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禁じられていた話
縁が繋いだ「アルバイト」 2
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専務からの依頼で現地入りした私が目の当たりにしたのは
専務の報告にあった「アルバイト」が残していった私物の数々だった。
間取りは2DK。
一つの部屋には、荷物が纏められている。
専務の話によると、この「纏められた荷物」は
一人目のアルバイト・・・入院を余儀なくされたという人物の私物で
退院後に取りに来る。との話があったそうだ。
そして・・・恐らく「活動スペース」として使われていたであろうもう一部屋には
無造作に私物が散乱している有様だった。
此方に関しても、専務の話と合わせるに
二人目のアルバイトが残していった物だろう。
・・・ただ、この二人目の私物に関して言えば
私は「常軌を逸している」と言わざるを得ないと思う。
持ち込んだと思われる大部分の荷物は
漫画本やAVの数々。
・・・まるで、この部屋に引きこもりますと宣言するような品々だった。
そもそも、この部屋には家電の一切が用意されていない。
当然、テレビなどありはしない。
にも拘わらず持ち込まれたソレらを・・・異常と捉えず何とするか。
百歩譲って、ポータブルプレーヤーを持ち込んだとすれば
それが残っていない事にも説明が付かない。
そして、何より私が怖かったのは
この「常軌を逸した人物」が・・・もしかすると「戻ってくるのではないか?」
という恐怖だった。
想像してみてほしい。
仮に、夜勤の仕事で部屋を開けていたとしても
その「得体の知れない人物」に自分の私物を漁られるかも知れない。
仮に明けで寝ていたとして
起きた時、その「得体の知れない人物」と鉢合わせになるかも知れない。
最悪、寝ている横で当たり前のようにソイツが活動しているかも知れない。」
そんな恐怖を・・・。
相手がどんな人間であるかも分からないそんな状況下
2週間の住み込みだ。
精神的にもキツいだろう。
ただでさえ、何があるかも分からない部屋で。
私は、現地でその部屋をみた瞬間から
とてもではないが、2週間続けられる気がしないと思った。
心理的瑕疵物件で、享楽に浸ろうとする人間が「まとも」な訳がない。
ソイツは間違いなく、呼ばれるべくして呼ばれた「手遅れな人種」に違いない。
そして、それを知っていてだろう・・・。
専務も
「この物件については当面の間口外しないでほしい。」と頼み込んで来た程である。
それだけのお願いをしておきながら
「何があっても責任は取れない」・・・である。
・・・これを恐ろしいと言わずして何が恐ろしいのだ・・・。
私は些か、気分の悪さを覚えたものである。
専務の報告にあった「アルバイト」が残していった私物の数々だった。
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一人目のアルバイト・・・入院を余儀なくされたという人物の私物で
退院後に取りに来る。との話があったそうだ。
そして・・・恐らく「活動スペース」として使われていたであろうもう一部屋には
無造作に私物が散乱している有様だった。
此方に関しても、専務の話と合わせるに
二人目のアルバイトが残していった物だろう。
・・・ただ、この二人目の私物に関して言えば
私は「常軌を逸している」と言わざるを得ないと思う。
持ち込んだと思われる大部分の荷物は
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・・・まるで、この部屋に引きこもりますと宣言するような品々だった。
そもそも、この部屋には家電の一切が用意されていない。
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それが残っていない事にも説明が付かない。
そして、何より私が怖かったのは
この「常軌を逸した人物」が・・・もしかすると「戻ってくるのではないか?」
という恐怖だった。
想像してみてほしい。
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仮に明けで寝ていたとして
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