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筆者(メカ)の経験談。
名無しのクラスメート 3
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近日行われる事になった温泉旅行だが
私は不参加を表明。
というのも、遠藤にこの事を相談するべく動いていたからだ。
「なぁ、遠藤。この卒アルの中で俺達が知らない顔・・・居るか?」
「なんだよ、急に。」
「さっきも話したけどさ、アイツが誰なのか知りたくて・・・。」
「ん~・・・強いて言えば2組に居た『池谷』だろ。」
「・・・池谷?」
「あぁ、お前と入れ替わりに引っ越し・転校していった奴でな。
俺もお前と1年違いで此処に引っ越してきたから、池谷の事は良く知らんし
何より、5年生の時の話だから卒アルには載ってないだろ。」
「そいつ、どんな奴だった?」
「いや、だから・・・俺も良く知らないんだって。
・・・ただ・・・。」
「ん?」
「俺が転校してきた時、同じクラスだった『吉田』が『池谷にだけは近付くな』って言ってたな。」
「・・・どういう事?」
「その池谷って奴、色々問題があったんじゃないか?詳しく知りたいなら
吉田の連絡先教えてやるから聞いてみろよ。」
遠藤に促されるまま、私は『吉田』とコンタクトをとることになった。
そして、その『吉田』と会い、真相を調べている中、温泉旅行は開かれたそうだ。
「わりぃな、忙しい時に。」
「構わねぇよ。で・・・池谷の事がどうしたって?」
「詳しく教えてくれないか?」
「別に・・・良いけどよ。面白いような話なんかじゃねぇぜ?」
「それでもいいさ。」
『吉田』は『池谷』について語り出した。
「あいつな。今でこそ認知されつつある世の中だけど
いわゆる『性同一性障害』だったんだよ。
でも、人柄自体はそんなに悪い奴だったって事じゃないんだ。
まぁ・・・惜しむらくはちょっと行動に難ありって所か。」
「どういう事?」
「あいつ、気に入ったクラスメートが居るとすぐ『なりきろうとする』んだよ。」
「なりきる・・・?」
「そう、例えば『お前になりきって誰かと話してたりする』んだよ。
しかも、それがさ
どっかで隠れてみてたんですか?ってぐらい正確な内容なのさ。」
「・・・え・・・。」
「そうなるだろ!?だからさ。転校してきたばっかりの遠藤からすりゃ
どっちが本物の○○君?とかになるだろうからと忠告したわけさ。
それに、いきなりそんなモン見たら気味悪いだろ?」
「・・・そう・・・だな。」
「・・・え、まさかお前も被害に合っちゃった感じ?でもお前ら入れ替わりだったよな?」
それ以降の吉田の言葉は耳に入ってこなかった。
彼もとい彼女(池谷)に感じた妙な空気。
そういう事だったのかと納得してしまった自分が居る。
間違いなくアイツは池谷だ。
・・・そして恐らく彼女はもう・・・。
私は不参加を表明。
というのも、遠藤にこの事を相談するべく動いていたからだ。
「なぁ、遠藤。この卒アルの中で俺達が知らない顔・・・居るか?」
「なんだよ、急に。」
「さっきも話したけどさ、アイツが誰なのか知りたくて・・・。」
「ん~・・・強いて言えば2組に居た『池谷』だろ。」
「・・・池谷?」
「あぁ、お前と入れ替わりに引っ越し・転校していった奴でな。
俺もお前と1年違いで此処に引っ越してきたから、池谷の事は良く知らんし
何より、5年生の時の話だから卒アルには載ってないだろ。」
「そいつ、どんな奴だった?」
「いや、だから・・・俺も良く知らないんだって。
・・・ただ・・・。」
「ん?」
「俺が転校してきた時、同じクラスだった『吉田』が『池谷にだけは近付くな』って言ってたな。」
「・・・どういう事?」
「その池谷って奴、色々問題があったんじゃないか?詳しく知りたいなら
吉田の連絡先教えてやるから聞いてみろよ。」
遠藤に促されるまま、私は『吉田』とコンタクトをとることになった。
そして、その『吉田』と会い、真相を調べている中、温泉旅行は開かれたそうだ。
「わりぃな、忙しい時に。」
「構わねぇよ。で・・・池谷の事がどうしたって?」
「詳しく教えてくれないか?」
「別に・・・良いけどよ。面白いような話なんかじゃねぇぜ?」
「それでもいいさ。」
『吉田』は『池谷』について語り出した。
「あいつな。今でこそ認知されつつある世の中だけど
いわゆる『性同一性障害』だったんだよ。
でも、人柄自体はそんなに悪い奴だったって事じゃないんだ。
まぁ・・・惜しむらくはちょっと行動に難ありって所か。」
「どういう事?」
「あいつ、気に入ったクラスメートが居るとすぐ『なりきろうとする』んだよ。」
「なりきる・・・?」
「そう、例えば『お前になりきって誰かと話してたりする』んだよ。
しかも、それがさ
どっかで隠れてみてたんですか?ってぐらい正確な内容なのさ。」
「・・・え・・・。」
「そうなるだろ!?だからさ。転校してきたばっかりの遠藤からすりゃ
どっちが本物の○○君?とかになるだろうからと忠告したわけさ。
それに、いきなりそんなモン見たら気味悪いだろ?」
「・・・そう・・・だな。」
「・・・え、まさかお前も被害に合っちゃった感じ?でもお前ら入れ替わりだったよな?」
それ以降の吉田の言葉は耳に入ってこなかった。
彼もとい彼女(池谷)に感じた妙な空気。
そういう事だったのかと納得してしまった自分が居る。
間違いなくアイツは池谷だ。
・・・そして恐らく彼女はもう・・・。
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