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第二章 神、魔王、竜王の飲み会
EP 6
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ポテトサラダ論争と、龍魔呂の「あぁ?」
翌日の夜。
小料理屋『鬼灯』には、当然のような顔をしてカウンターに鎮座する三人の美女と、エプロン姿のエルフ王女の姿があった。
「大将! ビールおかわり!」
「私は熱燗で。……温度は50度(あつかん)より少し高めの55度(とびきりかん)にしてちょうだい」
「肉! もっと肉を持ってきなさい!」
女神ルチアナ、魔王ラスティア、竜王シルヴィア。
昨夜の宴会で店に泊まり込んだ彼女たちは、二日酔いを龍魔呂特製の「しじみ汁(地球産インスタント)」で治すや否や、居座りを決め込んでいた。
もはや常連客というより、店の一部(インテリア)と化している。
「……チッ。ここは託児所じゃねぇんだぞ」
龍魔呂は角砂糖を噛み砕きつつ、手際よく注文を捌いていく。
だが、酒が進めば、欲しくなるのが「気の利いたつまみ」だ。
「ねぇ龍魔呂。何かさっぱりしつつ、腹にたまらないモノはない?」
ルチアナがメニュー(手書きの木の札)を見ながら言った。
「『ポテトサラダ』……? これいいじゃない! これ頂戴!」
ポテトサラダ。
居酒屋の定番にして、店主の腕が試される一品である。
龍魔呂は冷蔵庫から、泥付きのジャガイモ(男爵イモ)を取り出した。
「あいよ」
龍魔呂がジャガイモを茹で始めた、その時だった。
カウンターの美女たちが、不穏な空気を漂わせ始めた。
「ねぇ龍魔呂。まさかとは思うけど……『リンゴ』は入れるわよね?」
ルチアナが真顔で言った。
「ポテトサラダにはリンゴよ。あのシャキシャキした食感と、マヨネーズの酸味に絡む果実の甘み……あれがないとポテサラとは呼べないわ!」
ガタッ。
隣で飲んでいたラスティアが、徳利を強く置いた。眼鏡の奥が冷たく光る。
「……正気? おかずの中に果物を混入させるなんて、味覚回路のバグとしか思えないわ。ポテトサラダに必要なのは『キュウリ』と『ハム』。これによる塩味と食感のコントラストこそが至高よ」
「はぁ? アンタこそ分かってないわね! 酢豚にパイナップルも許せないタイプでしょ!?」
「当たり前よ。冒涜だわ」
女神と魔王の宗教戦争が勃発した。
そこに、肉食の竜王が割って入る。
「どっちも貧乏くさいわねぇ! ジャガイモなんて所詮は付け合わせよ。メインは肉であるべきだわ! 龍魔呂、ドラゴンのテール肉をぶつ切りにして入れなさい! ジャガイモ1に対し、肉9の割合で!」
「それはもうハンバーグよ!」
「肉サラダだろ!」
三者三様の主張。
さらに、後ろで聞いていたルナまでが参戦する。
「皆さん甘いですぅ! ポテトサラダなら、森の恵み『木の実』と『レーズン』を入れるべきですぅ! オシャレ女子の常識です!」
「「「黙ってて(原住民ちゃん)!」」」
火花が散る。
神気、魔気、竜気、そして精霊力がぶつかり合い、店内の空気がビリビリと震える。
カウンターの上の醤油差しがガタガタと揺れ、ネギオとニャングルは既に避難済みだ。
「龍魔呂! 貴方は私の信者(夫)よね!? リンゴを入れるわよね!?」
「私の理論が正しいと証明しなさい!」
「肉よ! 肉を入れなきゃ店ごと燃やすわよ!」
三人が龍魔呂に詰め寄る。
自分好みの味を作らせようとする圧力(プレッシャー)。
だが。
ダンッ!!!!
