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*好きな子.直人side
好きな子#10
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翌日、屋上で皆と昼飯を食べて居ると琉は先生に呼び出され屋上から出ていった
結局千尋が俺の所に来て2日が経った
最初は何とも無かったけど徐々に変化が訪れた
少し体がだるいな…
まだそんな大したことないけど、琉が言ってた取り憑かれるってこうゆう事なのか…
しばらくしてがちゃっと屋上のドアが開いて琉が戻って来た
直人「遅かったな琉」
琉「…お前と三上だけか?蓮と桜は」
直人「さっきトイレ行ってくるって出ていったけど…それにしては遅いな」
琉「どれくらい経った?」
直人「もう10分は経つんじゃないか?」
俺が答えると琉は呆れるように溜め息をついた
あ、この様子だと霊絡みなのかもしれないな
直人「なんか霊絡みで巻き込まれてるのか?」
琉「毎日俺達と同じ様に霊も自由にあちこち移動して出入りしてんだよ
あの馬鹿、なるべく勝手に行動するなって言ってるのに…
今の時期は霊も多くて引き寄せやすい体質の癖に…あいつもう少し自覚しろよ」
直人「琉も大変だな…」
そんな言い方してるけど本当は心配なんだろ…
琉「大変どころじゃないんだよあの馬鹿姉妹…
桜もいんのに…まぁ…桜も蓮には甘いからな…
今日だけでも幾つか悪霊の気配がしてて、気を張ってたんだよ
見つける度に除霊はしてるが…今も校内に僅かに気配がある」
直人「琉も充分蓮には甘いだろ…」
てか、校内でも除霊してんのか
見たことないけどいつそんなことしてるんだか…
琉「直人お前…」
やばい、口に出てた
直人「気にすんなよ
もう蓮の事は諦めがついてるし
早く行ってこいよ
手遅れになっても知らないぞ」
琉「…その時は俺が命を懸けてでもあいつを救うから安心しろよ」
そう言って琉は屋上から出ていった
畜生…カッコいいな琉…
蓮が聞いたら顔を赤くして喜ぶだろうな
あんな風に想われて蓮も幸せだろうな…
千尋「なんだかあの人凄いね
覚悟が違うっていうか…あんな風に想われて蓮ちゃんは幸せだね」
俺と同じことを思ってるし
直人「だよな」
千尋「ねぇ、なおくんは蓮ちゃんの事好きなの?」
千尋は相変わらず直球で物を聞くな…
直人「…前の話だよ、フラれたし今は違うから」
そういや琴美の奴、まだ心配してんのかな…
この2日間、千尋のことでバタバタしてたし琉達と一緒に居るから喋ってないや
意外とあいつも心配症だからな…
それよりは体がさっきよりだるい気がする…
生命力を吸収されてるって意味がだんだんと実感出来る
これがどんどん悪化していったら普通にしんどそうだな…
というより蓮も桜先輩が憑いてるんだよな
しかも何年も…なのに蓮はなんで平気なんだ?
琉は蓮達は異例だって言ってたけど…こんなに変わるものなのか?
それとも慣れてるせいなのか…
だとしても取り憑かれてる状態に慣れるって凄いな…
千尋「なおくん見て、あの雲トトロみたいだよ」
少し気だるかったけど、呑気に空を指差して笑う千尋を見て、俺も連れて笑みが溢れた
直人「どれ?」
千尋「ほら、あれだよ」
直人「あー、確かに見えるな
千尋は昔から見つけるのが上手いよな」
中学ん時も帰りに良く空見上げては、色んな雲の形を見つけていた
雲なんて今まで気にしたことなんて無かったのに千尋と居るとそんな雲1つで楽しかったのを覚えてる
千尋「うん、得意!
あれはキリンでしょ?あれはイルカに見える♪
あっ!あの雲なおくんにそっくり!」
和也達と同じ様に少し見ない間に大人っぽくなったなと思ったけど、性格は変わってないな
雲1つでこんなにはしゃぐのは千尋くらいだろ…
直人「えー?似てるか?
