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それぞれのこと
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僕(胡椒振)は 昆布山さんの後輩
入社しとときから 昆布山さんとは同じプロジェクトチームで、まるっきりの新人の僕に それこそ一から仕事を終えてくれた。仕事以外の 休暇の申請から 社内インフラの利用の仕方まで、面倒を見てくれた。
昆布山先輩は まずざっくりプロジェクトチームの方向性と 僕の役割を教示して、細かいことは、僕から聞くと 面倒臭がらずに きっちり教えてくれた。
いまプロジェクトチームの一員として存在出来ているのは、昆布山先輩のおかげだ。
打ち上げの飲み会で 珍しく酔いつぶれた あごがれの先輩:昆布山叶さんを 送り届ける栄誉に預かれた。そのうえ、支えるためとはいえ 先輩に密着している。もちろん会社でも飲み会でも こんなに近づいたことはないし、触れたこともない。肩を貸して 先輩の腰に腕を回している。胸のふくらみと体のやわらかさが 伝わってくる。
寝入ってしまいそうな先輩から なんとか自宅の住所を聞き出した。ひとり暮らしなのか、ご家族と同居しているのか知らないが、先輩のバックの中を鍵を探してあさる前に インターフォンを押してみた。
男性の声で応答があって マンションエントランスは開錠された。部屋まで送って行くのは 不味いような気もするが、先輩を放り出すわけにはゆかない。
開けてくれた部屋のドアのところで、やっぱり男性が迎えてくれた。ご夫君かもしれないと思い、先輩が結婚しているとは知らなかったと告げたら、一瞬固まったようだったが、リビングに招きいれてもらえた。
シェアハウス? 体験契約? なんか よくわからなかったが、確かなのは、昆布山先輩は、まだ独身と言うことと 結婚する意志がある ということだ。
僕にも可能性が残っている。
今度 先輩をデートに誘ってみよう。
入社しとときから 昆布山さんとは同じプロジェクトチームで、まるっきりの新人の僕に それこそ一から仕事を終えてくれた。仕事以外の 休暇の申請から 社内インフラの利用の仕方まで、面倒を見てくれた。
昆布山先輩は まずざっくりプロジェクトチームの方向性と 僕の役割を教示して、細かいことは、僕から聞くと 面倒臭がらずに きっちり教えてくれた。
いまプロジェクトチームの一員として存在出来ているのは、昆布山先輩のおかげだ。
打ち上げの飲み会で 珍しく酔いつぶれた あごがれの先輩:昆布山叶さんを 送り届ける栄誉に預かれた。そのうえ、支えるためとはいえ 先輩に密着している。もちろん会社でも飲み会でも こんなに近づいたことはないし、触れたこともない。肩を貸して 先輩の腰に腕を回している。胸のふくらみと体のやわらかさが 伝わってくる。
寝入ってしまいそうな先輩から なんとか自宅の住所を聞き出した。ひとり暮らしなのか、ご家族と同居しているのか知らないが、先輩のバックの中を鍵を探してあさる前に インターフォンを押してみた。
男性の声で応答があって マンションエントランスは開錠された。部屋まで送って行くのは 不味いような気もするが、先輩を放り出すわけにはゆかない。
開けてくれた部屋のドアのところで、やっぱり男性が迎えてくれた。ご夫君かもしれないと思い、先輩が結婚しているとは知らなかったと告げたら、一瞬固まったようだったが、リビングに招きいれてもらえた。
シェアハウス? 体験契約? なんか よくわからなかったが、確かなのは、昆布山先輩は、まだ独身と言うことと 結婚する意志がある ということだ。
僕にも可能性が残っている。
今度 先輩をデートに誘ってみよう。
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