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83、音
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「足が治ったら、私も一緒に走りたいです。」
「うん、治ったらまたおいで。皆で鬼ごっこしよう。」
「はい。手加減してくださいね。」
「だめ、すぐ捕まえてやる。」
クッションを枕に隣で寝転ぶロルフ様の微笑みを見つめ、二人でクスクス笑います。
「眠くない?」
「はい、昨日はよく眠れたので。せんぜ、ん、…あ。」
ふと、王妃に添い寝されたのを思い出して、隣のロルフ様のお顔が王妃とそっくりで、まざまざと思い出してしまいました。
また抱き締めてほしいと思ってしまい、昨日の王妃とロルフ様のお顔が重なって、このまま甘えたい気分になりました。
お顔を直視できず、視線を避けます。
両手で顔を隠してごそごそと体を動かして体を背けました。
「全然、眠くないです。ロルフ様は?私に気になさらず、お休みになって。あっ。」
身動ぎしたせいで、ネロが起き上がり、ネロの枕から頭が落ちました。
「お、重かったかしら。ごめんね、ネロ。」
「そんなことないと思うけど。気にしなくて良いから。ほら。頭をあげて。」
「え、あ、はい。」
ロルフ様が正面から私の頭を抱えるように持ち上げてクッションを挟みます。
指の間から見えるロルフ様のお顔が近くて驚いてしまいました。
「ロルフ様っ。お顔が、近くて。あの、だめ。クッションはいらないから。お願いっ。」
「あ、ごめんね。」
しょんぼりするロルフ様の声が申し訳なくて。
両手で覆った顔を外して、ロルフ様を見つめました。
「ごめんなさい。ロルフ様のお顔が近いと。…私、顔が。」
「…顔、真っ赤だ。」
「はい。…私、恥ずかしがってしまって、申し訳ありません。せっかくのご厚意を。」
「いいよ。驚かせてごめんね。」
ニコッとされるとまたそっくりです。
見てはいけないと顔を塞いで隠します。
私、どうやら王妃そっくりの、ロルフ様のお顔に弱いようです。
その後も、恥ずかしくて顔を見れないので、顔を手で覆ったままお話を続けました。
少し慣れてやっと顔の半分を出せるようになりました。
「さっきまで平気だったのに、どうして急に恥ずかしがりやになったの?」
ロルフ様は座ったまま私の顔を上から覗き込まれ、私はしどろもどろに答えます。
「あ、の、…王妃にそっくりで。」
「母に似てるからなの?」
「2晩、王妃に添い寝していただいて、私ったら、もう。…お恥ずかしながら、甘え癖がついてしまいまして。ロルフ様のお顔を見てると甘えたくなってしまいました。本当にお恥ずかしいです。」
「ふふ、甘えて良いのに。」
「そんな、出来ません。私はもうレディなのに。」
「そう?でも、甘えたくなったらおいでよ。母は父に一人占めされてるから。俺なら、ほら。いいよ?」
顔半分を隠していた両手を下ろされてロルフ様の手に繋がれ、微笑まれてぽーっとなりました。
「俺達も昼寝しちゃお?」
こくこくと頷いて応えると、大きなクッションを引き寄せ、ロルフ様が私の手を繋いだまま隣にごろんと寝転びました。
王妃と同じ笑顔を見せられるとすぐ頷いてしまいます。
「ほら、リリィも乗りなよ。」
私も、ロルフ様が使っているクッションに頭を乗せて、良いのかしらともじもじします。
「俺が小さい頃、兄達がいつもこうやってくれて。同じクッションを枕にしてよく寝たんだ。妹か弟がいたら同じことをしてやろうと思ってた。」
「では、私はロルフ様の妹と言うことでいいですか?」
「んー。…妹とか、そんな感じとは違うかな。」
急に乗っていたクッションがもふっと盛り上がり、私達の間にダーシャの毛並みが見えました。
「わ、ダーシャ、」
「やだ、髭、くすぐったい。」
ピクピクと私達の顔を撫でる髭がくすぐったくて二人で逃げます。
