38 / 70
第二章 朝牛VS朝ラー
EP 8
しおりを挟む
禁断の遺物! トラックから出た「薄い本」
「ふぅ……。いい湯だったぜ」
昼下がり。
サウナと温泉で完全に整った男たち――護、隆史、純、ニャングル――は、コーヒー牛乳を片手に、のんびりと校庭に戻ってきた。
「さて、と。……俺は相棒(トラック)の掃除でもすっかな」
純がタオルを首に巻き直し、愛車のデコトラを見上げた。
今朝のブートキャンプで、資材運搬のために森の中を走らせたせいで、自慢のメッキパーツや塗装が泥で汚れている。
「手伝おうか、鏡山くん」
護が声をかけると、純はニカっと笑った。
「いいってことよ。……おっ、ちょうどいい助っ人がいたぜ」
トラックの周りには、授業(という名の自主研究)を終えたヒロインたちが集まっていた。
「わぁ、この車、いつ見てもピカピカで格好いいですね!」
「この装甲の材質……ミスリルコーティングかしら? 興味深いわ」
「うむ。この巨大な鉄の塊が動く原理、未だに理解できんが……戦車としては最強だな」
ルナ、キャリン、ラビーク。
三人はデコトラのメカニカルな造形美に興味津々だ。
「へい、お嬢ちゃんたち! ちょっと手伝ってくんねぇか? 高いところの泥を落として欲しいんだが」
「いいよー! 水魔法でピカピカにします!」
「任せて。内部構造の点検もしておいてあげるわ」
彼女たちは快諾し、早速掃除が始まった。
護たちは木陰のベンチに座り、その微笑ましい光景を眺めていた。
「……平和でござるなぁ」
隆史が目を細める。
「美女たちが洗車する姿……。これぞ『キャンパスライフ』でござるよ」
「ああ。……何も起きなければいいが」
護はなぜか、胸騒ぎを覚えていた。
キャリンが運転席に乗り込み、なにやらゴソゴソと弄り始めたのが気になったのだ。
***
「へぇ……。運転席の構造、意外とアナログね」
キャリンは運転席に座り、ハンドルやレバーをいじくり回していた。
ドワーフの好奇心は止まらない。
彼女はシートの下に、奇妙なレバーがあることに気づいた。
「ん? 座席調整用のレバーじゃないわね。……隠しスイッチ?」
カチッ。
彼女がレバーを引いた瞬間、助手席のシート下が『ガコン!』と音を立ててスライドし、隠されていた収納スペースが露わになった。
「ビンゴ! 隠し金庫かしら? それとも秘密兵器?」
キャリンは目を輝かせて中を覗き込んだ。
そこに入っていたのは、金貨でも銃火器でもなかった。
数冊の、色鮮やかな『本』だった。
「……文献? 異世界の魔導書かしら」
キャリンは一冊を取り出し、表紙を見た。
そこには、極彩色の文字と、衝撃的な写真が印刷されていた。
『月刊・桃色天国 ~真夏のビキニ・スペシャル~』
『人妻・秘密の放課後』
『爆乳戦隊パイレンジャー(袋とじ未開封)』
「…………は?」
キャリンの思考が停止した。
表紙に写っているのは、異世界の常識では考えられないほど布面積の少ない女性たち。
いや、服を着ていないに等しい。
そして、扇情的なポーズ。艶めかしい表情。
「な、なによこれ……! この『袋とじ』って書いてある封印魔法は……!」
「どうしたの、キャリンちゃん?」
「何か見つけたのか?」
外にいたルナとラビークが、キャリンの様子がおかしいことに気づいて運転席を覗き込んだ。
「あ、見ちゃダメ! これは……毒よ! 精神汚染物質よ!」
キャリンが慌てて隠そうとするが、時すでに遅し。
ラビークがそのうちの一冊を手に取ってしまった。
「毒だと? ……む、これは……」
ラビークがページを開く。
ペラッ。
見開きページ。
そこには、紐のような水着を着て、オイルでテカテカに光った女性が、あられもないポーズでこちらを見つめていた。
「ッ!!??」
ラビークの顔が、瞬時に沸騰したように真っ赤になった。
バサッ! と本を取り落とす。
「な、ななな、なんだこの破廉恥な書物はぁぁぁっ!?」
「えっ? 何ですか? 綺麗な女の人ですね~」
ルナが落ちた本を拾い上げる。
「わぁ、お洋服着てません! 暑いんでしょうか? ……あ、この人、マモルさんたちが読んでた『壁ドン』の写真の人より、胸が大きいです!」
「ルナ! 見るな! 穢れるぞ!」
ラビークがルナの目を手で覆う。
「これは……『春画』だ! それも、極めて高度な印刷技術を使った、写実的な……!」
「分析完了……」
キャリンが震える手で『袋とじ』の中身を透視(エンジニア・アイ)していた。
「こ、構造上ありえない体位よ……。人間の関節可動域を無視しているわ……。これが……『オトナの世界』……?」
運転席の空気は凍りついた。
いや、絶対零度の冷気と共に、燃え上がるような怒りの炎が混在していた。
「……誰だ」
ラビークが、地獄の底から響くような低い声を出した。
彼女の手には、金属バット(備品)が握られている。
「神聖な学び舎に……こんな穢らわしい『邪教の経典』を持ち込んだ不届き者は……誰だ!!」
***
「……ん?」
木陰で涼んでいた男たち四人は、同時に背筋に悪寒を感じた。
気温が急激に下がったような、ピリピリとした殺気。
「おい、なんか様子がおかしくねぇか?」
純がサングラスをずらしてトラックの方を見た。
そこには、般若のような形相のラビークと、ドン引きしているキャリン、そして「?」マークを浮かべながらきわどい本をペラペラめくっているルナが立っていた。
そして、彼女たちの手にある「それ」を見た瞬間。
純、護、隆史、ニャングルの四人は、同時に石像のように固まった。
「あ」
純の声が裏返った。
「あ、あれは……俺の……『長距離移動用・精神安定剤(エロ本)』……!」
「ば、馬鹿者ぉぉっ!!」
護が絶叫した。
「隠し場所! もっと厳重にしておけと言っただろうが!」
「拙者知らぬ! 拙者は何も見てぬでござる!」
隆史が目を逸らす。
「ワイも関係ありまへん! 猫に服着てない人間の価値はわかりまへん!」
ニャングルが逃走姿勢をとる。
だが、遅かった。
ヒロインたちが、ゆっくりと、しかし確実に男たちの方へ歩いてくる。
その手には、決定的な証拠品(エロ本)が握りしめられていた。
「……マモル理事長。そしてその他の汚物ども」
ラビークが、金属バットを地面に引きずりながら、冷酷な笑みを浮かべた。
「査問会を行う。……言い逃れは許さんぞ?」
男たちの「サウナ同盟」という名の結束が、今まさに試されようとしていた。
醜い責任のなすりつけ合いが始まるまで、あと3秒。
「ふぅ……。いい湯だったぜ」
昼下がり。
サウナと温泉で完全に整った男たち――護、隆史、純、ニャングル――は、コーヒー牛乳を片手に、のんびりと校庭に戻ってきた。
「さて、と。……俺は相棒(トラック)の掃除でもすっかな」
純がタオルを首に巻き直し、愛車のデコトラを見上げた。
今朝のブートキャンプで、資材運搬のために森の中を走らせたせいで、自慢のメッキパーツや塗装が泥で汚れている。
「手伝おうか、鏡山くん」
護が声をかけると、純はニカっと笑った。
「いいってことよ。……おっ、ちょうどいい助っ人がいたぜ」
トラックの周りには、授業(という名の自主研究)を終えたヒロインたちが集まっていた。
「わぁ、この車、いつ見てもピカピカで格好いいですね!」
「この装甲の材質……ミスリルコーティングかしら? 興味深いわ」
「うむ。この巨大な鉄の塊が動く原理、未だに理解できんが……戦車としては最強だな」
ルナ、キャリン、ラビーク。
三人はデコトラのメカニカルな造形美に興味津々だ。
「へい、お嬢ちゃんたち! ちょっと手伝ってくんねぇか? 高いところの泥を落として欲しいんだが」
「いいよー! 水魔法でピカピカにします!」
「任せて。内部構造の点検もしておいてあげるわ」
彼女たちは快諾し、早速掃除が始まった。
護たちは木陰のベンチに座り、その微笑ましい光景を眺めていた。
「……平和でござるなぁ」
隆史が目を細める。
「美女たちが洗車する姿……。これぞ『キャンパスライフ』でござるよ」
「ああ。……何も起きなければいいが」
護はなぜか、胸騒ぎを覚えていた。
キャリンが運転席に乗り込み、なにやらゴソゴソと弄り始めたのが気になったのだ。
***
「へぇ……。運転席の構造、意外とアナログね」
キャリンは運転席に座り、ハンドルやレバーをいじくり回していた。
ドワーフの好奇心は止まらない。
彼女はシートの下に、奇妙なレバーがあることに気づいた。
「ん? 座席調整用のレバーじゃないわね。……隠しスイッチ?」
カチッ。
彼女がレバーを引いた瞬間、助手席のシート下が『ガコン!』と音を立ててスライドし、隠されていた収納スペースが露わになった。
「ビンゴ! 隠し金庫かしら? それとも秘密兵器?」
キャリンは目を輝かせて中を覗き込んだ。
そこに入っていたのは、金貨でも銃火器でもなかった。
数冊の、色鮮やかな『本』だった。
「……文献? 異世界の魔導書かしら」
キャリンは一冊を取り出し、表紙を見た。
そこには、極彩色の文字と、衝撃的な写真が印刷されていた。
『月刊・桃色天国 ~真夏のビキニ・スペシャル~』
『人妻・秘密の放課後』
『爆乳戦隊パイレンジャー(袋とじ未開封)』
「…………は?」
キャリンの思考が停止した。
表紙に写っているのは、異世界の常識では考えられないほど布面積の少ない女性たち。
いや、服を着ていないに等しい。
そして、扇情的なポーズ。艶めかしい表情。
「な、なによこれ……! この『袋とじ』って書いてある封印魔法は……!」
「どうしたの、キャリンちゃん?」
「何か見つけたのか?」
外にいたルナとラビークが、キャリンの様子がおかしいことに気づいて運転席を覗き込んだ。
「あ、見ちゃダメ! これは……毒よ! 精神汚染物質よ!」
キャリンが慌てて隠そうとするが、時すでに遅し。
ラビークがそのうちの一冊を手に取ってしまった。
「毒だと? ……む、これは……」
ラビークがページを開く。
ペラッ。
見開きページ。
そこには、紐のような水着を着て、オイルでテカテカに光った女性が、あられもないポーズでこちらを見つめていた。
「ッ!!??」
ラビークの顔が、瞬時に沸騰したように真っ赤になった。
バサッ! と本を取り落とす。
「な、ななな、なんだこの破廉恥な書物はぁぁぁっ!?」
「えっ? 何ですか? 綺麗な女の人ですね~」
ルナが落ちた本を拾い上げる。
「わぁ、お洋服着てません! 暑いんでしょうか? ……あ、この人、マモルさんたちが読んでた『壁ドン』の写真の人より、胸が大きいです!」
「ルナ! 見るな! 穢れるぞ!」
ラビークがルナの目を手で覆う。
「これは……『春画』だ! それも、極めて高度な印刷技術を使った、写実的な……!」
「分析完了……」
キャリンが震える手で『袋とじ』の中身を透視(エンジニア・アイ)していた。
「こ、構造上ありえない体位よ……。人間の関節可動域を無視しているわ……。これが……『オトナの世界』……?」
運転席の空気は凍りついた。
いや、絶対零度の冷気と共に、燃え上がるような怒りの炎が混在していた。
「……誰だ」
ラビークが、地獄の底から響くような低い声を出した。
彼女の手には、金属バット(備品)が握られている。
「神聖な学び舎に……こんな穢らわしい『邪教の経典』を持ち込んだ不届き者は……誰だ!!」
***
「……ん?」
木陰で涼んでいた男たち四人は、同時に背筋に悪寒を感じた。
気温が急激に下がったような、ピリピリとした殺気。
「おい、なんか様子がおかしくねぇか?」
純がサングラスをずらしてトラックの方を見た。
そこには、般若のような形相のラビークと、ドン引きしているキャリン、そして「?」マークを浮かべながらきわどい本をペラペラめくっているルナが立っていた。
そして、彼女たちの手にある「それ」を見た瞬間。
純、護、隆史、ニャングルの四人は、同時に石像のように固まった。
「あ」
純の声が裏返った。
「あ、あれは……俺の……『長距離移動用・精神安定剤(エロ本)』……!」
「ば、馬鹿者ぉぉっ!!」
護が絶叫した。
「隠し場所! もっと厳重にしておけと言っただろうが!」
「拙者知らぬ! 拙者は何も見てぬでござる!」
隆史が目を逸らす。
「ワイも関係ありまへん! 猫に服着てない人間の価値はわかりまへん!」
ニャングルが逃走姿勢をとる。
だが、遅かった。
ヒロインたちが、ゆっくりと、しかし確実に男たちの方へ歩いてくる。
その手には、決定的な証拠品(エロ本)が握りしめられていた。
「……マモル理事長。そしてその他の汚物ども」
ラビークが、金属バットを地面に引きずりながら、冷酷な笑みを浮かべた。
「査問会を行う。……言い逃れは許さんぞ?」
男たちの「サウナ同盟」という名の結束が、今まさに試されようとしていた。
醜い責任のなすりつけ合いが始まるまで、あと3秒。
0
あなたにおすすめの小説
無能烙印押された貧乏準男爵家三男は、『握手スキル』で成り上がる!~外れスキル?握手スキルこそ、最強のスキルなんです!
飼猫タマ
ファンタジー
貧乏準男爵家の三男トト・カスタネット(妾の子)は、13歳の誕生日に貴族では有り得ない『握手』スキルという、握手すると人の名前が解るだけの、全く使えないスキルを女神様から授かる。
貴族は、攻撃的なスキルを授かるものという頭が固い厳格な父親からは、それ以来、実の息子とは扱われず、自分の本当の母親ではない本妻からは、嫌がらせの井戸掘りばかりさせられる毎日。
だが、しかし、『握手』スキルには、有り得ない秘密があったのだ。
なんと、ただ、人と握手するだけで、付随スキルが無限にゲットできちゃう。
その付随スキルにより、今までトト・カスタネットの事を、無能と見下してた奴らを無意識下にザマーしまくる痛快物語。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
裏スキルで最強異世界攻略~異世界召喚されたのだが、勇者じゃないと追い出されたので新しい国を造りました~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
いつものようにヤンキーに絡まれて逃げていたら、いつの間にか異世界召喚されてました。でも、スキルが『農民』しかなかったから、いらないと追放されました。
エブリスタ、カクヨム、ノベリズム、ノベルアップ、小説家になろうにも掲載しています。
異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます
内田ヨシキ
ファンタジー
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」
――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。
カクヨムにて先行連載中です!
(https://kakuyomu.jp/works/16818023211703153243)
異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。
残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。
一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。
そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。
そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。
異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。
やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。
さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。
そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~
仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。
俺たちYOEEEEEEE?のに異世界転移したっぽい?
くまの香
ファンタジー
いつもの朝、だったはずが突然地球を襲う謎の現象。27歳引きニートと27歳サラリーマンが貰ったスキル。これ、チートじゃないよね?頑張りたくないニートとどうでもいいサラリーマンが流されながら生きていく話。現実って厳しいね。
幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達より強いジョブを手に入れて無双する!
アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚。
ネット小説やファンタジー小説が好きな少年、洲河 慱(すが だん)。
いつもの様に幼馴染達と学校帰りに雑談をしていると突然魔法陣が現れて光に包まれて…
幼馴染達と一緒に救世主召喚でテルシア王国に召喚され、幼馴染達は【勇者】【賢者】【剣聖】【聖女】という素晴らしいジョブを手に入れたけど、僕はそれ以上のジョブと多彩なスキルを手に入れた。
王宮からは、過去の勇者パーティと同じジョブを持つ幼馴染達が世界を救うのが掟と言われた。
なら僕は、夢にまで見たこの異世界で好きに生きる事を選び、幼馴染達とは別に行動する事に決めた。
自分のジョブとスキルを駆使して無双する、魔物と魔法が存在する異世界ファンタジー。
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つ物なのかな?」で、慱が本来の力を手に入れた場合のもう1つのパラレルストーリー。
11月14日にHOT男性向け1位になりました。
応援、ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる