94 / 98
94、外堀※ロルフ
しおりを挟む
温室での作業。
学者から提出された報告を眺めていたら、果実を齧りながら声をかけられる。
「良かったのか。婚約まで漕ぎ着かなくて。」
ナヴィ兄さんが頬杖をついて問いかけた。
「ええ、今は。」
ウォルリック卿の横やりを受けつつここまで来れた。
充分だ。
ランディック辺境伯夫妻はどちらでも構わないようだったが。
父親のサンマルク伯爵も思いの外、渋っていた。
王家を受け入れるには爵位が低いと。
確実に俺が婿入りだと考えている。
まだ公言してないだけで国へ貢献している俺は王家から爵位を貰える。
婿入りでも構わないが、最終的にリリィを貰うつもりだ。
サンマルク伯爵には弟夫婦がいるからそちらに継がせても問題ないので、嫁に行くかどうかの細かいことはどちらでも良いはず。
あの呑気な男が渋るのは何か密約が出来ているのかもしれないと思い至る。
そちらの思惑を確認せねばならない。
「いいのかよ。お前は気が長い。何か考えがあるのか?」
「はい。多少は気になることもあるので。」
「ふぅん。俺には分からん。」
でしょうね。
頭を使うのは嫌いだから。
いつものこのこと令嬢の策にはまるから俺のお供がいる。
あいつらは家族ぐるみで羽目に嵌めに来るからな。
なんでも信じるのは止めてほしい。
「大丈夫ですよ。あとはリリィ次第だから。」
「お前、その自信はどこから来るわけ?」
こめかみをとんとんと指でつついて見せた。
「はああ?おまえ、はあ。」
「奥手のリリィは俺にほだされてますから。生真面目だし。あれもこれもって気質じゃありません。」
「顔だろ?」
「初めて母似でよかったと思いました。背が低いのも。」
不思議そうな顔をして見つめてくる。
「釣り合いが取れるでしょう?」
「ああ、二人並ぶと人形みたいだ。可愛い。」
「他に似合う人います?」
「…いないなぁ。」
「顔のおかげで好まれてるし、使えるものはなんでも使わないと。」
手早く報告への返答を書き綴る。
「ナヴィ兄さん、そっちの実はまだ固いですよ。隣の小ぶりの方が熟してます。」
一番大きな実を手に取る兄さんに横目で確認して声をかけた。
「お、そうか。…お前、喋りながら書きながらこっちの行動を見てたのか?」
「はい。」
「はああ。アダム兄さんにそっくりだ。」
「光栄ですね。俺の目標だから。」
次々に書いていく。
これくらいアダム兄さんは軽くこなす。
体がなかなか育たないんだ。
賢くならないと取り柄がない。
アダム兄さんに言わせると同じ年の頃のアダム兄さんより賢いらしいが、それでも安心できない。
賢いものはたくさんいる。
学者達と話せばとても分かった。
一度読んだ本を一言一句間違えずにそらんじる化け者共だ。
その反面、生活力のなさには驚かされる。
出世より研究にはまる彼らのサポートすればかなりの国への貢献となる。
上手いこと付き合って彼らの能力を引き出している。
リリィが俺を貢献していると言ったが、人の扱いが上手いだけだ。
「どう動くんだ?」
「気になりますか?」
「そりゃあなあ。女嫌いのお前が初めて気に入ったから。」
別に女嫌いじゃない。
小柄な体をバカにされて相手にされなかっただけだ。
かと思うと年の離れた色っぽい女性がちょっかいかけてくる。
むせかえるようなのも好みじゃないだけ。
舐めてるのが分かるからご遠慮願う。
「覗きするくらいに皆、気にかけてますからね。」
以前のことをつつく。
「う、気になったから。」
「でも、普通に仲良くするだけです。焦ると逃げられるから。寄ってくるまで粘ります。」
オリガ達と一緒だ。
慣れるまでは警戒される。
荒っぽいのはだめだ。
第二王子の件で男嫌いだ。
少しでも圧があると怯む。
「へえ。色々考えるんだなぁ。」
「そりゃそうですよ。失敗したくありません。」
引き出しから便箋を取り出して、リリィへと綴る。
少し手が止まる。
リリィは今はランディック辺境伯夫妻の屋敷にいる。
