2 / 33
EP 2
しおりを挟む
森の破壊神(天然)との遭遇
深い森の中。
木々のざわめきと、鳥のさえずりだけが支配する静寂の空間に、場違いな電子音が響いた。
『初回ログインボーナスを確認しました。1万ポイント(1万円分)を付与します』
龍魔呂はバイクを止め、目の前の虚空に浮かぶ半透明のウィンドウを睨みつけていた。
女神ルチアナから押し付けられたスキル『地球ショッピング』だ。
「……チャージ式じゃなかったのかよ。まあいい」
龍魔呂は慣れた手つきでフリック入力を行う。
検索ワードは『角砂糖』。
画面には見慣れた地球のメーカーの商品がズラリと並んだ。
購入ボタンをタップすると、目の前の空間がピクセル状に歪み、一袋の角砂糖と缶コーヒーが実体化して落ちてきた。
文字通りの「即日配送」どころか「0秒配送」だ。
「……便利だな」
プルタブを開け、ブラックコーヒーで喉を潤す。
そして、角砂糖を一つ、口へ放り込む。
ガリッ、ボリッ。
硬質な甘さが脳に染み渡り、異世界転移という異常事態に対するストレスをわずかに和らげた。
その時だった。
ズドオオオオオオオオン!!!!
森の奥から、爆撃でも受けたような轟音が響き渡った。
地面が揺れ、驚いた鳥たちが一斉に飛び立つ。
「あぁ?」
龍魔呂の眉間に皺が寄る。
今の音は、自然現象ではない。明らかに人為的な、それもかなり大規模な破壊音だ。
彼は飲み干した空き缶を『地球ショッピング』のゴミ回収機能(有料:100円)で消滅させると、音のした方へと足音を消して歩き出した。
◇
爆心地――いや、そこは数分前まで「森」だった場所だ。
半径百メートルほどが綺麗さっぱり更地になっていた。木々は根こそぎ吹き飛ばされ、地面はピカピカに均されている。
その中心に、一人の少女が立っていた。
月光を編んだようなプラチナブロンドの長髪。
透き通るような白い肌と、長い耳。
森の妖精、あるいは女神と見紛うほどの美貌を持つエルフの少女――ルナ・シンフォニアである。
彼女は身の丈ほどある豪奢な杖を振り回し、困ったような顔で独り言を呟いていた。
「う~ん、おかしいですねぇ。北に進んでいたはずなのに、また同じ景色……。木が邪魔で道が見えないのがいけないんです」
彼女はニコリと微笑むと、再び杖を構えた。
「じゃあ、全部平らにしちゃえば迷いませんよね! 『ウィンド・ブラスト(極大)』ぉ~!」
ドゴォオオオン!!
軽い掛け声とともに放たれたのは、竜巻クラスの暴風だった。
哀れな大木たちがマッチ棒のように宙を舞う。
それは「整地」というにはあまりにも乱暴な、純粋な自然破壊だった。
(……なんだあの馬鹿は)
木陰から様子を窺っていた龍魔呂は、呆れを通り越して感心していた。
凄まじい魔力だ。だが、やっていることはただの迷子の八つ当たりである。
その時、ルナがふと顔を上げた。
そして、隠れていた龍魔呂と目が合う。
「あ! 人がいらっしゃいます~!」
ルナの顔がパァッと輝いた。
彼女にとって、この遭難(自作自演)における初めての第一村人発見である。
「すいませ~ん! 道を教えてくださぁ~い!」
ルナは杖を放り出し、ドレスの裾を翻して駆け出した。
しかし。
彼女は気づいていなかった。
自分が吹き飛ばした大木の根っこが、足元に残っていることを。
「あっ」
ベタな展開である。
ルナの足が引っかかり、体勢が崩れる。
地面には、彼女自身が魔法でめくり上げた鋭利な岩が転がっていた。このまま倒れれば、その美しい顔面が岩に直撃するコースだ。
「きゃあぁ――!」
ルナが目を瞑った、その瞬間。
ドスッ。
衝撃は訪れなかった。
代わりに、鋼のような腕が、彼女の華奢な体を宙で受け止めていた。
「……はひ?」
ルナが恐る恐る目を開ける。
そこには、至近距離で彼女を見下ろす、凶悪な目つきの男――龍魔呂の顔があった。
龍魔呂は瞬時に間合いを詰め、片腕で彼女を抱き止めたのだ。
「……前を見て歩け」
低い声。
龍魔呂に他意はない。かつて育てていた弟のユウも、よくこうやって転んでは泣いていた。その時の癖が出ただけだ。
龍魔呂はルナを立たせると、無造作にその頭に手を置いた。
そして、ポンポン、と二回叩く。
「怪我はねぇな。ならいい」
それだけ言い捨てて、背を向ける。
だが。
背後からの反応がない。
「……おい?」
龍魔呂が振り返ると。
ルナは顔を茹で上がった蛸のように真っ赤にし、瞳を潤ませ、フルフルと震えていた。
(な、ななな、何ですか今のぉおおおお!?)
