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【完結】やはり襲われました。
しおりを挟む「コラっ!菜穂、俺の身体で遊ぶな」
聞き慣れた声が布団を隔て聞こえる。
私はモゾモゾしながら彼の胸元かは顔を出し、ヘラッと笑って誤魔化した。
「おはようございます。知臣さん。」
「…はぁ…怒る気失せた」
ため息混じりに呆れながらギュッと抱きしめられ額にキスをされる。
私は彼がするデコチューが好きだ。
何故か身体がゾクゾク反応する。
「悪戯好きの菜穂には〝お仕置き〟が朝から必要だな」
ニヤリと悪い笑みを私に向けた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
⌘ 知臣視点 ⌘
◇ R18入れます ◇
「っっあーーっ♡」
菜穂を全裸にして俯せにらなったままの状態で後ろから貫く。
小刻みに震える菜穂の背中に舌を這わせると更に甘く啼いた。
「はん。ぁっあぁ」
弓なりに反る身体を捕まえ互いの舌を絡ませさらに腰を打ち付ける。
ヌプヌプと粘膜音と一緒にパンパンと音が鳴り響き、それに合わせるかのように菜穂は嬌声を漏らす。
「あぁぁん。かっかずぉみさん。もぉだめぇ」
「悪戯して煽った菜穂が悪い」
「ん"あ"っあ"ーーんんっ」
俺の男根を咥えたまま蜜口から、ぽたぽたと愛蜜が落ちシーツに輪染みが出来る。
達ったばかりの菜穂を仰向けにグラインドさせ男根を抜くと切なげに声を漏らす。
「ちょっとの間男根はお預け」
恨めしそうに睨む顔も可愛い。
まだイったばかりの蜜口に指を挿れイイところを更に刺激する。
「いやーっまだイったばかりなのぉイジワルしないでぇっ…ぃゃっあっぁぁっんっっぅ」
二本の指を複雑に抽送しながら花芯を親指で刺激を与えると潮を吹き上げる。
ピクピクと痙攣しているところに片方の胸を舐め上げ、もう片方は尖りを軽く摘んだり弾いだけでも抑えが効かないのか激しく喘ぐ。
「菜穂…かーわいい」
顔を紅潮させ涙と汗で張り付いた髪をかき上げながら彼女の膝を折り一気に奥まで挿入する。
「かはっ…ん''ん"っあぁ」
「菜穂、締め過ぎっ動くから俺にしがみついて」
俺の首に腕を回させ向かい合う。
「キスしよ。舌を出して」
蕩け顔で今にも涎が滴り落ちそうな舌を俺の前に差し出しす。
すかさず絡めとりクチュクチュと口内を弄る。
「んやっ気持ちいい」
どちらの体液か分からなるくらい、お互いに求め合い気が付いたら陽が傾いていた。
抱き潰した菜穂をソファに移しリネンを変える。
「知臣さん、また汚しちゃった…ごめんなさい」
ソファで横になりながら小さく呟く
「気にするな。俺は嬉しいから」
2人でソファに凭れ掛かりながら、コーヒーを飲む。
「なぁ…菜穂。今回、斎川の実家に行ったけど、早く子供が欲しいか?」
〝明るい家族計画〟そんなフレーズの自販機を思い出してしまう。
「んーまだ私は知臣さんと〝恋愛〟したい。だって私は貴方しか知らないんだよ」
コテンと俺の肩に身を預ける…やめてくれ…また抱きたくなるから。
この無自覚の奥様との甘い時間を俺も楽しみたいと思いながら他愛ない話をして、夜はまた彼女を抱き潰した。
———数年後———-
「おい知臣。仲良いのは分かるが俺達の菜穂何だと思っているんだ?」
産婦人科で、2人の子供を抱き抱えながら海斗に言われる。
海斗のところが3人、侑斗、真斗が2人
…で俺は4人の子供を見ながら5.6人目の出産に挑む菜穂を心配する。
俺が一人っ子の為、池永家では孫が増えて大喜び。
それに引き換え斎川家は立て続けに出産してる菜穂を心配している。
オギャーオギャーと、泣き叫ぶ2つの新しい命の息吹を聞きながら菜穂に感謝する。
初めて会った時から、俺に捕まった菜緒は死ぬまで俺に愛されてしまうんだから海斗達、諦めてくれ。
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