俺の止まった手をナヴィ兄さんが覗きに来る。
「何かと思ったら。お前でも悩むのか。」
「はい。失敗したくありませんから。」
「そうか。」
ニヤニヤするのをちらっと睨む。
このままナヴィ兄さんのことを書く。
「あ、こら。何で俺のことを書いてるんだ。普通に好きとか会いたいとかだろう!」
「当たり障りない会話を好むので。言ったでしょう、押しが強いと怖がるって。」
すでに1度怖がらせた。
2度めはだめだ。
1枚の半分に押さえて封筒に入れる。
「たったそんだけか?」
「はい。たまに社交界で会いますし、緑の館にも遊びに来ます。たくさん書くと返事が大変でしょう?」
「なるほど。女への気遣いがすごい。」
「はあ?友人に対しても同じでしょう?」
呆れてしまった。
「う、そうか?」
しょぼくれた様子に言い過ぎたと反省をする。
「でも、ナヴィ兄さんの自由な所は好きですよ。気楽に付き合えるから。」
「誉められた気がしないんだが。」
「誉めてますよ。ひとそれぞれ良さがあると。兄さんには兄さんの良さがあるんです。優しい所とか。」
「ならいいや。」
落ち込んだ肩がもとに戻る。
「でも、悠長すぎないか?あいつも側にいるのに。」
「あいつ?誰?」
「ほら、あの噛み癖のある侍従。」
「は?使用人ですよ?」
何が関係あるのか分からなかった。
「うーん。ちがうかな?」
「何かありました?」
「以前、跡継ぎの話が出たんだ。サンマルク伯爵と。」
「はあ。それで?」
「支度は進めてるって言ってたんだ。」
眉がぴくりと動く。
口元を引き結んだ。
「ナヴィ兄さん、その話、詳しく…」
「いや、俺もそんなに詳しくないぞ。去年、ちらっと聞いただけだ。本当にそれしか知らん!」
ナヴィ兄さんは俺のこの顔が苦手だ。
母上に睨まれた気分になるから。
「だから、てっきりどこか縁続きが決まってるのかと、娘に男を寄らせるのは嫌いな男だったから。今年、リリィの側にあの見目のいいのを置いてるからあれかと思ったんだ。父親は子爵位だし。年も近いし身分としたらおかしくないだろう?」
「…へぇ。そうなんですね。」
そう思えばあれだけ第二王子を痛め付けたのは分かる。
リリィの信頼も高い。
兄さん達が抱えるより侍従の方が顔がほころぶ。
「…詳しいじゃないですか、どこで話を拾ったんですか?」
下から睨むと両手をあげてひきつる。
「いや、あいつ、正直者だから話しやすくて。仕事の時とかよく話すんだ。…はは、はは。」
「腹芸が下手だと父上が言ってましたね。」
「そう、だから気安くてな。…はは。俺、もう行くわ。邪魔して悪かったな。じゃあな。」
「まあ、待ってください。まだ用事が済んでませんから。」
「え、なに?なんで?」
「ウォルリック卿の仕事の引き継ぎ、残ってましたでしょう?今から書斎に伺います。ばんばんやりますよ。」
「わ。わかった。」
「悠長にしていられないようなのでとっとと外堀を埋めます。ナヴィ兄さんのあとはヘラ兄さんに。」
引きずって連れていった。
学者から提出された報告を眺めていたら、果実を齧りながら声をかけられる。
「良かったのか。婚約まで漕ぎ着かなくて。」
ナヴィ兄さんが頬杖をついて問いかけた。
「ええ、今は。」
ウォルリック卿の横やりを受けつつここまで来れた。
充分だ。
ランディック辺境伯夫妻はどちらでも構わないようだったが。
父親のサンマルク伯爵も思いの外、渋っていた。
王家を受け入れるには爵位が低いと。
確実に俺が婿入りだと考えている。
まだ公言してないだけで国へ貢献している俺は王家から爵位を貰える。
婿入りでも構わないが、最終的にリリィを貰うつもりだ。
サンマルク伯爵には弟夫婦がいるからそちらに継がせても問題ないので、嫁に行くかどうかの細かいことはどちらでも良いはず。
あの呑気な男が渋るのは何か密約が出来ているのかもしれないと思い至る。
そちらの思惑を確認せねばならない。
「いいのかよ。お前は気が長い。何か考えがあるのか?」
「はい。多少は気になることもあるので。」
「ふぅん。俺には分からん。」
でしょうね。
頭を使うのは嫌いだから。
いつものこのこと令嬢の策にはまるから俺のお供がいる。
あいつらは家族ぐるみで羽目に嵌めに来るからな。
なんでも信じるのは止めてほしい。
「大丈夫ですよ。あとはリリィ次第だから。」
「お前、その自信はどこから来るわけ?」
こめかみをとんとんと指でつついて見せた。
「はああ?おまえ、はあ。」
「奥手のリリィは俺にほだされてますから。生真面目だし。あれもこれもって気質じゃありません。」
「顔だろ?」
「初めて母似でよかったと思いました。背が低いのも。」
不思議そうな顔をして見つめてくる。
「釣り合いが取れるでしょう?」
「ああ、二人並ぶと人形みたいだ。可愛い。」
「他に似合う人います?」
「…いないなぁ。」
「顔のおかげで好まれてるし、使えるものはなんでも使わないと。」
手早く報告への返答を書き綴る。
「ナヴィ兄さん、そっちの実はまだ固いですよ。隣の小ぶりの方が熟してます。」
一番大きな実を手に取る兄さんに横目で確認して声をかけた。
「お、そうか。…お前、喋りながら書きながらこっちの行動を見てたのか?」
「はい。」
「はああ。アダム兄さんにそっくりだ。」
「光栄ですね。俺の目標だから。」
次々に書いていく。
これくらいアダム兄さんは軽くこなす。
体がなかなか育たないんだ。
賢くならないと取り柄がない。
アダム兄さんに言わせると同じ年の頃のアダム兄さんより賢いらしいが、それでも安心できない。
賢いものはたくさんいる。
学者達と話せばとても分かった。
一度読んだ本を一言一句間違えずにそらんじる化け者共だ。
その反面、生活力のなさには驚かされる。
出世より研究にはまる彼らのサポートすればかなりの国への貢献となる。
上手いこと付き合って彼らの能力を引き出している。
リリィが俺を貢献していると言ったが、人の扱いが上手いだけだ。
「どう動くんだ?」
「気になりますか?」
「そりゃあなあ。女嫌いのお前が初めて気に入ったから。」
別に女嫌いじゃない。
小柄な体をバカにされて相手にされなかっただけだ。
かと思うと年の離れた色っぽい女性がちょっかいかけてくる。
むせかえるようなのも好みじゃないだけ。
舐めてるのが分かるからご遠慮願う。
「覗きするくらいに皆、気にかけてますからね。」
以前のことをつつく。
「う、気になったから。」
「でも、普通に仲良くするだけです。焦ると逃げられるから。寄ってくるまで粘ります。」
オリガ達と一緒だ。
慣れるまでは警戒される。
荒っぽいのはだめだ。
第二王子の件で男嫌いだ。
少しでも圧があると怯む。
「へえ。色々考えるんだなぁ。」
「そりゃそうですよ。失敗したくありません。」
引き出しから便箋を取り出して、リリィへと綴る。
少し手が止まる。
リリィは今はランディック辺境伯夫妻の屋敷にいる。
俺の止まった手をナヴィ兄さんが覗きに来る。
「何かと思ったら。お前でも悩むのか。」
「はい。失敗したくありませんから。」
「そうか。」
ニヤニヤするのをちらっと睨む。
このままナヴィ兄さんのことを書く。
「あ、こら。何で俺のことを書いてるんだ。普通に好きとか会いたいとかだろう!」
「当たり障りない会話を好むので。言ったでしょう、押しが強いと怖がるって。」
すでに1度怖がらせた。
2度めはだめだ。
1枚の半分に押さえて封筒に入れる。
「たったそんだけか?」
「はい。たまに社交界で会いますし、緑の館にも遊びに来ます。たくさん書くと返事が大変でしょう?」
「なるほど。女への気遣いがすごい。」
「はあ?友人に対しても同じでしょう?」
呆れてしまった。
「う、そうか?」
しょぼくれた様子に言い過ぎたと反省をする。
「でも、ナヴィ兄さんの自由な所は好きですよ。気楽に付き合えるから。」
「誉められた気がしないんだが。」
「誉めてますよ。ひとそれぞれ良さがあると。兄さんには兄さんの良さがあるんです。優しい所とか。」
「ならいいや。」
落ち込んだ肩がもとに戻る。
「でも、悠長すぎないか?あいつも側にいるのに。」
「あいつ?誰?」
「ほら、あの噛み癖のある侍従。」
「は?使用人ですよ?」
何が関係あるのか分からなかった。
「うーん。ちがうかな?」
「何かありました?」
「以前、跡継ぎの話が出たんだ。サンマルク伯爵と。」
「はあ。それで?」
「支度は進めてるって言ってたんだ。」
眉がぴくりと動く。
口元を引き結んだ。
「ナヴィ兄さん、その話、詳しく…」
「いや、俺もそんなに詳しくないぞ。去年、ちらっと聞いただけだ。本当にそれしか知らん!」
ナヴィ兄さんは俺のこの顔が苦手だ。
母上に睨まれた気分になるから。
「だから、てっきりどこか縁続きが決まってるのかと、娘に男を寄らせるのは嫌いな男だったから。今年、リリィの側にあの見目のいいのを置いてるからあれかと思ったんだ。父親は子爵位だし。年も近いし身分としたらおかしくないだろう?」
「…へぇ。そうなんですね。」
そう思えばあれだけ第二王子を痛め付けたのは分かる。
リリィの信頼も高い。
兄さん達が抱えるより侍従の方が顔がほころぶ。
「…詳しいじゃないですか、どこで話を拾ったんですか?」
下から睨むと両手をあげてひきつる。
「いや、あいつ、正直者だから話しやすくて。仕事の時とかよく話すんだ。…はは、はは。」
「腹芸が下手だと父上が言ってましたね。」
「そう、だから気安くてな。…はは。俺、もう行くわ。邪魔して悪かったな。じゃあな。」
「まあ、待ってください。まだ用事が済んでませんから。」
「え、なに?なんで?」
「ウォルリック卿の仕事の引き継ぎ、残ってましたでしょう?今から書斎に伺います。ばんばんやりますよ。」
「わ。わかった。」
「悠長にしていられないようなのでとっとと外堀を埋めます。ナヴィ兄さんのあとはヘラ兄さんに。」
引きずって連れていった。
7
あなたにおすすめの小説
【完結】消された第二王女は隣国の王妃に熱望される
風子
恋愛
ブルボマーナ国の第二王女アリアンは絶世の美女だった。
しかし側妃の娘だと嫌われて、正妃とその娘の第一王女から虐げられていた。
そんな時、隣国から王太子がやって来た。
王太子ヴィルドルフは、アリアンの美しさに一目惚れをしてしまう。
すぐに婚約を結び、結婚の準備を進める為に帰国したヴィルドルフに、突然の婚約解消の連絡が入る。
アリアンが王宮を追放され、修道院に送られたと知らされた。
そして、新しい婚約者に第一王女のローズが決まったと聞かされるのである。
アリアンを諦めきれないヴィルドルフは、お忍びでアリアンを探しにブルボマーナに乗り込んだ。
そしてある夜、2人は運命の再会を果たすのである。
絶望?いえいえ、余裕です! 10年にも及ぶ婚約を解消されても化物令嬢はモフモフに夢中ですので
ハートリオ
恋愛
伯爵令嬢ステラは6才の時に隣国の公爵令息ディングに見初められて婚約し、10才から婚約者ディングの公爵邸の別邸で暮らしていた。
しかし、ステラを呼び寄せてすぐにディングは婚約を後悔し、ステラを放置する事となる。
異様な姿で異臭を放つ『化物令嬢』となったステラを嫌った為だ。
異国の公爵邸の別邸で一人放置される事となった10才の少女ステラだが。
公爵邸別邸は森の中にあり、その森には白いモフモフがいたので。
『ツン』だけど優しい白クマさんがいたので耐えられた。
更にある事件をきっかけに自分を取り戻した後は、ディングの執事カロンと共に公爵家の仕事をこなすなどして暮らして来た。
だがステラが16才、王立高等学校卒業一ヶ月前にとうとう婚約解消され、ステラは公爵邸を出て行く。
ステラを厄介払い出来たはずの公爵令息ディングはなぜかモヤモヤする。
モヤモヤの理由が分からないまま、ステラが出て行った後の公爵邸では次々と不具合が起こり始めて――
奇跡的に出会い、優しい時を過ごして愛を育んだ一人と一頭(?)の愛の物語です。
異世界、魔法のある世界です。
色々ゆるゆるです。
【完結】地味な私と公爵様
ベル
恋愛
ラエル公爵。この学園でこの名を知らない人はいないでしょう。
端正な顔立ちに甘く低い声、時折見せる少年のような笑顔。誰もがその美しさに魅了され、女性なら誰もがラエル様との結婚を夢見てしまう。
そんな方が、平凡...いや、かなり地味で目立たない伯爵令嬢である私の婚約者だなんて一体誰が信じるでしょうか。
...正直私も信じていません。
ラエル様が、私を溺愛しているなんて。
きっと、きっと、夢に違いありません。
お読みいただきありがとうございます。短編のつもりで書き始めましたが、意外と話が増えて長編に変更し、無事完結しました(*´-`)
婚約破棄されるはずでしたが、王太子の目の前で皇帝に攫われました』
鷹 綾
恋愛
舞踏会で王太子から婚約破棄を告げられそうになった瞬間――
目の前に現れたのは、馬に乗った仮面の皇帝だった。
そのまま攫われた公爵令嬢ビアンキーナは、誘拐されたはずなのに超VIP待遇。
一方、助けようともしなかった王太子は「無能」と嘲笑され、静かに失墜していく。
選ばれる側から、選ぶ側へ。
これは、誰も断罪せず、すべてを終わらせた令嬢の物語。
--
ストーカー婚約者でしたが、転生者だったので経歴を身綺麗にしておく
犬野きらり
恋愛
リディア・ガルドニ(14)、本日誕生日で転生者として気付きました。私がつい先程までやっていた行動…それは、自分の婚約者に対して重い愛ではなく、ストーカー行為。
「絶対駄目ーー」
と前世の私が気づかせてくれ、そもそも何故こんな男にこだわっていたのかと目が覚めました。
何の物語かも乙女ゲームの中の人になったのかもわかりませんが、私の黒歴史は証拠隠滅、慰謝料ガッポリ、新たな出会い新たな人生に進みます。
募集 婿入り希望者
対象外は、嫡男、後継者、王族
目指せハッピーエンド(?)!!
全23話で完結です。
この作品を気に留めて下さりありがとうございます。感謝を込めて、その後(直後)2話追加しました。25話になりました。
王太子妃専属侍女の結婚事情
蒼あかり
恋愛
伯爵家の令嬢シンシアは、ラドフォード王国 王太子妃の専属侍女だ。
未だ婚約者のいない彼女のために、王太子と王太子妃の命で見合いをすることに。
相手は王太子の側近セドリック。
ところが、幼い見た目とは裏腹に令嬢らしからぬはっきりとした物言いのキツイ性格のシンシアは、それが元でお見合いをこじらせてしまうことに。
そんな二人の行く末は......。
☆恋愛色は薄めです。
☆完結、予約投稿済み。
新年一作目は頑張ってハッピーエンドにしてみました。
ふたりの喧嘩のような言い合いを楽しんでいただければと思います。
そこまで激しくはないですが、そういうのが苦手な方はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。
逆行転生、断罪され婚約を破棄された落ちこぼれ令嬢は、神の子となり逆行転生したので今度は王太子殿下とは婚約解消して自由に生きたいと思います
みゅー
恋愛
アドリエンヌは魔法が使えず、それを知ったシャウラに魔法学園の卒業式の日に断罪されることになる。しかも、シャウラに嫌がらせをされたと濡れ衣を着せられてしまう。
当然王太子殿下との婚約は破棄となったが気づくと時間を遡り、絶大な力を手に入れていた。
今度こそ人生を楽しむため、自分にまるで興味を持っていない王太子殿下との婚約を穏便に解消し、自由に幸せに生きると決めたアドリエンヌ。
それなのに国の秘密に関わることになり、王太子殿下には監視という名目で付きまとわれるようになる。
だが、そんな日常の中でアドリエンヌは信頼できる仲間たちと国を救うことになる。
そして、その中で王太子殿下との信頼関係を気づいて行き……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる