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92、扇
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バン様にエスコートされたアンバー様を見掛けてお二人のもとへ。
キース様はクリス様の国へご挨拶に向かわれたそうです。
「心配していたの。元気そうでよかった。」
手を握って微笑んでくれました。
ロルフ様を交えてお話ししていたら、こっそりバン様が耳元で呟かれます。
「君のおかげでアンバーと結婚できた。ありがとうね。」
何をしたわけではないのに、感謝を告げられます。
「そうですか?」
分からずきょとんとしていると、気にするなと返されました。
「共通の知り合いというのは大きいんだ。」
「あ、なるほど。」
アンバー様と親しくなるのに他の方よりリードできたのですね。
それなら分かります。
「第四王子とはどうだい?」
「お友達です。」
皆さんにそう答えています。
「ふふ、そうか。リリィは子供だからなぁ。」
訳知り顔で笑われて少し口を尖らせてしまいました。
「なぁに?バン、リリィをいじめてるの?」
「違うよ。はは。」
「いじめられてはいませんが、からかわれてます。」
「まあ、ひどい。こんな人は放って私達は行きましょう。」
「二人なら安心ですね。行っておいで。またあとで。」
「はい、ロルフ様。」
後程と、四人で声をかけました。
アンバー様と二人で女性の交流に向かいます。
お互いにちょうどの頃合いでしたので。
「今日は妖精がご一緒ですのね。」
「久々に見たわ。素敵。」
概ね、好意的に私達のことを微笑んでくださいます。
時折、例の第二王子の話題が出ますが、表情を変えぬようにと口許を引き締めます。
「サフィア様との婚姻が結ばれてめでたいことです。」
にこっと笑ってやり過ごします。
アンバー様も流れを止めないように話を弾ませて、お姉様の婚姻も喜ばしいとにこやかに。
「姉の見掛けでね。ほほ。」
揶揄する方々がおられましたが、知らぬふりをしました。
この方はお姉様といつも一緒におられた方なのに。
こわいなぁ、と怯みました。
仲がよろしかったように見えたのですが、お互いに牽制があったようです。
アンバー様がこっそりと教えてくれました。
「高位の方々の引き立て役だったのよ。彼女もバカね。」
「そう、なのですか?」
怖くて震えました。
私もでしょうか?
「私達には関係ないわ。怖がらなくていいの。」
不安げな私に優しく諭します。
「アンバー様ならどなたも引き立て役になってしまいます。」
何もかも綺麗なんですもの。
きっと、黄金の冠と言われたサフィア様しか対になれません。
「私達はお互い様よ。私といるとリリィの可愛さが分かりやすい。気にすることないわ。私の妖精さん。」
「はい。ふふ。」
薔薇と妖精と言われてます。
時折、薔薇の妖精と仰る方もおられますが、どちらも変わりません。
アンバー様は変わると仰るのですが、一言の違いに何があるのかわかりませんでした。
「子供だから。」
「…アンバー様まで。むう。」
膨れてしまいました。
「ふふ、ふふ、むくれると余計に。ふふ、おかしい。」
二人で親しい方と過ごしていましたが、人の流れで離ればなれになりました。
以前の不安があります。
でも、令嬢として真面目に過ごさなくては。
飲み物を選びに給仕のもとへ。
以前の給仕を見掛けてお礼を述べました。
「覚えててくださるとは、光栄です。」
「あの時は助かったから、今日もお菓子を選んでいただけますか。」
「もちろんでございます。」
ゆっくり出来るからと特別に中庭の一角へ案内してくれました。
「他の者は参りません。」
「入っていいの?」
「はい。王妃よりここへと申し付けられておりますので。」
会場から離れた場所でした。
二人の給仕が側で見守ってくださいます。
「お、リリィ。来てたか。」
「あ、ヘラクレス様。ナヴィーン様も。」
がさがさと草むらを掻き分けて現れたのはお二人でした。
「俺も食べたい。同じのを多目に用意してくれ。」
「俺も。でも甘くないものがいい。頼むよ。」
「かしこまりました。」
「疲れた。」
二人でテーブルに腰かけぐったりと椅子にくつろがれました。
「お疲れ様です。何かございましたか?」
穏やかなお二人の不機嫌な様子に少し怖くなりました。
「兄の結婚で今度は俺達だ。皆の目の色が違う。」
「俺もだ。ヘラ兄さんは分かるがなんで俺まで。3番目だぞ。」
「お前の爵位は決まってるからな。功績で伯爵までは出る。この早さなら俺と同等の公爵もありだ。父達もそこまでやりたがってる。」
「あーあ。俺には向かないよ。」
給仕が注ぐワインをぐいっと飲んでため息を吐いてむくれてました。
「あの、私、本当はここにいてはいけませんよね?」
王家の方の避難場所なら私がいるのはおかしいです。
「いい、いい。母上達が許可してるだろ?」
「唯一プライベートに来たからな。顔パスだ。気にせず食べろ。のんびりしとけ。」
「は、はい。」
給仕が三段のスタンドにお菓子を乗せてテーブルにセッティングしています。
遠くから女性達の声が聞こえました。
「ヘラクレス様ー、どちらですのー?」
「ナヴィーン様ぁ。」
「やべ。」
「立ち入り禁止まで追いかけてきやがった。」
「ナヴィ、逃げるぞ。」
「またな、リリィ。」
ピュッと二人で飛び出して行きます。
呆然と見つめて背中を見送りました。
垣根の先で給仕が引き留めています。
「こちらへの立ち入りはご遠慮願います。」
「あっちへ行って!」
「どきなさい!」
甲高い声に怖くなり、私も奥に逃げようと立ち上がりましたが、見咎められてしまいました。
「なぜあなたがいるの!」
ナヴィーン様とヘラクレス様を恨みたくなります。
どうせ逃げるなら連れて行ってくれたらいいのに!
ばんっと扇で給仕の肩を叩いてこちらへ。
すくんで動けません。
「あ、あの。お許しを得てこちらに参りました。」
「こちらのご令嬢は王妃より許可をいただいております。」
「お前には聞いていない!」
またばんっと。
先程より強い音にひくと肩が動きました。
私が叩かれたわけではないのに。
屈辱と給仕の顔が歪みましたが、さっと無表情に戻ります。
囲まれて肩を押さえつけて無理やり座らされます。
「妖精と言われて調子にのって。たかたが伯爵の身分で恥を知りなさい。」
肩にばしんと扇を打ち付けられました。
他の方も、それぞれ不満を口にしながら肩や背中を叩きます。
お姉様が高位へ嫁入りしたことも気にくわないご様子。
何をやっても気に入らないんじゃないでしょうか。
給仕がやめるように言ってますが、同じように叩かれました。
「下の身分の癖に私に触れるなんて!」
少しだけ露出した私の肩が赤くなりました。
鎖骨を出して肩までレースに覆われています。
襟まで高いものを着ればよかったと思いました。
二人のうちの一人、給仕が消えたので人を呼びに行ったようです。
早く誰か来ないと私もどうすればいいのかわかりません。
キース様はクリス様の国へご挨拶に向かわれたそうです。
「心配していたの。元気そうでよかった。」
手を握って微笑んでくれました。
ロルフ様を交えてお話ししていたら、こっそりバン様が耳元で呟かれます。
「君のおかげでアンバーと結婚できた。ありがとうね。」
何をしたわけではないのに、感謝を告げられます。
「そうですか?」
分からずきょとんとしていると、気にするなと返されました。
「共通の知り合いというのは大きいんだ。」
「あ、なるほど。」
アンバー様と親しくなるのに他の方よりリードできたのですね。
それなら分かります。
「第四王子とはどうだい?」
「お友達です。」
皆さんにそう答えています。
「ふふ、そうか。リリィは子供だからなぁ。」
訳知り顔で笑われて少し口を尖らせてしまいました。
「なぁに?バン、リリィをいじめてるの?」
「違うよ。はは。」
「いじめられてはいませんが、からかわれてます。」
「まあ、ひどい。こんな人は放って私達は行きましょう。」
「二人なら安心ですね。行っておいで。またあとで。」
「はい、ロルフ様。」
後程と、四人で声をかけました。
アンバー様と二人で女性の交流に向かいます。
お互いにちょうどの頃合いでしたので。
「今日は妖精がご一緒ですのね。」
「久々に見たわ。素敵。」
概ね、好意的に私達のことを微笑んでくださいます。
時折、例の第二王子の話題が出ますが、表情を変えぬようにと口許を引き締めます。
「サフィア様との婚姻が結ばれてめでたいことです。」
にこっと笑ってやり過ごします。
アンバー様も流れを止めないように話を弾ませて、お姉様の婚姻も喜ばしいとにこやかに。
「姉の見掛けでね。ほほ。」
揶揄する方々がおられましたが、知らぬふりをしました。
この方はお姉様といつも一緒におられた方なのに。
こわいなぁ、と怯みました。
仲がよろしかったように見えたのですが、お互いに牽制があったようです。
アンバー様がこっそりと教えてくれました。
「高位の方々の引き立て役だったのよ。彼女もバカね。」
「そう、なのですか?」
怖くて震えました。
私もでしょうか?
「私達には関係ないわ。怖がらなくていいの。」
不安げな私に優しく諭します。
「アンバー様ならどなたも引き立て役になってしまいます。」
何もかも綺麗なんですもの。
きっと、黄金の冠と言われたサフィア様しか対になれません。
「私達はお互い様よ。私といるとリリィの可愛さが分かりやすい。気にすることないわ。私の妖精さん。」
「はい。ふふ。」
薔薇と妖精と言われてます。
時折、薔薇の妖精と仰る方もおられますが、どちらも変わりません。
アンバー様は変わると仰るのですが、一言の違いに何があるのかわかりませんでした。
「子供だから。」
「…アンバー様まで。むう。」
膨れてしまいました。
「ふふ、ふふ、むくれると余計に。ふふ、おかしい。」
二人で親しい方と過ごしていましたが、人の流れで離ればなれになりました。
以前の不安があります。
でも、令嬢として真面目に過ごさなくては。
飲み物を選びに給仕のもとへ。
以前の給仕を見掛けてお礼を述べました。
「覚えててくださるとは、光栄です。」
「あの時は助かったから、今日もお菓子を選んでいただけますか。」
「もちろんでございます。」
ゆっくり出来るからと特別に中庭の一角へ案内してくれました。
「他の者は参りません。」
「入っていいの?」
「はい。王妃よりここへと申し付けられておりますので。」
会場から離れた場所でした。
二人の給仕が側で見守ってくださいます。
「お、リリィ。来てたか。」
「あ、ヘラクレス様。ナヴィーン様も。」
がさがさと草むらを掻き分けて現れたのはお二人でした。
「俺も食べたい。同じのを多目に用意してくれ。」
「俺も。でも甘くないものがいい。頼むよ。」
「かしこまりました。」
「疲れた。」
二人でテーブルに腰かけぐったりと椅子にくつろがれました。
「お疲れ様です。何かございましたか?」
穏やかなお二人の不機嫌な様子に少し怖くなりました。
「兄の結婚で今度は俺達だ。皆の目の色が違う。」
「俺もだ。ヘラ兄さんは分かるがなんで俺まで。3番目だぞ。」
「お前の爵位は決まってるからな。功績で伯爵までは出る。この早さなら俺と同等の公爵もありだ。父達もそこまでやりたがってる。」
「あーあ。俺には向かないよ。」
給仕が注ぐワインをぐいっと飲んでため息を吐いてむくれてました。
「あの、私、本当はここにいてはいけませんよね?」
王家の方の避難場所なら私がいるのはおかしいです。
「いい、いい。母上達が許可してるだろ?」
「唯一プライベートに来たからな。顔パスだ。気にせず食べろ。のんびりしとけ。」
「は、はい。」
給仕が三段のスタンドにお菓子を乗せてテーブルにセッティングしています。
遠くから女性達の声が聞こえました。
「ヘラクレス様ー、どちらですのー?」
「ナヴィーン様ぁ。」
「やべ。」
「立ち入り禁止まで追いかけてきやがった。」
「ナヴィ、逃げるぞ。」
「またな、リリィ。」
ピュッと二人で飛び出して行きます。
呆然と見つめて背中を見送りました。
垣根の先で給仕が引き留めています。
「こちらへの立ち入りはご遠慮願います。」
「あっちへ行って!」
「どきなさい!」
甲高い声に怖くなり、私も奥に逃げようと立ち上がりましたが、見咎められてしまいました。
「なぜあなたがいるの!」
ナヴィーン様とヘラクレス様を恨みたくなります。
どうせ逃げるなら連れて行ってくれたらいいのに!
ばんっと扇で給仕の肩を叩いてこちらへ。
すくんで動けません。
「あ、あの。お許しを得てこちらに参りました。」
「こちらのご令嬢は王妃より許可をいただいております。」
「お前には聞いていない!」
またばんっと。
先程より強い音にひくと肩が動きました。
私が叩かれたわけではないのに。
屈辱と給仕の顔が歪みましたが、さっと無表情に戻ります。
囲まれて肩を押さえつけて無理やり座らされます。
「妖精と言われて調子にのって。たかたが伯爵の身分で恥を知りなさい。」
肩にばしんと扇を打ち付けられました。
他の方も、それぞれ不満を口にしながら肩や背中を叩きます。
お姉様が高位へ嫁入りしたことも気にくわないご様子。
何をやっても気に入らないんじゃないでしょうか。
給仕がやめるように言ってますが、同じように叩かれました。
「下の身分の癖に私に触れるなんて!」
少しだけ露出した私の肩が赤くなりました。
鎖骨を出して肩までレースに覆われています。
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