「がう」
ネロの大きな前足に抱き寄せられて、ロルフ様が手を離してくれなくて。
「あ、」
ロルフ様が追いかけて、王妃がしてくれたように二の腕と胸に頭を抱きしめられました。
「怪我、痛くない?」
そう言われて、いいのかしら、と思うのにまぁいいかと思ってしまいます。
「ぐるるる」
「う、わ。」
二人まとめネロにベロベロ舐められて、ダーシャまで混ざって。
「やだ、ダーシャまで。」
「ぐうう」
ごうごうと、ネロの胸から甘える音が響いて、私の後ろから首や頭をいっぱい舐めてきます。
「なに?なんで?」
「毛繕いだよ。子供の世話とか、気に入った相手とかにする。あは、は。」
体を丸めて逃げると、ロルフ様の腕に囲まれて庇われ、3頭をなだめてくれました。
「がるる、るる」
オリガがロルフ様の上にのし掛かって私にもグリグリと鼻を寄せて。
ロルフ様がネロの鼻を撫でると、ぱくっと咥えてちゅうちゅう吸って甘えて、私はロルフ様に胸に抱き締められたまま。
「家族の中で小さいから未だにされるんだよね。リリィは俺より小さいから構いたくてしょうがないんだよ。」
ぎゅうと抱きしまられていると、胸に耳が当たり、柔らかい声が響いて聞こえて、ネロやダーシャのぐるぐると響く喉の音と混ざって黙って聞いていました。
ダーシャとネロ、オリガにぐいぐい押されて、ネロとオリガのしっぽが私達を撫でていきます。
ネロのしっぽはたまにパチンと当たって痛いです。
身体をこんなに強く押されるとさすがに傷が痛くて呻いてしましました。
「こいつら、こうなると俺の言うことなんか聞かないんだよね。」
「ふふ、くふふ。大丈夫か?」
「アダム兄さん、起きたなら助けてくれません?重くって。」
「ナヴィーン、ヘラクレス。ニヤニヤしてないで手伝え。」
「くく、あはは。お前ら揉みくちゃにされて。面白かった。」
「あはは、あー可哀想。あー可愛い。」
ヘラクレス様がネロ達を掻き分けて抱えようとするのに、追いかけてくるネロ達にヘラクレス様ごと倒されました。
「あはは!子供を盗られた親の気分なのかな。アダム兄さん、頼むよ。興奮してだめだ。」
アダム様の膝に乗せられると、すんなり3頭はおとなしくなりました。
「どうして?」
「父上は別格として。アダム兄さんは俺達の中でリーダーだからな。こいつらもアダム兄さんには遠慮するんだ。」
「末っ子のロルフはしょうがないが。なぜかナヴィーンとヘラクレスはまだ子供と思われてるんだ。くふふ。」
「なんでかね。もう身長はアダム兄さんと変わらないのに。ヘラクレス兄さんなんか、兄弟の中で一番でかいのになぁ。」
「アダム兄さんが3頭の子育てもしたからですよ。育ての親だから。」
「俺達の世話と動物の世話をまとめてやってたもんなぁ。敵わないや。俺とナヴィーンなら無理。豆なのは無理だ。」
「ロルフはどうかな。出来たかもな。気が回るししっかりしてるもんな。」
ナヴィーン様がロルフ様の頭をグリグリ混ぜて抱き締めてます。
「ロルフは賢いもんな。」
ヘラクレス様もナヴィーン様と一緒にグリグリと頭を混ぜて頬っぺたをグリグリ撫でて。
ロルフ様は特に嫌がる素振りもなく、ナヴィーン様とヘラクレス様にされるがままです。
「もう少し、優しくしないと首が痛いです。兄上。」
「そうか、ごめんな。」
「悪かった。」
「大丈夫です。」
そのまま3人で草むらでじゃれて転がっていく、仲睦まじい様子を見てたら、
「仲良しですのね。」
ポツリと呟きました。
隣にいるアダム様には聞こえたようで、
「ふふ、我が家はみな、仲良いんだ。」
と、返ってきました。
「ん?家族が恋しくなったかな?」
「…いいえ。違います。」
羨ましくて涙が出ただけです。
3人で走って笑う声が聞こえます。
「羨ましくなってしまって。」
アダム様がストールをかけてくださいました。
「拭いていいぞ。治ったらリリィも混ざって遊べばいい。」
「はい。ありがとうございます。」
見られないようにストールで顔を隠して涙を拭いました。
「うん、治ったらまたおいで。皆で鬼ごっこしよう。」
「はい。手加減してくださいね。」
「だめ、すぐ捕まえてやる。」
クッションを枕に隣で寝転ぶロルフ様の微笑みを見つめ、二人でクスクス笑います。
「眠くない?」
「はい、昨日はよく眠れたので。せんぜ、ん、…あ。」
ふと、王妃に添い寝されたのを思い出して、隣のロルフ様のお顔が王妃とそっくりで、まざまざと思い出してしまいました。
また抱き締めてほしいと思ってしまい、昨日の王妃とロルフ様のお顔が重なって、このまま甘えたい気分になりました。
お顔を直視できず、視線を避けます。
両手で顔を隠してごそごそと体を動かして体を背けました。
「全然、眠くないです。ロルフ様は?私に気になさらず、お休みになって。あっ。」
身動ぎしたせいで、ネロが起き上がり、ネロの枕から頭が落ちました。
「お、重かったかしら。ごめんね、ネロ。」
「そんなことないと思うけど。気にしなくて良いから。ほら。頭をあげて。」
「え、あ、はい。」
ロルフ様が正面から私の頭を抱えるように持ち上げてクッションを挟みます。
指の間から見えるロルフ様のお顔が近くて驚いてしまいました。
「ロルフ様っ。お顔が、近くて。あの、だめ。クッションはいらないから。お願いっ。」
「あ、ごめんね。」
しょんぼりするロルフ様の声が申し訳なくて。
両手で覆った顔を外して、ロルフ様を見つめました。
「ごめんなさい。ロルフ様のお顔が近いと。…私、顔が。」
「…顔、真っ赤だ。」
「はい。…私、恥ずかしがってしまって、申し訳ありません。せっかくのご厚意を。」
「いいよ。驚かせてごめんね。」
ニコッとされるとまたそっくりです。
見てはいけないと顔を塞いで隠します。
私、どうやら王妃そっくりの、ロルフ様のお顔に弱いようです。
その後も、恥ずかしくて顔を見れないので、顔を手で覆ったままお話を続けました。
少し慣れてやっと顔の半分を出せるようになりました。
「さっきまで平気だったのに、どうして急に恥ずかしがりやになったの?」
ロルフ様は座ったまま私の顔を上から覗き込まれ、私はしどろもどろに答えます。
「あ、の、…王妃にそっくりで。」
「母に似てるからなの?」
「2晩、王妃に添い寝していただいて、私ったら、もう。…お恥ずかしながら、甘え癖がついてしまいまして。ロルフ様のお顔を見てると甘えたくなってしまいました。本当にお恥ずかしいです。」
「ふふ、甘えて良いのに。」
「そんな、出来ません。私はもうレディなのに。」
「そう?でも、甘えたくなったらおいでよ。母は父に一人占めされてるから。俺なら、ほら。いいよ?」
顔半分を隠していた両手を下ろされてロルフ様の手に繋がれ、微笑まれてぽーっとなりました。
「俺達も昼寝しちゃお?」
こくこくと頷いて応えると、大きなクッションを引き寄せ、ロルフ様が私の手を繋いだまま隣にごろんと寝転びました。
王妃と同じ笑顔を見せられるとすぐ頷いてしまいます。
「ほら、リリィも乗りなよ。」
私も、ロルフ様が使っているクッションに頭を乗せて、良いのかしらともじもじします。
「俺が小さい頃、兄達がいつもこうやってくれて。同じクッションを枕にしてよく寝たんだ。妹か弟がいたら同じことをしてやろうと思ってた。」
「では、私はロルフ様の妹と言うことでいいですか?」
「んー。…妹とか、そんな感じとは違うかな。」
急に乗っていたクッションがもふっと盛り上がり、私達の間にダーシャの毛並みが見えました。
「わ、ダーシャ、」
「やだ、髭、くすぐったい。」
ピクピクと私達の顔を撫でる髭がくすぐったくて二人で逃げます。
「がう」
ネロの大きな前足に抱き寄せられて、ロルフ様が手を離してくれなくて。
「あ、」
ロルフ様が追いかけて、王妃がしてくれたように二の腕と胸に頭を抱きしめられました。
「怪我、痛くない?」
そう言われて、いいのかしら、と思うのにまぁいいかと思ってしまいます。
「ぐるるる」
「う、わ。」
二人まとめネロにベロベロ舐められて、ダーシャまで混ざって。
「やだ、ダーシャまで。」
「ぐうう」
ごうごうと、ネロの胸から甘える音が響いて、私の後ろから首や頭をいっぱい舐めてきます。
「なに?なんで?」
「毛繕いだよ。子供の世話とか、気に入った相手とかにする。あは、は。」
体を丸めて逃げると、ロルフ様の腕に囲まれて庇われ、3頭をなだめてくれました。
「がるる、るる」
オリガがロルフ様の上にのし掛かって私にもグリグリと鼻を寄せて。
ロルフ様がネロの鼻を撫でると、ぱくっと咥えてちゅうちゅう吸って甘えて、私はロルフ様に胸に抱き締められたまま。
「家族の中で小さいから未だにされるんだよね。リリィは俺より小さいから構いたくてしょうがないんだよ。」
ぎゅうと抱きしまられていると、胸に耳が当たり、柔らかい声が響いて聞こえて、ネロやダーシャのぐるぐると響く喉の音と混ざって黙って聞いていました。
ダーシャとネロ、オリガにぐいぐい押されて、ネロとオリガのしっぽが私達を撫でていきます。
ネロのしっぽはたまにパチンと当たって痛いです。
身体をこんなに強く押されるとさすがに傷が痛くて呻いてしましました。
「こいつら、こうなると俺の言うことなんか聞かないんだよね。」
「ふふ、くふふ。大丈夫か?」
「アダム兄さん、起きたなら助けてくれません?重くって。」
「ナヴィーン、ヘラクレス。ニヤニヤしてないで手伝え。」
「くく、あはは。お前ら揉みくちゃにされて。面白かった。」
「あはは、あー可哀想。あー可愛い。」
ヘラクレス様がネロ達を掻き分けて抱えようとするのに、追いかけてくるネロ達にヘラクレス様ごと倒されました。
「あはは!子供を盗られた親の気分なのかな。アダム兄さん、頼むよ。興奮してだめだ。」
アダム様の膝に乗せられると、すんなり3頭はおとなしくなりました。
「どうして?」
「父上は別格として。アダム兄さんは俺達の中でリーダーだからな。こいつらもアダム兄さんには遠慮するんだ。」
「末っ子のロルフはしょうがないが。なぜかナヴィーンとヘラクレスはまだ子供と思われてるんだ。くふふ。」
「なんでかね。もう身長はアダム兄さんと変わらないのに。ヘラクレス兄さんなんか、兄弟の中で一番でかいのになぁ。」
「アダム兄さんが3頭の子育てもしたからですよ。育ての親だから。」
「俺達の世話と動物の世話をまとめてやってたもんなぁ。敵わないや。俺とナヴィーンなら無理。豆なのは無理だ。」
「ロルフはどうかな。出来たかもな。気が回るししっかりしてるもんな。」
ナヴィーン様がロルフ様の頭をグリグリ混ぜて抱き締めてます。
「ロルフは賢いもんな。」
ヘラクレス様もナヴィーン様と一緒にグリグリと頭を混ぜて頬っぺたをグリグリ撫でて。
ロルフ様は特に嫌がる素振りもなく、ナヴィーン様とヘラクレス様にされるがままです。
「もう少し、優しくしないと首が痛いです。兄上。」
「そうか、ごめんな。」
「悪かった。」
「大丈夫です。」
そのまま3人で草むらでじゃれて転がっていく、仲睦まじい様子を見てたら、
「仲良しですのね。」
ポツリと呟きました。
隣にいるアダム様には聞こえたようで、
「ふふ、我が家はみな、仲良いんだ。」
と、返ってきました。
「ん?家族が恋しくなったかな?」
「…いいえ。違います。」
羨ましくて涙が出ただけです。
3人で走って笑う声が聞こえます。
「羨ましくなってしまって。」
アダム様がストールをかけてくださいました。
「拭いていいぞ。治ったらリリィも混ざって遊べばいい。」
「はい。ありがとうございます。」
見られないようにストールで顔を隠して涙を拭いました。
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