年下の幼馴染が男になりました。

弌壱弐撥

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俺を見て‼︎ 2

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祐哉視点

*爽やかにしても、やっぱりストーカー*


やっぱり梨花は不貞腐れていた。
でも、その顔も可愛いけどね。

子供の頃の梨花は〝お姉さん〟の印象が強かった。
は….いつも妹の悠花と梨花の取り合い。
俺にとっては1番いい思い出。
あの日、眠れず梨花の部屋を訪ね一緒に寝て抱き寄せられ、俺の中で〝何が変わった〟今となればの始まりだと理解してるが、背中から感じるに戸惑い、初恋を意識した事を今でも忘れない。

そう認識し出してからは、梨花に近付く事を躊躇いだし、タイミングが重なり、伯父の急逝から俺の家庭も慌ただしくなった。

いきなり家の引っ越しと宮河の姓から桂木に変わり学校は転校してと目紛しく過ぎていった。 

俺自身も会社の後を継ぐ決意をして、勉学に意欲的に取り組んだ。

政略的なお見合いとか何件か受けたり、女性と付き合ってみたけど長続きせずにいた。

〝あなたは私を通して違う誰かを見てる〟

別れ際に女性に言われた事があったが気にも留めてなかった。

あの日、梨花と再会してする。
ダメなんだって。


--------------------------------------------


ネットで宿泊予約を取りコインロッカーに荷物を置き、梨花のコテージに向かう。

警戒心なく俺を部屋に入れる梨花が心配。

大人の都合で会えなかった事を話すとふと緩んだ微笑みに俺の

思わず押し倒して柔らかい唇を奪う。
少しずつ深く激しさを増せながら舌を絡め取るキスをする。

梨花はキスに慣れてなく鼻で息もできずに真っ赤な顔をし逃げる舌先を、俺は逃さない様、追いかけ絡める。

息をしようと漏れる甘い声に頭がクラクラしそうになり、唇が離れたと同時に胸を押され我に返る。

「私、キスも初めてなんだからね」

涙目で訴えた顔がまた可愛い思い唇を落とす。

2人で観光して別れ荷物を持ちホテルに向かうと、まさかのダブルブッキング。

ツインを予約していて相手は家族連れ。
小さな子供がいた為、他を探させるのは忍びなく譲る事にした。

「さてさて…」

知らない土地だし今更探しても厳しいだろう。
ダメ元で梨花のコテージに行く。

やっぱり梨花は部屋に俺を迎えた。
梨花の危機管理能力をちょっと心配する。

ホテルのオーナーからOKを貰い一晩、泊まらせてもらう事になり、梨花は、直ぐに風呂に入れる様に準備してくれる。

さりげない気遣いが今も変わらない彼女に愛おしさが増していく。

風呂から上がると小さな寝息で既に寝ていた。

ベッドは2つあるが俺は迷わず梨花のベッドに入り込んだ。

シャンプーの香りと梨花の甘い香りが鼻腔を擽ぐる。

そっと腕を頭の下に潜らせ腕枕をして抱き寄せて眠りに堕ちた。

昨日と同じ事が起きた為、思考が停止してる様だ。

「私は祐哉・君からいくつを奪われるんだろうか?」

可愛い質問に悶えながら

「全部で」

梨花の初めては笑顔で答える。

「そもそも、お付き合いしてないよね?私達」

その質問にストレートに結婚しか考えてない事を伝えると、かなり混乱させてしまった。

最後の押しで、1人でいる時も俺を忘れないでいる様に言葉で堕とす。
どうか、効いてくれと願いを込めて俺は一足先に帰った。

連休明け、普段と変わらない生活が始まる。
ただ〝梨花がいない〟以外は…
俺自身も梨花無しじゃダメみたいだ。

週明け、メールをチェックするとクレームの連絡が入る。
梨花の休みの間、纏わりつく女性社員達が割り振りを受けていた業務が大変な事になっていた。

彼女1人でこなしていた業務を3人に振り分けて全くできてない事に苛立ちを覚え、ついきつい口調で彼女達を注意する。

残った業務を終える為にフロアーに向かう梨花をミーティングルームに思わず閉じ込めた。

俺自身、梨花の側にいる時間も残り僅か、彼女達に甘い梨花にも嫉妬する。

彼女の甘い香りを嗅ぎ肌に舌を這わせ震える声に抱き潰したい気持ちを抑える。

何回も重ねた唇と舌は俺の動きに合わせる様になっていた。

「えっろい顔」

甘く蕩けた顔を見つめた。









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