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筆者(メカ)の経験談。
修行の開始と合間で・・・。 2
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青森県某所。
其処に、X氏の自宅兼事務所がある。
18時に事務所に到着。
その後早々に、私は事務所から少し離れた場所にある蔵へと案内された。
そこには、いわゆる「曰くの強いモノ」が多く収められている。
四方は結界が貼られ、入り口の観音開きの扉にも
厳重に封がされていた。
「じゃあ、此処で生活してもらうから。」
X氏の一言目に絶句したのを今でも覚えている。
脳内の整理が追い付かず、何度も聞き返したものだ。
「隣の小屋に僕のお弟子さんが交代で付いてくれるから
日中、出歩きたい時は彼等同伴でね。
それと、消灯は夜の九時だよ。寝る前にお手洗いなどは済ませてね。
朝の七時に解錠はするけど・・・夜中に何かあっても絶対に出さないからね。」
彼の最後の一言には、悪意すら感じた。
「それと、コレ・・・常に右側に身に着けておいてね。」
手渡されたのは、水晶のブレスレットだった。
いわく、断食中は憑きやすくなる。
その身代わりにするための物だという。
正直な話、こんな「曰く物品の山」の中
憑かない方が可笑しいだろう、なんて無駄な事を・・・。と思ったものである。
しかし、彼は述べた。
「此処にある品の力を借りて、君に憑いている者を引っ張り出す。
そして、その水晶に収める。それが出来たら試合終了。」
今後の流れを一通り聞き終えた後
私は、お弟子さんの一人と共に近くの自販機へ向かい
ミネラルウォーターを買い、蔵へ戻った。
蔵の中は電球が一つ。
だが、充分な明るさだった。
改めてみる蔵の中の品々は、私にとっては興味を引くものだった。
日本人形、絵画、ぬいぐるみ、年季の入った玩具などなど
その一つ一つに、計り知れない物語があるのだろうと心躍った。
蔵の中は不思議と「恐怖感」は無かった。
・・・異質な空間である事は間違いがない。
それでも、私は「いつ終わるのかという焦燥感」などはあっても
「蔵の品々への恐怖」を感じる事は無かった。
強いて言えば、多くの目が此方を向いている「緊張感」だけだ。
だがそれも、実際に「見て」「触れて」を繰り返すうちに解消していった。
どれだけの時間が流れたか・・・ふと気付くと
近くから足音がする。
「○○(X氏)さん?」
問いに返答はなかった。
念のため、お弟子さんの名前も呼び確認を取ったが
それも返答はなかった。
不思議に思いながらも、視線を呪物の山へ戻す。
初日の晩という事もあってか
この晩、何か怪異が起こる事は無かった。
いつの間にか寝てしまっていた私は、翌朝
X氏の挨拶によって目を覚ます事になった。
其処に、X氏の自宅兼事務所がある。
18時に事務所に到着。
その後早々に、私は事務所から少し離れた場所にある蔵へと案内された。
そこには、いわゆる「曰くの強いモノ」が多く収められている。
四方は結界が貼られ、入り口の観音開きの扉にも
厳重に封がされていた。
「じゃあ、此処で生活してもらうから。」
X氏の一言目に絶句したのを今でも覚えている。
脳内の整理が追い付かず、何度も聞き返したものだ。
「隣の小屋に僕のお弟子さんが交代で付いてくれるから
日中、出歩きたい時は彼等同伴でね。
それと、消灯は夜の九時だよ。寝る前にお手洗いなどは済ませてね。
朝の七時に解錠はするけど・・・夜中に何かあっても絶対に出さないからね。」
彼の最後の一言には、悪意すら感じた。
「それと、コレ・・・常に右側に身に着けておいてね。」
手渡されたのは、水晶のブレスレットだった。
いわく、断食中は憑きやすくなる。
その身代わりにするための物だという。
正直な話、こんな「曰く物品の山」の中
憑かない方が可笑しいだろう、なんて無駄な事を・・・。と思ったものである。
しかし、彼は述べた。
「此処にある品の力を借りて、君に憑いている者を引っ張り出す。
そして、その水晶に収める。それが出来たら試合終了。」
今後の流れを一通り聞き終えた後
私は、お弟子さんの一人と共に近くの自販機へ向かい
ミネラルウォーターを買い、蔵へ戻った。
蔵の中は電球が一つ。
だが、充分な明るさだった。
改めてみる蔵の中の品々は、私にとっては興味を引くものだった。
日本人形、絵画、ぬいぐるみ、年季の入った玩具などなど
その一つ一つに、計り知れない物語があるのだろうと心躍った。
蔵の中は不思議と「恐怖感」は無かった。
・・・異質な空間である事は間違いがない。
それでも、私は「いつ終わるのかという焦燥感」などはあっても
「蔵の品々への恐怖」を感じる事は無かった。
強いて言えば、多くの目が此方を向いている「緊張感」だけだ。
だがそれも、実際に「見て」「触れて」を繰り返すうちに解消していった。
どれだけの時間が流れたか・・・ふと気付くと
近くから足音がする。
「○○(X氏)さん?」
問いに返答はなかった。
念のため、お弟子さんの名前も呼び確認を取ったが
それも返答はなかった。
不思議に思いながらも、視線を呪物の山へ戻す。
初日の晩という事もあってか
この晩、何か怪異が起こる事は無かった。
いつの間にか寝てしまっていた私は、翌朝
X氏の挨拶によって目を覚ます事になった。
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