人狼の団長、見つけた番はすでに溺愛されている《団長はお預け中、たまに待てが出来ないで押し倒す》

うめまつ

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指※

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耳元に口を寄せて低く話しかけた。
「それともお仕置きされた方がいいのか?三人相手にやるか?」
「ひっ、い、いやぁ」
びくっと肩が揺れて頭が揺れる。
本当にさせる気はない。
脅しだ。
「二人に自分からねだれ。嫌がるから出来ずにいる」
二人とも興奮しているがエヴの嫌がりように尻込みしているのが見て取れた。
「ひ、ひっく、ちょ、ちょうだい。くる、しく、しないでぇ」
か細い声で二人の名を呼んで、お願いと頼んでいる。
熱に浮かされたダリウスはソファーから降りて足元に座り込みパクっと手を大きな口に含んで肉厚な舌を指に絡ませた。
「あ、はぁっ、はっ、あっ」
ヤンも手に口づけをして両手でいとおしそうに包み込んだ。
「だ、団長っ、く、るしいっ、はっ、あっ」 
下から見上げてパクパクと唇が動く。
紫の瞳が涙に揺れて覗く赤い小さな舌に生唾を飲む。
「誘うな、堪えきれなくなる」
「だん、ちょぉ」
むせびなく声が耳について腹の奥に響く。
額や頬に唇を寄せて舌をはせる。
精力を乗せてないのに、あ、と口を開けて欲しがった。
「飲む、飲みたい、あ、む、ん、ん、」
自分から身体を伸ばし精力を求めて、ちゅうちゅうと口から吸い上げるととろんと目が溶ける。
「あ、お、いひいぃ、んあっ、あっ!」
急に舐める余裕をなくし目を見開いて喉がのけぞる。
欲と怒りに溢れた二人の視線に気づいた。
しまったと思ったがもう遅い。
特に妬ましいと睨むダリウスが膝立ちに伸び上がってエヴを自分に引き寄せて口付けをした。
「れ、」
「あ、ダリ、ふあぁ」
「ダリウス!」
「やだぁ、ヤン、」
目をつり上げたヤンが急いで胸ぐらを掴んで引っ張ると今度はエヴがヤンを引き寄せた。
「ん、」
「はっ、エヴ、様っ」
驚くヤンをよそにエヴが口付けをする。
慌てて肩を押して引き剥がすが手を伸ばして欲しがった。
「やだぁ、おいしいのに。口から、欲しい、飲むぅ」
甘ったるく吐いた言葉に目をつり上げて、させるかと後ろから顎を掴んで指を突っ込み濃い精力を与えた。
「あ、はぅ、ん、」
前のめりに態勢を崩してヤンの上にのし掛かった。
私とヤンに挟まれ身体を押し付けて身をよじる。
「は、あっ、あん、」
「く、エヴ様っ、」
ヤンは目の前の痴態に呻き、ダリウスが横からエヴの手を引き抜いた。
それを支えにしていたエヴがヤンの胸に倒れ、私の指が抜ける。
「あー、指ぃ」
顔を横にパクパクと唇がねだる。
また唇を撫でてクチャクチャと口内を混ぜながら飲み込ませると、エヴはうっとりと目を細めて舌を巻き付ける。
横を見ればダリウスは手に舌をはせて指を一本一本いやらしくねぶっていた。
ヤンが誘われるようにエヴの唇をなぞり、欲深なエヴは舌を伸ばしてそれも欲しがった。
口内いっぱいに二人の男の指を咥えて身を震わせ、喉の奥へ、くふ、くふ、と苦しげに呻くのに身体を揺らしてヤンと私を刺激した。
羨ましそうに頬を撫でるダリウスの指と交代してやるとダリウスもエヴに指を舐められて息を荒く、その様を凝視した。
エヴの後ろから太ももに割り込んだ姿勢のまま三人の痴態を眺めた。
目の前のことに夢中の三人をよそに、こっそりとエヴの腰垂れの隙間に手を入れ、太ももをなぞる。
スカートへの侵入は、まだ硬い鎧のおかげでエヴには気づかれていない。
ゆっくりと奥へ進め、厚手の布地を尻から前身衣まで優しく撫でた。
どうなってるのかと思ったらやはり男のズボンの仕組みと同じだ。
用が足せるように隙間がある。
男物の簡易な作りに比べて無防備にならないように布の重なりがかなり広く取られて、幅広の紐の結び目ではだけないように固定されている。
仕組みさえ分かれば服を脱がすのは得意だ。
慣れた手つきで紐をほどいて、緩んだ隙間に薄い精力を乗せた指を入れたら、たっぷり湿った茂みを掻き分けて肉の割れ目をなぞる。
「んぐっ!、んぁっ、んあっ」
「エヴ様っ」
急な刺激に驚いて激しく喘ぐ姿に興奮したヤンが羽交い締めに抱き締めて、ダリウスもエヴの上に覆い被さっている。
ダリウスの太い指とヤンの細く長い指を口いっぱいに咥えてしゃべることもできず、足を閉じようにも間に私が挟まって逃げようにも腰を揺らすだけしかできない。
二人に固く固定された上半身はどうにもならず、必死に足をばたつかせ下半身だけを激しく揺らすから発情期の雄犬のようにみっともない様を晒している。
腰垂れに隠れた尻を想像して興奮に息が詰まった。
無我夢中な男二人の協力に口許を緩めて指に先程より濃い精力をもったりと塗りつけて絡む花弁を蹂躙すれば、蜜が水袋を握ったようにびゅっ、びゅっと飛び出した。
「んぶ、!はあっ!」
二人の腕の中でびくびくっと跳ねた。
乱れる姿を目の当たりにして、ますますヤンに頭を抱き締められ、身体を上にずり上げて顔に口付けをしているようだ。
「エヴ様っ、気持ち、いいですか?おれ、もっと、」
興奮に息の荒いダリウスは上からのし掛かって鎧のベルトを緩めて隙間から手を差し込んで乱暴に胸元をまさぐっていた。
鎧の下は触れたことがないのにと眉をひそめたが、ますます動けなくなったことにほくそ笑み黙って下半身へ濃い精力を塗って憂さを晴らした。
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