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夢だと分かってるけどふわふわが気持ちいい。
溶けそう。
あったかい。
「ふあ、あ」
チュ、チュ、と小さく聞こえる。
聞き慣れた音。
ふわっと意識が浮上して唇の感触に気づいて夢から覚めた。
「んっ?!」
「んん?おはよう」
「ま、また!」
押し倒されてる!
チューされてる!
「うわ、ぁっ!」
「じっとしてろ、ん、」
慌てて逃げるんだけどネグリジェのリボンがほどけてる!
這おうとしたら肩から背中までべらって脱げたぁ!
「あっ、服がぁっ」
頭から着るワンピースで胸元をいくつかのリボンで閉じるデザインだから、ほどけると首もとから広がってすぽっと体が抜けちゃう。
「これは、興奮する」
「ま、待ってぇ」
背中から押さえつけられてむき出しの肌をべたべた触ってるし、またチュッチュッ音がしてる。
「あっ、……あ、」
恥ずかしいのと変なくすぐったさでぞわぞわするぅ。
夢の続きみたいな。
「や、だぁ、……あ、ああ、……ふえっ、ひっく、嫌ですってばぁ。嫌なのに、ひどいぃ」
「でも私達は夫婦なのだから」
ぐずぐず泣いてるのにリカルド王子がまだ続ける。
ひどい。
声が甘いとか身体は嫌がってないからとか勝手なこと言ってる!
「もうやだ、ひっく、もう嫌いぃっ」
「ラ、ライン、そんな事を言うな」
「あ、いや、いやぁ!ひんっ、嫌いですっ」
胸を隠すのに背中から手を差し込んで探してくるし!
お尻に何か当たってるし!
「う、うわぁぁん!嫌だっていったのにぃ!わああああっ!やだー!怖いぃ!」
「うおっ!」
「リカルド王子!何をなさってますの!」
天蓋のカーテンをガバッて開けたのはメイド長。
夫婦だろうがなんだろうが嫌がってるならやめなさいってきつく怒鳴ってる。
「ご自身の欲を無理やり押し付けるのはおやめなさい!まだ奥様はまだ15!あなた様はもうすでに19!年上らしく接してくださいませ!しかも朝から!お二人とも陛下との朝食がございますのよ!」
衝立越しに聞こえてくる。
もう手間だからと私の部屋で二人まとめてお支度。
ルーラさんに泣き止めと叱られてお着替え。
「何事かと思ったら、もう奥様ったら」
「ごめんなさい」
苦笑いのルーラさんにしょんぼり。
「リカルド王子もお若い殿方で仕方ないところがございます。奥様もご結婚されたのだからご夫婦の関係をもう少し考えてくださいませ」
「……形だけの、奥様ですもん」
「あら、リカルド王子のあの態度をご覧になってまだそう思ってらっしゃいます?ご寵愛されてると評判ですよ」
「お、汚名返上」
「何の事ですか?」
説明したら笑ってた。
「それだけでこんなことしませんよ。他人の評価なんか気にする方じゃありません。……それにしてもリカルド王子まで。……素直じゃないんだから」
ラインも鈍いし、だって。
「……まあ、……今までの他人の距離で放ったらかさせれてたのに、いきなりベタベタされて夫婦だからヤらせろって言われたってねぇ。……嫌よねぇ?」
こくっと頷く。
気持ちを分かってくれたことも、久々の砕けた口調も嬉しい。
「うーん、何か考えてみるけど。ラインとリカルド王子の仲良くなる方法」
「あります?」
「さあ?どうかしら?でも何もしないよりいいと思うわ。あなたも自分で考えるのよ?」
ツンツンと指で頭をつついてる。
本当は頭を小突かれるのは怖くて嫌いだけど、触る感じで優しくつついてるし、ルーラさんのいつもの微笑みがあるから平気。
怖くない。
好き。
あれからリカルド王子が大人しい。
抱きしめたがるのは変わらないし、一人で寝る夜は毎回来るし。
でも手を広げて私が近寄るのを待ってる。
来てほしいと控えめに頼まれたら怖いけど我慢する。
キスも私からってお願いされる。
恥ずかしくて出来ないから胸におでこぐりぐりして誤魔化す。
少し私の背が伸びて頭の天辺にリカルド王子がキスする。
物足りないとぼやいてた。
でも嫌われたくないって。
怖いけど私から手を繋ぐし、出来るだけ側にいる。
溶けそう。
あったかい。
「ふあ、あ」
チュ、チュ、と小さく聞こえる。
聞き慣れた音。
ふわっと意識が浮上して唇の感触に気づいて夢から覚めた。
「んっ?!」
「んん?おはよう」
「ま、また!」
押し倒されてる!
チューされてる!
「うわ、ぁっ!」
「じっとしてろ、ん、」
慌てて逃げるんだけどネグリジェのリボンがほどけてる!
這おうとしたら肩から背中までべらって脱げたぁ!
「あっ、服がぁっ」
頭から着るワンピースで胸元をいくつかのリボンで閉じるデザインだから、ほどけると首もとから広がってすぽっと体が抜けちゃう。
「これは、興奮する」
「ま、待ってぇ」
背中から押さえつけられてむき出しの肌をべたべた触ってるし、またチュッチュッ音がしてる。
「あっ、……あ、」
恥ずかしいのと変なくすぐったさでぞわぞわするぅ。
夢の続きみたいな。
「や、だぁ、……あ、ああ、……ふえっ、ひっく、嫌ですってばぁ。嫌なのに、ひどいぃ」
「でも私達は夫婦なのだから」
ぐずぐず泣いてるのにリカルド王子がまだ続ける。
ひどい。
声が甘いとか身体は嫌がってないからとか勝手なこと言ってる!
「もうやだ、ひっく、もう嫌いぃっ」
「ラ、ライン、そんな事を言うな」
「あ、いや、いやぁ!ひんっ、嫌いですっ」
胸を隠すのに背中から手を差し込んで探してくるし!
お尻に何か当たってるし!
「う、うわぁぁん!嫌だっていったのにぃ!わああああっ!やだー!怖いぃ!」
「うおっ!」
「リカルド王子!何をなさってますの!」
天蓋のカーテンをガバッて開けたのはメイド長。
夫婦だろうがなんだろうが嫌がってるならやめなさいってきつく怒鳴ってる。
「ご自身の欲を無理やり押し付けるのはおやめなさい!まだ奥様はまだ15!あなた様はもうすでに19!年上らしく接してくださいませ!しかも朝から!お二人とも陛下との朝食がございますのよ!」
衝立越しに聞こえてくる。
もう手間だからと私の部屋で二人まとめてお支度。
ルーラさんに泣き止めと叱られてお着替え。
「何事かと思ったら、もう奥様ったら」
「ごめんなさい」
苦笑いのルーラさんにしょんぼり。
「リカルド王子もお若い殿方で仕方ないところがございます。奥様もご結婚されたのだからご夫婦の関係をもう少し考えてくださいませ」
「……形だけの、奥様ですもん」
「あら、リカルド王子のあの態度をご覧になってまだそう思ってらっしゃいます?ご寵愛されてると評判ですよ」
「お、汚名返上」
「何の事ですか?」
説明したら笑ってた。
「それだけでこんなことしませんよ。他人の評価なんか気にする方じゃありません。……それにしてもリカルド王子まで。……素直じゃないんだから」
ラインも鈍いし、だって。
「……まあ、……今までの他人の距離で放ったらかさせれてたのに、いきなりベタベタされて夫婦だからヤらせろって言われたってねぇ。……嫌よねぇ?」
こくっと頷く。
気持ちを分かってくれたことも、久々の砕けた口調も嬉しい。
「うーん、何か考えてみるけど。ラインとリカルド王子の仲良くなる方法」
「あります?」
「さあ?どうかしら?でも何もしないよりいいと思うわ。あなたも自分で考えるのよ?」
ツンツンと指で頭をつついてる。
本当は頭を小突かれるのは怖くて嫌いだけど、触る感じで優しくつついてるし、ルーラさんのいつもの微笑みがあるから平気。
怖くない。
好き。
あれからリカルド王子が大人しい。
抱きしめたがるのは変わらないし、一人で寝る夜は毎回来るし。
でも手を広げて私が近寄るのを待ってる。
来てほしいと控えめに頼まれたら怖いけど我慢する。
キスも私からってお願いされる。
恥ずかしくて出来ないから胸におでこぐりぐりして誤魔化す。
少し私の背が伸びて頭の天辺にリカルド王子がキスする。
物足りないとぼやいてた。
でも嫌われたくないって。
怖いけど私から手を繋ぐし、出来るだけ側にいる。
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