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入学式
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やあやあ皆さんどうも元気してるかい?
俺の名前は黒神龍一(くろがみりゅういち)
あらすじ読まなかった人のために名乗ってやるぜ!俺って優しぃー!
でな?俺な?この世界の主人公な訳よ。
で、明日から入学式な訳よ。
もう予想してくれるよね?主人公な俺。
周りは女子。
学園ハーレムだぜ!最高じゃねえか!しかも学園戦闘もの!もう神、まじ神。
ん?なんだって?ありきたりすぎてつまらない?はっ!残念だったなぁ!お前らはつまらないかもしれないけど俺は楽しいんだぜ?
何せ「学園戦闘系ハーレム主人公俺最強」 だぜ?楽しくないわけないだろ!
あ、そうだ。今夜中の12時。
俺眠いのでもう寝るね?明日が楽しみだからさ!早起きしたいんだよね!そんじゃ、またな!俺の活躍を見ていてくれたまえ。
おやすみぃ!
遂にやってきたぜこの日が!
『国立魔法戦闘士訓練学校』
ここに入学する日が、やってきた!
さあこの学校への道のり、まず何が起きると思う?
答えは簡単。
主人公とぶつかるおっちょこちょいヒロインとの出会い!
まさにこれだ!
ん?そんなのあるわけないって?あるんだなぁ!それが!見ろ!すでに俺の後ろから女の子が走ってきている!それに•••カワイイ!ふふっ••••••やはり世界は俺中心に回っているようだ••••••••
さあこい!ぶつかってこい!ぶつかった勢いでお互いに倒れ、俺はこう声をかけるのさ。
「大丈夫?怪我はない?」とな!
さあこい!今だぶつかって••••••来ないのね••••••
え?なんで?なんでぶつかってこないのさ。
え?まじで?•••••••ちょっと待って••••••なんで俺の前を歩いていた男子にぶつかってるの?なんで俺が頭で考えていたことが今、俺の目の前で、俺ではない他の男が実践してるの?
•••••••••俺、主人公だよ?
何故俺がバラ色展開にならなかったのか不思議だがまあいいだろう。
今は入学式だ。
あの後絶望してたら入学式に間に合わなくなりそうになって急いだら俺が転んだ。
そう言えばあの女の子は入学式に間に合わなくなりそうだったから走っていたのか。
調子に乗っていたあの時の俺をぶん殴りたい••••••••••
さて入学式だが••••••••生徒会長マジでカワイイんだけど!見たとき一瞬心臓止まったわ。
黒髪ロングってだけでも神なのに細目で静かそうな顔、そして•••••••••あの胸!マジ神!ボンってレベルじゃない!制服はち切れるんじゃないの!?しかもお腹も腕も足も細い!お尻はスカートでよく分からないけど大きいと思う!大きいと言う表現で合ってるかどうかは分からないけどとにかく良い!しかも目の横の髪の一部だけをピンで留めている!そこもまた良い!それだけじゃない!制服もまた良いデザインをしている!
純白のベースに金色のラインが入っていて縁などは黒。
例えるなら戦時中の日本海軍の軍将校の制服だな!これまた良いんだわ!最高!
おっと、そうしてる間に新入生代表挨拶だ。
ここは主人公の出番じゃない。
メインヒロインが出て来る場面だ!
さあ出てきたぞメインヒロイン!
その美しい顔を見せてくれ•••••••••え?•••••••••••••
•••••••••••ごめん。
これは表現できない。
確かにヒロインで間違いない。
しかし•••••••••ここまで•••••••••••••••
ここまでカワイイ女の子が存在するのか!?
新入生代表の名前は一色弥生(いっしきやよい)お決まり有名財閥のご令嬢だが、馬鹿にできないくらいカワイイ、いや、美しいの方が合ってるか。
肩まで伸びる黒髪に片方の耳の前では髪の毛を三つ編みにしていて、その最後には花飾りの髪留め。
おっとりとしたその瞳は大きく、優しい。
唇もとても綺麗な色で、小顔。
ゲームや小説で出て来るようなお姫様のよう。
•••••••••ヤバい。
こんなにカワイイ子と俺が結ばれるなんて幸せすぎて死にそう。
他の奴らも彼女に目を奪われてしまっている。
会場も静まり返り、彼女の透き通る鈴の音のような声が会場全体に行き渡る。
彼女は、一色弥生は男女関係なく会場の人々を魅了していた。
挨拶が終わる頃には会場を揺るがす程の歓声と拍手が彼女に贈られていた。
さて•••••••••••
遂にやってきました魔力測定!
測定室の中心にある透明な石に触れるとステータス用紙に能力値と属性が記される。
まあ俺はもちろん全属性と特殊属性の天と地が付くだろうけどね!
おっと紹介し忘れていたよ。
この世界には五代属性というものが存在する。
それぞれ火、水、風、土、雷が存在する。
そしてそれに当てはまらないのが準特殊属性と特殊属性だ。
準特殊属性は光と闇、特殊属性は天と地である。
で、俺が持ち合わせているのは天と地....つまり、主人公の特権である五代属性+αである。
つまり•••••••••••俺、最強であるのだ。
さあ俺の番がやって来たぞ!さあ見よ、この俺の主人公補正を!
、、、、、、、、。
「水」
え•••なんで?
ちょ、ちょっと待ってくれよ。
なんで主人公補正が効かないんだ?なんで俺の後ろにいたイケメン君が全属性+αなんだ?•••どういう事だよ•••••••••
ってよく見たら朝俺から出会いイベントを奪ってくれたやつじゃねぇーか!
こいつはことごとく俺からイベント奪っていってくれるじゃん。
まあいい、見てろ。
たった一つしか無い属性のない俺はその一つを極め、最強になるのだ!
••••••••••••••と意気込んでから二か月過ぎた。
わかった事
俺には属性が水しかない。
ステータスは平均以下。
努力してもステータスが上がらない。
あの時のイケメン君がマジで主人公してる。
あの時のイケメン君がハーレム築き上げている。
あの時のイケメン君の成績がダントツ。
あの時のイケメン•••名前は佐藤悠真(佐藤悠真)
小さな頃から能力を開花させていて、周りからは戦の神『戦神』と呼ばれている。
俺の一目惚れのヒロインとは幼馴染み。
•••••俺主人公。
分からない事
俺のステータスが伸びない。
魔法を全く覚えられない。
俺のランクが五段階中の最下位の第五魔法士官候補生。
第五の制服がショボい。
•••••俺主人公。
二か月経って確信はしていたが意地でもう一か月頑張ってみた。
だが結果は変わらずこの確信はより確かなものとなった。
••••••••••俺は主人公じゃない。
そもそもなんで俺が主人公主人公ってうるさかったかって?
それはな、小さい頃夢を見たんだ。
何かを見たって訳でもなく、ただ夢の中で声を聞いた。
お前は未来を選べる変えられる。
誰かの未来も選べる変えられる。
全てはお前次第だ。
これ聞いた時、てっきり俺が主人公で世界を変えていくと言う意味だと思った。
しかし実際は違った。
どう足掻いでも俺は主人公にはなれない。
結局、夢の言葉の意味がわかることはなかった。
ならばこれからどうすれば良いのか。
わかりきった事だ。
モブとして生きていけば良い。
普通に学校生活を終えて、普通に仕事を探す。
魔法士官だからほとんど兵士になると思うけど。
幸い俺は友達ができた。
友達と仲良くスローライフ送り、仲良く卒業。
決して悪くない人生になると思う。
「そうだな。何事も気楽に考えるのが一番。」
無駄に意地を張るのをやめて気楽に行こうと開き直った俺は友人である貴志(たかし)と松雄(まつお)のいる教室へ向かった。
「なあ龍一。そろそろあれが始まるんだぜ?」
「ん?貴志、あれとは?」
「校外実習だよ。遂に魔物と戦うんだぜ?」
「あー•••そう言えばそんなのもあったな。」
「なんだ?乗り気じゃないな。」
「まーな。大抵第一の奴らが動いてうちらに回って来る事無いと思うけど?」
「そりゃそーさ。だけどよ、戦神と戦姫の戦いが見れるんだぜ?それだけでもお得ってもんだろ。」
「あー•••••そうか•••そうだな。」
戦姫と戦神。
戦神はもちろん佐藤悠真のことだ。
では戦姫は誰なのか?誰でも考え付く事だ。
お決まり事、戦闘系物語のヒロインは必ず強い。