ルナの脳内で、先程の光景がスロー再生される。
転倒の危機からの、力強い抱擁。
至近距離で見せた、鋭いけれど心配してくれている瞳。
そして極めつけの、頭ポンポン。
箱入り娘で、周囲から「姫様」と崇められてきたルナにとって、これほど乱暴に、しかし優しく扱われたのは生まれて初めての経験だった。
「はひぃ……♡」
ルナの口から、情けない声が漏れる。
彼女の脳内恋愛シミュレーション回路がショートし、結論が弾き出された。
『運命の殿方、確定です』
「だ、大丈夫ですぅ……! あ、あのっ、私、責任取りますからぁ!」
「あぁ?(何の話だ?)」
龍魔呂は眉をひそめた。
どうやら、この異世界に来て数十分で、早くも二人目の厄介な女に懐かれてしまったらしい。
龍魔呂の受難と、世界経済の危機は、ここから加速していくことになる。
深い森の中。
木々のざわめきと、鳥のさえずりだけが支配する静寂の空間に、場違いな電子音が響いた。
『初回ログインボーナスを確認しました。1万ポイント(1万円分)を付与します』
龍魔呂はバイクを止め、目の前の虚空に浮かぶ半透明のウィンドウを睨みつけていた。
女神ルチアナから押し付けられたスキル『地球ショッピング』だ。
「……チャージ式じゃなかったのかよ。まあいい」
龍魔呂は慣れた手つきでフリック入力を行う。
検索ワードは『角砂糖』。
画面には見慣れた地球のメーカーの商品がズラリと並んだ。
購入ボタンをタップすると、目の前の空間がピクセル状に歪み、一袋の角砂糖と缶コーヒーが実体化して落ちてきた。
文字通りの「即日配送」どころか「0秒配送」だ。
「……便利だな」
プルタブを開け、ブラックコーヒーで喉を潤す。
そして、角砂糖を一つ、口へ放り込む。
ガリッ、ボリッ。
硬質な甘さが脳に染み渡り、異世界転移という異常事態に対するストレスをわずかに和らげた。
その時だった。
ズドオオオオオオオオン!!!!
森の奥から、爆撃でも受けたような轟音が響き渡った。
地面が揺れ、驚いた鳥たちが一斉に飛び立つ。
「あぁ?」
龍魔呂の眉間に皺が寄る。
今の音は、自然現象ではない。明らかに人為的な、それもかなり大規模な破壊音だ。
彼は飲み干した空き缶を『地球ショッピング』のゴミ回収機能(有料:100円)で消滅させると、音のした方へと足音を消して歩き出した。
◇
爆心地――いや、そこは数分前まで「森」だった場所だ。
半径百メートルほどが綺麗さっぱり更地になっていた。木々は根こそぎ吹き飛ばされ、地面はピカピカに均されている。
その中心に、一人の少女が立っていた。
月光を編んだようなプラチナブロンドの長髪。
透き通るような白い肌と、長い耳。
森の妖精、あるいは女神と見紛うほどの美貌を持つエルフの少女――ルナ・シンフォニアである。
彼女は身の丈ほどある豪奢な杖を振り回し、困ったような顔で独り言を呟いていた。
「う~ん、おかしいですねぇ。北に進んでいたはずなのに、また同じ景色……。木が邪魔で道が見えないのがいけないんです」
彼女はニコリと微笑むと、再び杖を構えた。
「じゃあ、全部平らにしちゃえば迷いませんよね! 『ウィンド・ブラスト(極大)』ぉ~!」
ドゴォオオオン!!
