2 / 35
EP 2
しおりを挟む
最初の取引と、腹ペコの月兎
異世界の荒野に、夜の帳が下りようとしていた。
気温が急速に下がり始める中、青田優也の目の前には、場違いなほど真新しい段ボール箱が鎮座していた。
「配送完了。Amazonプライムも真っ青のスピードだな」
優也はカッターナイフで箱を開封した。
中に入っているのは、先ほどの銀貨5枚――日本円にして5,000円分の軍資金で購入した物資だ。
ソロキャンプ用の軽量テント(2,800円)。
カセットガスボンベと小型バーナー(1,500円)。
ミネラルウォーター2リットル(100円)。
そして、残りの予算を投じて購入した『食材』たちだ。
「まずは拠点の設営(セットアップ)だ」
優也は手際よくテントを組み立てた。
この世界には魔物がいるらしいが、バイクのエンジン音や光で刺激しなければ、そう簡単には襲われないだろうという計算がある。だが、無防備で寝るわけにはいかない。
夜番が必要だ。あるいは、結界のような魔道具が。
「……まあ、今は腹ごしらえが先か」
優也はバーナーに火を点け、コッヘル(携帯鍋)を乗せた。
取り出したのは、千葉県産のブランド野菜『雪下人参』。
冬の間、雪の下で寝かせることで糖度を極限まで高めた、フルーツのような人参だ。さらに、北海道産のバターと、少量のグラニュー糖。
三つ星レストランの副料理長にとって、野外料理(キャンプ飯)など児戯に等しい。
皮を剥いた人参を乱切りにし、少量の水とバター、砂糖で煮込んでいく。
フランス料理の付け合わせの定番、『人参のグラッセ』だ。
コトコトという音と共に、バターの濃厚な香りと、野菜の甘い蒸気が夜の荒野に漂い始める。
その時だった。
『――グゥゥゥゥ~~~~……』
地鳴りのような音が響いた。
魔物の咆哮ではない。明らかに、空腹を訴える腹の虫の音だ。
優也は鍋を掻き混ぜる手を止めず、視線だけを茂みの方へ向けた。
「……お客様ですか?」
ガサリ、と茂みが割れる。
現れたのは、魔物ではなかった。
月明かりを浴びて輝く白銀の髪。頭頂部から伸びた、長くふわりとした白い耳。
ボロボロに汚れてはいるが、仕立ての良いチャイナドレス風の衣装。そして、健康的な太もも。
兎の獣人――キャルルだった。
「うぅ……い、いい匂い……」
彼女はフラフラと、まるで幽霊のように鍋に吸い寄せられてくる。
その瞳は焦点が定まっていないが、鼻だけはヒクヒクと正確にバターの香りを追っていた。
「ストップ」
優也が静かに声をかけると、キャルルはビクリと肩を震わせて止まった。
「あ……ご、ごめんなさい。私、お腹が空いてて……その、つい」
「泥棒をするつもりはない、という顔ですね」
「う、うん! 私は誇り高き月兎族の戦士……盗みなんてしないよ! でも……」
『グゥゥゥゥ~~~!』
彼女の腹が、言葉の代わりに悲痛な叫びを上げた。
優也はため息をつく。
観察眼で見る限り、彼女は極限状態だ。脱水症状と低血糖。このまま放置すれば、夜明けを待たずに倒れるだろう。
ここで恩を売るか?
いや、これは『投資』だ。
この危険な荒野で、戦えそうな亜人を味方につけるコストと考えれば、人参一本など安いものだ。
「座りなさい。ちょうど出来上がったところです」
「え……? いいの?」
「料理人は、腹を空かせた人間……いや、客を拒みませんよ」
優也はコッヘルから、艶々に輝くオレンジ色の塊をシェラカップに取り分けた。
湯気と共に、甘美な香りが立ち上る。
「ど、毒とか入ってないよね……?」
「疑うなら食べなくて結構ですが」
「た、食べるっ!」
キャルルはカップを奪い取るように受け取ると、熱々の人参をフォークで刺し、口へと運んだ。
異世界の人参は、基本的に硬く、土臭く、青臭い。あくまで栄養摂取のための飼料に近い存在だ。
彼女もそれを覚悟して、とにかくカロリーを求めて噛みついた。
瞬間。
「んふぅッ!?」
キャルルの目が、ルビーのように丸く見開かれた。
硬いはずの繊維が、歯を立てた瞬間にホロリと崩れる。
口いっぱいに広がるのは、土臭さなど微塵もない、濃厚でクリーミーな甘み。
バターの塩気とコクが、人参本来の甘さを爆発的に引き立てている。
「あ、甘い……!? なにこれ、本当に人参!? 嘘、果物!? いや、果物より甘い!」
彼女の手が止まらない。
二つ、三つと口に放り込む。
咀嚼するたびに、幸せそうな吐息が漏れる。
「美味しい……! こんな美味しい人参、お城でも食べたことないよぉ……!」
