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しおりを挟むシルフを外に避難させてラナとリーゼに話しかけた。
ユーリ»「2人は大丈夫?」
リーゼ»「問題御座いません。」
ラナ»「私も特には。」
ユーリ»「シルフは繊細すぎなのかな?」
ラナ»「こういった場所には行かなかったでしょうからね。」
ユーリ»「あ、侯爵令嬢だったもんね。」
暫くして兵士が3人来た。
兵士»「お呼びですか陛下?」
ユーリ»「みんなはさ、娼館あったら行く?」
兵士»「え!? そ、そのような場所には行きませんよッ」
ユーリ»「そなの?私達が女だからって遠慮しないでいいんだよ?」
ラナ»「娼館があれば通いまくりますか?」
ユーリ»「通いまくりますか?って(笑)変な聞き方しないの(笑)どう?行かない?」
兵士»「まぁ、あれば行くかもです。」
ユーリ»「奴隷でもいい?」
兵士»「まさか作るつもりですか!?」
ユーリ»「奴隷でもいいなら作ろうと思ってんだけど、とかで呼んでみたのよ、女の目じゃ分からないのよね。この子どうなの?」
兵士»「どうなのと聞かれましても…やはり女性の前ですと話し辛いですね。」
ユーリ»「まぁ、そうだよね、女と見てくれてるのは嬉しいんだけどね。」
兵士»「まぁ、それなりには。」
ユーリ»「ありがと、戻ってくれていいよ。」
兵士»「失礼致します。」
店員»「皆様は偉い人なのですね?」
ラナ»「このお2人は王族ですからね。」
店員»「えッ!? 王族の方なのですか!?」
ユーリ»「一応ね。」
ラナ»「ロズグランデ国王陛下と、王妹殿下です。」
店員»「え”ッ!? 王様ッ!? 」
ユーリ»「あはは、ちなみにさっきのルナールの子は王女様だよ。」
店員»「はぃッ!? 王女様ッ!? 」
店員がガクブルしだした。
ユーリ»「ところでアルザ大丈夫かな?」
ラナ»「きっと魔獣が欲しいとか言い出しますよ?」
ユーリ»「それ大丈夫なの?暴れたりしないの?」
リーゼ»「お姉様が質問しているのだが?」
店員»「おッ 失礼致しましたッ 魔獣は従魔契約を結べば使役可能です。」
ユーリ»「魔物使いじゃなくても大丈夫なんですか?」
店員»「はい、奴隷と同じで主に逆らう事は出来なくなります。」
ラナ»「これ欲しがりますね、間違いないですね。」
ユーリ»「ちょっとアルザ見にいく?」
と言ってアルザを見に行ってみた。
ユーリ»「アルザ、なんか居た?ってダッコしてるじゃないの!?大丈夫なの?」
アルザ»「お義母様、お静かに。」
ユーリ»「サーセン…。」
レイラ»「タイルタイグの赤ちゃんだ、白いのは初めて見たけどな。」
ユーリ»「いやそれ虎だよね?ホワイトタイガーだよね?赤ちゃんにしてはデカくない?」
レイラ»「それは知らんけど、タイルタイグの子供ってこんなもんだぞ?」
ユーリ»「子供でその大きさって、大人になったらどんだけデカくなるのよ…。」
既に大人の大型犬ぐらいの大きさなんですけど?
タイルタイグって何?種類?
タイグって多分タイガーだよね?
タイルは何?まさかのタイラントじゃないよね?もしそうなら猛獣じゃないのよ…。
アルザ»「お義母様、お願いがあります。」
うそ~ん。
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