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1 召喚の儀

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ある夏の暑い日に、部屋のエアコンが故障し、普段まったく足の向かない図書館に避難していた。

私の名前は、入江 悠莉 [いりえ ゆうり]。彼氏いない歴=年齢の24才ベテランなのだ。大学を卒業して小さな会社に事務として就職をしたが、先輩がウザくて1年で辞めて今はしがないフリーターである。

そこそこ長く図書館に居るのだから、当然トイレにも行くのである。そろそろ3度目のトイレタイムで便座に座った途端に部屋が光を浴び目が眩んだ、そして目を開けると……

「ぅおおおぉッ!!!」
「成功したどぉー!」
「キターーッ!!」

ビクッとして周囲をキョロキョロ見回すと、人がいっぱい……人?  薄暗くて良く見えないが、頭に角?その中の1人が話しかけてきた。

「突然の事で驚いて何が何だか理解できないでしょうが、まず衣服を整えられるが宜しいかと…」

1人にそう言われ、今の状況を確認し思い出した、私はトイレに居たのだと。ケツ丸出しだと。「ッ!?」

声にならない声が出た。
急いで隠したが既に遅し、薄暗い部屋に居た皆が私をガン見している。私は恥ずかしさのあまり床をガン見。なんとも言えない空気が流れたが、それを打ち砕くかの如く最初に話しかけてきた人物を睨んでみた。

するとその人が
「ようこそ我がステリアラ国へ。私はこの場を任されましたゴーシュと申します、よろしくお願いします。まずは部屋をご用意して御座いますので、そちらで現状の説明と、今後のご相談をさせたて頂きたく存じます。」

何事も無かったかのように話し始めた、なんかムカつくぞ。
だが見たことない人種に場所、この場に居るのもと思い、警戒するものの自分の戦闘力はゴミ程度だと理解しているので、仕方なく今は様子を見るしか手段は無い。
「解りました、案内して下さい。」ちょっと気丈に振舞って答えてみた。






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召喚シーンに悩みまくった結果、グダグダと長くなって皆様に召喚前で飽きられそうな予感がしたのでサクッと行ってみました。




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