流石に俺に似てるって無理があるって」
千尋「似てるよ~」
さっきまでだるかったけど千尋のお陰でなんか和んだ
その時、屋上のドアが開いた
ってきり琉達が戻ったのかと思ったけど、そこに居たのは意外にも琴美だった
直人「琴美?どうしたんだよ?」
琴美「えっと…直人探してたんだけど…
ねぇ…今もしかして1人で喋ってた?」
やばい、琴美に聞こえてたのか
俺には見えてても琴美には俺1人しか居ないように見えるからな…
でも…琴美だから大丈夫か…
直人「あのさ信じられないかもしんないけど、今幽霊と喋ってたんだよ」
本当なら気のせいだろって誤魔化す所なんだろうけど…
なんとなくこいつには話しておきたいと思った
まぁ、多分信じないだろ
信じられるような話じゃないし…
琴美「あ、そうなの?もしかして邪魔した?」
ケロッとした感じでそう言った琴美
…は?意外な反応なんだけど…普通不審がらね?
直人「信じるのかよ
てっきり笑われるたり頭可笑しいって言われるかと思った」
琴美「まぁ…ちょっと疑ったけど、はっきり誰かと会話してる感じだったし、それに直人はそんな下らない嘘つくような奴じゃないって知ってるし
何か事情あるんでしょ?
私で良かったら話聞くけど」
こいつ…なんか凄いな…
俺は千尋にも許可をもらって大まかに今までの事情を琴美に話した
琴美は千尋の事も俺の過去も何も言わずただ受け入れてくれた
俺の周りの奴って順応能力高い奴ばっかりだな…
もう少し戸惑うもんだろ、普通…
なんか琴美に聞いてもらったら少し気が楽になった
琴美「ふーん…事情は大体分かった
それ私も協力するよ」
直人「は?まじかよ」
そんなこと言ってくるなんて思ってなかった
琴美「だって1人でも多い方がいいでしょ?
私も助けてあげたいし」
お前…どんだけ良い奴だよ…
琴美「困った時は助け合うもんでしょっ?
そんなに役に立たないと思うけど任せてよ♪」
直人「ありがとな琴美
じゃ、俺そろそろ戻るわ
琉達も戻って来ないから探さなきゃだし、琴美も授業遅れんなよ」
俺はそのまま屋上を後にした
琴美「…あーぁ…あんな事言ったけど複雑だなぁ…」
琴美がそんな事を言ってるなんて知りもしなかった
結局千尋が俺の所に来て2日が経った
最初は何とも無かったけど徐々に変化が訪れた
少し体がだるいな…
まだそんな大したことないけど、琉が言ってた取り憑かれるってこうゆう事なのか…
しばらくしてがちゃっと屋上のドアが開いて琉が戻って来た
直人「遅かったな琉」
琉「…お前と三上だけか?蓮と桜は」
直人「さっきトイレ行ってくるって出ていったけど…それにしては遅いな」
琉「どれくらい経った?」
直人「もう10分は経つんじゃないか?」
俺が答えると琉は呆れるように溜め息をついた
あ、この様子だと霊絡みなのかもしれないな
直人「なんか霊絡みで巻き込まれてるのか?」
琉「毎日俺達と同じ様に霊も自由にあちこち移動して出入りしてんだよ
あの馬鹿、なるべく勝手に行動するなって言ってるのに…
今の時期は霊も多くて引き寄せやすい体質の癖に…あいつもう少し自覚しろよ」
直人「琉も大変だな…」
そんな言い方してるけど本当は心配なんだろ…
琉「大変どころじゃないんだよあの馬鹿姉妹…
桜もいんのに…まぁ…桜も蓮には甘いからな…
今日だけでも幾つか悪霊の気配がしてて、気を張ってたんだよ
見つける度に除霊はしてるが…今も校内に僅かに気配がある」
直人「琉も充分蓮には甘いだろ…」
てか、校内でも除霊してんのか
見たことないけどいつそんなことしてるんだか…
琉「直人お前…」
やばい、口に出てた
直人「気にすんなよ
もう蓮の事は諦めがついてるし
早く行ってこいよ
手遅れになっても知らないぞ」
琉「…その時は俺が命を懸けてでもあいつを救うから安心しろよ」
そう言って琉は屋上から出ていった
畜生…カッコいいな琉…
蓮が聞いたら顔を赤くして喜ぶだろうな
あんな風に想われて蓮も幸せだろうな…
千尋「なんだかあの人凄いね
覚悟が違うっていうか…あんな風に想われて蓮ちゃんは幸せだね」
俺と同じことを思ってるし
直人「だよな」
千尋「ねぇ、なおくんは蓮ちゃんの事好きなの?」
千尋は相変わらず直球で物を聞くな…
直人「…前の話だよ、フラれたし今は違うから」
そういや琴美の奴、まだ心配してんのかな…
この2日間、千尋のことでバタバタしてたし琉達と一緒に居るから喋ってないや
意外とあいつも心配症だからな…
それよりは体がさっきよりだるい気がする…
生命力を吸収されてるって意味がだんだんと実感出来る
これがどんどん悪化していったら普通にしんどそうだな…
というより蓮も桜先輩が憑いてるんだよな
しかも何年も…なのに蓮はなんで平気なんだ?
