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319 魔法でお仕置き
しおりを挟むお尻が濡れてる、水が飛んできた?
飛んで来た方向を見たら凄い驚いた顔したリーゼが居る、なんでそんな顔やねんッ!!
リーゼ»「うわッ 申し訳ございませんお姉様ッ」
ユーリ»「なに?ワザとじゃないの?」
リーゼ»「ワザとではありません(焦)お姉様がラナの頭を撫でてるのを見たらチカラが入って水が飛んでしまいましたッ 申し訳ございませんッ 」
え?それって嫉妬のチカラで水を飛ばしたって事?
ユーリ»「威力が弱かったから痛いだけで済んだけど、それ身体を貫通させる事も出来るんだからね?」
リーゼ»「申し訳ございません( ◜. ̫.◝)」
ユーリ»「あ♪いぃ事を思い付いたわよリーゼ♪」
リーゼ»「?」
ユーリ»「2人は魔法の練習しときな?ちょっと地下牢に行ってくるよ。」
ラナ»「2人でですか?」
ユーリ»「敷地内だから問題ないよ、はい指輪。」
ラナ»「お気をつけて。」
ラナに指輪を渡して地下牢へ。
以前リーゼの頭を踏んだとか言ってた女の所へ向かった。
ユーリ»「久しぶりだな元侯爵婦人。」
リンネル»「いつまで私をこんな場所に居させるのです?」
ユーリ»「リーゼのオモチャって言ったろ?皆その女から離れた方がいぃよ?水浸しになるからぁ。」
リーゼ»「あッ 的ですね?」
ユーリ»「さぁ憎しみ込めて行ってみょ~♪」
リンネルに向けて水鉄砲がビシビシ飛んでリーゼが楽しそうだ。
リンネルもギャーギャー悲鳴を上げて楽しそうだ。
慣れてきたのか水の威力が上がってきてる気がする。
リーゼ»「あ…魔力が無くなりました…。」
リーゼの手を握り魔力充填。
なんだかポータブル充電器になった気分である。
素肌の部分が内出血してるので、かなり痛いのではなかろうか?
リーゼを見ると夢中で水を飛ばしている、ここまで上達したなら次のステップに進んでみようかな?
ユーリ»「使えるようになってきた所で次の段階に行ってみようか?」
リーゼ»「次が有るのですかッ!?」
水の刃を通路に向けて飛ばして見せた。
ユーリ»「これは人を殺せる水魔法、私達の世界ではウォーターカッターと呼んでた魔法だよ。」
リーゼ»「お姉様の居た世界では魔法が無かったのでは?」
ユーリ»「魔法は無かったけど、そんな事を考えて空想の遊びに使う人が居たんだよ。」
リーゼ»「良く分かりません…。」
ユーリ»「リーゼは魔法が使えたらと思った事は無いかな?」
リーゼ»「お姉様の近くに居ると魔法を使いたいとずっと思ってましたよ?」
ユーリ»「魔法を実際に使えなくても、使っている疑似体験が出来る遊びがあったんだよ。」
リーゼ»「疑似体験…。」
まぁ、分からないよね?
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