軽い掛け声とともに放たれたのは、竜巻クラスの暴風だった。
哀れな大木たちがマッチ棒のように宙を舞う。
それは「整地」というにはあまりにも乱暴な、純粋な自然破壊だった。
(……なんだあの馬鹿は)
木陰から様子を窺っていた龍魔呂は、呆れを通り越して感心していた。
凄まじい魔力だ。だが、やっていることはただの迷子の八つ当たりである。
その時、ルナがふと顔を上げた。
そして、隠れていた龍魔呂と目が合う。
「あ! 人がいらっしゃいます~!」
ルナの顔がパァッと輝いた。
彼女にとって、この遭難(自作自演)における初めての第一村人発見である。
「すいませ~ん! 道を教えてくださぁ~い!」
ルナは杖を放り出し、ドレスの裾を翻して駆け出した。
しかし。
彼女は気づいていなかった。
自分が吹き飛ばした大木の根っこが、足元に残っていることを。
「あっ」
ベタな展開である。
ルナの足が引っかかり、体勢が崩れる。
地面には、彼女自身が魔法でめくり上げた鋭利な岩が転がっていた。このまま倒れれば、その美しい顔面が岩に直撃するコースだ。
「きゃあぁ――!」
ルナが目を瞑った、その瞬間。
ドスッ。
衝撃は訪れなかった。
代わりに、鋼のような腕が、彼女の華奢な体を宙で受け止めていた。
「……はひ?」
ルナが恐る恐る目を開ける。
そこには、至近距離で彼女を見下ろす、凶悪な目つきの男――龍魔呂の顔があった。
龍魔呂は瞬時に間合いを詰め、片腕で彼女を抱き止めたのだ。
「……前を見て歩け」
低い声。
龍魔呂に他意はない。かつて育てていた弟のユウも、よくこうやって転んでは泣いていた。その時の癖が出ただけだ。
龍魔呂はルナを立たせると、無造作にその頭に手を置いた。
そして、ポンポン、と二回叩く。
「怪我はねぇな。ならいい」
それだけ言い捨てて、背を向ける。
だが。
背後からの反応がない。
「……おい?」
龍魔呂が振り返ると。
ルナは顔を茹で上がった蛸のように真っ赤にし、瞳を潤ませ、フルフルと震えていた。
(な、ななな、何ですか今のぉおおおお!?)
ルナの脳内で、先程の光景がスロー再生される。
転倒の危機からの、力強い抱擁。
至近距離で見せた、鋭いけれど心配してくれている瞳。
そして極めつけの、頭ポンポン。
箱入り娘で、周囲から「姫様」と崇められてきたルナにとって、これほど乱暴に、しかし優しく扱われたのは生まれて初めての経験だった。
「はひぃ……♡」
ルナの口から、情けない声が漏れる。
彼女の脳内恋愛シミュレーション回路がショートし、結論が弾き出された。
『運命の殿方、確定です』
「だ、大丈夫ですぅ……! あ、あのっ、私、責任取りますからぁ!」
「あぁ?(何の話だ?)」
龍魔呂は眉をひそめた。
どうやら、この異世界に来て数十分で、早くも二人目の厄介な女に懐かれてしまったらしい。
龍魔呂の受難と、世界経済の危機は、ここから加速していくことになる。
22
あなたにおすすめの小説
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
散々利用されてから勇者パーティーを追い出された…が、元勇者パーティーは僕の本当の能力を知らない。
アノマロカリス
ファンタジー
僕こと…ディスト・ランゼウスは、経験値を倍増させてパーティーの成長を急成長させるスキルを持っていた。
それにあやかった剣士ディランは、僕と共にパーティーを集めて成長して行き…数々の魔王軍の配下を討伐して行き、なんと勇者の称号を得る事になった。
するとディランは、勇者の称号を得てからというもの…態度が横柄になり、更にはパーティーメンバー達も調子付いて行った。
それからと言うもの、調子付いた勇者ディランとパーティーメンバー達は、レベルの上がらないサポート役の僕を邪険にし始めていき…
遂には、役立たずは不要と言って僕を追い出したのだった。
……とまぁ、ここまでは良くある話。
僕が抜けた勇者ディランとパーティーメンバー達は、その後も活躍し続けていき…
遂には、大魔王ドゥルガディスが収める魔大陸を攻略すると言う話になっていた。
「おやおや…もう魔大陸に上陸すると言う話になったのか、ならば…そろそろ僕の本来のスキルを発動するとしますか!」
それから数日後に、ディランとパーティーメンバー達が魔大陸に侵攻し始めたという話を聞いた。
なので、それと同時に…僕の本来のスキルを発動すると…?
2月11日にHOTランキング男性向けで1位になりました。
皆様お陰です、有り難う御座います。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】全60話 完結しました。読者の皆様ありがとうございます!
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
結界師、パーティ追放されたら五秒でざまぁ
七辻ゆゆ
ファンタジー
「こっちは上を目指してんだよ! 遊びじゃねえんだ!」
「ってわけでな、おまえとはここでお別れだ。ついてくんなよ、邪魔だから」
「ま、まってくださ……!」
「誰が待つかよバーーーーーカ!」
「そっちは危な……っあ」
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる