2 / 5
EP 2
しおりを挟む
「スパチャ(投げ銭)で殴る、簡単なお仕事」
「な、なんだ貴様……! 騎士団を敵に回す気か!?」
騎士団の隊長が剣を抜き、殺気を放つ。
S級相当の実力者だ。まともに戦えば、レベル1の俺なんて瞬殺される。
だが、俺は慌てずカメラ(虚空)を指差した。
「敵に回す? 違うな。俺が敵に回すのはお前らだけじゃない」
俺は視界に流れるコメント欄を凝視する。
『え、これマジ映像?』
『合成だろw』
『場所どこ? 裏通りのあそこか?』
『おい、あの騎士……第三部隊長のガストンじゃね?』
『うわ、ガストンだ! あいつ賄賂疑惑あったけどマジだったのかよ』
――食いつきは上々だ。
俺はニヤリと笑い、懐から一枚の羊皮紙を取り出した。
さっき『遠隔視』で商人の懐からスリ取っておいた「裏帳簿」だ。
「おい視聴者ども、よく見ろ。これが『ガストン隊長』への賄賂の記録と、違法奴隷のリストだ。先月だけで金貨300枚? 税金泥棒が過ぎるんじゃねえか?」
カメラのズーム機能で、帳簿の数字を全世界に晒す。
『うわああああああああああ』
『ガチじゃねーか!!』
『最低だな騎士団』
『拡散しろ拡散しろ!』
『炎上確定演出きたこれwww』
コメントの流れる速度が倍になった。
同接数が跳ね上がる。【25,800人】。
「き、貴様ぁぁぁ!! デタラメを!!」
顔を真っ赤にしたガストンが、踏み込んでくる。
速い。殺す気だ。
だが、その剣が俺の首を刎ねる直前――俺の脳内に無機質な声(システム音)が響いた。
『ユニークスキル【扇動者(インフルエンサー)】が発動しました』
『現在の視聴者熱狂度(ヒート)を魔力に変換します』
『――初回ボーナス:魔力出力100倍』
全身に、熱い力が奔流となって駆け巡る。
これが、俺の新しい力か。
「――遅いんだよ、公務員」
俺は半歩だけ体をずらす。
スローモーションに見える剣劇を紙一重でかわし、ガストンの横っ面を裏拳で殴りつけた。
ドゴォォォォン!!
鈍い音と共に、大の大人がピンボールのように吹っ飛び、商会の壁にめり込んだ。
「……は?」
腰を抜かした商人が、口をあんぐりと開けている。
俺自身も驚いた。ただの裏拳が、オーガの一撃みたいな威力になってやがる。
コメント欄が爆発する。
『ファッ!?』
『つええええええええええ』
『あいつ魔法使いじゃなかったのかよw』
『スカッとした!! もっとやれ!!』
『ナイス拳! スパチャ投げるわ!』
【システム:視聴者「名無しの冒険者」より、1,000エールの投げ銭(スーパーチャット)がありました】
【システム:視聴者「正義の味方(仮)」より、10,000エールの投げ銭がありました】
視界の端に、金貨のアイコンが雨のように降り注ぐ。
チャリン、チャリンという音が止まらない。
俺の懐(インベントリ)に、とんでもない額の金が自動で振り込まれていく。
(……なるほど。視聴者の「興奮」が魔力になり、「投げ銭」がそのまま俺の所持金になるのか)
最強の換金システムだ。
俺は壁に埋まったガストンを見下ろし、カメラに向かって肩をすくめた。
「見たか? これが『民意の鉄拳』だ。……さて」
俺は震える商人の元へ歩み寄る。
「ひっ、ひぃぃ! 助けてくれ! 金ならやる! いくらだ!? 倍払う!!」
「金? ああ、もらうよ。全部な」
俺は商人の胸ぐらを掴み上げ、カメラの前に突き出した。
「ただし、お前の命(社会的地位)はここで終わりだ。顔も、名前も、やった悪事も全部アーカイブに残る。明日からお前は、この街でパン一つ買えなくなるぞ」
「や、やめろ……それだけは……!」
商人が涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにして命乞いをする。
その無様な姿が、最高画質で配信される。
『ざまぁwwwww』
『飯がうまい』
『この配信者、容赦ねえなw 推せるわ』
『チャンネル登録した』
俺は商人をゴミのように放り投げると、店の奥にある金庫へ向かった。
鍵? そんなものは必要ない。
溢れかえる魔力(スパチャ)で強化された脚で、金庫の扉を蹴り飛ばす。
中には、山のような金貨と宝石。
そして――
「……あ」
檻の中にいた、獣人の少女と目が合った。
泥だらけで、怯えた瞳。
俺は一瞬だけ配信者(エンターテイナー)の顔を崩し、その檻を素手で引きちぎった。
「立てるか?」
少女は震えながら頷く。
俺は金庫の中身をすべて収納魔法(インベントリ)に放り込むと、少女に手を差し伸べた。
「行くぞ。ここにいたら、お前も『証拠品』として処分される」
「……どこへ?」
「さあな。少なくとも、このクソみたいな檻よりはマシな場所だ」
少女がおずおずと、俺の手を握る。
小さくて、冷たい手だった。
遠くから、衛兵の笛の音が聞こえてくる。
そろそろ潮時だ。
「よし、撤収だ! 視聴者諸君、今日の配信はここまで。……ああ、忘れてた」
俺は最後に、カメラに向かって最高の「悪役(ヴィラン)」の笑みを向けた。
「俺の名前は『アノニマス』。また次の『炎上』で会おうぜ」
配信停止(オフ)。
静寂が戻った路地裏を、俺は少女の手を引いて駆け抜けた。
心臓が早鐘を打っている。恐怖じゃない。興奮だ。
ステータス画面を確認する。
そこには、俺がS級パーティで5年かけても稼げなかった額の数字が輝いていた。
【獲得賞金:5,800,000エール】
【チャンネル登録者数:42,000人】
「……ははっ、ボロ儲けじゃねえか」
雨上がりの夜空を見上げ、俺は嗤った。
これならいける。
俺を捨てた連中も、この腐った国も。全部、俺の掌の上で踊らせてやる。
「な、なんだ貴様……! 騎士団を敵に回す気か!?」
騎士団の隊長が剣を抜き、殺気を放つ。
S級相当の実力者だ。まともに戦えば、レベル1の俺なんて瞬殺される。
だが、俺は慌てずカメラ(虚空)を指差した。
「敵に回す? 違うな。俺が敵に回すのはお前らだけじゃない」
俺は視界に流れるコメント欄を凝視する。
『え、これマジ映像?』
『合成だろw』
『場所どこ? 裏通りのあそこか?』
『おい、あの騎士……第三部隊長のガストンじゃね?』
『うわ、ガストンだ! あいつ賄賂疑惑あったけどマジだったのかよ』
――食いつきは上々だ。
俺はニヤリと笑い、懐から一枚の羊皮紙を取り出した。
さっき『遠隔視』で商人の懐からスリ取っておいた「裏帳簿」だ。
「おい視聴者ども、よく見ろ。これが『ガストン隊長』への賄賂の記録と、違法奴隷のリストだ。先月だけで金貨300枚? 税金泥棒が過ぎるんじゃねえか?」
カメラのズーム機能で、帳簿の数字を全世界に晒す。
『うわああああああああああ』
『ガチじゃねーか!!』
『最低だな騎士団』
『拡散しろ拡散しろ!』
『炎上確定演出きたこれwww』
コメントの流れる速度が倍になった。
同接数が跳ね上がる。【25,800人】。
「き、貴様ぁぁぁ!! デタラメを!!」
顔を真っ赤にしたガストンが、踏み込んでくる。
速い。殺す気だ。
だが、その剣が俺の首を刎ねる直前――俺の脳内に無機質な声(システム音)が響いた。
『ユニークスキル【扇動者(インフルエンサー)】が発動しました』
『現在の視聴者熱狂度(ヒート)を魔力に変換します』
『――初回ボーナス:魔力出力100倍』
全身に、熱い力が奔流となって駆け巡る。
これが、俺の新しい力か。
「――遅いんだよ、公務員」
俺は半歩だけ体をずらす。
スローモーションに見える剣劇を紙一重でかわし、ガストンの横っ面を裏拳で殴りつけた。
ドゴォォォォン!!