龍魔呂が、包丁をまな板に深々と突き立てた。
その音が、全ての喧騒を一瞬で断ち切った。
「……あぁ?」
龍魔呂がゆっくりと顔を上げる。
その瞳は、深淵のように暗く、底知れない殺気を孕んでいた。
赤黒い闘気が、ゆらりと背後に立ち昇る。
「てめぇら……誰の店で口きいてんだ?」
ヒュッ。
三人の美女が息を呑んだ。
神も魔王も関係ない。この厨房という聖域(サンクチュアリ)において、絶対的な支配者は「料理人」ただ一人。
「作るのも、決めるのも、俺だ。文句がある奴は……」
龍魔呂が包丁を引き抜き、切っ先を突きつけた。
「今すぐ出てけ。二度と食わせねぇぞ」
シーン……。
完全なる沈黙。
世界最強の三人が、借りてきた猫のように背筋を伸ばして座り直した。
「……お任せします」
「……シェフの気まぐれで結構です」
「……お腹空いたので何でもいいです」
「分かればいい」
龍魔呂は闘気を収めると、調理を再開した。
茹で上がった熱々のジャガイモの皮を剥き、ボウルに入れて木べらで潰す。
完全にマッシュせず、ゴロゴロとした食感を残すのがコツだ。
そこに投入するのは、リンゴでも、キュウリでもない。
カリカリに炒めた『厚切りベーコン』と、スライスして水にさらした『玉ねぎ』。
そして、味の決め手となる調味料。
ブチュゥゥゥ……。
『キユーピーマヨネーズ』をたっぷりと。
隠し味に『粒マスタード』と『醤油』を少々。
最後に、ミルで挽いたばかりの『粗挽き黒胡椒』を、これでもかと言うほど振りかける。
「へい、お待ち」
ドンッ。
出されたのは、白とピンクと黒のコントラストが美しい、『大人のポテトサラダ』だ。
「……いぶし銀な見た目ね」
「私の求めていた緑(キュウリ)がないわ……」
不満げな顔をしつつ、三人はスプーンで口に運んだ。
パクッ。
「――んっ!?」
目が見開かれる。
ホクホクとしたジャガイモの甘み。
そこに、ベーコンの脂と塩気がガツンと殴りかかってくる。
マヨネーズの酸味が全体をまとめ上げ、最後に黒胡椒のスパイシーな香りが鼻に抜ける。
「か、辛い……でも、美味い!」
「何このバランス……! リンゴの甘さなんて入る余地がないわ! これは『酒を飲むため』だけに特化した、戦闘用ポテトサラダよ!」
「肉(ベーコン)の存在感が凄い! 小さいのに、ドラゴン肉より自己主張してるわ!」
グビッ、グビッ、プハァッ!
手が止まらない。
ポテサラを一口食べると、無性に酒が欲しくなる。酒を飲むと、またポテサラが欲しくなる。
魔のループ。
「くっ……悔しいけど、完敗よ龍魔呂……!」
「私の計算を超えてきたわ……。ハムとキュウリこそ至高だと思っていたのに、この『燻製ベーコン』と『黒胡椒』の破壊力……!」
三人は涙目でポテトサラダを貪り食った。
龍魔呂は、その様子を満足げに見下ろしながら、自分用の角砂糖を口に放り込んだ。
「……味の素人は黙って食ってりゃいいんだよ」
厨房の王は、今日も絶対君主として君臨する。
ただし、後ろでルナだけが「レーズン入れたかったですぅ……」と小声で呟き、ネギオに口を塞がれていた。
翌日の夜。
小料理屋『鬼灯』には、当然のような顔をしてカウンターに鎮座する三人の美女と、エプロン姿のエルフ王女の姿があった。
「大将! ビールおかわり!」
「私は熱燗で。……温度は50度(あつかん)より少し高めの55度(とびきりかん)にしてちょうだい」
「肉! もっと肉を持ってきなさい!」
女神ルチアナ、魔王ラスティア、竜王シルヴィア。
昨夜の宴会で店に泊まり込んだ彼女たちは、二日酔いを龍魔呂特製の「しじみ汁(地球産インスタント)」で治すや否や、居座りを決め込んでいた。
もはや常連客というより、店の一部(インテリア)と化している。
「……チッ。ここは託児所じゃねぇんだぞ」
龍魔呂は角砂糖を噛み砕きつつ、手際よく注文を捌いていく。
だが、酒が進めば、欲しくなるのが「気の利いたつまみ」だ。
「ねぇ龍魔呂。何かさっぱりしつつ、腹にたまらないモノはない?」
ルチアナがメニュー(手書きの木の札)を見ながら言った。
「『ポテトサラダ』……? これいいじゃない! これ頂戴!」
ポテトサラダ。
居酒屋の定番にして、店主の腕が試される一品である。
龍魔呂は冷蔵庫から、泥付きのジャガイモ(男爵イモ)を取り出した。
「あいよ」
龍魔呂がジャガイモを茹で始めた、その時だった。
カウンターの美女たちが、不穏な空気を漂わせ始めた。
「ねぇ龍魔呂。まさかとは思うけど……『リンゴ』は入れるわよね?」
ルチアナが真顔で言った。
「ポテトサラダにはリンゴよ。あのシャキシャキした食感と、マヨネーズの酸味に絡む果実の甘み……あれがないとポテサラとは呼べないわ!」
