腕利きで通っていた冒険者を、指一本触れずに再起不能の恐怖に陥れたという事実だけが、そこにあった。
龍魔呂は、床で泡を吹いて震える男を一瞥もせず、再びカウンターに向き直った。
カウンターの中にいたギルドマスターは、ゴクリと唾を飲み込み、組んでいた腕を解いていた。その額にも、冷や汗が伝っている。
「……勇者ダイチの行方を知りたい」
龍魔呂は、低く、静かな声で言った。
ギルドマスターは、もはや目の前の男をただの旅人として扱うことはできなかった。
「……あんた、一体何者だ?」
「答える義務はない。知っているなら話せ。知らないなら、そう言え」
有無を言わせぬ言葉の圧力に、ギルドマスターは観念したように息を吐いた。
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ギルドマスターは震える手で地図を広げ、一つの場所に印をつけた。
「礼を言う」
龍魔呂は地図を受け取ると、踵を返した。ユイは、まだ恐怖の残滓が漂うギルドの空気に戸惑いながらも、慌てて彼の後を追う。
静まり返ったギルドの中、誰かがぽつりと呟いた。
「……化け物、だ」
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