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*変化と距離
変化と距離#4
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そして夜―…
蓮「はぁ…」
携帯を何度も開いては琉から返信が無いことに溜め息ばかり出てしまう
桜「溜め息ばかりだよ?」
蓮「気付いてないかもだけど桜もだからね
やっぱり学校に来ないのも音沙汰がないのもあの人に会ったからだよね…
琉のお母さんがそんな人だったなんて…」
桜「そうだね…琉も自分の事話したがらないけど、まさかそんな過去があったとはね…」
実の母親に捨てられるなんてどんな気持ちだろう
しかも育児放棄気味でスーツケースに閉じ込められるなんて…
桜「本当に許せない…!」
少し考えてみるって言ったけど…
喧嘩してでも言いたいこと言うんだってさっきは思ったけど…
正直そんな繊細な話に踏み込んで良いのか…
蓮「桜…私、どうしたらいいのかな
琉がもしもあの人せいで苦しんでるなら助けたい
でも…これ以上踏み込んでいいのか分からなくて…」
桜「私も同じ気持ち
…でも私はなおが言ってた事の他にも何かあると思うの
あの時、琉のお母さん言ってたじゃない?
まだ見えてるのって…」
蓮「そういえばそんな事言ってたね」
色んな事がごちゃごちゃしてて忘れてた…
それを聞いた琉は反応するように足を止めてた
あの人、最後に琉に気味の悪い子って…
蓮「…もしかして幽霊の事なのかな?」
桜「もしかしなくてもそれしか思い当たらない
琉を捨てた事に何か関係してるんじゃないかなって思って…」
蓮「そうだとしたらもっと複雑な問題なのかもしれないね…」
琉―…今何を考えてるんだろう
桜「蓮…私達がここでウジウジ考えたってしょうがないよ
それにこんな時、琉なら何て言うと思う?」
蓮「なに?いきなり…」
桜「いいから」
"会いたいなら会いに行けばいい"
"話さなきゃ分からない事もある"
桜の時もなおの時もウジウジしていた私の背中を押してくれた
その言葉は今でも私の支えになってる
そうだよね…
私なに簡単な事で悩んでたんだろ
桜「…答えは出た?」
蓮「うん」
桜「そっか、私も一緒だから大丈夫だよ蓮
琉が蓮に酷い態度を取るなら私が怒ってあげるから」
蓮「桜、喧嘩にならないようね…」
今までもちょっとした事で良く言い合いしてきたけど…
桜「何言ってるの
本気で喧嘩し合える仲なんて中々無いと私は思うけど?
お互いを大切に思ってるからこそ本気で言い合えるんじゃない」
桜のその言葉は目から鱗って言うくらい衝撃的だった
蓮「そっか…そうだよね…!」
桜「そうそう
そうと決まれば明日の放課後にでも琉の所に突撃してやろう!」
蓮「うん」
桜のお陰で少し勇気が出た
追い返されても負けない…っ
ー…翌日、なおに私の決心を話した
直人「へぇ…今日の放課後に…」
蓮「うん、やっぱりこのままなんて嫌だから」
覚悟は決めた
やらずに後悔するくらいならやって後悔する方がいい
直人「…昨日まであんなに弱気だったのにな
まぁ、蓮ならそう言うと思ったけどさ」
蓮「う…昨日は昨日だよ」
直人「…それ俺も行くよ」
蓮「えっ!本当?なおが一緒だと心強い!」
私には桜もついててくれてるけど、なおも一緒だと思うとより心強い
直人「……」
桜(なおの様子が…?)
純「れーん?どこ行ったぁ?」
蓮「あ、純達が呼んでる
じゃあ放課後にね」
直人「おう」
良かった、なおが一緒で少し安心した
直人「蓮…」
そして約束の放課後
直人「蓮、行くぞ?」
蓮「うん」
1日半振りに琉の所に
今日1日ずっとその事しか考えてなかった
純「あれー?2人でどっか行くの?」
蓮「ちょっと買い物付き合ってもらうの
また明日ね」
根掘り葉掘り聞かれても困るから私はそう誤魔化して、なおと一緒に教室を出た
―――…
遥「安藤くんが休みだと思ったら、次はふじかぁ
安藤くんは知らんけど、やっぱり蓮気付いてなくない?」
純「まぁ蓮は鈍感だからね
気付いてないの蓮くらいだよ」
遥「ねーバレバレ
蓮に対しては特別優しいし」
純「見てるこっちがもどかしいよっ
ふじもささっと告白しちゃえば良いのに」
遥「安藤くんかふじか
どっちが蓮の心を射止めるんだろうね~
賭けるか♪」
純「えー…、でも安藤くんはそうゆうの興味なさそうだし、ふじの方が可能性ありそうだけど」
遥「じゃぁ、行き帰りほぼ毎日一緒なのはどう説明するの?」
純「や、最初は私もそうかも?って思ったけど…
一緒に登下校するようになって随分経つけど、なーんの変化も無いじゃん?」
遥「確かに、そんな雰囲気にも見えないし…
ここはやっぱりふじを応援するとするかぁ」
純「同じく」
遥「えぇ、それじゃ賭けにならないじゃん」
純「賭けるなんて言ってないし」
ーーー…
蓮「はぁ…」
携帯を何度も開いては琉から返信が無いことに溜め息ばかり出てしまう
桜「溜め息ばかりだよ?」
蓮「気付いてないかもだけど桜もだからね
やっぱり学校に来ないのも音沙汰がないのもあの人に会ったからだよね…
琉のお母さんがそんな人だったなんて…」
桜「そうだね…琉も自分の事話したがらないけど、まさかそんな過去があったとはね…」
実の母親に捨てられるなんてどんな気持ちだろう
しかも育児放棄気味でスーツケースに閉じ込められるなんて…
桜「本当に許せない…!」
少し考えてみるって言ったけど…
喧嘩してでも言いたいこと言うんだってさっきは思ったけど…
正直そんな繊細な話に踏み込んで良いのか…
蓮「桜…私、どうしたらいいのかな
琉がもしもあの人せいで苦しんでるなら助けたい
でも…これ以上踏み込んでいいのか分からなくて…」
桜「私も同じ気持ち
…でも私はなおが言ってた事の他にも何かあると思うの
あの時、琉のお母さん言ってたじゃない?
まだ見えてるのって…」
蓮「そういえばそんな事言ってたね」
色んな事がごちゃごちゃしてて忘れてた…
それを聞いた琉は反応するように足を止めてた
あの人、最後に琉に気味の悪い子って…
蓮「…もしかして幽霊の事なのかな?」
桜「もしかしなくてもそれしか思い当たらない
琉を捨てた事に何か関係してるんじゃないかなって思って…」
蓮「そうだとしたらもっと複雑な問題なのかもしれないね…」
琉―…今何を考えてるんだろう
桜「蓮…私達がここでウジウジ考えたってしょうがないよ
それにこんな時、琉なら何て言うと思う?」
蓮「なに?いきなり…」
桜「いいから」
"会いたいなら会いに行けばいい"
"話さなきゃ分からない事もある"
桜の時もなおの時もウジウジしていた私の背中を押してくれた
その言葉は今でも私の支えになってる
そうだよね…
私なに簡単な事で悩んでたんだろ
桜「…答えは出た?」
蓮「うん」
桜「そっか、私も一緒だから大丈夫だよ蓮
琉が蓮に酷い態度を取るなら私が怒ってあげるから」
蓮「桜、喧嘩にならないようね…」
今までもちょっとした事で良く言い合いしてきたけど…
桜「何言ってるの
本気で喧嘩し合える仲なんて中々無いと私は思うけど?
お互いを大切に思ってるからこそ本気で言い合えるんじゃない」
桜のその言葉は目から鱗って言うくらい衝撃的だった
蓮「そっか…そうだよね…!」
桜「そうそう
そうと決まれば明日の放課後にでも琉の所に突撃してやろう!」
蓮「うん」
桜のお陰で少し勇気が出た
追い返されても負けない…っ
ー…翌日、なおに私の決心を話した
直人「へぇ…今日の放課後に…」
蓮「うん、やっぱりこのままなんて嫌だから」
覚悟は決めた
やらずに後悔するくらいならやって後悔する方がいい
直人「…昨日まであんなに弱気だったのにな
まぁ、蓮ならそう言うと思ったけどさ」
蓮「う…昨日は昨日だよ」
直人「…それ俺も行くよ」
蓮「えっ!本当?なおが一緒だと心強い!」
私には桜もついててくれてるけど、なおも一緒だと思うとより心強い
直人「……」
桜(なおの様子が…?)
純「れーん?どこ行ったぁ?」
蓮「あ、純達が呼んでる
じゃあ放課後にね」
直人「おう」
良かった、なおが一緒で少し安心した
直人「蓮…」
そして約束の放課後
直人「蓮、行くぞ?」
蓮「うん」
1日半振りに琉の所に
今日1日ずっとその事しか考えてなかった
純「あれー?2人でどっか行くの?」
蓮「ちょっと買い物付き合ってもらうの
また明日ね」
根掘り葉掘り聞かれても困るから私はそう誤魔化して、なおと一緒に教室を出た
―――…
遥「安藤くんが休みだと思ったら、次はふじかぁ
安藤くんは知らんけど、やっぱり蓮気付いてなくない?」
純「まぁ蓮は鈍感だからね
気付いてないの蓮くらいだよ」
遥「ねーバレバレ
蓮に対しては特別優しいし」
純「見てるこっちがもどかしいよっ
ふじもささっと告白しちゃえば良いのに」
遥「安藤くんかふじか
どっちが蓮の心を射止めるんだろうね~
賭けるか♪」
純「えー…、でも安藤くんはそうゆうの興味なさそうだし、ふじの方が可能性ありそうだけど」
遥「じゃぁ、行き帰りほぼ毎日一緒なのはどう説明するの?」
純「や、最初は私もそうかも?って思ったけど…
一緒に登下校するようになって随分経つけど、なーんの変化も無いじゃん?」
遥「確かに、そんな雰囲気にも見えないし…
ここはやっぱりふじを応援するとするかぁ」
純「同じく」
遥「えぇ、それじゃ賭けにならないじゃん」
純「賭けるなんて言ってないし」
ーーー…
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