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39話
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「お前たちに質問がある」
テレサ、シルキー
「なんでしょうか?」
フレイヤ
「なに?なに?」
「魔法使えるか?」
各自の属性を教えてもらう為に聞く
「生活魔法なら使えますよ、着火やプチビールなど、ですが奴隷ですので、属性魔法は無理です」
奴隷って教会に立ち入ることができないのか取得が禁止されでもしているのか、1度教会に交渉してみよう
「でも興味はあるか?」
「もちろんです」
魔法はロマンあるからな、使えると色んなことができる、何ができるかはこれから教本を手に入れてからだけど
「実は今日教会に行って風と水の属性があることがわかった、2属性もあってすごいだろ」
ドヤ顔で自慢
「凄いですけど倍で大変ですね」
「どうゆうこと?」
2つも属性があるのは凄い素質ではあるが、皆1つの属性を使いこなすだけでも手一杯、それが2つも追うとなると2倍になるらしい
そんなことあの司祭何も教えてはくれなかった
教本も、べらぼうに高くて一般的な物でも上中下とあり、一冊当たり金貨1枚、3冊で金貨3枚、属性が2つなら金貨6枚もの大金になる、金貨は既に20枚ぐらいはあるから買えないことはない、買えないことはないが、高いな
折角わかった魔法の属性だがすぐに使うことはないだろうから保留かな
フレイヤ
「ご主人様、水と風の下の教本2冊買うことをお勧めします、覚えるのは大変なので、ゆっくりとでも覚えていかないと後悔することになりますよ」
意外な人物から意外な忠告、さぼることばかり考え、そのくせ言うことは一人前、愛想しかとりえがないフレイヤが言うとは珍しい
「その提案は嬉しいが、お前は魔法に詳しいのか?」
「私の育った孤児院にある時王族の女性が視察に訪問した際に[貴方には魔法の才能がある、2属性以上は間違いない]と言われました、成人したら必ず教会に行くようにとも」
「そうか」
「でも、その後私は友達の借金の為に奴隷になってしまってその約束は破ってしまって、でも言われてから独自で魔法のことは勉強したので人よりは詳しいのです」
日本語の勉強と算数は嫌いのようだが魔法の勉強は好きなようだな、まさか魔法のことなんて俺の頭の中にはなかったから単なる勉強嫌いな奴と印象づけてしまっていたようだ
全くもって浅慮ではあったがこれから挽回していこう。
方針は決まった、下の教本を買おう、それと3人の奴隷たちの属性も調べてもらおう、フレイヤの話を聞いて約束を果たさせてやろうと気持ちが沸いたがフレイヤだけでは依怙贔屓になってしまうからな
「お前達にも属性判別はさせよう、いくら教会がダメだと言っても俺がなんとかしてやる、奴隷だから判別は無理と言う社会なんて壊してやる」
シルキー
「ご主人様、お言葉ですが奴隷が教会で属性判別できないなんて決まり最初からないですよ」
「え?だってさっきお前たち奴隷だから属性を調べてないって言ってたよな?」
シルキー
「確かに言いました、それは奴隷は冒険者にも騎士にもなれません、だから知ったところで意味がないので行わないだけなのです、判別するにもお金、覚えるにもお金が必要ですからね」
なんだよ、もっと詳しく説明しろよ、勘違いしちゃったじゃないかよ、教会の司祭様ごめんなさい
「じゃあ明日お店休みにしてみんなで教会に行くとするか」
フレイヤ
「やったーこれで魔法が使えるー」
シルキー
「私もこれで一人前になれますね」
テレサ
「ダメです、まだまだ肌着を求めに来るお客さん多いのですから、せめてお昼までは営業しないと、お昼まではお店してても教会には間に合います、ご主人様 最近フレイヤに似てきましたよね」
怒られた、でも短縮は認められた、しっかりとお昼に終えられるように俺もお店に立つとしよう、あの人混みの中に入るのは考えただけでも億劫だ、しかも大多数がご婦人方
若い女性限定商品の場合は手伝うということを決意する
次の日の混雑は俺の予想の上をいった、お客同士で揉めてたりする
「これ私が先に取ったのよ」
「あなた一回手を離したじゃない」
商品は山のように用意してあるがそんなこと言えばまた御客が増えて近隣からクレームが来る、元が300円の綿の肌着だよ、有名ブランド店監修の商品でもないのに
100枚限定とはいえ毎日銀貨20枚もの売り上げを確保できるのは嬉しい、最近肌着以外売れなくなってしまった
そりゃあ女性が毎日大挙してきたら冒険者の人たちも立ち寄ることが難しいだろうな
昼前には完売し、目当ての商品がなくなると途端に暇になる、このタイミングで店を閉め教会に
1番嬉しそうなのはフレイヤだ、無理だと諦めていたのがまた希望が見えてくる、この気持ちはそうだな
学校があると思って朝起きたら実は日曜日って感じに似てるのかな、俺は日曜日でも学校の近くのスーパーにバイトして行っていた為わからないが
教会に行くとまた司祭のミルバルドさんが迎えてくれた
テレサたちはどんな属性を授かれるのか楽しみだ
テレサ、シルキー
「なんでしょうか?」
フレイヤ
「なに?なに?」
「魔法使えるか?」
各自の属性を教えてもらう為に聞く
「生活魔法なら使えますよ、着火やプチビールなど、ですが奴隷ですので、属性魔法は無理です」
奴隷って教会に立ち入ることができないのか取得が禁止されでもしているのか、1度教会に交渉してみよう
「でも興味はあるか?」
「もちろんです」
魔法はロマンあるからな、使えると色んなことができる、何ができるかはこれから教本を手に入れてからだけど
「実は今日教会に行って風と水の属性があることがわかった、2属性もあってすごいだろ」
ドヤ顔で自慢
「凄いですけど倍で大変ですね」
「どうゆうこと?」
2つも属性があるのは凄い素質ではあるが、皆1つの属性を使いこなすだけでも手一杯、それが2つも追うとなると2倍になるらしい
そんなことあの司祭何も教えてはくれなかった
教本も、べらぼうに高くて一般的な物でも上中下とあり、一冊当たり金貨1枚、3冊で金貨3枚、属性が2つなら金貨6枚もの大金になる、金貨は既に20枚ぐらいはあるから買えないことはない、買えないことはないが、高いな
折角わかった魔法の属性だがすぐに使うことはないだろうから保留かな
フレイヤ
「ご主人様、水と風の下の教本2冊買うことをお勧めします、覚えるのは大変なので、ゆっくりとでも覚えていかないと後悔することになりますよ」
意外な人物から意外な忠告、さぼることばかり考え、そのくせ言うことは一人前、愛想しかとりえがないフレイヤが言うとは珍しい
「その提案は嬉しいが、お前は魔法に詳しいのか?」
「私の育った孤児院にある時王族の女性が視察に訪問した際に[貴方には魔法の才能がある、2属性以上は間違いない]と言われました、成人したら必ず教会に行くようにとも」
「そうか」
「でも、その後私は友達の借金の為に奴隷になってしまってその約束は破ってしまって、でも言われてから独自で魔法のことは勉強したので人よりは詳しいのです」
日本語の勉強と算数は嫌いのようだが魔法の勉強は好きなようだな、まさか魔法のことなんて俺の頭の中にはなかったから単なる勉強嫌いな奴と印象づけてしまっていたようだ
全くもって浅慮ではあったがこれから挽回していこう。
方針は決まった、下の教本を買おう、それと3人の奴隷たちの属性も調べてもらおう、フレイヤの話を聞いて約束を果たさせてやろうと気持ちが沸いたがフレイヤだけでは依怙贔屓になってしまうからな
「お前達にも属性判別はさせよう、いくら教会がダメだと言っても俺がなんとかしてやる、奴隷だから判別は無理と言う社会なんて壊してやる」
シルキー
「ご主人様、お言葉ですが奴隷が教会で属性判別できないなんて決まり最初からないですよ」
「え?だってさっきお前たち奴隷だから属性を調べてないって言ってたよな?」
シルキー
「確かに言いました、それは奴隷は冒険者にも騎士にもなれません、だから知ったところで意味がないので行わないだけなのです、判別するにもお金、覚えるにもお金が必要ですからね」
なんだよ、もっと詳しく説明しろよ、勘違いしちゃったじゃないかよ、教会の司祭様ごめんなさい
「じゃあ明日お店休みにしてみんなで教会に行くとするか」
フレイヤ
「やったーこれで魔法が使えるー」
シルキー
「私もこれで一人前になれますね」
テレサ
「ダメです、まだまだ肌着を求めに来るお客さん多いのですから、せめてお昼までは営業しないと、お昼まではお店してても教会には間に合います、ご主人様 最近フレイヤに似てきましたよね」
怒られた、でも短縮は認められた、しっかりとお昼に終えられるように俺もお店に立つとしよう、あの人混みの中に入るのは考えただけでも億劫だ、しかも大多数がご婦人方
若い女性限定商品の場合は手伝うということを決意する
次の日の混雑は俺の予想の上をいった、お客同士で揉めてたりする
「これ私が先に取ったのよ」
「あなた一回手を離したじゃない」
商品は山のように用意してあるがそんなこと言えばまた御客が増えて近隣からクレームが来る、元が300円の綿の肌着だよ、有名ブランド店監修の商品でもないのに
100枚限定とはいえ毎日銀貨20枚もの売り上げを確保できるのは嬉しい、最近肌着以外売れなくなってしまった
そりゃあ女性が毎日大挙してきたら冒険者の人たちも立ち寄ることが難しいだろうな
昼前には完売し、目当ての商品がなくなると途端に暇になる、このタイミングで店を閉め教会に
1番嬉しそうなのはフレイヤだ、無理だと諦めていたのがまた希望が見えてくる、この気持ちはそうだな
学校があると思って朝起きたら実は日曜日って感じに似てるのかな、俺は日曜日でも学校の近くのスーパーにバイトして行っていた為わからないが
教会に行くとまた司祭のミルバルドさんが迎えてくれた
テレサたちはどんな属性を授かれるのか楽しみだ
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