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*変化と距離
変化と距離#5
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なおと一緒に琉の家に向かう
私が突然行ったら琉はどう思うだろう
どんな顔をする?
何を話しかけてくれる?
いつも見たいに接してくれるのかな…
それともあの時みたいに拒絶に近い反応をされるかな…
直人「ずっと黙ってるけど琉の事考えてんの?」
蓮「ん…どんな反応されるのかちょっと不安になって」
直人「琉は根は良い奴だけど、物事をハッキリ言うタイプだからな
多分琉にとっても思い出したくない話だし、言動がきつくなる事も当然あると思う
蓮は大丈夫か?」
蓮「…大丈夫、私は決めたから
どんなに琉に冷たく突き放されても、私が納得出来るまで琉にぶつかっていくんだから」
桜も私もその覚悟で来た
それだけ私達にとって琉は大切な存在だから
直人「…蓮、変わったな
強くなった」
そうなおは私を見て言った
蓮「へ?」
直人「いや…前から蓮は強いよな
色んなしんどい事乗り越えてきたんだからさ」
蓮「私は強くなんかないよ
なおがそう思ってくれたのはきっと皆が居てくれたからだと思う
皆が居てくれなきゃ、私1人で乗り越えられなった筈だもん」
そう、誰だって1人じゃどうにもならない事がある
誰かが側に居てくれるだけで、それだけでも心強い
私は皆が私にそうしてくれたように、私も誰かにとって心強いって思える存在になりたい
直人「そっか、さて、着いたぞ」
琉が暮らしているお寺…
来るのは2回目
琉はここに居るはず
いざ、会うとなると緊張する
桜「大丈夫だよ蓮
私も居るんだから」
うん…大丈夫
私達はお寺に続く階段を登った
そして鳥居をくぐり、手入れされた花壇を通りすぎて、本殿の方へ進んでいく
前はあの花壇の所までで、ここまで来たのは初めて…
近くで見ると立派なお寺…
直人「この本殿の奥が家になってるんだけど…」
「あら?もしかして直人君?」
本殿の脇からほうきを持って顔を覗かせた女の人がなおに声をかけてきた
直人「お久しぶりです、華さん」
え!この人が華さん?
確か捨てられた琉を引き取って育ててくれたって言う…
そして琉が言っていた花壇のお世話をしている人
うん、やっぱりイメージ通り…
ふんわりした雰囲気で優しそうな人
華「あれ?直人君が女の子連れてる…
もしかして彼女?」
蓮「えっ!?」
笑みを溢しながら暖かい眼差しで私達の事を見て微笑ましそうにしてる華さん
そしてそんな風に言われたことが無かったから私は1人で戸惑っていた
直人「残念ながら違います」
華「えー、なんだ、違うの?」
びっくりした…
もしかして私達って知らない人から見たらそう見えるの?
なおは全く動じてないけど…
蓮「えと…琉君と同じクラスの白雪蓮です」
華「琉と?ちょっと待って…あーっ、貴女が蓮ちゃん!?」
私をじっと見た後、思い出したように指差した華さん
な、なんだろう…
華「琉から聞いたことあるよ
手がかかって心配が尽きない子が居るって」
それを聞いて私はちょっとショックを受けた
琉ってば私の事そんな風に説明してたの…?
華「琉ってあんまり学校の話とか友達の話とか滅多にしないから印象に残ってたの
って言ってもそれくらいしか聞いたことないけど
名前を聞いて女の子なんだろうなって思ってたけど、琉って詳しく話したりしてくれないから、どんな子なのか気になってたんだよね~
ふーん…ふむふむ…」
華さんはまじまじと私の事を見つめてきた
な…なんだろ…?
なんだか緊張する…
華「蓮ちゃん…霊が取り憑いてるね」
直人「はっ?」
蓮「え!?」
まさかそんな事を言われるとは思ってなくて、私も桜も物凄く驚いた
霊って桜の事だよね?
いや、桜以外に思い当たる節がないし
そんな事言うっていう事はこの人にも見えてるって事!?
もしかして除霊される!?
私と桜が警戒していると、華さんは声を出して笑った
華「あははっ
そんなに警戒しなくて大丈夫よ
私は見えるわけじゃないんだけど気配を感じるの
見たところ悪霊じゃないし、むしろ蓮ちゃんを守ってくれる守護霊ね」
び…びっくりした…
琉の時もだけど心臓に悪い…
直人「華さん、それって本当に大丈夫なわけ?」
華「なぁに?私の言うことが信じられないっていうの?
琉も知ってるはずだし、その琉が除霊してないんだからそうゆう事よ」
直人「あ…そ、そっか…」
華「そう言えばあなた達、何か用があったんじゃないの?」
あっ!そうだった!
蓮「私達、琉に会いに来たんです」
華「琉に?」
華さんは不思議そうに頭を傾げた
華「2人共、琉から何も聞いてないの?」
直人「何の事ですか?」
華「琉なら2日前から旦那と一緒に富山まで除霊の仕事に行ってるけど」
え…!?
直人「じゃあ今、琉は居ないんですか?」
華「ええ、居ないわよ?
まぁ、元々琉は行かない予定だったんだけど、2日前帰ってくるなり、俺も行くって言って…
因みに帰って来るのは25日よ」
25日ってあと1週間くらい…
富山に行くなんて何も聞いてない
いつもなら1日休む時も用事がある時も必ず連絡してくれてたのに…
琉に会いに来たのに今、琉は居ない
会えると思っていたのに会えない事実がもどかしく感じる
25日には帰ってくるって華さんは言ってるのに、なんかこのままじゃ本当に琉が遠くに行きそうな気がする…
2日前に帰ってくるなりって…丁度お母さんに出逢った直後の話だよね…
華「…なんか訳ありみたいね
立ち話もなんだから入ってよ
美味しいお菓子出してあげる」
華さんは何か察してくれたみたいで、私となおは素直にお邪魔する事にした
私が突然行ったら琉はどう思うだろう
どんな顔をする?
何を話しかけてくれる?
いつも見たいに接してくれるのかな…
それともあの時みたいに拒絶に近い反応をされるかな…
直人「ずっと黙ってるけど琉の事考えてんの?」
蓮「ん…どんな反応されるのかちょっと不安になって」
直人「琉は根は良い奴だけど、物事をハッキリ言うタイプだからな
多分琉にとっても思い出したくない話だし、言動がきつくなる事も当然あると思う
蓮は大丈夫か?」
蓮「…大丈夫、私は決めたから
どんなに琉に冷たく突き放されても、私が納得出来るまで琉にぶつかっていくんだから」
桜も私もその覚悟で来た
それだけ私達にとって琉は大切な存在だから
直人「…蓮、変わったな
強くなった」
そうなおは私を見て言った
蓮「へ?」
直人「いや…前から蓮は強いよな
色んなしんどい事乗り越えてきたんだからさ」
蓮「私は強くなんかないよ
なおがそう思ってくれたのはきっと皆が居てくれたからだと思う
皆が居てくれなきゃ、私1人で乗り越えられなった筈だもん」
そう、誰だって1人じゃどうにもならない事がある
誰かが側に居てくれるだけで、それだけでも心強い
私は皆が私にそうしてくれたように、私も誰かにとって心強いって思える存在になりたい
直人「そっか、さて、着いたぞ」
琉が暮らしているお寺…
来るのは2回目
琉はここに居るはず
いざ、会うとなると緊張する
桜「大丈夫だよ蓮
私も居るんだから」
うん…大丈夫
私達はお寺に続く階段を登った
そして鳥居をくぐり、手入れされた花壇を通りすぎて、本殿の方へ進んでいく
前はあの花壇の所までで、ここまで来たのは初めて…
近くで見ると立派なお寺…
直人「この本殿の奥が家になってるんだけど…」
「あら?もしかして直人君?」
本殿の脇からほうきを持って顔を覗かせた女の人がなおに声をかけてきた
直人「お久しぶりです、華さん」
え!この人が華さん?
確か捨てられた琉を引き取って育ててくれたって言う…
そして琉が言っていた花壇のお世話をしている人
うん、やっぱりイメージ通り…
ふんわりした雰囲気で優しそうな人
華「あれ?直人君が女の子連れてる…
もしかして彼女?」
蓮「えっ!?」
笑みを溢しながら暖かい眼差しで私達の事を見て微笑ましそうにしてる華さん
そしてそんな風に言われたことが無かったから私は1人で戸惑っていた
直人「残念ながら違います」
華「えー、なんだ、違うの?」
びっくりした…
もしかして私達って知らない人から見たらそう見えるの?
なおは全く動じてないけど…
蓮「えと…琉君と同じクラスの白雪蓮です」
華「琉と?ちょっと待って…あーっ、貴女が蓮ちゃん!?」
私をじっと見た後、思い出したように指差した華さん
な、なんだろう…
華「琉から聞いたことあるよ
手がかかって心配が尽きない子が居るって」
それを聞いて私はちょっとショックを受けた
琉ってば私の事そんな風に説明してたの…?
華「琉ってあんまり学校の話とか友達の話とか滅多にしないから印象に残ってたの
って言ってもそれくらいしか聞いたことないけど
名前を聞いて女の子なんだろうなって思ってたけど、琉って詳しく話したりしてくれないから、どんな子なのか気になってたんだよね~
ふーん…ふむふむ…」
華さんはまじまじと私の事を見つめてきた
な…なんだろ…?
なんだか緊張する…
華「蓮ちゃん…霊が取り憑いてるね」
直人「はっ?」
蓮「え!?」
まさかそんな事を言われるとは思ってなくて、私も桜も物凄く驚いた
霊って桜の事だよね?
いや、桜以外に思い当たる節がないし
そんな事言うっていう事はこの人にも見えてるって事!?
もしかして除霊される!?
私と桜が警戒していると、華さんは声を出して笑った
華「あははっ
そんなに警戒しなくて大丈夫よ
私は見えるわけじゃないんだけど気配を感じるの
見たところ悪霊じゃないし、むしろ蓮ちゃんを守ってくれる守護霊ね」
び…びっくりした…
琉の時もだけど心臓に悪い…
直人「華さん、それって本当に大丈夫なわけ?」
華「なぁに?私の言うことが信じられないっていうの?
琉も知ってるはずだし、その琉が除霊してないんだからそうゆう事よ」
直人「あ…そ、そっか…」
華「そう言えばあなた達、何か用があったんじゃないの?」
あっ!そうだった!
蓮「私達、琉に会いに来たんです」
華「琉に?」
華さんは不思議そうに頭を傾げた
華「2人共、琉から何も聞いてないの?」
直人「何の事ですか?」
華「琉なら2日前から旦那と一緒に富山まで除霊の仕事に行ってるけど」
え…!?
直人「じゃあ今、琉は居ないんですか?」
華「ええ、居ないわよ?
まぁ、元々琉は行かない予定だったんだけど、2日前帰ってくるなり、俺も行くって言って…
因みに帰って来るのは25日よ」
25日ってあと1週間くらい…
富山に行くなんて何も聞いてない
いつもなら1日休む時も用事がある時も必ず連絡してくれてたのに…
琉に会いに来たのに今、琉は居ない
会えると思っていたのに会えない事実がもどかしく感じる
25日には帰ってくるって華さんは言ってるのに、なんかこのままじゃ本当に琉が遠くに行きそうな気がする…
2日前に帰ってくるなりって…丁度お母さんに出逢った直後の話だよね…
華「…なんか訳ありみたいね
立ち話もなんだから入ってよ
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