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―レイラ―side―②―
しおりを挟むアルザの護衛をして数日、3日かな?が経過した、召喚者は何か作ったみたいだが?
ユーリ»「アルザ、これやってみてくんない?」
アルザ»「お義母様、これはどうやるのです?」
ユーリ»「この駒は、それぞれ決まった動きしか出来ないから、駒の動かし方は板に書いてある、チェスって言う2人用のオモチャだよ。」
アルザ»「オセロに似てますけど、まったく違う物なのですね。」
チェス?オセロって、いきなり王都で流行りだしたアレか。
ユーリ»「駒が上手く作れないから、オセロを改造しましたスミマセン…駒の並べ方とか2枚目の板に書いてあるから、やってみてムリなら言ってね?」
アルザ»「はい、レイラやろ?」
え…。私かよ…。
レイラ»「こんな難しそうなのチビこいアルザが出来んのかよ?」
アルザ»「むぅッ お義母様が作った物だからぜったい面白いのッ!!」
レイラ»「ぁぁ~…分かったょ……。」
仕方ない、相手してやるか…しっかしなんだこれ?難しすぎんだろ。もっと簡単に出来なかったのか?
暫くアルザの相手をしてたら、アルザがプルプル震えだした。
召喚者も気がついたらしく、アルザに声をかけて来た。
ユーリ»「どしたアルザ?」
アルザ»「ぅぅッ レイラが強いのです……。」
ユーリ»「負けてんのか~ぃッ! 」
やりすぎた………。
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