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スローライフに不穏な足音
一時のスローライフ
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話し合いは 簡単なことだ。
出ていったのならば 次の行き場所があるわけで、私がどの街や国に行ったか即座に調べよって事で商会の方々は四方に手を回したらしい。
つまりだ、私が何処にも経由しないと怪しまれるって理由で 次に会った時は アレコレと質問の嵐になるってわけだ。
面倒臭い、「ご苦労様です。」としか 言いようがない。
家が・・・なんて 事も教えたくないから適当に何処か行くかと 相談したわけで、この近くのそこそこ栄えてる場所に行きたいと 提案したところ、サバナァンと言う街が近くそこそこ栄えてるらしい。
パズルフィから歩いて10日程だとかならば10日後に サバナァンの近くに転移して 街に入る事にした。
しつこいったらありゃしない。
ユキナが妖精や精霊のネットワークを使い常に新しい情報を提供してくれると約束してくれたから心強い。
ムスッとしてる私の前に温泉どんなのがいいかと楽しげに聞いてくる。
私の気持ちを楽にしたいのだろう。
出来れば家の中からの出入りが出来て半露天が出来たら幸せだ。
私に向き合い 私の理想の話を真剣に聞いてくれるコウキ。
ああでも無いこうでも無いと話してるとユキナが厩舎を作って欲しいとか。
簡単に何も無い部屋に藁を引き詰めるだけでもいいとか。
ユキナの案に3人が賛成と手を上げる。
廊下の先は掃除道具を入れる場所だったけどそこを潰して廊下を繋げて露天風呂と3人の希望する部屋を作った。
たったそれだけの事だけど新たに温泉が加わって私の気分も 良くなる。
するすると伸びた廊下、ドアが1つ2つ3つと出来る、廊下の先には掃除道具入れが出来た。
手前のドアを開けると 脱衣場が広がりもう1つ戸を開けると 半露天が広がる。
「天然温泉だからお肌に優しいよ」
「入るのが楽しみ」
温泉部屋の隣のドアを開けると広い部屋が ガランとして藁だけが 散らばる。そしてもうひとつドアがある。開けてみると外に繋がってた。
面白い作りではあるけど ユキナ達が落ち着くなら構わない。
温泉の真向かいにある部屋を開けると洗濯機や室内干しができるようにした部屋だ。前から欲しかった部屋だ。
子供のようなはしゃぐ私を呆れもせずに良かったと言ってくれる3人に感謝だ。
早速 新しいお風呂を心から満喫したその日の夜の夢にも変化があった。
小島が狭いと思ってた私は島を大きく広げた。アオトとユキナは喜び走り回り 私はその姿を見て 喜んでる。
起きて思う事は、私自ら島を広げれるなら早く広げれば良かった。だ。
考えてたらキリがないな。だからと言って無視も出来ない。相談相手も居ない 事細かに覚えてるなら日記にして纏めてみるかと、今日から日記に書いてみることにした。
夢で見たまま 感じたままを素直に書く事って初めてだけど 言葉に残すって羞恥心だ。
ファンタジー満載の中二病と呼ばれる部類の人間の仲間に入った気分。かなりイカれた人間と間違われる率100%だ。こんな世界に来てなければ、精神科に行ってるよ。
朝から1人で悶えてたら どうしたと聞かれて 返答に困った。
ゆっくりとした旅にするって事で、10日後にサバナァンの近くに転移する事は決まってる。
新しい街に行くのは私も楽しみだ。
朝食後はユキナは庭のお手入れ、アオトが食器の片付け、コウキが掃除機とモップ拭きを自然とやり始めた、徐々にそれぞれの役割が出来て来たので私がかなり楽できる。
前から考えてた服をリメイクをするべく 父の着物を引っ張り出した。
このまま誰かに着てせても手足が出てしまうので裾を下ろしたり、柄が誰にも合わなくてイマイチだったりした物は着物を服にしたりと 楽しんでいた。
そんな風にして過ごしてると 突如現れる亀夫婦の相手をしたりと、静かに時間が流れる。
コレこそ私が望んだ スローライフだと ほくほくしてると 明日はサバナァン近くに転移すると言ってくるユキナ。
それだけなら なんとも楽しみだねぇ~ となるのに、しっかりとした情報まで伝えてくる。つまりだ、試食会にいた 数名が早馬車で サバナァンに入って 来るか来ないか分からない私の到着を待ってるとか。
サバナァンでは無くても 何処か無いかと聞いたが、無理だった。
周辺の村や街になど 全てに手が回っており私が何処で 姿を見せても連絡手段はついてるそうだ。
商人って暇人なのか?こんな事してる暇があるなら算盤の一つでも弾いてた方が良いのでは?
その方が お店の為ですよ?!