よって戦姫とは一色弥生の事である。
細い腕してる割には直剣片手でブンブン振り回せるし、なんといっても戦い方が綺麗なのだ。
型がしっかりしてるだけじゃない、ブレ、隙、乱れが一切無く、まるで花畑を舞う蝶の如く美しい剣裁きで相手を圧倒する。
そして何よりSランク魔獣の討伐記録がある。
本来なら主人公とかのバックで誰かの声が魔獣について語ってくれるだろうが、この世界にはそれが無いから俺が語るとしよう。
魔獣とは、そもそも魔物と魔獣違いからだが。
単純に強さの違いである。
人に害をなす獣、害獣を総称とし、それぞれにランクを付ける。
まず、全てのランク分けから説明しよう。
ランクは下からF、E、D、C、B、A、S、SS、SSSまである。
FからAまでを公害害獣としそれを通称魔物と呼ぶ。
SからSSSを災害害獣としそれを通称魔獣と呼ぶ。
これが魔物と魔獣の違いである。
少なくともこの世界では。
Sランク魔獣だがそもそも強さとかが分からないと思うからわかりやすく説明しよう。
まずSランク。
一体で街一つを滅ぼす戦闘力を持っている。
国の最精鋭魔法士部隊三個大隊でようやく倒せるレベル。
次にSSランク。
一体で国一つを滅ぼす戦闘力を持っている。
国で稀に出て来る英雄やレアな能力やスキル、魔法などを持った魔法士が隊を率いて追い払えるかどうかのレベル。
最後にSSSランク。
存在そのものが自然災害。
こいつらに狙われたら諦める。
逃げるか隠れるかしか無い。
地震が起きても津波が起きても、台風が来ても俺らはなにも出来ない。
逃げる準備をして時がきたら逃げる。
こいつらはそんなのと同じレベル。
来たらとにかく逃げる。
実はSSSよりも上のランクが存在する。
SSSSSである。
四つ目すっ飛ばして五つである。
もう架空の存在、本の中やお伽話の扱いであり神などと同等、あるいはそれ以上の存在である。
そんなのと出会ったら逃げる前に諦めるわな俺は。
俺の名前は黒神龍一(くろがみりゅういち)
あらすじ読まなかった人のために名乗ってやるぜ!俺って優しぃー!
でな?俺な?この世界の主人公な訳よ。
で、明日から入学式な訳よ。
もう予想してくれるよね?主人公な俺。
周りは女子。
学園ハーレムだぜ!最高じゃねえか!しかも学園戦闘もの!もう神、まじ神。
ん?なんだって?ありきたりすぎてつまらない?はっ!残念だったなぁ!お前らはつまらないかもしれないけど俺は楽しいんだぜ?
何せ「学園戦闘系ハーレム主人公俺最強」 だぜ?楽しくないわけないだろ!
あ、そうだ。今夜中の12時。
俺眠いのでもう寝るね?明日が楽しみだからさ!早起きしたいんだよね!そんじゃ、またな!俺の活躍を見ていてくれたまえ。
おやすみぃ!
遂にやってきたぜこの日が!
『国立魔法戦闘士訓練学校』
ここに入学する日が、やってきた!
さあこの学校への道のり、まず何が起きると思う?
答えは簡単。
主人公とぶつかるおっちょこちょいヒロインとの出会い!
まさにこれだ!
ん?そんなのあるわけないって?あるんだなぁ!それが!見ろ!すでに俺の後ろから女の子が走ってきている!それに•••カワイイ!ふふっ••••••やはり世界は俺中心に回っているようだ••••••••
さあこい!ぶつかってこい!ぶつかった勢いでお互いに倒れ、俺はこう声をかけるのさ。
「大丈夫?怪我はない?」とな!
さあこい!今だぶつかって••••••来ないのね••••••
え?なんで?なんでぶつかってこないのさ。
え?まじで?•••••••ちょっと待って••••••なんで俺の前を歩いていた男子にぶつかってるの?なんで俺が頭で考えていたことが今、俺の目の前で、俺ではない他の男が実践してるの?
•••••••••俺、主人公だよ?
何故俺がバラ色展開にならなかったのか不思議だがまあいいだろう。
今は入学式だ。
あの後絶望してたら入学式に間に合わなくなりそうになって急いだら俺が転んだ。
そう言えばあの女の子は入学式に間に合わなくなりそうだったから走っていたのか。
調子に乗っていたあの時の俺をぶん殴りたい••••••••••
さて入学式だが••••••••生徒会長マジでカワイイんだけど!見たとき一瞬心臓止まったわ。
黒髪ロングってだけでも神なのに細目で静かそうな顔、そして•••••••••あの胸!マジ神!ボンってレベルじゃない!制服はち切れるんじゃないの!?しかもお腹も腕も足も細い!お尻はスカートでよく分からないけど大きいと思う!大きいと言う表現で合ってるかどうかは分からないけどとにかく良い!しかも目の横の髪の一部だけをピンで留めている!そこもまた良い!それだけじゃない!制服もまた良いデザインをしている!
純白のベースに金色のラインが入っていて縁などは黒。
例えるなら戦時中の日本海軍の軍将校の制服だな!これまた良いんだわ!最高!
おっと、そうしてる間に新入生代表挨拶だ。
ここは主人公の出番じゃない。
メインヒロインが出て来る場面だ!
さあ出てきたぞメインヒロイン!
その美しい顔を見せてくれ•••••••••え?•••••••••••••
•••••••••••ごめん。
これは表現できない。
確かにヒロインで間違いない。
しかし•••••••••ここまで•••••••••••••••
ここまでカワイイ女の子が存在するのか!?
新入生代表の名前は一色弥生(いっしきやよい)お決まり有名財閥のご令嬢だが、馬鹿にできないくらいカワイイ、いや、美しいの方が合ってるか。
肩まで伸びる黒髪に片方の耳の前では髪の毛を三つ編みにしていて、その最後には花飾りの髪留め。
おっとりとしたその瞳は大きく、優しい。
唇もとても綺麗な色で、小顔。
ゲームや小説で出て来るようなお姫様のよう。
•••••••••ヤバい。
こんなにカワイイ子と俺が結ばれるなんて幸せすぎて死にそう。
他の奴らも彼女に目を奪われてしまっている。
会場も静まり返り、彼女の透き通る鈴の音のような声が会場全体に行き渡る。
彼女は、一色弥生は男女関係なく会場の人々を魅了していた。
挨拶が終わる頃には会場を揺るがす程の歓声と拍手が彼女に贈られていた。
さて•••••••••••
遂にやってきました魔力測定!
測定室の中心にある透明な石に触れるとステータス用紙に能力値と属性が記される。
まあ俺はもちろん全属性と特殊属性の天と地が付くだろうけどね!
おっと紹介し忘れていたよ。
この世界には五代属性というものが存在する。
それぞれ火、水、風、土、雷が存在する。
そしてそれに当てはまらないのが準特殊属性と特殊属性だ。
準特殊属性は光と闇、特殊属性は天と地である。
で、俺が持ち合わせているのは天と地....つまり、主人公の特権である五代属性+αである。
つまり•••••••••••俺、最強であるのだ。
さあ俺の番がやって来たぞ!さあ見よ、この俺の主人公補正を!
、、、、、、、、。
「水」
え•••なんで?
ちょ、ちょっと待ってくれよ。
なんで主人公補正が効かないんだ?なんで俺の後ろにいたイケメン君が全属性+αなんだ?•••どういう事だよ•••••••••
ってよく見たら朝俺から出会いイベントを奪ってくれたやつじゃねぇーか!
こいつはことごとく俺からイベント奪っていってくれるじゃん。
まあいい、見てろ。
たった一つしか無い属性のない俺はその一つを極め、最強になるのだ!
••••••••••••••と意気込んでから二か月過ぎた。
わかった事
俺には属性が水しかない。
ステータスは平均以下。
努力してもステータスが上がらない。
あの時のイケメン君がマジで主人公してる。
あの時のイケメン君がハーレム築き上げている。
あの時のイケメン君の成績がダントツ。
あの時のイケメン•••名前は佐藤悠真(佐藤悠真)
小さな頃から能力を開花させていて、周りからは戦の神『戦神』と呼ばれている。
俺の一目惚れのヒロインとは幼馴染み。
•••••俺主人公。
分からない事
俺のステータスが伸びない。
魔法を全く覚えられない。
俺のランクが五段階中の最下位の第五魔法士官候補生。
第五の制服がショボい。
•••••俺主人公。
二か月経って確信はしていたが意地でもう一か月頑張ってみた。
だが結果は変わらずこの確信はより確かなものとなった。
••••••••••俺は主人公じゃない。
そもそもなんで俺が主人公主人公ってうるさかったかって?
それはな、小さい頃夢を見たんだ。
何かを見たって訳でもなく、ただ夢の中で声を聞いた。
お前は未来を選べる変えられる。
誰かの未来も選べる変えられる。
全てはお前次第だ。
これ聞いた時、てっきり俺が主人公で世界を変えていくと言う意味だと思った。
しかし実際は違った。
どう足掻いでも俺は主人公にはなれない。
結局、夢の言葉の意味がわかることはなかった。
ならばこれからどうすれば良いのか。
わかりきった事だ。
モブとして生きていけば良い。
普通に学校生活を終えて、普通に仕事を探す。
魔法士官だからほとんど兵士になると思うけど。
幸い俺は友達ができた。
友達と仲良くスローライフ送り、仲良く卒業。
決して悪くない人生になると思う。
「そうだな。何事も気楽に考えるのが一番。」
無駄に意地を張るのをやめて気楽に行こうと開き直った俺は友人である貴志(たかし)と松雄(まつお)のいる教室へ向かった。
「なあ龍一。そろそろあれが始まるんだぜ?」
「ん?貴志、あれとは?」
「校外実習だよ。遂に魔物と戦うんだぜ?」
「あー•••そう言えばそんなのもあったな。」
「なんだ?乗り気じゃないな。」
「まーな。大抵第一の奴らが動いてうちらに回って来る事無いと思うけど?」
「そりゃそーさ。だけどよ、戦神と戦姫の戦いが見れるんだぜ?それだけでもお得ってもんだろ。」
「あー•••••そうか•••そうだな。」
戦姫と戦神。
戦神はもちろん佐藤悠真のことだ。
では戦姫は誰なのか?誰でも考え付く事だ。
お決まり事、戦闘系物語のヒロインは必ず強い。
よって戦姫とは一色弥生の事である。
細い腕してる割には直剣片手でブンブン振り回せるし、なんといっても戦い方が綺麗なのだ。
型がしっかりしてるだけじゃない、ブレ、隙、乱れが一切無く、まるで花畑を舞う蝶の如く美しい剣裁きで相手を圧倒する。
そして何よりSランク魔獣の討伐記録がある。
本来なら主人公とかのバックで誰かの声が魔獣について語ってくれるだろうが、この世界にはそれが無いから俺が語るとしよう。
魔獣とは、そもそも魔物と魔獣違いからだが。
単純に強さの違いである。
人に害をなす獣、害獣を総称とし、それぞれにランクを付ける。
まず、全てのランク分けから説明しよう。
ランクは下からF、E、D、C、B、A、S、SS、SSSまである。
FからAまでを公害害獣としそれを通称魔物と呼ぶ。
SからSSSを災害害獣としそれを通称魔獣と呼ぶ。
これが魔物と魔獣の違いである。
少なくともこの世界では。
Sランク魔獣だがそもそも強さとかが分からないと思うからわかりやすく説明しよう。
まずSランク。
一体で街一つを滅ぼす戦闘力を持っている。
国の最精鋭魔法士部隊三個大隊でようやく倒せるレベル。
次にSSランク。
一体で国一つを滅ぼす戦闘力を持っている。
国で稀に出て来る英雄やレアな能力やスキル、魔法などを持った魔法士が隊を率いて追い払えるかどうかのレベル。
最後にSSSランク。
存在そのものが自然災害。
こいつらに狙われたら諦める。
逃げるか隠れるかしか無い。
地震が起きても津波が起きても、台風が来ても俺らはなにも出来ない。
逃げる準備をして時がきたら逃げる。
こいつらはそんなのと同じレベル。
来たらとにかく逃げる。
実はSSSよりも上のランクが存在する。
SSSSSである。
四つ目すっ飛ばして五つである。
もう架空の存在、本の中やお伽話の扱いであり神などと同等、あるいはそれ以上の存在である。
そんなのと出会ったら逃げる前に諦めるわな俺は。
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