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斎川家は大騒動/夜這い
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お義姉さん達が出産して床上げから帰ってくる。
三日違いで無事出産し、海兄のところは男の子。侑兄のところは女の子。
更に、真兄はマユを妊娠させ悪阻が酷く只今、有給休暇中ときている。
いくら合意の元でも、なんて事してくれてるんだ‼︎
結果、式も何も感もすっ飛ばして即入籍。
周りに、こっ酷く叱られたのは当たり前。
〝赤ちゃん達とマユの生活が落ち着くまで〟を限定に私は知臣さんと実家に帰ってきた。
「菜穂~ごめんね~呼び戻して…知臣君も、ようこそ」
屈託ない顔で母が笑顔で迎える。
「すみません。俺まで着いて来て」
「いいわよ~昔からうちに遊びに来てたんだから気にしない気にしない♪」
大体、斎川の男達はいわゆる〝亭主関白〟では無い。
まぁ大昔の事件以降だけど〝自分でできる事は自分でする〟これが家訓。
料理以外の家事は殆どするから母1人で大丈夫なんだけど今回は可愛い甥と姪+マユと家族が増えた。
「菜穂ごめんね。私まで転がり込んじゃって」
申し訳なさそうに眉を顰め謝るマユ。
「経緯はどうであれ家族になったんだから…とにかく横になってな。」
マユは一応、有給扱いだが、そのまま消化して退職する予定。
2人で決めて授かったんだから第三者がとやかく言う必要はない。
「子供かぁ…」
「菜穂。子供欲しいの?」
知臣が私の顔を覗き込む。
「ううん。そう言うわけじゃ無いよ。仕事楽しいし、まだ私は2人の時間を楽しみたい」
「はぁ~菜穂…俺、辛いんだけど」
ギュッと私を抱きしめた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
⌘ 知臣視点 ⌘
◇ R18含むんだろうか? ◇
菜穂と離れたくなくて一緒に斎川家に転がり込んだのは良いものの、なかなか菜穂との〝触れ合い〟時間がない…
…そう、お互い忙殺されて…菜穂は自分の仕事とお義母さんの家事のサポート。
俺は新しい事業の立ち上げと普段の業務を並行している。
しかも夫婦なのに寝室別って何の拷問だろ?
新婚なのに恨めしく思う。
香織と美咲の他にマユも来てるって…合意とは言え真斗が先に妊娠させたから、お義父さんの雷は凄まじかった…
悪ガキ上がりの俺達でもビビる。
それだけ人を大事に思うからこそ許せない事は〝赦さない〟人徳、貫禄。全てが備わっており人としても魅力ある〝大人〟。
俺自身で会社を立ち上げているが〝ヒヨッコ〟扱いされるのは納得いくし、学ぶところがたくさんある。
しかし菜穂との夫婦の時間は別だと思いながら疲れた身体を引き摺り無意識に菜穂の部屋まで来てしまった。
あと半月、別なんて無理だ…
当の菜穂は小さな寝息を立てベッドで丸まって眠っており、俺はその首筋に顔を埋め匂いを嗅ぐと下半身が熱くなり主張し始める。
誰かが言ってたが疲れたら疲れる程、性欲が強くなると言っていたが本当だ…
すぐにでも抱ける距離にいるが例え親、兄弟でも菜穂の嬌声は聞かせたくない。
「っはぁ…菜穂…」
彼女の匂いを嗅ぎながら自身の逸物を握り扱きながら名前を囁くと数分もしないうちに吐精してしまう…
「…俺はバカか」
無意識とは言え菜穂の部屋に忍び込み自慰をしてしまった自分自身に呆れた。
菜穂の額に唇を落し部屋を後にしようとしたら
腕を掴まれた。
三日違いで無事出産し、海兄のところは男の子。侑兄のところは女の子。
更に、真兄はマユを妊娠させ悪阻が酷く只今、有給休暇中ときている。
いくら合意の元でも、なんて事してくれてるんだ‼︎
結果、式も何も感もすっ飛ばして即入籍。
周りに、こっ酷く叱られたのは当たり前。
〝赤ちゃん達とマユの生活が落ち着くまで〟を限定に私は知臣さんと実家に帰ってきた。
「菜穂~ごめんね~呼び戻して…知臣君も、ようこそ」
屈託ない顔で母が笑顔で迎える。
「すみません。俺まで着いて来て」
「いいわよ~昔からうちに遊びに来てたんだから気にしない気にしない♪」
大体、斎川の男達はいわゆる〝亭主関白〟では無い。
まぁ大昔の事件以降だけど〝自分でできる事は自分でする〟これが家訓。
料理以外の家事は殆どするから母1人で大丈夫なんだけど今回は可愛い甥と姪+マユと家族が増えた。
「菜穂ごめんね。私まで転がり込んじゃって」
申し訳なさそうに眉を顰め謝るマユ。
「経緯はどうであれ家族になったんだから…とにかく横になってな。」
マユは一応、有給扱いだが、そのまま消化して退職する予定。
2人で決めて授かったんだから第三者がとやかく言う必要はない。
「子供かぁ…」
「菜穂。子供欲しいの?」
知臣が私の顔を覗き込む。
「ううん。そう言うわけじゃ無いよ。仕事楽しいし、まだ私は2人の時間を楽しみたい」
「はぁ~菜穂…俺、辛いんだけど」
ギュッと私を抱きしめた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
⌘ 知臣視点 ⌘
◇ R18含むんだろうか? ◇
菜穂と離れたくなくて一緒に斎川家に転がり込んだのは良いものの、なかなか菜穂との〝触れ合い〟時間がない…
…そう、お互い忙殺されて…菜穂は自分の仕事とお義母さんの家事のサポート。
俺は新しい事業の立ち上げと普段の業務を並行している。
しかも夫婦なのに寝室別って何の拷問だろ?
新婚なのに恨めしく思う。
香織と美咲の他にマユも来てるって…合意とは言え真斗が先に妊娠させたから、お義父さんの雷は凄まじかった…
悪ガキ上がりの俺達でもビビる。
それだけ人を大事に思うからこそ許せない事は〝赦さない〟人徳、貫禄。全てが備わっており人としても魅力ある〝大人〟。
俺自身で会社を立ち上げているが〝ヒヨッコ〟扱いされるのは納得いくし、学ぶところがたくさんある。
しかし菜穂との夫婦の時間は別だと思いながら疲れた身体を引き摺り無意識に菜穂の部屋まで来てしまった。
あと半月、別なんて無理だ…
当の菜穂は小さな寝息を立てベッドで丸まって眠っており、俺はその首筋に顔を埋め匂いを嗅ぐと下半身が熱くなり主張し始める。
誰かが言ってたが疲れたら疲れる程、性欲が強くなると言っていたが本当だ…
すぐにでも抱ける距離にいるが例え親、兄弟でも菜穂の嬌声は聞かせたくない。
「っはぁ…菜穂…」
彼女の匂いを嗅ぎながら自身の逸物を握り扱きながら名前を囁くと数分もしないうちに吐精してしまう…
「…俺はバカか」
無意識とは言え菜穂の部屋に忍び込み自慰をしてしまった自分自身に呆れた。
菜穂の額に唇を落し部屋を後にしようとしたら
腕を掴まれた。
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