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大親友「遠藤」の話
アパートで。 終
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社会人になって数ヶ月。
ある祝日の夕方。
遠藤から電話が掛かって来た。
その第一声が・・・
「クポー、助けてくれ。」
突然の事だった。
大まかに事情を聞くと、遠藤は三井とデートで訪れたファミレスで
軟禁状態に陥ってしまったそうだ。
お昼を食べようと入ったファミレス。
席に着いて数分後の事だ。
突然、見知らぬ中年の女性数名が自分たちの席を占拠。
聞けば、三井の・・・宗教の関係者だったという。
だが、この時点で私は疑問だった。
「お前ら、別れたって聞いたけど?」
「・・・確かに、一度は別れたんだけど。勧誘はもうしないって言うから・・・。」
「で、またカモられた。・・・と?」
「・・・。」
「まぁいい。そこ何処。すぐ行ってやるからよ。」
だが、結論から言うに私が遠藤の元に辿り着く事は無かった。
ファミレス付近で張っていたチンピラによって足止めを食らう事となったのだ。
私がチンピラに掴まって二時間。
とうとう警察の厄介にまでなる始末。
だが、ソレを気に遠藤は本格的に三井と縁を切ったという。
・・・だが・・・出てきてしまったのだ。
忌まわしき過去の亡霊ともいえる「封筒」が・・・。
私は急いで遠藤に電話を掛けた。
「もしもし、遠藤?これどういう事だよ。」
「どうって言われても・・・。」
電話の前に写真を送り軽く事情を添付しておいた。
だが、彼から納得いく回答は得られなかった。
そのはずだ。
遠藤自身も三井や宗教から縁を切って十年以上にもなる。
ましてや、遠藤が一人暮らしを始めたのが28の時だ。
彼の言葉を信じるのであれば、それでも十年の空白がある。
三井が彼の一人暮らしを知っている訳がない。
だが、現に木札の様な物が出てきてしまった。
その木札は私が回収し、すぐにX氏へと送付した。
・・・素人目の私でも分かる。
あの木札は普通の人が持っていて良いものではない。
私自身、触る事を躊躇った節がある。
それから数日。
遠藤の部屋で奇声を聞く事は無くなった。
X氏に送った木札も、事情を説明してあったため
その流れで即時お焚き上げがなされた。
その後、遠藤も無事退院。
今もまだ、心臓やホルモン系の病気に悩まされているものの
日常生活には支障はないレベルだそうだ。
ただ一つ・・・。
事情を知ったX氏も不思議な事を呟いていた。
「あの木札は、友達の彼女の仕業ではないかも知れないね。
・・・というか、その友達には非常に言いにくいんだけど・・・
その元カノはもう・・・。
あの木札にはその彼女の念が入っていたと思うけど・・・
それを用意したのは別の他人だろうね。」
・・・
早い話
あの木札は、三井の命を使って作られた可能性が高い。
その木札は別の誰かによって、部屋に隠されたのではないか?との事だ。
そして、部屋で聞こえた叫ぶような奇声。
それは、三井の断末魔だったのではないか?
そう、X氏は語った・・・。
ある祝日の夕方。
遠藤から電話が掛かって来た。
その第一声が・・・
「クポー、助けてくれ。」
突然の事だった。
大まかに事情を聞くと、遠藤は三井とデートで訪れたファミレスで
軟禁状態に陥ってしまったそうだ。
お昼を食べようと入ったファミレス。
席に着いて数分後の事だ。
突然、見知らぬ中年の女性数名が自分たちの席を占拠。
聞けば、三井の・・・宗教の関係者だったという。
だが、この時点で私は疑問だった。
「お前ら、別れたって聞いたけど?」
「・・・確かに、一度は別れたんだけど。勧誘はもうしないって言うから・・・。」
「で、またカモられた。・・・と?」
「・・・。」
「まぁいい。そこ何処。すぐ行ってやるからよ。」
だが、結論から言うに私が遠藤の元に辿り着く事は無かった。
ファミレス付近で張っていたチンピラによって足止めを食らう事となったのだ。
私がチンピラに掴まって二時間。
とうとう警察の厄介にまでなる始末。
だが、ソレを気に遠藤は本格的に三井と縁を切ったという。
・・・だが・・・出てきてしまったのだ。
忌まわしき過去の亡霊ともいえる「封筒」が・・・。
私は急いで遠藤に電話を掛けた。
「もしもし、遠藤?これどういう事だよ。」
「どうって言われても・・・。」
電話の前に写真を送り軽く事情を添付しておいた。
だが、彼から納得いく回答は得られなかった。
そのはずだ。
遠藤自身も三井や宗教から縁を切って十年以上にもなる。
ましてや、遠藤が一人暮らしを始めたのが28の時だ。
彼の言葉を信じるのであれば、それでも十年の空白がある。
三井が彼の一人暮らしを知っている訳がない。
だが、現に木札の様な物が出てきてしまった。
その木札は私が回収し、すぐにX氏へと送付した。
・・・素人目の私でも分かる。
あの木札は普通の人が持っていて良いものではない。
私自身、触る事を躊躇った節がある。
それから数日。
遠藤の部屋で奇声を聞く事は無くなった。
X氏に送った木札も、事情を説明してあったため
その流れで即時お焚き上げがなされた。
その後、遠藤も無事退院。
今もまだ、心臓やホルモン系の病気に悩まされているものの
日常生活には支障はないレベルだそうだ。
ただ一つ・・・。
事情を知ったX氏も不思議な事を呟いていた。
「あの木札は、友達の彼女の仕業ではないかも知れないね。
・・・というか、その友達には非常に言いにくいんだけど・・・
その元カノはもう・・・。
あの木札にはその彼女の念が入っていたと思うけど・・・
それを用意したのは別の他人だろうね。」
・・・
早い話
あの木札は、三井の命を使って作られた可能性が高い。
その木札は別の誰かによって、部屋に隠されたのではないか?との事だ。
そして、部屋で聞こえた叫ぶような奇声。
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そう、X氏は語った・・・。
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