鈍い音と共に、大の大人がピンボールのように吹っ飛び、商会の壁にめり込んだ。
「……は?」
腰を抜かした商人が、口をあんぐりと開けている。
俺自身も驚いた。ただの裏拳が、オーガの一撃みたいな威力になってやがる。
コメント欄が爆発する。
『ファッ!?』
『つええええええええええ』
『あいつ魔法使いじゃなかったのかよw』
『スカッとした!! もっとやれ!!』
『ナイス拳! スパチャ投げるわ!』
【システム:視聴者「名無しの冒険者」より、1,000エールの投げ銭(スーパーチャット)がありました】
【システム:視聴者「正義の味方(仮)」より、10,000エールの投げ銭がありました】
視界の端に、金貨のアイコンが雨のように降り注ぐ。
チャリン、チャリンという音が止まらない。
俺の懐(インベントリ)に、とんでもない額の金が自動で振り込まれていく。
(……なるほど。視聴者の「興奮」が魔力になり、「投げ銭」がそのまま俺の所持金になるのか)
最強の換金システムだ。
俺は壁に埋まったガストンを見下ろし、カメラに向かって肩をすくめた。
「見たか? これが『民意の鉄拳』だ。……さて」
俺は震える商人の元へ歩み寄る。
「ひっ、ひぃぃ! 助けてくれ! 金ならやる! いくらだ!? 倍払う!!」
「金? ああ、もらうよ。全部な」
俺は商人の胸ぐらを掴み上げ、カメラの前に突き出した。
「ただし、お前の命(社会的地位)はここで終わりだ。顔も、名前も、やった悪事も全部アーカイブに残る。明日からお前は、この街でパン一つ買えなくなるぞ」
「や、やめろ……それだけは……!」
商人が涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにして命乞いをする。
その無様な姿が、最高画質で配信される。
『ざまぁwwwww』
『飯がうまい』
『この配信者、容赦ねえなw 推せるわ』
『チャンネル登録した』
俺は商人をゴミのように放り投げると、店の奥にある金庫へ向かった。
鍵? そんなものは必要ない。
溢れかえる魔力(スパチャ)で強化された脚で、金庫の扉を蹴り飛ばす。
中には、山のような金貨と宝石。
そして――
「……あ」
檻の中にいた、獣人の少女と目が合った。
泥だらけで、怯えた瞳。
俺は一瞬だけ配信者(エンターテイナー)の顔を崩し、その檻を素手で引きちぎった。
「立てるか?」
少女は震えながら頷く。
俺は金庫の中身をすべて収納魔法(インベントリ)に放り込むと、少女に手を差し伸べた。
「行くぞ。ここにいたら、お前も『証拠品』として処分される」
「……どこへ?」
「さあな。少なくとも、このクソみたいな檻よりはマシな場所だ」
少女がおずおずと、俺の手を握る。
小さくて、冷たい手だった。
遠くから、衛兵の笛の音が聞こえてくる。
そろそろ潮時だ。
「よし、撤収だ! 視聴者諸君、今日の配信はここまで。……ああ、忘れてた」
俺は最後に、カメラに向かって最高の「悪役(ヴィラン)」の笑みを向けた。
「俺の名前は『アノニマス』。また次の『炎上』で会おうぜ」
配信停止(オフ)。
静寂が戻った路地裏を、俺は少女の手を引いて駆け抜けた。
心臓が早鐘を打っている。恐怖じゃない。興奮だ。
ステータス画面を確認する。
そこには、俺がS級パーティで5年かけても稼げなかった額の数字が輝いていた。
【獲得賞金:5,800,000エール】
【チャンネル登録者数:42,000人】
「……ははっ、ボロ儲けじゃねえか」
雨上がりの夜空を見上げ、俺は嗤った。
これならいける。
俺を捨てた連中も、この腐った国も。全部、俺の掌の上で踊らせてやる。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
没落港の整備士男爵 ~「構造解析」スキルで古代設備を修理(レストア)したら、大陸一の物流拠点になり、王家も公爵家も頭が上がらなくなった件~
