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EP 8
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サンフランシスコの「飴」
1942年秋。
カリフォルニア州、サンフランシスコ湾口。
霧の晴れ間から、信じられない光景が広がっていた。
戦艦「大和」「武蔵」を先頭に、「翔鶴」「瑞鶴」の空母部隊、そして帝国海軍の残存主力が、ゴールデンゲートブリッジを背に、湾を「封鎖」していた。
彼らは砲撃もせず、ただ、そこに「いる」だけだった。
そして、その艦隊のど真ん中。
旧式戦艦に牽引されてきた、あの異形の「鉄の城」…護衛艦「いずも」が、そのステルス形状の船体を、無言でサンフランシスコに向けていた。
米国の交渉団…憔悴(しょうすい)しきったコーデル・ハル国務長官らは、震えながら「大和」の艦上に通された。
彼らの目には、ミッドウェーで艦隊が「蒸発」した報告と、ウィチタやロスアラモスが「神の杖」で薙ぎ払われた偵察写真が焼き付いている。
彼らにとって、この艦隊のどれが「アマテラス」なのか、区別がつかない。
全てが「死」の象徴に見えた。
交渉の席に着いたのは、山本五十六だった。
「ハル長官。無駄な時間は省きましょう。これが、我が帝国の『和平案』です」
山本が差し出したのは、『サンフランシスコ講和条約(案)』だった。
* 大東亜共栄圏(GEACPS)の完全承認。
* ハワイ、フィリピン、グアムの主権を日本へ譲渡。
* 米海軍の空母・戦艦保有の厳格な制限。
* GEACPS設立の「迷惑料」としての巨額の賠償金支払い。
「…これは、和平ではない!」ハルが声を絞り出した。「これは…無条件降伏だ!」
「いいえ」
山本は、窓の外に浮かぶ「いずも」を指差した。
「あれが、我が艦隊の『実験艦』、いずもです。現在、機関(エンジン)の調整のため、停止しております」
彼は、悪魔的な静けさで続けた。
「無条件降伏とは、我々が貴官の首都(ワシントン)を、ウィチタやロスアラモスと同じように『掃除』した後に提示するものです。…これは、我々の『慈悲』です」
「そして、我が陸軍は、この『慈悲』に、少々苛立っております」
米国に、選択肢はなかった。
核も、B-29も、海軍も、パナマ運河も失った彼らには。
数日後、条約は調印された。
第十六章:「勝利」の熱狂と「毒」の注入
日本中が、文字通りひっくり返った。
「鬼畜米英、遂ニ屈ス!」
「大東亜共栄圏、完成セリ!」
号外が舞い、提灯行列は一週間も続いた。
東條英機首相と陸軍は、絶頂の極みにいた。
彼らは日露戦争を遥かに超える「完全勝利」を手にしたのだ。
宮城前広場での凱旋式典。
東條は、山本五十六、そして(不本意そうに)「海軍技術顧問」という肩書になった坂上真一に、最大の勲章を授与した。
その夜の祝賀会。
酒で顔を赤らめた東條が、坂上の肩を叩いた。
「坂上君! 実に、見事であった! これで戦争は終わった! …いや、これからが『始まり』だ!」
「…と、申されますと?」
「占領地だ! ハワイ、フィリピン、豪州(オーストラリア)も時間の問題よ! 我が皇軍が、この新領土を『皇国化』する! 貴官の『力』、まだまだ必要になるぞ!」
坂上は、深く頭を下げた。
「光栄であります、総理。しかし、その新領土…ハワイやフィリピンは、米国の『毒』に染まっております。生半可な部隊では、治安維持は困難を極めるでしょう」
「ふん、分かっておるわ!」東條は自信満々に笑った。「だからこそ、我が陸軍の『精鋭部隊』を、惜しげもなく投入する! 彼らの『再教育』は、陸軍の最優先任務とする!」