琉は蓮達は異例だって言ってたけど…こんなに変わるものなのか?
それとも慣れてるせいなのか…
だとしても取り憑かれてる状態に慣れるって凄いな…
千尋「なおくん見て、あの雲トトロみたいだよ」
少し気だるかったけど、呑気に空を指差して笑う千尋を見て、俺も連れて笑みが溢れた
直人「どれ?」
千尋「ほら、あれだよ」
直人「あー、確かに見えるな
千尋は昔から見つけるのが上手いよな」
中学ん時も帰りに良く空見上げては、色んな雲の形を見つけていた
雲なんて今まで気にしたことなんて無かったのに千尋と居るとそんな雲1つで楽しかったのを覚えてる
千尋「うん、得意!
あれはキリンでしょ?あれはイルカに見える♪
あっ!あの雲なおくんにそっくり!」
和也達と同じ様に少し見ない間に大人っぽくなったなと思ったけど、性格は変わってないな
雲1つでこんなにはしゃぐのは千尋くらいだろ…
直人「えー?似てるか?
流石に俺に似てるって無理があるって」
千尋「似てるよ~」
さっきまでだるかったけど千尋のお陰でなんか和んだ
その時、屋上のドアが開いた
ってきり琉達が戻ったのかと思ったけど、そこに居たのは意外にも琴美だった
直人「琴美?どうしたんだよ?」
琴美「えっと…直人探してたんだけど…
ねぇ…今もしかして1人で喋ってた?」
やばい、琴美に聞こえてたのか
俺には見えてても琴美には俺1人しか居ないように見えるからな…
でも…琴美だから大丈夫か…
直人「あのさ信じられないかもしんないけど、今幽霊と喋ってたんだよ」
本当なら気のせいだろって誤魔化す所なんだろうけど…
なんとなくこいつには話しておきたいと思った
まぁ、多分信じないだろ
信じられるような話じゃないし…
琴美「あ、そうなの?もしかして邪魔した?」
ケロッとした感じでそう言った琴美
…は?意外な反応なんだけど…普通不審がらね?
直人「信じるのかよ
てっきり笑われるたり頭可笑しいって言われるかと思った」
琴美「まぁ…ちょっと疑ったけど、はっきり誰かと会話してる感じだったし、それに直人はそんな下らない嘘つくような奴じゃないって知ってるし
何か事情あるんでしょ?
私で良かったら話聞くけど」
こいつ…なんか凄いな…
俺は千尋にも許可をもらって大まかに今までの事情を琴美に話した
琴美は千尋の事も俺の過去も何も言わずただ受け入れてくれた
俺の周りの奴って順応能力高い奴ばっかりだな…
もう少し戸惑うもんだろ、普通…
なんか琴美に聞いてもらったら少し気が楽になった
琴美「ふーん…事情は大体分かった
それ私も協力するよ」
直人「は?まじかよ」
そんなこと言ってくるなんて思ってなかった
琴美「だって1人でも多い方がいいでしょ?
私も助けてあげたいし」
お前…どんだけ良い奴だよ…
琴美「困った時は助け合うもんでしょっ?
そんなに役に立たないと思うけど任せてよ♪」
直人「ありがとな琴美
じゃ、俺そろそろ戻るわ
琉達も戻って来ないから探さなきゃだし、琴美も授業遅れんなよ」
俺はそのまま屋上を後にした
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