骸行進

メカ

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筆者(メカ)の経験談。

長編 「キャンプ」の考察

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遅ればせながら、長編で語った「キャンプ」に纏わる矛盾点についてお話していこう。
この話を読み進めていくと、大きく「二つの点」に目が行く。

一つ、「キャンプ 2 仕掛け」で語られた
「増田によってもたらされる、ある恐怖」について触れられていない事。

そして、もう一つが
「キャンプ 5 発見」で語られた
筆者が感じた違和感について。

そして、この二つはどちらも
「同じ現象」について触れる事になる。

増田によって語られた恐怖。それは

「あの時、俺は地下室を見つけて・・・アレを見ちまった。
その後、怖くてよ・・・。トイレにトランプをさっさと隠して外に出たかったんだよ。」

察しの良い方ならもう既に、私が感じた違和感の正体にお気付きだろう。

「キャンプ 5 発見」で語った地下室の入り口はどうなっていた?

・・・そうだ。飾り棚によって封鎖されていた。
そして、その飾り棚は
友人達によって5分も掛け、道が開かれている。

・・・この時点で、増田が「一人で」地下室に入り「アレ」を見つける事は
ほぼ考えられない状態である。

しかし、増田の語った通り
地下室の存在が分かり、その奥でドッキリを疑いたくなるレベルの「ソレ」を見つける事となる。

ではなぜ、増田は地下室に入っていないのに、下の状況が分かったのだろうか・・・。

思うに、増田は「仕掛け」の段階で、何者かに憑り付かれていたのではないか?
・・・我々を地下へと誘う為に・・・。

しかも、増田は「ソレ」を我々のイタズラだと思い込んでいた。

だが、その場でそんな痛ましい事があった事を我々は知らない。
唯一、ソレを知っていたのも、増田一人だけである。

この事から・・・私の出した結論は

「増田は、あの場の主に呼ばれていたのではないか?」という事だ。

キャンプそのものは「小島」によって計画された物であったが
「肝試し」を立案したのは「増田」である。

何かしらの波長が合ってしまった・・・。と考えるのが自然だろう。

・・・そして、最後に一つ。

これは後の警察の調査で分かった事だが・・・。
増田が隠したであろうトランプが見つかったそうだ。

その現場はトイレではなく、地下室だったそうだ。
・・・しかも、新品同様であったはずのトランプは
増田自身が書いた名前もかすれる程に埃に塗れ、角は折れ曲がり
所々には軽く切れたような跡もある程の経年劣化が激しい状態で見つかったそうだ。

一応は、現場から見つかった証拠品の一つとして扱われ
その後、お焚き上げによって燃やされてしまったのだという。
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