兎に角 どこかで姿を見せとかないと ますます どこかであった時に面倒な事になるってわけだ。
「はァ~ そうね 1日滞在して直ぐに立ち去るってのでどうかな?」
「滞在1日ですか・・・無いことないですが 不自然になりますよ。せめて2日は滞在しないと、それと何か課金しないと金が無いと思われて つけ込もうと考える馬鹿な輩が居ますよ」
のほほんと旅も出来ないって事よね。世知辛い世の中だよ。
「そうよね?採取した物でもいいよね~ 本当にほっといて欲しいのに 全部緑クルクルパーマリナドのせいだよね。本当にいい迷惑」
午後からは採取に専念して 明日に備えた。
出ていったのならば 次の行き場所があるわけで、私がどの街や国に行ったか即座に調べよって事で商会の方々は四方に手を回したらしい。
つまりだ、私が何処にも経由しないと怪しまれるって理由で 次に会った時は アレコレと質問の嵐になるってわけだ。
面倒臭い、「ご苦労様です。」としか 言いようがない。
家が・・・なんて 事も教えたくないから適当に何処か行くかと 相談したわけで、この近くのそこそこ栄えてる場所に行きたいと 提案したところ、サバナァンと言う街が近くそこそこ栄えてるらしい。
パズルフィから歩いて10日程だとかならば10日後に サバナァンの近くに転移して 街に入る事にした。
しつこいったらありゃしない。
ユキナが妖精や精霊のネットワークを使い常に新しい情報を提供してくれると約束してくれたから心強い。
ムスッとしてる私の前に温泉どんなのがいいかと楽しげに聞いてくる。
私の気持ちを楽にしたいのだろう。
出来れば家の中からの出入りが出来て半露天が出来たら幸せだ。
私に向き合い 私の理想の話を真剣に聞いてくれるコウキ。
ああでも無いこうでも無いと話してるとユキナが厩舎を作って欲しいとか。
簡単に何も無い部屋に藁を引き詰めるだけでもいいとか。
ユキナの案に3人が賛成と手を上げる。
廊下の先は掃除道具を入れる場所だったけどそこを潰して廊下を繋げて露天風呂と3人の希望する部屋を作った。
たったそれだけの事だけど新たに温泉が加わって私の気分も 良くなる。
するすると伸びた廊下、ドアが1つ2つ3つと出来る、廊下の先には掃除道具入れが出来た。
手前のドアを開けると 脱衣場が広がりもう1つ戸を開けると 半露天が広がる。
「天然温泉だからお肌に優しいよ」
「入るのが楽しみ」
温泉部屋の隣のドアを開けると広い部屋が ガランとして藁だけが 散らばる。そしてもうひとつドアがある。開けてみると外に繋がってた。
面白い作りではあるけど ユキナ達が落ち着くなら構わない。
温泉の真向かいにある部屋を開けると洗濯機や室内干しができるようにした部屋だ。前から欲しかった部屋だ。
子供のようなはしゃぐ私を呆れもせずに良かったと言ってくれる3人に感謝だ。
早速 新しいお風呂を心から満喫したその日の夜の夢にも変化があった。
小島が狭いと思ってた私は島を大きく広げた。アオトとユキナは喜び走り回り 私はその姿を見て 喜んでる。
起きて思う事は、私自ら島を広げれるなら早く広げれば良かった。だ。
考えてたらキリがないな。だからと言って無視も出来ない。相談相手も居ない 事細かに覚えてるなら日記にして纏めてみるかと、今日から日記に書いてみることにした。
夢で見たまま 感じたままを素直に書く事って初めてだけど 言葉に残すって羞恥心だ。
ファンタジー満載の中二病と呼ばれる部類の人間の仲間に入った気分。かなりイカれた人間と間違われる率100%だ。こんな世界に来てなければ、精神科に行ってるよ。
朝から1人で悶えてたら どうしたと聞かれて 返答に困った。
ゆっくりとした旅にするって事で、10日後にサバナァンの近くに転移する事は決まってる。
新しい街に行くのは私も楽しみだ。
朝食後はユキナは庭のお手入れ、アオトが食器の片付け、コウキが掃除機とモップ拭きを自然とやり始めた、徐々にそれぞれの役割が出来て来たので私がかなり楽できる。
前から考えてた服をリメイクをするべく 父の着物を引っ張り出した。
このまま誰かに着てせても手足が出てしまうので裾を下ろしたり、柄が誰にも合わなくてイマイチだったりした物は着物を服にしたりと 楽しんでいた。
そんな風にして過ごしてると 突如現れる亀夫婦の相手をしたりと、静かに時間が流れる。
コレこそ私が望んだ スローライフだと ほくほくしてると 明日はサバナァン近くに転移すると言ってくるユキナ。
それだけなら なんとも楽しみだねぇ~ となるのに、しっかりとした情報まで伝えてくる。つまりだ、試食会にいた 数名が早馬車で サバナァンに入って 来るか来ないか分からない私の到着を待ってるとか。
サバナァンでは無くても 何処か無いかと聞いたが、無理だった。
周辺の村や街になど 全てに手が回っており私が何処で 姿を見せても連絡手段はついてるそうだ。
商人って暇人なのか?こんな事してる暇があるなら算盤の一つでも弾いてた方が良いのでは?
その方が お店の為ですよ?!
兎に角 どこかで姿を見せとかないと ますます どこかであった時に面倒な事になるってわけだ。
「はァ~ そうね 1日滞在して直ぐに立ち去るってのでどうかな?」
「滞在1日ですか・・・無いことないですが 不自然になりますよ。せめて2日は滞在しないと、それと何か課金しないと金が無いと思われて つけ込もうと考える馬鹿な輩が居ますよ」
のほほんと旅も出来ないって事よね。世知辛い世の中だよ。
「そうよね?採取した物でもいいよね~ 本当にほっといて欲しいのに 全部緑クルクルパーマリナドのせいだよね。本当にいい迷惑」
午後からは採取に専念して 明日に備えた。
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