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王宮に着きますと、サフィア様にお会いしました。
それと第二王子と。
熱心に見つめる視線が怖くてサフィア様と侍従のヨルンガの後ろへと下がります。
その様子を残念そうにされてましたが、メランプス義兄さまが引き留めて後ろへと下がらせてくださいました。
「リリィ、あの時は怖がらせてすまなかった」
「もう、殿方はあちらへ行ってくださいませ。怯えております」
「女性同士が良さそうですね。兄上、出ましょう」
「うう、リリィ、またな」
サフィア様に守られる形で、お二人は部屋を出ていかれました。
「よく来てくれたわ、リリィ」
「サフィア様、ご結婚されて一段とお美しくなられました」
本当に。
髪もお肌も何もかも輝いてます。
「ありがとう。あなたも婚約おめでとう。父の手紙で知ったわ」
婚約者のロルフ様もこの王宮においでになってるとお話になられました。
外交の為にロルフ様もこの国へ。
花嫁の身内であり、ロルフ様の婚約者として私も招かれたのです。
おもてなしの為の離宮にロルフ様がご滞在されてるので、私もそちらにお世話になるようにと用意をされていたそうです。
「で、でも私共はまだ婚約者なので、同じ離宮でよろしいのでしょうか?」
顔を真っ赤にして呟くと、回廊が繋がってるだけの別の棟だと説明を受けてほっとしました。
きゅっと手を握られてサフィア様を見上げました。
「私、あなたのことを誤解してたわ。あの時はごめんなさい。会って謝りたかったの」
「いいえ、お辛かったのはサフィア様でございます。今は、幸せでしょうか?」
「ええ、夫は我が儘で大変と思うけど正直なひとだから付き合いやすいわ。それに、私は王妃になる為に育てられて念願かなったという達成感もあるの」
「はい。サフィア様はやんごとなき姫君でしたから」
黄金の冠と母国ではそう持て囃されおりました。
王族に輿入れするのが至極当然と感じました。
「それに、相変わらず夫はあなたのファンなのよ。もちろん私も。助けてくれて感謝してるわ」
「ファン、ですか?私に?」
「そうよ。あなたはそれだけ私達へ尽くしてくれたの」
部屋に自らご案内されて、用意された部屋に開いた口が塞がりません。
「すごいでしょう?」
「…はい。とても、可愛いです」
部屋が驚くほど真っ白です。
天涯つきのベッドは白いレースとシフォンの海です。
カーテンもクリーム色の柔らかな白い生地が。
木の温もりを感じさせる調度品や可愛いぬいぐるみが所狭しと置かれてます。
少し幼いような印象を受けました。
「サフィア様がご用意してくださったのですか?」
「ああ、だいたいは夫がね。妖精にふさわしい部屋にすると張り切っていたから。私だけではないわ」
それと第二王子と。
熱心に見つめる視線が怖くてサフィア様と侍従のヨルンガの後ろへと下がります。
その様子を残念そうにされてましたが、メランプス義兄さまが引き留めて後ろへと下がらせてくださいました。
「リリィ、あの時は怖がらせてすまなかった」
「もう、殿方はあちらへ行ってくださいませ。怯えております」
「女性同士が良さそうですね。兄上、出ましょう」
「うう、リリィ、またな」
サフィア様に守られる形で、お二人は部屋を出ていかれました。
「よく来てくれたわ、リリィ」
「サフィア様、ご結婚されて一段とお美しくなられました」
本当に。
髪もお肌も何もかも輝いてます。
「ありがとう。あなたも婚約おめでとう。父の手紙で知ったわ」
婚約者のロルフ様もこの王宮においでになってるとお話になられました。
外交の為にロルフ様もこの国へ。
花嫁の身内であり、ロルフ様の婚約者として私も招かれたのです。
おもてなしの為の離宮にロルフ様がご滞在されてるので、私もそちらにお世話になるようにと用意をされていたそうです。
「で、でも私共はまだ婚約者なので、同じ離宮でよろしいのでしょうか?」
顔を真っ赤にして呟くと、回廊が繋がってるだけの別の棟だと説明を受けてほっとしました。
きゅっと手を握られてサフィア様を見上げました。
「私、あなたのことを誤解してたわ。あの時はごめんなさい。会って謝りたかったの」
「いいえ、お辛かったのはサフィア様でございます。今は、幸せでしょうか?」
「ええ、夫は我が儘で大変と思うけど正直なひとだから付き合いやすいわ。それに、私は王妃になる為に育てられて念願かなったという達成感もあるの」
「はい。サフィア様はやんごとなき姫君でしたから」
黄金の冠と母国ではそう持て囃されおりました。
王族に輿入れするのが至極当然と感じました。
「それに、相変わらず夫はあなたのファンなのよ。もちろん私も。助けてくれて感謝してるわ」
「ファン、ですか?私に?」
「そうよ。あなたはそれだけ私達へ尽くしてくれたの」
部屋に自らご案内されて、用意された部屋に開いた口が塞がりません。
「すごいでしょう?」
「…はい。とても、可愛いです」
部屋が驚くほど真っ白です。
天涯つきのベッドは白いレースとシフォンの海です。
カーテンもクリーム色の柔らかな白い生地が。
木の温もりを感じさせる調度品や可愛いぬいぐるみが所狭しと置かれてます。
少し幼いような印象を受けました。
「サフィア様がご用意してくださったのですか?」
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