骸行進

メカ

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筆者(メカ)の経験談。

夢 2 「見知らぬ駅への道」

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二番目に紹介する「夢」についてだが
タイトルの通り
私は「見知らぬ駅」を目指しとある「一本道」を突き進む。という物だ。

なぜ、この夢を「恐ろしい」と感じるのか・・・それは
そもそも「見知らぬ土地」である事。これに尽きる。

にも拘らず・・・だ。
「進むべき方向」だけは分かるのだ。

最初こそ「見知らぬ土地」だったが
その夢を見る回数が増えるにつれ、周囲の情報が鮮明に思い出せるようになった。

その「道」は、どこかの工業地帯のようで
周辺は、ビルや建物の工事が盛んに行われている。
立ち入り規制の看板やアピールコーンなどが並ぶ道だ。

夢を見始めた最初期
私は「駅に向かわなきゃ」という焦燥感だけで歩を進めていた。
周囲が工業地帯であることはこの時から「認識していた」が
夢から覚める頃には忘れていた。

ただ只管に「駅へ」という一念だけが、目覚めた後も残っていた。

しかし・・・。
夢を見る度、どこの駅だ?ここは何処だ?と探ろうとするのだが
駅の名前は愚か、自分が今何処に居るのかさえ分からない。

人の通りはどうだ?と観察した日もある。
工事の音は聞こえるのに、その道で人に出会う事は一切ないのだ。

歩けど歩けど、目的の「駅」には着かない。
体感的に「二時間は歩いている」
にも拘らず、たどり着かない場所とはどんな場所だろうか・・・。

そして「もういい加減にしてくれよぉ!」と疲労感で足を止めた時
目が覚める。

更に、数日前の話なのだが
この「夢」である変化が起きた。

これまでは、周囲を確認しつつも前へ前へと進んでいた「夢」だが
目覚める数秒前
私はその「夢」の中で

「とりあえず、飲み物でも買うべ」と自販機を見つけて飲み物を購入していたのだ。

何が恐ろしいって「その行動」は「意図してやった事ではない」のだ。

夢を言う物は慣れればある程度コントロールできる。

私の場合
奇妙な夢の中「情報を集めよう」と周囲を見渡したりすることがそれに当たる。

だが、数日前の「夢」では
「もういい加減にしてくれよぉ!」の少し前

何故か自販機を見つけ、飲み物を買う。という作業が挟まった。

ここで重要なのは
「自販機を見つけた」所までは自分の意思で「周囲を見渡していた」部分で
その「自販機」で「買い物をする」のは自動的に行われた反射のようなものだった。

目が覚めて思う・・・。

幾ら見慣れた夢の光景とはいえ
見知らぬ地で「呑気にも」自販機を見つけて買い物を行い
一服落ち着きを入れる事など在っていい物か?

その行動が妙に自分の行動とリンクし過ぎていて・・・リアル過ぎて怖いのだ。
「自分ならやり兼ねない・・・。」
普通なら、笑い話にでもなるネタだが
何故かその行動だけは「洒落にならんぞ、おい」という感情なのだ。

他人の下手くそなRPGを横から見ている様な・・・そんな感覚だ。

この話自体も「大して怖くない話」ではあるのだが・・・
当事者の私にとっては、中々に「(精神的に)来る物がある」話なのだ・・・。
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