「地球……私の故郷の農家が、品種改良を重ねた結晶ですからね。そこら辺の雑草と一緒にされては困ります」
優也は冷静に水を飲みながら解説する。
現代農業の勝利だ。糖度、食感、香り。全てにおいて、この世界の未発達な農業とはレベルが違う。
キャルルは涙目で最後の一欠片を名残惜しそうに舐め、カップに残ったオレンジ色のソースまで飲み干した。
「ぷはぁ……生き返ったぁ……」
彼女の顔に赤みが戻る。
そして、ふと我に返ったように優也を見た。その瞳には、先ほどまでの警戒心はなく、代わりに強烈な崇拝の色が宿っていた。
「ねぇ、貴方……名前は?」
「青田優也だ」
「ユーヤ! 私、キャルルっていうの!」
キャルルは立ち上がると、ビシッと背筋を伸ばし、その場に片膝をついた。騎士の礼だ。
「ユーヤ! お願い、私を雇って!」
「……雇う?」
「私、こう見えても腕には自信があるの! 魔物だって倒せるし、夜番だってできる! だから……」
彼女は顔を上げ、潤んだ瞳で訴えかけた。
「だから、毎日あのご飯を食べさせて!! あの人参が食べられるなら、私、なんでもするから!!」
優也は手帳を取り出し、ペンを走らせた。
『支出:人参1本、バター10g』。
対して得られるリターンは、『元近衛騎士クラスの護衛戦力』。
――利益率(ROI)、測定不能。
「……交渉成立ですね、キャルル」
優也が手を差し出すと、キャルルはその手を両手で握りしめ、ブンブンと振った。
その握力だけで、優也の手骨が軋む。
こうして、三つ星シェフの元に、最強にして最安(食費のみ)の用心棒が加わったのだった。
異世界の荒野に、夜の帳が下りようとしていた。
気温が急速に下がり始める中、青田優也の目の前には、場違いなほど真新しい段ボール箱が鎮座していた。
「配送完了。Amazonプライムも真っ青のスピードだな」
優也はカッターナイフで箱を開封した。
中に入っているのは、先ほどの銀貨5枚――日本円にして5,000円分の軍資金で購入した物資だ。
ソロキャンプ用の軽量テント(2,800円)。
カセットガスボンベと小型バーナー(1,500円)。
ミネラルウォーター2リットル(100円)。
そして、残りの予算を投じて購入した『食材』たちだ。
「まずは拠点の設営(セットアップ)だ」
優也は手際よくテントを組み立てた。
この世界には魔物がいるらしいが、バイクのエンジン音や光で刺激しなければ、そう簡単には襲われないだろうという計算がある。だが、無防備で寝るわけにはいかない。
夜番が必要だ。あるいは、結界のような魔道具が。
「……まあ、今は腹ごしらえが先か」
優也はバーナーに火を点け、コッヘル(携帯鍋)を乗せた。
取り出したのは、千葉県産のブランド野菜『雪下人参』。
冬の間、雪の下で寝かせることで糖度を極限まで高めた、フルーツのような人参だ。さらに、北海道産のバターと、少量のグラニュー糖。
三つ星レストランの副料理長にとって、野外料理(キャンプ飯)など児戯に等しい。
皮を剥いた人参を乱切りにし、少量の水とバター、砂糖で煮込んでいく。
フランス料理の付け合わせの定番、『人参のグラッセ』だ。
コトコトという音と共に、バターの濃厚な香りと、野菜の甘い蒸気が夜の荒野に漂い始める。
その時だった。
『――グゥゥゥゥ~~~~……』
地鳴りのような音が響いた。
魔物の咆哮ではない。明らかに、空腹を訴える腹の虫の音だ。
優也は鍋を掻き混ぜる手を止めず、視線だけを茂みの方へ向けた。
「……お客様ですか?」
ガサリ、と茂みが割れる。
現れたのは、魔物ではなかった。
月明かりを浴びて輝く白銀の髪。頭頂部から伸びた、長くふわりとした白い耳。
ボロボロに汚れてはいるが、仕立ての良いチャイナドレス風の衣装。そして、健康的な太もも。
兎の獣人――キャルルだった。
「うぅ……い、いい匂い……」
彼女はフラフラと、まるで幽霊のように鍋に吸い寄せられてくる。
その瞳は焦点が定まっていないが、鼻だけはヒクヒクと正確にバターの香りを追っていた。
「ストップ」
優也が静かに声をかけると、キャルルはビクリと肩を震わせて止まった。
「あ……ご、ごめんなさい。私、お腹が空いてて……その、つい」
「泥棒をするつもりはない、という顔ですね」
「う、うん! 私は誇り高き月兎族の戦士……盗みなんてしないよ! でも……」
『グゥゥゥゥ~~~!』
彼女の腹が、言葉の代わりに悲痛な叫びを上げた。
優也はため息をつく。
観察眼で見る限り、彼女は極限状態だ。脱水症状と低血糖。このまま放置すれば、夜明けを待たずに倒れるだろう。
ここで恩を売るか?
いや、これは『投資』だ。
この危険な荒野で、戦えそうな亜人を味方につけるコストと考えれば、人参一本など安いものだ。
「座りなさい。ちょうど出来上がったところです」
「え……? いいの?」
「料理人は、腹を空かせた人間……いや、客を拒みませんよ」
優也はコッヘルから、艶々に輝くオレンジ色の塊をシェラカップに取り分けた。
湯気と共に、甘美な香りが立ち上る。
「ど、毒とか入ってないよね……?」
「疑うなら食べなくて結構ですが」
「た、食べるっ!」
キャルルはカップを奪い取るように受け取ると、熱々の人参をフォークで刺し、口へと運んだ。
異世界の人参は、基本的に硬く、土臭く、青臭い。あくまで栄養摂取のための飼料に近い存在だ。
彼女もそれを覚悟して、とにかくカロリーを求めて噛みついた。
瞬間。
「んふぅッ!?」
キャルルの目が、ルビーのように丸く見開かれた。
硬いはずの繊維が、歯を立てた瞬間にホロリと崩れる。
口いっぱいに広がるのは、土臭さなど微塵もない、濃厚でクリーミーな甘み。
バターの塩気とコクが、人参本来の甘さを爆発的に引き立てている。
「あ、甘い……!? なにこれ、本当に人参!? 嘘、果物!? いや、果物より甘い!」
彼女の手が止まらない。
二つ、三つと口に放り込む。
咀嚼するたびに、幸せそうな吐息が漏れる。
「美味しい……! こんな美味しい人参、お城でも食べたことないよぉ……!」
「地球……私の故郷の農家が、品種改良を重ねた結晶ですからね。そこら辺の雑草と一緒にされては困ります」
優也は冷静に水を飲みながら解説する。
現代農業の勝利だ。糖度、食感、香り。全てにおいて、この世界の未発達な農業とはレベルが違う。
キャルルは涙目で最後の一欠片を名残惜しそうに舐め、カップに残ったオレンジ色のソースまで飲み干した。
「ぷはぁ……生き返ったぁ……」
彼女の顔に赤みが戻る。
そして、ふと我に返ったように優也を見た。その瞳には、先ほどまでの警戒心はなく、代わりに強烈な崇拝の色が宿っていた。
「ねぇ、貴方……名前は?」
「青田優也だ」
「ユーヤ! 私、キャルルっていうの!」
キャルルは立ち上がると、ビシッと背筋を伸ばし、その場に片膝をついた。騎士の礼だ。
「ユーヤ! お願い、私を雇って!」
「……雇う?」
「私、こう見えても腕には自信があるの! 魔物だって倒せるし、夜番だってできる! だから……」
彼女は顔を上げ、潤んだ瞳で訴えかけた。
「だから、毎日あのご飯を食べさせて!! あの人参が食べられるなら、私、なんでもするから!!」
優也は手帳を取り出し、ペンを走らせた。
『支出:人参1本、バター10g』。
対して得られるリターンは、『元近衛騎士クラスの護衛戦力』。
――利益率(ROI)、測定不能。
「……交渉成立ですね、キャルル」
優也が手を差し出すと、キャルルはその手を両手で握りしめ、ブンブンと振った。
その握力だけで、優也の手骨が軋む。
こうして、三つ星シェフの元に、最強にして最安(食費のみ)の用心棒が加わったのだった。
63
あなたにおすすめの小説
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
2025/09/12(金)5巻発売!同日コミカライズ開始!
2026/03/16(月)コミカライズ1巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
50歳元艦長、スキル【酒保】と指揮能力で異世界を生き抜く。残り物の狂犬と天然エルフを拾ったら、現代物資と戦術で最強部隊ができあがりました
月神世一
ファンタジー
「命を捨てて勝つな。生きて勝て」
50歳の元イージス艦長が、ブラックコーヒーと海軍カレー、そして『指揮能力』で異世界を席巻する!
海上自衛隊の艦長だった坂上真一(50歳)は、ある日突然、剣と魔法の異世界へ転移してしまう。
再就職先を求めて人材ギルドへ向かうも、受付嬢に言われた言葉は――
「50歳ですか? シルバー求人はやってないんですよね」
途方に暮れる坂上の前にいたのは、誰からも見放された二人の問題児。
子供の泣き声を聞くと殺戮マシーンと化す「狂犬」龍魔呂。
規格外の魔力を持つが、方向音痴で市場を破壊する「天然」エルフのルナ。
「やれやれ。手のかかる部下を持ったもんだ」
坂上は彼らを拾い、ユニークスキル【酒保(PX)】を発動する。
呼び出すのは、自衛隊の補給物資。
高品質な食料、衛生用品、そして戦場の士気を高めるコーヒーと甘味。
魔法は使えない。だが、現代の戦術と無限の補給があれば負けはない。
これは、熟練の指揮官が「残り物」たちを最強の部隊へと育て上げ、美味しいご飯を食べるだけの、大人の冒険譚。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる