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*恋人同士
恋人同士#7
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直人「…そんなに謝んなよ」
蓮「だって…」
今だってそう
そんな顔をさせてるのは私が原因なんだもん…
直人「…謝らなきゃいけないのは俺の方
蓮の気持ちを知っていながら無理矢理キスしたし…絶交される覚悟だったけど…」
…私がハッキリしなきゃなおもずっと苦しいよね…
蓮「なお、なおの気持ちちゃんと伝わったから
驚いたけど嫌じゃなかったし、なおの気持ちは素直に嬉しかった
でも私は琉が好きだから、なおの気持ちには答えられない」
直人「ハッキリ言うな
琉に告白するつもりは無いんだろ?
琉にフラれる可能性だってあるんだろ?」
蓮「うん…でもだからって半端な気持ちでなおと付き合うことは出来ないよ
それじゃなおを侮辱してる」
直人「そっか…ここで俺が引き留めてたって無駄なんだよな
分かった…蓮に伝えられただけでも俺は満足だから
だから蓮、俺の事あんまり気にするなよ」
蓮「なお…私…」
これからも変わらず友達で居てほしいだなんて私が都合よく言えない…
直人「そんな顔すんなよ
時間はかかるかもだけど、俺は蓮と友達まで辞める気は無いからさ
あぁ、でも蓮からしたら嫌か…」
蓮「嫌なわけないよ
私だって友達辞める気は無いんだから
だってなおは私の1番大事な友達なんだから」
直人「…うん…、蓮、そろそろ帰ったら?
俺は送ってやれないけど1人で大丈夫か?」
なお…
蓮「うん、近くだし大丈夫」
直人「気をつけて帰れよ」
蓮「…なおもね」
私はなおを置いて1人先に公園を出た
たった1人で帰り道を歩くのはいつぶりだろう
なおの事を思い出すと胸が苦しくて涙が溢れる
そんな涙を拭いながら足を進めた
家が近くなると、家の前に何故か琉が居た
蓮「え…琉…?」
琉「連絡遅いから様子見に来ただけだ」
蓮「桜は…?」
琉「家の中に居るから安心しろ
それよりお前1人か?直人はどうした」
琉に聞かれて私は何も答えることが出来なかった
琉「目が赤いな、泣いたのか?」
蓮「えっと…」
琉「ここじゃ人目につく
少し歩けるか?」
そして私は琉に連れられて近くの河川敷まで来て階段に腰掛けた
琉「それで、直人と何かあったのか?」
蓮「……」
なんて…言えばいいんだろう
それに琉に話しても良いのか分からない
琉「…直人に告白されたのか?」
蓮「え、なんで…」
琉「あいつを焚き付けたのは俺だしな
おおよそ予想はついてた」
琉は知ってたって事…?
琉「で?お前が泣いてる理由は?
直人に何かされたのか?」
何か…はされたけど…それ以上になおが想っていてくれた気持ちに答えることが出来ずに、傷つけることしか出来なかったのが悲しい…
蓮「…なおが私の事を好きでいてくれたなんて知らなくて…
私…なおの気持ち知らずにずっとなおに頼って甘えて、それでなおを苦しめていたと思うと私も辛くて…」
私を先に帰したのだって1人になりたかったからだと思う
あんな風に悲痛な思いで伝えてきたなおの気持ちがずっと心に残ってる
琉「人の気持ちなんて言葉にしなきゃ分からなくて当然だ
今まで黙っていたのも、今日告白したことも全部直人自身が決めたことだ
当然告白すればフラれる結果だってある
それを承知の上で、直人はお前に告白したんだろ
お前が罪悪感を抱く必要はない
お前はただ正面から直人の気持ちを受け止めてやればいいんだから」
蓮「琉…」
琉の言葉でほんの少し気は楽になった
それでもなおを思うと辛い
でも私はその気持ちと向き合っていかなきゃいけない
琉「…俺が聞くことじゃないのかもしれないが、返事はしたのか?
もししてないなら直人の為にもハッキリ伝えた方が…」
蓮「したよ、返事…
ちゃんと…断った…」
琉「…そっか、断るのも辛かったろ
頑張ったな」
そう言って私の頭を軽く撫でた琉
うん…辛かった
告白してくれたのも勇気がいった筈なのに、断るのもとても勇気が必要で同時にとても辛かった
蓮「琉は…知ってたの…?」
琉「…まぁな
知らなかったのはお前くらいじゃないのか」
蓮「そうなんだ…」
だから桜も連れて先に帰ったんだ…
琉「告白する可能性はあったが、まさかこんなに早くするとはな…先越されたな」
え…?
蓮「先越されたって…どうゆう意味…?」
いや、待って…違うよね…?
自惚れたってしょうがないよ
琉「分かんねぇの?」
真っ直ぐ見つめてくる琉に思わず恥ずかしくなった
いや…だって、琉だよ?
そんなわけ無いって…
だからドキドキしないで…
蓮「分かんないよ…
ってゆうよりそんな言い方辞めた方がいいよ
誤解されちゃうよ?」
琉「誤解って?」
琉が少し私に近づいてきて…琉が本当に近く感じて思わず後退り気味になった
だけどそんな私の手を琉が掴んだ
蓮「りゅ、琉…?」
琉「顔、赤い癖して本当に分からないのか?」
体が熱くなるのが感じた
触れられてる所が余計に熱い
本当に私…自惚れちゃうよ?
もう…無理…!
こうなったら当たって砕けろ…!
蓮「りゅ、琉は…私の事好き…なの?」
き、聞いてしまった…!
琉「そうだよ」
蓮「え…?」
琉「俺はお前の事好きだって言ってんの」
え…?琉が…私を好き…?
蓮「だって…」
今だってそう
そんな顔をさせてるのは私が原因なんだもん…
直人「…謝らなきゃいけないのは俺の方
蓮の気持ちを知っていながら無理矢理キスしたし…絶交される覚悟だったけど…」
…私がハッキリしなきゃなおもずっと苦しいよね…
蓮「なお、なおの気持ちちゃんと伝わったから
驚いたけど嫌じゃなかったし、なおの気持ちは素直に嬉しかった
でも私は琉が好きだから、なおの気持ちには答えられない」
直人「ハッキリ言うな
琉に告白するつもりは無いんだろ?
琉にフラれる可能性だってあるんだろ?」
蓮「うん…でもだからって半端な気持ちでなおと付き合うことは出来ないよ
それじゃなおを侮辱してる」
直人「そっか…ここで俺が引き留めてたって無駄なんだよな
分かった…蓮に伝えられただけでも俺は満足だから
だから蓮、俺の事あんまり気にするなよ」
蓮「なお…私…」
これからも変わらず友達で居てほしいだなんて私が都合よく言えない…
直人「そんな顔すんなよ
時間はかかるかもだけど、俺は蓮と友達まで辞める気は無いからさ
あぁ、でも蓮からしたら嫌か…」
蓮「嫌なわけないよ
私だって友達辞める気は無いんだから
だってなおは私の1番大事な友達なんだから」
直人「…うん…、蓮、そろそろ帰ったら?
俺は送ってやれないけど1人で大丈夫か?」
なお…
蓮「うん、近くだし大丈夫」
直人「気をつけて帰れよ」
蓮「…なおもね」
私はなおを置いて1人先に公園を出た
たった1人で帰り道を歩くのはいつぶりだろう
なおの事を思い出すと胸が苦しくて涙が溢れる
そんな涙を拭いながら足を進めた
家が近くなると、家の前に何故か琉が居た
蓮「え…琉…?」
琉「連絡遅いから様子見に来ただけだ」
蓮「桜は…?」
琉「家の中に居るから安心しろ
それよりお前1人か?直人はどうした」
琉に聞かれて私は何も答えることが出来なかった
琉「目が赤いな、泣いたのか?」
蓮「えっと…」
琉「ここじゃ人目につく
少し歩けるか?」
そして私は琉に連れられて近くの河川敷まで来て階段に腰掛けた
琉「それで、直人と何かあったのか?」
蓮「……」
なんて…言えばいいんだろう
それに琉に話しても良いのか分からない
琉「…直人に告白されたのか?」
蓮「え、なんで…」
琉「あいつを焚き付けたのは俺だしな
おおよそ予想はついてた」
琉は知ってたって事…?
琉「で?お前が泣いてる理由は?
直人に何かされたのか?」
何か…はされたけど…それ以上になおが想っていてくれた気持ちに答えることが出来ずに、傷つけることしか出来なかったのが悲しい…
蓮「…なおが私の事を好きでいてくれたなんて知らなくて…
私…なおの気持ち知らずにずっとなおに頼って甘えて、それでなおを苦しめていたと思うと私も辛くて…」
私を先に帰したのだって1人になりたかったからだと思う
あんな風に悲痛な思いで伝えてきたなおの気持ちがずっと心に残ってる
琉「人の気持ちなんて言葉にしなきゃ分からなくて当然だ
今まで黙っていたのも、今日告白したことも全部直人自身が決めたことだ
当然告白すればフラれる結果だってある
それを承知の上で、直人はお前に告白したんだろ
お前が罪悪感を抱く必要はない
お前はただ正面から直人の気持ちを受け止めてやればいいんだから」
蓮「琉…」
琉の言葉でほんの少し気は楽になった
それでもなおを思うと辛い
でも私はその気持ちと向き合っていかなきゃいけない
琉「…俺が聞くことじゃないのかもしれないが、返事はしたのか?
もししてないなら直人の為にもハッキリ伝えた方が…」
蓮「したよ、返事…
ちゃんと…断った…」
琉「…そっか、断るのも辛かったろ
頑張ったな」
そう言って私の頭を軽く撫でた琉
うん…辛かった
告白してくれたのも勇気がいった筈なのに、断るのもとても勇気が必要で同時にとても辛かった
蓮「琉は…知ってたの…?」
琉「…まぁな
知らなかったのはお前くらいじゃないのか」
蓮「そうなんだ…」
だから桜も連れて先に帰ったんだ…
琉「告白する可能性はあったが、まさかこんなに早くするとはな…先越されたな」
え…?
蓮「先越されたって…どうゆう意味…?」
いや、待って…違うよね…?
自惚れたってしょうがないよ
琉「分かんねぇの?」
真っ直ぐ見つめてくる琉に思わず恥ずかしくなった
いや…だって、琉だよ?
そんなわけ無いって…
だからドキドキしないで…
蓮「分かんないよ…
ってゆうよりそんな言い方辞めた方がいいよ
誤解されちゃうよ?」
琉「誤解って?」
琉が少し私に近づいてきて…琉が本当に近く感じて思わず後退り気味になった
だけどそんな私の手を琉が掴んだ
蓮「りゅ、琉…?」
琉「顔、赤い癖して本当に分からないのか?」
体が熱くなるのが感じた
触れられてる所が余計に熱い
本当に私…自惚れちゃうよ?
もう…無理…!
こうなったら当たって砕けろ…!
蓮「りゅ、琉は…私の事好き…なの?」
き、聞いてしまった…!
琉「そうだよ」
蓮「え…?」
琉「俺はお前の事好きだって言ってんの」
え…?琉が…私を好き…?
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