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*愛おしくて
愛おしくて#22
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庭園カフェに着くとまるでお屋敷の様な立派な建物に思わず呆気にとられる
いつも行ってるようなお洒落感あるカフェとはまた全然違う
趣のある建物が緑に囲まれてひっそりと、でもずっしり存在感のある感じでなんてゆうか…
蓮「秘密の場所みたい…」
見たことのない風景や佇まいにまたお伽噺の中に居る様な気分になる
琉「建物だけで見とれるなんてな
中入って庭園見たらもっと感動すると思うけど」
蓮「なんだかワクワクする♪」
琉「ん、じゃぁ、中入るか」
琉と一緒に石畳の上を歩いてお店の中へ
石畳ものれんも目に映る物全部可愛くてお洒落に見える
あ…水の音が聞こえる
水辺もあるのかな
戸を開けて中に入ると抹茶の匂いとほのかに甘い匂いがふわりと香った
蓮「いい匂い…」
この香りだけで気分が落ち着いてなんだか幸せな気分になる
蓮「あ、琉って甘い匂いとかも駄目なんだっけ?」
琉「いや、別に
香水みたいに甘ったるくてキツいのは無理だけど、ほのかに香る程度なら」
蓮「そっか、良かった」
甘い匂いも駄目ならこうゆう所も苦手って事だもんね…
今まで散々付き合って貰って今更だけど…
大丈夫で良かった
それにしてもお店の中の雰囲気も凄く好き
ちょっとお洒落なおばあちゃんの家って感じ
灯りの提灯なのかな?
真ん丸なデザインで温かみがあって可愛い
蓮「こうゆうお家にも住んでみたいね」
琉「そ?ところで外でも食べれるらしいけど、どっちがいい?」
蓮「外が良いな♪」
琉「だと思った」
そしてそのまま私達は外の庭園の中の席へと案内され、赤い布のかかったベンチに一緒に座った
蓮「うわぁっ…緑が本当に綺麗…っ」
実際に目に映る庭園の風景は写真で見るより、想像していたより何倍も素敵な風景に見えた
緑の豊かさ、その中に微かに存在する花が可愛らしい
目を閉じれば、ぽかぽかとした暖かさと心地いいそよ風と木々の揺れる音、水音がどこまでも心地よく聞こえた
蓮「気持ちいいね琉」
琉「だな」
蓮「琉の家の本堂の裏のあの場所に雰囲気似てる~」
琉「あそこはここよりも静かだしな」
そんな心地よさを感じていると、注文していた品が運ばれてきた
蓮「わぁ、可愛い」
枡に入った抹茶のティラミスと抹茶
入れ物が枡ってだけで可愛い
蓮「抹茶尽くしだね
こんな綺麗な庭園で美味しいスイーツ食べられるなんて贅沢♪」
琉「良かったな」
琉は柔らかい表情で呟いた
そんな琉を見てるとなんだか暖かい気持ちになる
そのままパクッと一口食べると、口の中でとろけるような食感が広がった
蓮「んっ!」
琉「美味しい?」
蓮「すっごく♪めちゃくちゃとろけるのっ」
琉「そ?スイーツに関しちゃ嫌いなもの無さそうだな」
蓮「んー?そんな事ないよ
あんこは食べれないもん」
そう言うと琉は少し意外そうな顔をする
琉「意外、そういえば食べてるの見たことないな」
蓮「他にはチョコミントとか」
琉「へぇ…」
そう呟きながら琉は珈琲に口をつけた
蓮「ね、珈琲美味しい?」
ここの庭園を選んだ理由はスイーツが魅力的だったのもあるけど、ここの珈琲がとっても美味しいって書いてあったから
こだわりの焙煎で色々書いてあって理解は出来なかったけど、美味しいってイチオシされてたから琉にも合うカフェなんじゃないかと思ったけど…
ちょっとワクワクしながら琉の表情を覗いた
琉「ん?うん、急にどうした?」
蓮「ううん、良かったと思って♪」
正直、飲めない私にはどんな物が良いのか分からないし…けど琉の口にも合ったみたいで良かった
てゆうより、琉がうんって言うの珍しい…
ちょっと可愛かったかも…
蓮「珈琲の香りは好きなんだけどなぁ
大人になったし、もしかしら飲めるかな?
