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行き交うは 夢か現か 春の宵 18
第23章 妖気
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半妖・神野真は、ここのところ 毎夜毎夜 妖気を感知している。
人間社会に溶け込んで暮らす妖たちは、例外なく 普段妖気を消している。面と向かえば お互いに妖であるのは、妖気を消していても わかる。
神野の暮らす令和の時代、妖と名乗った相手は、数えるほとだ。突然部屋にあらわれた大妖山姥・夜叉波弥生。そして、捜索でやってきた半半妖・山代刑事補のふたりだけた。
今日こそは 妖気を辿ることにした。方向は把握したので、昼間のうちに ある程度進んでおおく.
夜 漂ってくる妖気をたどる。潮の香、波音も聞こえてきた。海上に突き出る岩上に 神社があった。鳥居を潜り、境内へ。
境内に立つ少年は、半妖。少年が受け止めている刀からも妖気が漏れている。
刀を呼び寄せる修練中の少年「三条 為成」と 妖気をたどって来た「神野 真」は、言葉を交わさずとも お互いが 半妖であることを認識した。
為成と森臣以外の半妖の気配に 廣宮が境内に出て来た。話は中でと 社務所に招き入れた。
神野真は、廣宮を前に 自分の妖筋(人間で言えば血筋)であることを瞬時に理解した。平たく言えば、廣宮は神野の祖母にあたる。
廣宮は大妖なので、同じ時代、近いエリアに 孫である半妖・神野が暮らしていることは、神野が生まれたときから知っていた。廣宮からコンタクトを取らなかったのは、人間社会への干渉を控え、影響を極力抑えたかったからだ。正直 孫の方から 意図せずとも 会いに来てくれたこととなり、嬉しい。神野が自分の妖筋を知りたがっていることも 山姥・夜叉波から聞いていた。
また 刀を呼び寄せる修練で 妖気が流れ、その妖気に惹かれて 妖が来ることも織り込み済みではあった。
人間社会に溶け込んで暮らす妖たちは、例外なく 普段妖気を消している。面と向かえば お互いに妖であるのは、妖気を消していても わかる。
神野の暮らす令和の時代、妖と名乗った相手は、数えるほとだ。突然部屋にあらわれた大妖山姥・夜叉波弥生。そして、捜索でやってきた半半妖・山代刑事補のふたりだけた。
今日こそは 妖気を辿ることにした。方向は把握したので、昼間のうちに ある程度進んでおおく.
夜 漂ってくる妖気をたどる。潮の香、波音も聞こえてきた。海上に突き出る岩上に 神社があった。鳥居を潜り、境内へ。
境内に立つ少年は、半妖。少年が受け止めている刀からも妖気が漏れている。
刀を呼び寄せる修練中の少年「三条 為成」と 妖気をたどって来た「神野 真」は、言葉を交わさずとも お互いが 半妖であることを認識した。
為成と森臣以外の半妖の気配に 廣宮が境内に出て来た。話は中でと 社務所に招き入れた。
神野真は、廣宮を前に 自分の妖筋(人間で言えば血筋)であることを瞬時に理解した。平たく言えば、廣宮は神野の祖母にあたる。
廣宮は大妖なので、同じ時代、近いエリアに 孫である半妖・神野が暮らしていることは、神野が生まれたときから知っていた。廣宮からコンタクトを取らなかったのは、人間社会への干渉を控え、影響を極力抑えたかったからだ。正直 孫の方から 意図せずとも 会いに来てくれたこととなり、嬉しい。神野が自分の妖筋を知りたがっていることも 山姥・夜叉波から聞いていた。
また 刀を呼び寄せる修練で 妖気が流れ、その妖気に惹かれて 妖が来ることも織り込み済みではあった。
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