坂上は、隣に立つ山本と、目だけを合わせた。
(…喰いついた)
さらに、参謀総長が口を挟む。
「総理。ドイツとソ連が、この勝利に『祝電』を送ってきております。些(いささ)か…馴れ馴れしいほどに」
「奴らめ。我々の『力』が欲しいのだ」
坂上が、すかさず進言した。
「総理。私の情報によれば、ソ連は満州を、ドイツはインド洋の我がシーレーンを狙っております。彼らは米国の次に危険です」
「うむ!」東條は頷いた。「坂上君の言う通りだ! 関東軍はさらに増強! シンガポールにも最強の師団を置く! 我が帝国に、死角なし!」
オペレーション・クロノス、フェーズ2完了。
陸軍は、「勝利」という名の「泥沼(占領地統治)」と「重石(対ソ・対独防衛)」という、最も不毛で、最も金のかかる仕事を、自ら喜んで引き受けていった。
彼らの力は、本土(とうきょう)の政治中枢から、物理的に遠く離れた戦線へと、霧散し始める。
「OS」の書き換え
陸軍の主力が新領土と満州へ移動し、東京の政治的空白が生まれた、その一瞬を坂上は見逃さなかった。
内閣府、地下会議室。
集められたのは、山本五十六、そして「いずも」から引き上げられた菊池玲奈ら、中核となる技術クルー100名。
そして、東條内閣の主要閣僚(陸海軍大臣を除く、文部・商工・大蔵大臣)だった。
坂上は、机に一つの「真空管」と、一つの小さな「石(トランジスタの原型)」を置いた。
「諸君。これが、昨日までの日本です」
彼は真空管を指差した。
「そして、これが…明日からの日本です」
彼は、その小さな石を指差した。
「陸軍は『勝利』に酔っています。しかし、諸君は、この国の中枢を担う方々だ。…真実を申し上げねばなりますまい」
坂上は、ドックで動けなくなった「いずも」の惨状を、冷静に報告した。
「『いずも』は、二度と動けません。我々は『張り子の虎』で米国を脅したに過ぎません」
閣僚たちの顔から、血の気が引いた。
「我々は『勝利』しました。しかし、我々は『滅亡』の淵にいます。なぜなら、ドイツもソ連も、我々が『張り子の虎』であることに、いずれ気づくからです」
「では、どうしろと…」文部大臣が震える声で言った。
「『虎』を、本物にするのです」
坂上は、一枚の企画書を配布した。
その表題は、「臨時国家戦略・技術院 設立要綱」。
「陸軍省、海軍省と同格の『省』として、『技術院』を設立します」
「目的はただ一つ。我々『いずも』クルーが持つ『未来の知識』を、この国に移植し、5年で日本を『真の技術大国』に作り替えることです」
商工大臣が反論した。
「そんな予算がどこにある! 陸軍が占領地統治で使い果たしておる!」
「だからこそです」
菊池玲奈が、初めて口を開いた。彼女の目は、冷徹なまでに据わっていた。
「『技術院』は、国家予算の『配分権』を持ちます。例えば…」
彼女は、陸軍の新型戦車の設計図を壁に貼った。
「陸軍が、この『旧時代の鉄屑』に1億円使おうとした場合、『技術院』が却下(リジェクト)します」
「なっ…!」
「そして、こう命じます。『その1億円を、大学の工学部に寄越せ。さすれば、3年後に、この戦車の100倍強力な『ジェットエンジン』の基礎理論をくれてやる』、と」
坂上が引き継いだ。
「我々は、陸軍に『おもちゃ(兵器)』を与えます。しかし、その『おもちゃ』を作るための『インフラ(大学、工場、研究所)』は、我々が支配します」
「教育も変えます。皇国史観を叫ぶ時間を、物理と数学と英語に振り分けます。合理的思考ができねば、我々の技術は理解できません」
それは、静かなるクーデターだった。
軍部が「外」の統治に夢中になっている隙に、国家の「内(OS)」…予算と教育と産業の全てを、「技術院」が乗っ取るという計画だった。
「ご決断を」と坂上は言った。
「このまま陸軍と共に『勝利の夢』を見て滅びるか。我々と共に『苦い現実』を生きて、真の未来を手に入れるか」
第十八章:「種」は蒔かれた
技術院は、設立された。
陸軍は「勝利」の美酒に酔い、自分たちの兵器が「未来化」されると喜び、その設立を(皮肉にも)後押しした。
初代長官には、菊池玲奈が就任した。
最高顧問には、坂上真一が就いた。
「いずも」のクルーたちは、軍服を脱ぎ、大学の教授として、工場の技術指導員として、霞が関の官僚として、日本全国に散らっていった。
彼らは「種」だった。
三島健太(エースパイロット)は、中島飛行機(後のスバル)の設計室で、旧時代の技術者たちにジェットエンジンのタービンブレードの図面を叩きつけていた。
「何度言ったら分かるんだ! この曲線(カーブ)じゃ、音速は超えられねえんだよ!」
黒木拓(潜水艦長)は、海軍潜水学校で、「リチウムイオン電池」の基礎化学を教えていた。
「静粛性(サイレント)とは、精神論ではない。イオンの『密度』だ」
そして坂上は、首相官邸の地下室で、菊池と共に、新たな「戦い」を始めていた。
彼らの前には、「大東亜共栄圏」の地図が広げられていた。
「菊池君。占領地(ハワイ、フィリピン)の陸軍が、ゲリラ戦で疲弊し始めた」
「報告通りです。統治コストが、賠償金を上回る勢いです」
「よし…」
坂上は、コーヒーキャンディを口に放り込んだ。
「フェーズ4に移行する。陸軍に『帝国主義の破綻』を、骨身に染みて理解させる」
「そして、我々が『次の道』を提示する」
彼らが提示する次の道――それは、「占領」ではなく「経営」。
「軍事帝国」から「経済帝国」への、完全なる脱皮だった。
1942年秋。
カリフォルニア州、サンフランシスコ湾口。
霧の晴れ間から、信じられない光景が広がっていた。
戦艦「大和」「武蔵」を先頭に、「翔鶴」「瑞鶴」の空母部隊、そして帝国海軍の残存主力が、ゴールデンゲートブリッジを背に、湾を「封鎖」していた。
彼らは砲撃もせず、ただ、そこに「いる」だけだった。
そして、その艦隊のど真ん中。
旧式戦艦に牽引されてきた、あの異形の「鉄の城」…護衛艦「いずも」が、そのステルス形状の船体を、無言でサンフランシスコに向けていた。
米国の交渉団…憔悴(しょうすい)しきったコーデル・ハル国務長官らは、震えながら「大和」の艦上に通された。
彼らの目には、ミッドウェーで艦隊が「蒸発」した報告と、ウィチタやロスアラモスが「神の杖」で薙ぎ払われた偵察写真が焼き付いている。
彼らにとって、この艦隊のどれが「アマテラス」なのか、区別がつかない。
全てが「死」の象徴に見えた。
交渉の席に着いたのは、山本五十六だった。
「ハル長官。無駄な時間は省きましょう。これが、我が帝国の『和平案』です」
山本が差し出したのは、『サンフランシスコ講和条約(案)』だった。
* 大東亜共栄圏(GEACPS)の完全承認。
* ハワイ、フィリピン、グアムの主権を日本へ譲渡。
* 米海軍の空母・戦艦保有の厳格な制限。
* GEACPS設立の「迷惑料」としての巨額の賠償金支払い。
「…これは、和平ではない!」ハルが声を絞り出した。「これは…無条件降伏だ!」
「いいえ」
山本は、窓の外に浮かぶ「いずも」を指差した。
「あれが、我が艦隊の『実験艦』、いずもです。現在、機関(エンジン)の調整のため、停止しております」
彼は、悪魔的な静けさで続けた。
「無条件降伏とは、我々が貴官の首都(ワシントン)を、ウィチタやロスアラモスと同じように『掃除』した後に提示するものです。…これは、我々の『慈悲』です」
「そして、我が陸軍は、この『慈悲』に、少々苛立っております」
米国に、選択肢はなかった。
核も、B-29も、海軍も、パナマ運河も失った彼らには。
数日後、条約は調印された。
第十六章:「勝利」の熱狂と「毒」の注入
日本中が、文字通りひっくり返った。
「鬼畜米英、遂ニ屈ス!」
「大東亜共栄圏、完成セリ!」
号外が舞い、提灯行列は一週間も続いた。
東條英機首相と陸軍は、絶頂の極みにいた。
彼らは日露戦争を遥かに超える「完全勝利」を手にしたのだ。
宮城前広場での凱旋式典。
東條は、山本五十六、そして(不本意そうに)「海軍技術顧問」という肩書になった坂上真一に、最大の勲章を授与した。
その夜の祝賀会。
酒で顔を赤らめた東條が、坂上の肩を叩いた。
「坂上君! 実に、見事であった! これで戦争は終わった! …いや、これからが『始まり』だ!」
「…と、申されますと?」
「占領地だ! ハワイ、フィリピン、豪州(オーストラリア)も時間の問題よ! 我が皇軍が、この新領土を『皇国化』する! 貴官の『力』、まだまだ必要になるぞ!」
坂上は、深く頭を下げた。
「光栄であります、総理。しかし、その新領土…ハワイやフィリピンは、米国の『毒』に染まっております。生半可な部隊では、治安維持は困難を極めるでしょう」
「ふん、分かっておるわ!」東條は自信満々に笑った。「だからこそ、我が陸軍の『精鋭部隊』を、惜しげもなく投入する! 彼らの『再教育』は、陸軍の最優先任務とする!」
坂上は、隣に立つ山本と、目だけを合わせた。
(…喰いついた)
さらに、参謀総長が口を挟む。
「総理。ドイツとソ連が、この勝利に『祝電』を送ってきております。些(いささ)か…馴れ馴れしいほどに」
「奴らめ。我々の『力』が欲しいのだ」
坂上が、すかさず進言した。
「総理。私の情報によれば、ソ連は満州を、ドイツはインド洋の我がシーレーンを狙っております。彼らは米国の次に危険です」
「うむ!」東條は頷いた。「坂上君の言う通りだ! 関東軍はさらに増強! シンガポールにも最強の師団を置く! 我が帝国に、死角なし!」
オペレーション・クロノス、フェーズ2完了。
陸軍は、「勝利」という名の「泥沼(占領地統治)」と「重石(対ソ・対独防衛)」という、最も不毛で、最も金のかかる仕事を、自ら喜んで引き受けていった。
彼らの力は、本土(とうきょう)の政治中枢から、物理的に遠く離れた戦線へと、霧散し始める。
「OS」の書き換え
陸軍の主力が新領土と満州へ移動し、東京の政治的空白が生まれた、その一瞬を坂上は見逃さなかった。
内閣府、地下会議室。
集められたのは、山本五十六、そして「いずも」から引き上げられた菊池玲奈ら、中核となる技術クルー100名。
そして、東條内閣の主要閣僚(陸海軍大臣を除く、文部・商工・大蔵大臣)だった。
坂上は、机に一つの「真空管」と、一つの小さな「石(トランジスタの原型)」を置いた。
「諸君。これが、昨日までの日本です」
彼は真空管を指差した。
「そして、これが…明日からの日本です」
彼は、その小さな石を指差した。
「陸軍は『勝利』に酔っています。しかし、諸君は、この国の中枢を担う方々だ。…真実を申し上げねばなりますまい」
坂上は、ドックで動けなくなった「いずも」の惨状を、冷静に報告した。
「『いずも』は、二度と動けません。我々は『張り子の虎』で米国を脅したに過ぎません」
閣僚たちの顔から、血の気が引いた。
「我々は『勝利』しました。しかし、我々は『滅亡』の淵にいます。なぜなら、ドイツもソ連も、我々が『張り子の虎』であることに、いずれ気づくからです」
「では、どうしろと…」文部大臣が震える声で言った。
「『虎』を、本物にするのです」
坂上は、一枚の企画書を配布した。
その表題は、「臨時国家戦略・技術院 設立要綱」。
「陸軍省、海軍省と同格の『省』として、『技術院』を設立します」
「目的はただ一つ。我々『いずも』クルーが持つ『未来の知識』を、この国に移植し、5年で日本を『真の技術大国』に作り替えることです」
商工大臣が反論した。
「そんな予算がどこにある! 陸軍が占領地統治で使い果たしておる!」
「だからこそです」
菊池玲奈が、初めて口を開いた。彼女の目は、冷徹なまでに据わっていた。
「『技術院』は、国家予算の『配分権』を持ちます。例えば…」
彼女は、陸軍の新型戦車の設計図を壁に貼った。
「陸軍が、この『旧時代の鉄屑』に1億円使おうとした場合、『技術院』が却下(リジェクト)します」
「なっ…!」
「そして、こう命じます。『その1億円を、大学の工学部に寄越せ。さすれば、3年後に、この戦車の100倍強力な『ジェットエンジン』の基礎理論をくれてやる』、と」
坂上が引き継いだ。
「我々は、陸軍に『おもちゃ(兵器)』を与えます。しかし、その『おもちゃ』を作るための『インフラ(大学、工場、研究所)』は、我々が支配します」
「教育も変えます。皇国史観を叫ぶ時間を、物理と数学と英語に振り分けます。合理的思考ができねば、我々の技術は理解できません」
それは、静かなるクーデターだった。
軍部が「外」の統治に夢中になっている隙に、国家の「内(OS)」…予算と教育と産業の全てを、「技術院」が乗っ取るという計画だった。
「ご決断を」と坂上は言った。
「このまま陸軍と共に『勝利の夢』を見て滅びるか。我々と共に『苦い現実』を生きて、真の未来を手に入れるか」
第十八章:「種」は蒔かれた
技術院は、設立された。
陸軍は「勝利」の美酒に酔い、自分たちの兵器が「未来化」されると喜び、その設立を(皮肉にも)後押しした。
初代長官には、菊池玲奈が就任した。
最高顧問には、坂上真一が就いた。
「いずも」のクルーたちは、軍服を脱ぎ、大学の教授として、工場の技術指導員として、霞が関の官僚として、日本全国に散らっていった。
彼らは「種」だった。
三島健太(エースパイロット)は、中島飛行機(後のスバル)の設計室で、旧時代の技術者たちにジェットエンジンのタービンブレードの図面を叩きつけていた。
「何度言ったら分かるんだ! この曲線(カーブ)じゃ、音速は超えられねえんだよ!」
黒木拓(潜水艦長)は、海軍潜水学校で、「リチウムイオン電池」の基礎化学を教えていた。
「静粛性(サイレント)とは、精神論ではない。イオンの『密度』だ」
そして坂上は、首相官邸の地下室で、菊池と共に、新たな「戦い」を始めていた。
彼らの前には、「大東亜共栄圏」の地図が広げられていた。
「菊池君。占領地(ハワイ、フィリピン)の陸軍が、ゲリラ戦で疲弊し始めた」
「報告通りです。統治コストが、賠償金を上回る勢いです」
「よし…」
坂上は、コーヒーキャンディを口に放り込んだ。
「フェーズ4に移行する。陸軍に『帝国主義の破綻』を、骨身に染みて理解させる」
「そして、我々が『次の道』を提示する」
彼らが提示する次の道――それは、「占領」ではなく「経営」。
「軍事帝国」から「経済帝国」への、完全なる脱皮だった。
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