ほら、子どもの頃はピーマン嫌いでも大人になったら食べられるようになるし♪」
琉「ブラックだし、蓮には無理
せめてカフェラテとか飲めるようになってから言って」
蓮「う、やっぱりブラックだとハードル高そう…」
琉「てゆうよりそうゆうの無理に合わせようとしなくていい
無理に合わせられても嬉しくないし、逆に不快
前も言ったけど、お前はお前の好きなもの選んで良いし、俺は好きなもの嬉しそうに食べてる蓮が好きだし、お前はそのままでいいから
分かった?」
その琉の言葉に思わずきょとんとしてしまった
琉「何呆然としてんの?」
蓮「え…いや、だって…あまりにも平然と好きって言うから…」
琉「思った事そのまま言っただけ
他の連中の時は別に好きにしていいけど、俺といる時はそうゆう変な合わせとかいらない
恋愛を無理に合わせる事と、はき違えるのはやめて
ありのままでいてくれれば良いよ」
そう呟いて、落ち着いた雰囲気で珈琲に口をつける琉
蓮「…ふふっ、分かった」
琉が嫌ならそんな行為に意味はないもんね
琉「そ」
蓮「琉」
琉「何?」
蓮「私も好きだよ」
なんだか嬉しくてそう言葉にして伝えた
琉は少し間を開けてから
琉「…唐突」
って呟いてふっと笑みを溢した
蓮「ご馳走さまでした♪」
スイーツを食べ終わって私達はのんびりと庭園の中を散策した
蓮「あっ、琉ほら、池がある!
しかも鯉が泳いでるよっ」
しゃがみこんで池を覗く私に琉は声を掛けてきた
琉「はしゃいで落ちるなよ」
蓮「そんな風に見える?」
琉「見える」
もう…桜も居たら同じ事言ってそうだな…
私ってそんなにドジそうに見える?
そう思いながら水の中を優雅に泳ぐ鯉達を眺めてると、琉も隣にしゃがんで来てくれた
蓮「ふふっ」
琉「何笑ってんの?」
目線が同じ
私に気を使ってくれたのかな
琉のそういう分かりにくい小さな気遣いが本当に好き
蓮「内緒」
琉「ふーん…」
そのまま特に特別な会話は無かったけど、しばらく一緒に池の鯉を眺めて静かで穏やかな時間を過ごした
いつも行ってるようなお洒落感あるカフェとはまた全然違う
趣のある建物が緑に囲まれてひっそりと、でもずっしり存在感のある感じでなんてゆうか…
蓮「秘密の場所みたい…」
見たことのない風景や佇まいにまたお伽噺の中に居る様な気分になる
琉「建物だけで見とれるなんてな
中入って庭園見たらもっと感動すると思うけど」
蓮「なんだかワクワクする♪」
琉「ん、じゃぁ、中入るか」
琉と一緒に石畳の上を歩いてお店の中へ
石畳ものれんも目に映る物全部可愛くてお洒落に見える
あ…水の音が聞こえる
水辺もあるのかな
戸を開けて中に入ると抹茶の匂いとほのかに甘い匂いがふわりと香った
蓮「いい匂い…」
この香りだけで気分が落ち着いてなんだか幸せな気分になる
蓮「あ、琉って甘い匂いとかも駄目なんだっけ?」
琉「いや、別に
香水みたいに甘ったるくてキツいのは無理だけど、ほのかに香る程度なら」
蓮「そっか、良かった」
甘い匂いも駄目ならこうゆう所も苦手って事だもんね…
今まで散々付き合って貰って今更だけど…
大丈夫で良かった
それにしてもお店の中の雰囲気も凄く好き
ちょっとお洒落なおばあちゃんの家って感じ
灯りの提灯なのかな?
真ん丸なデザインで温かみがあって可愛い
蓮「こうゆうお家にも住んでみたいね」
琉「そ?ところで外でも食べれるらしいけど、どっちがいい?」
蓮「外が良いな♪」
琉「だと思った」
そしてそのまま私達は外の庭園の中の席へと案内され、赤い布のかかったベンチに一緒に座った
蓮「うわぁっ…緑が本当に綺麗…っ」
実際に目に映る庭園の風景は写真で見るより、想像していたより何倍も素敵な風景に見えた
緑の豊かさ、その中に微かに存在する花が可愛らしい
目を閉じれば、ぽかぽかとした暖かさと心地いいそよ風と木々の揺れる音、水音がどこまでも心地よく聞こえた
蓮「気持ちいいね琉」
琉「だな」
蓮「琉の家の本堂の裏のあの場所に雰囲気似てる~」
琉「あそこはここよりも静かだしな」
そんな心地よさを感じていると、注文していた品が運ばれてきた
蓮「わぁ、可愛い」
枡に入った抹茶のティラミスと抹茶
入れ物が枡ってだけで可愛い
蓮「抹茶尽くしだね
こんな綺麗な庭園で美味しいスイーツ食べられるなんて贅沢♪」
琉「良かったな」
琉は柔らかい表情で呟いた
そんな琉を見てるとなんだか暖かい気持ちになる
そのままパクッと一口食べると、口の中でとろけるような食感が広がった
蓮「んっ!」
琉「美味しい?」
蓮「すっごく♪めちゃくちゃとろけるのっ」
琉「そ?スイーツに関しちゃ嫌いなもの無さそうだな」
蓮「んー?そんな事ないよ
あんこは食べれないもん」
そう言うと琉は少し意外そうな顔をする
琉「意外、そういえば食べてるの見たことないな」
蓮「他にはチョコミントとか」
琉「へぇ…」
そう呟きながら琉は珈琲に口をつけた
蓮「ね、珈琲美味しい?」
ここの庭園を選んだ理由はスイーツが魅力的だったのもあるけど、ここの珈琲がとっても美味しいって書いてあったから
こだわりの焙煎で色々書いてあって理解は出来なかったけど、美味しいってイチオシされてたから琉にも合うカフェなんじゃないかと思ったけど…
ちょっとワクワクしながら琉の表情を覗いた
琉「ん?うん、急にどうした?」
蓮「ううん、良かったと思って♪」
正直、飲めない私にはどんな物が良いのか分からないし…けど琉の口にも合ったみたいで良かった
てゆうより、琉がうんって言うの珍しい…
ちょっと可愛かったかも…
蓮「珈琲の香りは好きなんだけどなぁ
大人になったし、もしかしら飲めるかな?
ほら、子どもの頃はピーマン嫌いでも大人になったら食べられるようになるし♪」
琉「ブラックだし、蓮には無理
せめてカフェラテとか飲めるようになってから言って」
蓮「う、やっぱりブラックだとハードル高そう…」
琉「てゆうよりそうゆうの無理に合わせようとしなくていい
無理に合わせられても嬉しくないし、逆に不快
前も言ったけど、お前はお前の好きなもの選んで良いし、俺は好きなもの嬉しそうに食べてる蓮が好きだし、お前はそのままでいいから
分かった?」
その琉の言葉に思わずきょとんとしてしまった
琉「何呆然としてんの?」
蓮「え…いや、だって…あまりにも平然と好きって言うから…」
琉「思った事そのまま言っただけ
他の連中の時は別に好きにしていいけど、俺といる時はそうゆう変な合わせとかいらない
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ありのままでいてくれれば良いよ」
そう呟いて、落ち着いた雰囲気で珈琲に口をつける琉
蓮「…ふふっ、分かった」
琉が嫌ならそんな行為に意味はないもんね
琉「そ」
蓮「琉」
琉「何?」
蓮「私も好きだよ」
なんだか嬉しくてそう言葉にして伝えた
琉は少し間を開けてから
琉「…唐突」
って呟いてふっと笑みを溢した
蓮「ご馳走さまでした♪」
スイーツを食べ終わって私達はのんびりと庭園の中を散策した
蓮「あっ、琉ほら、池がある!
しかも鯉が泳いでるよっ」
しゃがみこんで池を覗く私に琉は声を掛けてきた
琉「はしゃいで落ちるなよ」
蓮「そんな風に見える?」
琉「見える」
もう…桜も居たら同じ事言ってそうだな…
私ってそんなにドジそうに見える?
そう思いながら水の中を優雅に泳ぐ鯉達を眺めてると、琉も隣にしゃがんで来てくれた
蓮「ふふっ」
琉「何笑ってんの?」
目線が同じ
私に気を使ってくれたのかな
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