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*愛おしくて
愛おしくて#19
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そのまま連と手を繋いだまま温泉へ向かってると、途中で軽く欠伸する蓮
蓮「ふぁ…こんなに早く起きたの初めてかも…」
琉「まだ眠そうだな」
蓮「うん、ちょっとね…
というより琉は眠くないの?」
琉「まぁ、いつもと変わらないし」
蓮「え、いつも何時に起きてるの?」
琉「4時半から5時までには
それより早い時もあるけど」
蓮「えっ!早過ぎない?」
琉「色々とやることがあるから
習慣ついてるし、苦ではない」
蓮「そうなんだ…
私だったら目覚ましかけてても起きれない…」
琉「だろうな
あれだけ寝惚けてれば」
蓮「わぁっ、蒸し返さないでよ…っ」
途端に戸惑う蓮
蓮「もう、その話終わりっ…
それより温泉楽しみだね」
逃げるように話を変えたな
けど、こんなにすぐに表情がコロッと変わるなんてな…ほんと、飽きない
琉「ん、時間あるしゆっくり入ってきていいから
どっちが先でも出入り口の前で待ってるってことで
万が一、俺より先でも勝手な行動しないで待ってろよ」
多分俺が先に上がるけど、万が一こいつが先の場合、すぐに個人行動しそうだし
蓮「ちゃんと待ってるよ?」
琉「普段から心掛けて欲しいけど」
蓮「ふふっ、分かった」
まぁ…最近はそんな事無いけど…
あ、そういえばここって確か…
琉「蓮、護符持ってる?」
蓮「うん?持ってるよ」
琉「悪いけど、外の露天風呂には出来れば行かないで欲しい」
蓮「え?分かったけど…どうして?」
琉「護符を風呂の中まで持っていけないだろ
護符もなければ、今まで守ってくれていた桜も居ないんだし
水辺に霊は寄りやすいし、何かあっても流石に女湯に助けにいけないから」
蓮「あ…そっか、それは琉が困るね」
いや…俺が困るとかそこじゃないだろ…
自分が1番危ないって言うのに
琉「護符から離れれば離れるほど効力は弱くなるから」
蓮「うん、分かった
外には行かないでおくね」
素直に頷いて笑みを溢す
琉「悪い、そこまで気が回らなかった
本当は行きたかっただろ?」
蓮「んーん、大丈夫だよ」
琉「今度は身に付けられるやつ用意しておくから、今日は我慢して」
蓮「もう、そんなに気にしなくて大丈夫だよ?
お部屋のが露天風呂って感じだったし
てゆうより身に付けられる物って?」
琉「例えばブレスレットとか」
蓮「そんな事出来るの?」
琉「やろうと思えば
丈夫な素材と力が込められていれば護符と同じ効力を持つわけだし」
蓮「へぇっ、琉、凄い」
琉「次、こうゆう機会が出来たら用意しておくから」
蓮「ありがとう」
そして温泉の出入り口まで辿り着いた
琉「じゃ、また後で」
蓮「うん、琉もゆっくり入ってきてね」
そして俺達はそれぞれ風呂に入った
禊の経験ならあるけど、この時間に風呂に入るのは初めてだな
それから本当にのんびりと入って1時間後くらいに外に出た
蓮の姿は見当たらない
やっぱり俺が先だった
そのまましばらく蓮が出てくるのを待った
蓮「あ、琉!」
しばらくして蓮も出てきて、駆け寄ってきた
蓮「お待たせ
もしかして結構待たせちゃった?」
琉「そんな待ってない」
蓮「待っててくれてありがとう」
琉「ん、じゃあ戻るか」
蓮「うん、ね、温泉どうだった?
