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君が嫌いで…好きでした。
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長い長い授業をひたすら受ける
たまに窓の外を見てはぼんやりと考える
奏叶は今、どこに居るのかな
御参り無事に出来たのかな
考えるのは奏叶の事
一緒に居ないだけで色んな不安が過って怖くなって…大丈夫って言い聞かせる繰り返し
先生「じゃぁ…今日は2日だから出席番号2番、東…あ、東か…っ
ならいいっ…あ、と…飯田!この問題解いてみろ!」
さすがに…態度があからさまで私と目を合わせないようにしてる
学校の先生までこの様子
伊藤先生の事があってから尚更先生達も私の半信半疑だった噂を信じ始めた
伊藤先生だけだった
私を見て受け入れてくれたのは
私にとって先生と呼べる人ははこの学校では伊藤先生だけだった
仕方ないからもう一度空を眺めた
吸い込まれそうなくらい青い空をただ眺めていた
午前の最後の授業は体育だった
しかも内容は持久走で他の人達はブーブーと文句を言っていた
私は1人ホッとしていた
誰かと一緒にするチームプレーより1人で出来る持久走の方が良い
だってチームプレーに私は入れて貰えないから…
それに走ってる間は空とか周りの景色を楽しめるからわりと好きだったりする
そして授業が終わり私は1人教室に戻る途中、廊下で湊と出会った
制服のままの湊
体育の時間も居なかったしたぶんサボり…
最早堂々としていて格好いいくらい
湊「お、終わった?」
千菜「うん…湊、サボり?」
湊「まぁ…持久走とかダルかったし
てか、お前大丈夫なん?」
千菜「え…?何が?」
湊「お前まだ風邪治ったばっかだし、体も弱いんだろ?」
あ…そっか…前に湊の前で貧血起こして倒れたことあったんだっけ
それに風邪引いたりもしてるし…
思い返すと奏叶と湊には情けない姿ばかり見せてしまっている気がする
別に弱いって訳じゃないんだけど…
千菜「大丈夫…くしゅんっ…」
大丈夫と言ったそばからくしゃみが出ちゃった…
少し汗かいたせいかな…早く着替えなきゃ
湊「…何が大丈夫だよ、ほら」
心配してくれたのか湊はブレザーを私にかけてくれた
その湊の行動には私も少し驚いた
千菜「え、いいよ。湊が風邪引く…」
湊「いいんだよ。俺暑がりだし」
千菜「でも…」
湊「俺がいいっつってんだろ」
湊は奏叶とは違った意味で強引…
でもなんか暖かいな…こういうの…
机で寝ちゃった時、楓もかけてくれたっけ
湊「んな事より早く着替えて来いよ」
千菜「え…?」
湊「昼、食うんだろ?
先、中庭行って待ってんから早く来いよバーカ」
そう言って湊は1人でスタスタと進んでいった
…これはまた…すごい展開になったかも…
湊から誘ってくるなんて思いもしなかった
とりあえず着替えよう
私は着替えて少し急ぎ足で中庭に向かった
でも意外
湊はてっきり他の人達と食べると思ってたから…
私の生活に少しずつ湊と奏叶が加わっていく
1人では見えなかった世界が見えてくる
真っ白だった世界が今は眩しいくらいカラフルに見える
中庭に着くと湊は既にもくもくと購買で買ったパンを食べていた
私に気が付くと遅いとだけ言ってまたパンを食べた
千菜「湊…ブレザーありがとう。これお礼」
私はブレザーとさっき買ったホットピーチを湊に渡した
だけど湊はしかめっ面でホットピーチを眺めてた
湊「…なんでこれ買った?」
千菜「え…前にこれが好きだって…奏叶に聞いて…」
湊「ふーん…サンキュー」
とりあえず私もお弁当を食べようと思って湊の向かい側に座った
湊「今日は弁当なんだ」
千菜「う、うん…」
ふと昨日の湊を思い出す
昨日はあんなに楽しそうだったのになんか機嫌悪いのかな…
学校に居る湊は楽しそうで笑ってるだけで人が集まるような人なのに…
私と居るからなのかな…
千菜「…湊…機嫌悪い…?」
何となく聞くのが怖かったけど思いきって聞いてみた
湊「は?なんで?」
千菜「… ずっと怖い顔してる」
そう言うと湊は手で口元を覆い隠して目をそらした
その仕草で心がズンと重くなった
そうだよね…
湊は最初私の事嫌いだったし…
湊「ちょっ…なに落ちこんでんの
勝手に誤解すんなって」
千菜「誤解?」
私が聞き返すと湊は少し顔を赤らめた
そして自分のケータイを私に手渡してきた
たまに窓の外を見てはぼんやりと考える
奏叶は今、どこに居るのかな
御参り無事に出来たのかな
考えるのは奏叶の事
一緒に居ないだけで色んな不安が過って怖くなって…大丈夫って言い聞かせる繰り返し
先生「じゃぁ…今日は2日だから出席番号2番、東…あ、東か…っ
ならいいっ…あ、と…飯田!この問題解いてみろ!」
さすがに…態度があからさまで私と目を合わせないようにしてる
学校の先生までこの様子
伊藤先生の事があってから尚更先生達も私の半信半疑だった噂を信じ始めた
伊藤先生だけだった
私を見て受け入れてくれたのは
私にとって先生と呼べる人ははこの学校では伊藤先生だけだった
仕方ないからもう一度空を眺めた
吸い込まれそうなくらい青い空をただ眺めていた
午前の最後の授業は体育だった
しかも内容は持久走で他の人達はブーブーと文句を言っていた
私は1人ホッとしていた
誰かと一緒にするチームプレーより1人で出来る持久走の方が良い
だってチームプレーに私は入れて貰えないから…
それに走ってる間は空とか周りの景色を楽しめるからわりと好きだったりする
そして授業が終わり私は1人教室に戻る途中、廊下で湊と出会った
制服のままの湊
体育の時間も居なかったしたぶんサボり…
最早堂々としていて格好いいくらい
湊「お、終わった?」
千菜「うん…湊、サボり?」
湊「まぁ…持久走とかダルかったし
てか、お前大丈夫なん?」
千菜「え…?何が?」
湊「お前まだ風邪治ったばっかだし、体も弱いんだろ?」
あ…そっか…前に湊の前で貧血起こして倒れたことあったんだっけ
それに風邪引いたりもしてるし…
思い返すと奏叶と湊には情けない姿ばかり見せてしまっている気がする
別に弱いって訳じゃないんだけど…
千菜「大丈夫…くしゅんっ…」
大丈夫と言ったそばからくしゃみが出ちゃった…
少し汗かいたせいかな…早く着替えなきゃ
湊「…何が大丈夫だよ、ほら」
心配してくれたのか湊はブレザーを私にかけてくれた
その湊の行動には私も少し驚いた
千菜「え、いいよ。湊が風邪引く…」
湊「いいんだよ。俺暑がりだし」
千菜「でも…」
湊「俺がいいっつってんだろ」
湊は奏叶とは違った意味で強引…
でもなんか暖かいな…こういうの…
机で寝ちゃった時、楓もかけてくれたっけ
湊「んな事より早く着替えて来いよ」
千菜「え…?」
湊「昼、食うんだろ?
先、中庭行って待ってんから早く来いよバーカ」
そう言って湊は1人でスタスタと進んでいった
…これはまた…すごい展開になったかも…
湊から誘ってくるなんて思いもしなかった
とりあえず着替えよう
私は着替えて少し急ぎ足で中庭に向かった
でも意外
湊はてっきり他の人達と食べると思ってたから…
私の生活に少しずつ湊と奏叶が加わっていく
1人では見えなかった世界が見えてくる
真っ白だった世界が今は眩しいくらいカラフルに見える
中庭に着くと湊は既にもくもくと購買で買ったパンを食べていた
私に気が付くと遅いとだけ言ってまたパンを食べた
千菜「湊…ブレザーありがとう。これお礼」
私はブレザーとさっき買ったホットピーチを湊に渡した
だけど湊はしかめっ面でホットピーチを眺めてた
湊「…なんでこれ買った?」
千菜「え…前にこれが好きだって…奏叶に聞いて…」
湊「ふーん…サンキュー」
とりあえず私もお弁当を食べようと思って湊の向かい側に座った
湊「今日は弁当なんだ」
千菜「う、うん…」
ふと昨日の湊を思い出す
昨日はあんなに楽しそうだったのになんか機嫌悪いのかな…
学校に居る湊は楽しそうで笑ってるだけで人が集まるような人なのに…
私と居るからなのかな…
千菜「…湊…機嫌悪い…?」
何となく聞くのが怖かったけど思いきって聞いてみた
湊「は?なんで?」
千菜「… ずっと怖い顔してる」
そう言うと湊は手で口元を覆い隠して目をそらした
その仕草で心がズンと重くなった
そうだよね…
湊は最初私の事嫌いだったし…
湊「ちょっ…なに落ちこんでんの
勝手に誤解すんなって」
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私が聞き返すと湊は少し顔を赤らめた
そして自分のケータイを私に手渡してきた
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