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私だけ暇になっちゃった。
リカルド王子は陛下のお手伝いでどんどん忙しくなる。
ルルドラ王子は王妃のご実家、グルーグ公爵邸で子供向けのお茶会。
リカルド王子へルルドラ王子のご友人作りはしばらく後見のグルーグ公爵とサーペント公爵の主催の催しの参加すればいいってことになったから。
おかげで王宮のプライベートに残ったのは私ひとり。
寂しい。
いつも二人のどちらかと過ごしてたから。
側にルーラさんがいるけど物足りない。
「……床磨きがしたい」
無心になりたい。
「奥様らしくなさいませ?ふふっ」
「はい」
床磨きの代わりに刺繍。
難しい。
図案を確認してばかりでいまいち集中出来ない。
まっすぐ縫う方が楽。
「……野菜の皮剥きやりたい」
ずっとやってないから鈍りそう。
「怪我を増やすおつもりですか?」
刺繍は中断してハンカチ作り。
これならいいみたい。
慣れた作業だと集中しやすい。
「たくさん作りましたね」
「うん」
どうしよう。
布地はいいけど無地だし小さい刺繍ばかり。
貴族が使うものじゃない。
庶民向け。
私は作るだけで知らない。
母がどこかのお店に卸してた。
「宛はございますから」
いくら作ってもいいって。
二人が帰ってくるまでハンカチ作りに集中。
毎日空いた時間はずっとそうやって過ごしてたからリカルド王子に心配された。
「結局、働き通しじゃないか」
勉強して手が空いたらハンカチ作り。
だってルーラさん達が忙しいし、奥様扱いで構ってくれないもん。
リカルド王子もルルドラ王子も忙しいし。
暇になると寂しいもん。
他にやることないし。
しょぼっとしてたら手紙の束をくれた。
「寄付のお礼が届いた」
首をかしげて中身を読んだら私の作ったハンカチのお礼。
寄付した孤児院や教会で使ってくれてるって。
バザーに出しますって。
お礼状が何枚もある。
うわぁ、やる気出た。
ハンカチをたくさん。
それ以外もたくさん作る。
財布や小物入れになる小袋。
刺繍も色んな図案をたくさん。
熱が出た。
頑張りすぎたせいって。
「だから休めと言ったのに」
「本当に。あれだけ注意しましたのに」
リカルド王子達が呆れてる。
熱が下がったけど、しばらく裁縫道具はメイド長の預かりになっちゃった。
そしたら勉強しかやることない。
それも休憩にならないからって取り上げられるし。
昔みたいにルーラさん達をお茶に誘うけど主人と使用人だから同席はいけませんって。
部屋でこっそりと提案してもだめだった。
ティーセットの数でバレるから。
王宮は厳しいのね。
でもリカルド王子がくれた飴のわけっこは大丈夫。
たまのおしゃべりは飴を食べてる間だけ。
使用人との距離は大事だからって。
私が大人しいから王宮の使用人に侮られてるんだって。
回りの態度が改めるまでもうしばらくこのままだってルーラさんが教えてくれた。
王宮の人間関係は難しいのね。
とりあえず毎日暇だし寂しい。
何かお仕事が欲しい。
お願いしたらお庭の手入れを陛下が勧めてくれた。
日焼けの心配されたけど引きこもりより良いって。
庭師のおじさん達に教えてもらいながら花のお世話。
外を出ると近衛の兵士さん達とすごく会う。
毎日、皆にご挨拶してのんびり過ごした。
そういえば近衛の渋い隊長さんにルーラさんが口説かれてるのを見かけて面白かった。
それから私は隊長さんと仲良し。
せっせとルーラさんのことを尋ねてくる。
好みとか色々知りたいって。
隊長さんの恋を応援する他の近衛とも仲良し。
王宮のメイドさん達も興味津々で話す機会が増えた。
ルーラさんは回りの反応にうんざりしてる。
結婚に向かないから嫌なんだって。
何が向かないのか分からないけど私は優しくてきれいなルーラさんと暮らす人は幸せだと思う。
リカルド王子は陛下のお手伝いでどんどん忙しくなる。
ルルドラ王子は王妃のご実家、グルーグ公爵邸で子供向けのお茶会。
リカルド王子へルルドラ王子のご友人作りはしばらく後見のグルーグ公爵とサーペント公爵の主催の催しの参加すればいいってことになったから。
おかげで王宮のプライベートに残ったのは私ひとり。
寂しい。
いつも二人のどちらかと過ごしてたから。
側にルーラさんがいるけど物足りない。
「……床磨きがしたい」
無心になりたい。
「奥様らしくなさいませ?ふふっ」
「はい」
床磨きの代わりに刺繍。
難しい。
図案を確認してばかりでいまいち集中出来ない。
まっすぐ縫う方が楽。
「……野菜の皮剥きやりたい」
ずっとやってないから鈍りそう。
「怪我を増やすおつもりですか?」
刺繍は中断してハンカチ作り。
これならいいみたい。
慣れた作業だと集中しやすい。
「たくさん作りましたね」
「うん」
どうしよう。
布地はいいけど無地だし小さい刺繍ばかり。
貴族が使うものじゃない。
庶民向け。
私は作るだけで知らない。
母がどこかのお店に卸してた。
「宛はございますから」
いくら作ってもいいって。
二人が帰ってくるまでハンカチ作りに集中。
毎日空いた時間はずっとそうやって過ごしてたからリカルド王子に心配された。
「結局、働き通しじゃないか」
勉強して手が空いたらハンカチ作り。
だってルーラさん達が忙しいし、奥様扱いで構ってくれないもん。
リカルド王子もルルドラ王子も忙しいし。
暇になると寂しいもん。
他にやることないし。
しょぼっとしてたら手紙の束をくれた。
「寄付のお礼が届いた」
首をかしげて中身を読んだら私の作ったハンカチのお礼。
寄付した孤児院や教会で使ってくれてるって。
バザーに出しますって。
お礼状が何枚もある。
うわぁ、やる気出た。
ハンカチをたくさん。
それ以外もたくさん作る。
財布や小物入れになる小袋。
刺繍も色んな図案をたくさん。
熱が出た。
頑張りすぎたせいって。
「だから休めと言ったのに」
「本当に。あれだけ注意しましたのに」
リカルド王子達が呆れてる。
熱が下がったけど、しばらく裁縫道具はメイド長の預かりになっちゃった。
そしたら勉強しかやることない。
それも休憩にならないからって取り上げられるし。
昔みたいにルーラさん達をお茶に誘うけど主人と使用人だから同席はいけませんって。
部屋でこっそりと提案してもだめだった。
ティーセットの数でバレるから。
王宮は厳しいのね。
でもリカルド王子がくれた飴のわけっこは大丈夫。
たまのおしゃべりは飴を食べてる間だけ。
使用人との距離は大事だからって。
私が大人しいから王宮の使用人に侮られてるんだって。
回りの態度が改めるまでもうしばらくこのままだってルーラさんが教えてくれた。
王宮の人間関係は難しいのね。
とりあえず毎日暇だし寂しい。
何かお仕事が欲しい。
お願いしたらお庭の手入れを陛下が勧めてくれた。
日焼けの心配されたけど引きこもりより良いって。
庭師のおじさん達に教えてもらいながら花のお世話。
外を出ると近衛の兵士さん達とすごく会う。
毎日、皆にご挨拶してのんびり過ごした。
そういえば近衛の渋い隊長さんにルーラさんが口説かれてるのを見かけて面白かった。
それから私は隊長さんと仲良し。
せっせとルーラさんのことを尋ねてくる。
好みとか色々知りたいって。
隊長さんの恋を応援する他の近衛とも仲良し。
王宮のメイドさん達も興味津々で話す機会が増えた。
ルーラさんは回りの反応にうんざりしてる。
結婚に向かないから嫌なんだって。
何が向かないのか分からないけど私は優しくてきれいなルーラさんと暮らす人は幸せだと思う。
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