ガタッ。
隣で飲んでいたラスティアが、徳利を強く置いた。眼鏡の奥が冷たく光る。
「……正気? おかずの中に果物を混入させるなんて、味覚回路のバグとしか思えないわ。ポテトサラダに必要なのは『キュウリ』と『ハム』。これによる塩味と食感のコントラストこそが至高よ」
「はぁ? アンタこそ分かってないわね! 酢豚にパイナップルも許せないタイプでしょ!?」
「当たり前よ。冒涜だわ」
女神と魔王の宗教戦争が勃発した。
そこに、肉食の竜王が割って入る。
「どっちも貧乏くさいわねぇ! ジャガイモなんて所詮は付け合わせよ。メインは肉であるべきだわ! 龍魔呂、ドラゴンのテール肉をぶつ切りにして入れなさい! ジャガイモ1に対し、肉9の割合で!」
「それはもうハンバーグよ!」
「肉サラダだろ!」
三者三様の主張。
さらに、後ろで聞いていたルナまでが参戦する。
「皆さん甘いですぅ! ポテトサラダなら、森の恵み『木の実』と『レーズン』を入れるべきですぅ! オシャレ女子の常識です!」
「「「黙ってて(原住民ちゃん)!」」」
火花が散る。
神気、魔気、竜気、そして精霊力がぶつかり合い、店内の空気がビリビリと震える。
カウンターの上の醤油差しがガタガタと揺れ、ネギオとニャングルは既に避難済みだ。
「龍魔呂! 貴方は私の信者(夫)よね!? リンゴを入れるわよね!?」
「私の理論が正しいと証明しなさい!」
「肉よ! 肉を入れなきゃ店ごと燃やすわよ!」
三人が龍魔呂に詰め寄る。
自分好みの味を作らせようとする圧力(プレッシャー)。
だが。
ダンッ!!!!
龍魔呂が、包丁をまな板に深々と突き立てた。
その音が、全ての喧騒を一瞬で断ち切った。
「……あぁ?」
龍魔呂がゆっくりと顔を上げる。
その瞳は、深淵のように暗く、底知れない殺気を孕んでいた。
赤黒い闘気が、ゆらりと背後に立ち昇る。
「てめぇら……誰の店で口きいてんだ?」
ヒュッ。
三人の美女が息を呑んだ。
神も魔王も関係ない。この厨房という聖域(サンクチュアリ)において、絶対的な支配者は「料理人」ただ一人。
「作るのも、決めるのも、俺だ。文句がある奴は……」
龍魔呂が包丁を引き抜き、切っ先を突きつけた。
「今すぐ出てけ。二度と食わせねぇぞ」
シーン……。
完全なる沈黙。
世界最強の三人が、借りてきた猫のように背筋を伸ばして座り直した。
「……お任せします」
「……シェフの気まぐれで結構です」
「……お腹空いたので何でもいいです」
「分かればいい」
龍魔呂は闘気を収めると、調理を再開した。
茹で上がった熱々のジャガイモの皮を剥き、ボウルに入れて木べらで潰す。
完全にマッシュせず、ゴロゴロとした食感を残すのがコツだ。
そこに投入するのは、リンゴでも、キュウリでもない。
カリカリに炒めた『厚切りベーコン』と、スライスして水にさらした『玉ねぎ』。
そして、味の決め手となる調味料。
ブチュゥゥゥ……。
『キユーピーマヨネーズ』をたっぷりと。
隠し味に『粒マスタード』と『醤油』を少々。
最後に、ミルで挽いたばかりの『粗挽き黒胡椒』を、これでもかと言うほど振りかける。
「へい、お待ち」
ドンッ。
出されたのは、白とピンクと黒のコントラストが美しい、『大人のポテトサラダ』だ。
「……いぶし銀な見た目ね」
「私の求めていた緑(キュウリ)がないわ……」
不満げな顔をしつつ、三人はスプーンで口に運んだ。
パクッ。
「――んっ!?」
目が見開かれる。
ホクホクとしたジャガイモの甘み。
そこに、ベーコンの脂と塩気がガツンと殴りかかってくる。
マヨネーズの酸味が全体をまとめ上げ、最後に黒胡椒のスパイシーな香りが鼻に抜ける。
「か、辛い……でも、美味い!」
「何このバランス……! リンゴの甘さなんて入る余地がないわ! これは『酒を飲むため』だけに特化した、戦闘用ポテトサラダよ!」
「肉(ベーコン)の存在感が凄い! 小さいのに、ドラゴン肉より自己主張してるわ!」
グビッ、グビッ、プハァッ!
手が止まらない。
ポテサラを一口食べると、無性に酒が欲しくなる。酒を飲むと、またポテサラが欲しくなる。
魔のループ。
「くっ……悔しいけど、完敗よ龍魔呂……!」
「私の計算を超えてきたわ……。ハムとキュウリこそ至高だと思っていたのに、この『燻製ベーコン』と『黒胡椒』の破壊力……!」
三人は涙目でポテトサラダを貪り食った。
龍魔呂は、その様子を満足げに見下ろしながら、自分用の角砂糖を口に放り込んだ。
「……味の素人は黙って食ってりゃいいんだよ」
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