温泉も物凄く高級感あったよね」
琉「まぁ…けど、落ち着く雰囲気でゆっくりできた」
蓮「私も♪華さんに感謝しなきゃ」
部屋に戻ってくると、時間は大体7時くらいだった
蓮「朝食までまだ時間あるね」
琉「だな、まぁのんびり過ごしてれば?」
蓮「そうだね
あ、そうだ、お茶飲む?淹れてあげる」
そう言って、俺が返事する前にご機嫌な様子で鼻唄混じりに準備し始める蓮
蓮「はい、琉の分」
琉「ありがと」
蓮「今日もいい天気みたいで嬉しいね」
琉「そうだな」
蓮「今日で終わっちゃうなんて寂しいなぁ」
琉「遊んでばかりもいられないだろ」
蓮「今日は京都駅方面だっけ?」
琉「ん」
蓮「京都駅ら辺、美味しいものいっぱいあるみたいだから楽しみ♪」
そう無邪気に笑う
琉「また食べ物かよ
今日は何が食べたいわけ?」
蓮「えっとね~、やっぱり抹茶スイーツはまた食べたいなぁ
あと、七輪で焼いてるお団子も美味しそうだったし、昨日食べれなかったアイスクリームとか、あ、あとフルーツ大福とかドリンクも可愛くて色んな種類のがあったし…」
次から次へと出てくるの食べ物への欲望に、笑ってしまった
琉「ははっ」
蓮「また食いしん坊だって言うんでしょ」
ちょっとムッとした表情で俺を見てくる蓮
琉「食べ過ぎて腹壊さないようにな」
蓮「壊すくらい食べないよ
ちゃんと自重するもん」
自重って…昨日はそんな様子無かったように見えるけど…
琉「昼は何食べたいか決まってる?」
蓮「私が決めていいの?」
琉「なんかあるの?」
蓮「あのね、手まり寿司食べたいな
調べてたら京都の手まり寿司すっごく可愛くて美味しそうだったの」
琉「ん、分かった」
俺は携帯を出して色々と調べ始めた
手まり寿司の店…あと、電車の時間と乗り換え…
黙々と集中して調べてると、不意に蓮が隣に座ったかと思うとコテンと寄り掛かってきた
琉「どうした?」
蓮「んーん、なんかこうしていたくて…邪魔?」
琉「や、別に平気」
蓮「何調べてたの?」
寄り掛かったまま聞いてくる蓮
琉「店調べたり、電車の時間とか乗り換えとか」
蓮「そっかぁ…調べてくれてありがとう」
そのままの状態で調べてる俺の様子を蓮は穏やかな表情で静かに眺めていた
ふと左手を出してみると、気付いた蓮が何も言わなくてもそっと重ねて握ってきた
蓮「ふふっ」
俺が握り返すと声を出して無邪気に笑う
そんな蓮を見てると落ち着く
まるで甘えてるみたいな…いや、甘えてんのか…?
蓮「琉、あったかい」
琉「急に甘えてきてどうした?」
蓮「…駄目だった?」
琉「いや…珍しいっていうか、初めてな気がするから」
蓮「…もう少しこのままがいいな」
本当に珍しく甘えてくる蓮にほんの少し動揺した
琉「…好きにすれば」
こいつの前じゃ気を緩められないな
けど、俺も気持ちが和らぐような気分で心地がよかった
蓮「ふぁ…こんなに早く起きたの初めてかも…」
琉「まだ眠そうだな」
蓮「うん、ちょっとね…
というより琉は眠くないの?」
琉「まぁ、いつもと変わらないし」
蓮「え、いつも何時に起きてるの?」
琉「4時半から5時までには
それより早い時もあるけど」
蓮「えっ!早過ぎない?」
琉「色々とやることがあるから
習慣ついてるし、苦ではない」
蓮「そうなんだ…
私だったら目覚ましかけてても起きれない…」
琉「だろうな
あれだけ寝惚けてれば」
蓮「わぁっ、蒸し返さないでよ…っ」
途端に戸惑う蓮
蓮「もう、その話終わりっ…
それより温泉楽しみだね」
逃げるように話を変えたな
けど、こんなにすぐに表情がコロッと変わるなんてな…ほんと、飽きない
琉「ん、時間あるしゆっくり入ってきていいから
どっちが先でも出入り口の前で待ってるってことで
万が一、俺より先でも勝手な行動しないで待ってろよ」
多分俺が先に上がるけど、万が一こいつが先の場合、すぐに個人行動しそうだし
蓮「ちゃんと待ってるよ?」
琉「普段から心掛けて欲しいけど」
蓮「ふふっ、分かった」
まぁ…最近はそんな事無いけど…
あ、そういえばここって確か…
琉「蓮、護符持ってる?」
蓮「うん?持ってるよ」
琉「悪いけど、外の露天風呂には出来れば行かないで欲しい」
蓮「え?分かったけど…どうして?」
琉「護符を風呂の中まで持っていけないだろ
護符もなければ、今まで守ってくれていた桜も居ないんだし
水辺に霊は寄りやすいし、何かあっても流石に女湯に助けにいけないから」
蓮「あ…そっか、それは琉が困るね」
いや…俺が困るとかそこじゃないだろ…
自分が1番危ないって言うのに
琉「護符から離れれば離れるほど効力は弱くなるから」
蓮「うん、分かった
外には行かないでおくね」
素直に頷いて笑みを溢す
琉「悪い、そこまで気が回らなかった
本当は行きたかっただろ?」
蓮「んーん、大丈夫だよ」
琉「今度は身に付けられるやつ用意しておくから、今日は我慢して」
蓮「もう、そんなに気にしなくて大丈夫だよ?
お部屋のが露天風呂って感じだったし
てゆうより身に付けられる物って?」
琉「例えばブレスレットとか」
蓮「そんな事出来るの?」
琉「やろうと思えば
丈夫な素材と力が込められていれば護符と同じ効力を持つわけだし」
蓮「へぇっ、琉、凄い」
琉「次、こうゆう機会が出来たら用意しておくから」
蓮「ありがとう」
そして温泉の出入り口まで辿り着いた
琉「じゃ、また後で」
蓮「うん、琉もゆっくり入ってきてね」
そして俺達はそれぞれ風呂に入った
禊の経験ならあるけど、この時間に風呂に入るのは初めてだな
それから本当にのんびりと入って1時間後くらいに外に出た
蓮の姿は見当たらない
やっぱり俺が先だった
そのまましばらく蓮が出てくるのを待った
蓮「あ、琉!」
しばらくして蓮も出てきて、駆け寄ってきた
蓮「お待たせ
もしかして結構待たせちゃった?」
琉「そんな待ってない」
蓮「待っててくれてありがとう」
琉「ん、じゃあ戻るか」
蓮「うん、ね、温泉どうだった?
温泉も物凄く高級感あったよね」
琉「まぁ…けど、落ち着く雰囲気でゆっくりできた」
蓮「私も♪華さんに感謝しなきゃ」
部屋に戻ってくると、時間は大体7時くらいだった
蓮「朝食までまだ時間あるね」
琉「だな、まぁのんびり過ごしてれば?」
蓮「そうだね
あ、そうだ、お茶飲む?淹れてあげる」
そう言って、俺が返事する前にご機嫌な様子で鼻唄混じりに準備し始める蓮
蓮「はい、琉の分」
琉「ありがと」
蓮「今日もいい天気みたいで嬉しいね」
琉「そうだな」
蓮「今日で終わっちゃうなんて寂しいなぁ」
琉「遊んでばかりもいられないだろ」
蓮「今日は京都駅方面だっけ?」
琉「ん」
蓮「京都駅ら辺、美味しいものいっぱいあるみたいだから楽しみ♪」
そう無邪気に笑う
琉「また食べ物かよ
今日は何が食べたいわけ?」
蓮「えっとね~、やっぱり抹茶スイーツはまた食べたいなぁ
あと、七輪で焼いてるお団子も美味しそうだったし、昨日食べれなかったアイスクリームとか、あ、あとフルーツ大福とかドリンクも可愛くて色んな種類のがあったし…」
次から次へと出てくるの食べ物への欲望に、笑ってしまった
琉「ははっ」
蓮「また食いしん坊だって言うんでしょ」
ちょっとムッとした表情で俺を見てくる蓮
琉「食べ過ぎて腹壊さないようにな」
蓮「壊すくらい食べないよ
ちゃんと自重するもん」
自重って…昨日はそんな様子無かったように見えるけど…
琉「昼は何食べたいか決まってる?」
蓮「私が決めていいの?」
琉「なんかあるの?」
蓮「あのね、手まり寿司食べたいな
調べてたら京都の手まり寿司すっごく可愛くて美味しそうだったの」
琉「ん、分かった」
俺は携帯を出して色々と調べ始めた
手まり寿司の店…あと、電車の時間と乗り換え…
黙々と集中して調べてると、不意に蓮が隣に座ったかと思うとコテンと寄り掛かってきた
琉「どうした?」
蓮「んーん、なんかこうしていたくて…邪魔?」
琉「や、別に平気」
蓮「何調べてたの?」
寄り掛かったまま聞いてくる蓮
琉「店調べたり、電車の時間とか乗り換えとか」
蓮「そっかぁ…調べてくれてありがとう」
そのままの状態で調べてる俺の様子を蓮は穏やかな表情で静かに眺めていた
ふと左手を出してみると、気付いた蓮が何も言わなくてもそっと重ねて握ってきた
蓮「ふふっ」
俺が握り返すと声を出して無邪気に笑う
そんな蓮を見てると落ち着く
まるで甘えてるみたいな…いや、甘えてんのか…?
蓮「琉、あったかい」
琉「急に甘えてきてどうした?」
蓮「…駄目だった?」
琉「いや…珍しいっていうか、初めてな気がするから」
蓮「…もう少しこのままがいいな」
本当に珍しく甘えてくる蓮にほんの少し動揺した
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