祖母の家の倉庫が異世界に通じているので異世界間貿易を行うことにしました。

rijisei

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41話

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「みんなはできる範囲で魔法の勉強でも日本語の勉強でもしておいてくれ」

テレサたちに指示をしてから自宅に戻る、朝の9時には着く予定だ、異世界時間だと夜の11時、眠いんだけどやることやらないとね

俺だけでなく米本にもかなりの負担を掛けている、人材の紹介、商品の用意、人材のほうは電話でその人に聞いてくれるだけなのでそこまで負担にはならないが

肌着の調達はかなり大変だろう、なんせ50,000枚だ、そこまで苦労させておいて、自分だけ寝ていたんでは申し訳ない

オープン予定になっているリラックスサロン 店名は"絶品空間"にした、いかがわしい名前だが、勘違いして入ってくる人達も狙いだ、効果は間違い無いのだから問題ないだろう

求人が4人に対して応募者が5人、1人は男性だったので後の4人は取り敢えず雇うことにした

牛木 優
堂山 玲奈
鷲見 薫
米村 秋華

以上4名だ、牛木さんは1番体格が良くて1番経験が長い、マッサージ師の免許も持っていて、うちで雇うにはもったいないぐらいだ、

堂山さんは年は1番上だが転職組でまだそこまで経験がない

鷲見さんはクールビューティーだ、細い体をしていて、マッサージの仕事を本当にしてたのか疑うぐらいだ

米村さんは何を考えてるのかわからない感じの人だ、話しててたまに頓珍漢なことを言ってくる

でも4人ともやる気を持ってくれている、それが1番だ、うちの商品を試してもらうために牛木さんを使って他の3人にマッサージを施してもらう

タオルにポーションを浸した物を額に乗せ、身体を揉みほぐす、ポーションの効果は10分ほどで現れるから、充分勘違いさせることは可能だろう

3人はかなりスッキリした感じで、牛木さんの技量に感心していたが、本当はポーションの効果だ、牛木さんには悪いが身体を揉み解した程度では、寝不足疲労は取れない

今度は堂山さんに牛木さんの身体を揉み解ししてもらった、牛木さんが驚く番だ、お互いにお互いの技量に対して、尊敬の念を感じることだろう

(本当は俺が4人の身体で試したかったが、完全にセクハラになるから、勘違いさせちゃうな)

4人に約束をさせる、必ずこのゼリー(ポーション)を使うことを、でなければ30分4000円なんて相場より高いお店だれも来ないであろう

給料は1日1万円 プラス出来高 1人に対し1千円
10人行えば2万円になる、悪くないだろう

こちらとしたらポーションの原価が1つ500円、1人に1千円払うとして原価1千5百円、儲けが1人2500円だから、日給1万円払うとして、1人が4人接客してとんとんだ

月計算をすると家賃と水道光熱費を計算すると大体32万円ぐらいにはなるだろう、1日1万円の利益を出すとなると1人接客人数が増える

内装費は200万円なので、、、もうめんどくさい、とにかく最低1人5人は接客してもらおう

30分で1人なので10人接客したとして実働5時間、うん、悪くないね こうゆう業務って疲れるから隙間隙間作ってあげないと続かないからね

寝台は予備を入れて8台用意してあるから、人が増えても大丈夫、まずは試しと見切り発車でスタートするから少人数でいこう

最初はそこまで儲からない、今はまだ、ただ嬉しい誤算があったので利益率はもっと上がる予定だ

オープンいつにしようかな、みんなの予定聞いてみよう

「いつから勤務可能ですか?」
牛木
「今日からでも大丈夫です」
鷲見
「前の所まだ辞めてないので1週間ください」
堂山
「保育所探すので2、3日頂けますか?」
米村
「いつオープンしますか?」

質問に質問で返された、勤務可能日聞いてからオープン決めようと思ってたのに、ループしちゃうじゃん、みんなの予定を加味して1週間後と決めた

取り敢えずこれで終わり、解散だ

次はどこに行こうか、最近無駄な移動が多い気がする、一度で用件終わらない、なんかすごく短く終わるようなことでも来る羽目になったりする

祖母の家からここまで車で2時間かかるんだぞ、戻ることを想定したら往復4時間、もったいない時間だ

最近そう言えばサダムさんと連絡が取れてない、20個のダイヤと20個のルビーを売った後は何も話してない、まだ来月の約束までは日があるけど、追加買取の返事はまだきけてないのだ

「最近サダムさんと連絡取れないけどどうかしたのかな?」

「この前一時帰国するって言ってたけど、、そうだな1週間って聞いてたけど、もう2週間になるな、国で何かあったのかも知れんな」

「わかった、ありがと、追加情報あったらよろしくね」

別に中近東に帰っていたとしても電話すればいいし、メールすればいいんだけど、今までいつも米本を介して話していたものを抜きにして話すとなんか罪悪感が湧いてしまう

それに急いでいる理由も特にはないのだ、資金は充分に確保できる、また親方に頼めばいくらでも追加できるだろう

一旦の用件を済ますと祖母の家に帰る、、、つもりだったが向こうの時間に合わせると今夜中の2時、眠気が限界だ

1度自宅に帰って寝てから戻るとしよう

おやすみ
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