namisan
ファンタジー
大陸の南西端に位置するベルナ子爵領。
かつては貿易で栄えたこの港町も、今は見る影もない。
海底には土砂が堆積して大型船は入港できず、倉庫街は老朽化し、特産品もない。借金まみれの父と、諦めきった家臣たち。そこにあるのは、緩やかな「死」だけだった。
そんな没落寸前の領地の嫡男、アレン(16歳)に転生した主人公には、前世の記憶があった。
それは、日本で港湾管理者兼エンジニアとして働き、現場で散った「整備士」としての知識。
そして、彼にはもう一つ、この世界で目覚めた特異な能力があった。
対象の構造や欠陥、魔力の流れが設計図のように視えるスキル――【構造解析】。
「壊れているなら、直せばいい。詰まっているなら、通せばいい」
アレンは錆びついた古代の「浚渫(しゅんせつ)ゴーレム」を修理して港を深く掘り直し、魔導冷却庫を「熱交換の最適化」で復活させて、腐るだけだった魚を「最高級の輸出品」へと変えていく。
ドケチな家令ガルシアと予算を巡って戦い、荒くれ者の港湾長ゲンと共に泥にまみれ、没落商会の女主人メリッサと手を組んで販路を開拓する。
やがてその港には、陸・海・空の物流革命が巻き起こる。
揺れない「サスペンション馬車」が貴族の移動を変え、「鮮度抜群の魚介グルメ」が王族の胃袋を掴み、気性の荒いワイバーンを手懐けた「空輸便」が世界を結ぶ。
水神飛鳥の異世界茶会記 ~戦闘力ゼロの茶道家が、神業の【陶芸】と至高の【和菓子】で、野蛮な異世界を「癒やし」で侵略するようです~
月神世一
ファンタジー
「剣を下ろし、靴を脱いでください。……茶が入りましたよ」
猫を助けて死んだ茶道家・水神飛鳥(23歳)。
彼が転生したのは、魔法と闘気が支配する弱肉強食のファンタジー世界だった。
チート能力? 攻撃魔法?
いいえ、彼が手にしたのは「茶道具一式」と「陶芸セット」が出せるスキルだけ。
「私がすべき事は、戦うことではありません。一服の茶を出し、心を整えることです」
ゴブリン相手に正座で茶を勧め、
戦場のど真ん中に「結界(茶室)」を展開して空気を変え、
牢屋にぶち込まれれば、そこを「隠れ家カフェ」にリフォームして看守を餌付けする。
そんな彼の振る舞う、異世界には存在しない「極上の甘味(カステラ・羊羹)」と、魔法よりも美しい「茶器」に、武闘派の獣人女王も、強欲な大商人も、次第に心を(胃袋を)掴まれていき……?
「野暮な振る舞いは許しません」
これは、ブレない茶道家が、殺伐とした異世界を「おもてなし」で平和に変えていく、一期一会の物語。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
魔力ゼロの俺だけが、呪いの装備を『代償なし』で使い放題 ~命を削る魔剣も、俺が持てば『ただのよく切れる剣』~
仙道
ファンタジー
現代日本で天才研究者だった相模登(さがみ のぼる)は、ある日突然、異世界へ転移した。 そこは『スキル』と『魔力』が全てを決める世界。
しかし登には、ステータス画面もなければ、魔力も、スキルも一切存在しなかった。
ただの一般人として迷宮に放り出された彼は、瀕死の女騎士と出会う。彼女の前には、使う者の命を瞬時に吸い尽くす『呪いの魔剣』が落ちていた。
武器はそれしかない。女騎士は絶望していたが、登は平然と魔剣を握りしめる。 「なぜ……生きていられるの?」 登には、剣が対価として要求する魔力は存在しない。故に、魔剣はデメリットなしの『ただのよく切れる剣』として機能した。
これは、世界で唯一「対価」を支払う必要がない登が、呪われた武具を次々と使いこなし、その副作用に苦しむ女騎士やエルフ、聖女を救い出し、無自覚に溺愛されていく物語。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる