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行き交うは 夢か現か 春の宵 16
第16章 半妖 為成 弐
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為成が これまでに目にしてきたと同じような神社があった。鳥居があり、阿吽の狛犬が鎮座し、手水があり、注連縄のかかった本殿正面には、大鈴が下がっている。ここがどこか、いつの時代かはわからないが、見慣れたものがひとつ見つかった。
とりあえず、お参りして、あらためて周りを見回した。
白い着物に 水色の袴を付けた人が、箒を手にしていた。巫女に見える。女の人のようだが、髪が短く、白髪だが、陽に輝いて銀髪に見える。楠の大木のそばで、黙って互いを見つめた。妖の匂いがする。
巫女に見える白髪のその人が、某に話しかけれくれた。妖の匂いもすることから、某は正直に 不富士噴火地震で 異空間に飛ばされたことを伝えた。
某が正直に話したことで、巫女に見える白髪のその人も 自己紹介してくれた。「廣宮 珠樹」と名乗り、妖であるそうな。
廣宮殿によると、いま某の居る世界は、火ノ川国ではあるが、某が半妖の寿命を全うしたとしても さらに先の 未来に飛ばされたそうな。
某が半妖であるので、自身の力で、時空を渡ることは出来ず、もとの時代に戻れる偶然が いつ訪れるか予測が出来ないので、しばらく「この地この時」で生きることになる。
この時代(令和)で暮らすとなれば、まず言葉遣いを合わせる必要がある。為成の年齢から言えば、中学に通う必要がある。
廣宮は、妖、半妖の限りなく少ない、ほぼ人間が暮らすところで、人と同じように暮らせるようにするため、為成に スマホを渡し、使い方を教えて、YouTubeで、しゃべり方を学ばせることにした。中学は、私立、インターナショナルスクールも候補に入れた。戸籍も、住民票も存在しない為成を 通学させるのは、公立はむずかしいと思えた。
とりあえず、お参りして、あらためて周りを見回した。
白い着物に 水色の袴を付けた人が、箒を手にしていた。巫女に見える。女の人のようだが、髪が短く、白髪だが、陽に輝いて銀髪に見える。楠の大木のそばで、黙って互いを見つめた。妖の匂いがする。
巫女に見える白髪のその人が、某に話しかけれくれた。妖の匂いもすることから、某は正直に 不富士噴火地震で 異空間に飛ばされたことを伝えた。
某が正直に話したことで、巫女に見える白髪のその人も 自己紹介してくれた。「廣宮 珠樹」と名乗り、妖であるそうな。
廣宮殿によると、いま某の居る世界は、火ノ川国ではあるが、某が半妖の寿命を全うしたとしても さらに先の 未来に飛ばされたそうな。
某が半妖であるので、自身の力で、時空を渡ることは出来ず、もとの時代に戻れる偶然が いつ訪れるか予測が出来ないので、しばらく「この地この時」で生きることになる。
この時代(令和)で暮らすとなれば、まず言葉遣いを合わせる必要がある。為成の年齢から言えば、中学に通う必要がある。
廣宮は、妖、半妖の限りなく少ない、ほぼ人間が暮らすところで、人と同じように暮らせるようにするため、為成に スマホを渡し、使い方を教えて、YouTubeで、しゃべり方を学ばせることにした。中学は、私立、インターナショナルスクールも候補に入れた。戸籍も、住民票も存在しない為成を 通学させるのは、公立はむずかしいと思えた。
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