ぶんごうもらとりあむ

桜月 翠恋

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プロローグ

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ただ私の世界はそこだった

目の前にある沢山の

本が好きな私のために父と母が作ってくれた私の世界へや


ゆっくりと一冊の本に手を触れさせ、タイトルを読んだ


「斜陽…太宰治」

ポツリと呟けば本は白い光とともに姿を変える



「や、おはよう」


部屋に響く男性の声
私の掌には小さな……男性が立っていた


「今回はどんなことがあったんだい?」


そう聞く彼に私は答える


「今回は……」
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