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光と声
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それは、とても綺麗な、白銀に輝く狼に似た何かだった。
『助けてくれて、本当にありがとう、お嬢さん。儂は強力な呪いによってそこの邪悪な魔獣に閉じ込められていたんだ。強力な呪いのせいで邪悪な闇の中に溶かされてしまう寸前だったが、お嬢さんの清浄な魔力のおかげで正気を取り戻せた。お願いだ。暫くお嬢さんの側にいることを許して欲しい。力を取り戻せたら、必ず恩を返す。』
消えそうな声でそう言い終わると、白銀に輝く狼に似た何かは、だんだんと形を失っていき、最後には白い小さな丸い光になった。
それは本当に小さくて、今にも消えてしまいそうに頼りなくて、ララはそっと手を差し伸べて、光を自分の掌で受け止めた。
光はララの左手の中指に巻き付くように納まった。
「なんだろう…神聖な感じがする。」
ララはそっと左手の中指を撫でる。
ララの右手指は、光を形として感じることは無かった。
(強力な呪いでこの魔獣に閉じ込められていたってことは、力が戻れば実体もあるのかな。いつの日か、会えたらいいな。あの綺麗な狼に似た姿に。)
両親に死を望まれている状況だというのに、ララの心に少しだけ未来への希望の光が灯った。
『助けてくれて、本当にありがとう、お嬢さん。儂は強力な呪いによってそこの邪悪な魔獣に閉じ込められていたんだ。強力な呪いのせいで邪悪な闇の中に溶かされてしまう寸前だったが、お嬢さんの清浄な魔力のおかげで正気を取り戻せた。お願いだ。暫くお嬢さんの側にいることを許して欲しい。力を取り戻せたら、必ず恩を返す。』
消えそうな声でそう言い終わると、白銀に輝く狼に似た何かは、だんだんと形を失っていき、最後には白い小さな丸い光になった。
それは本当に小さくて、今にも消えてしまいそうに頼りなくて、ララはそっと手を差し伸べて、光を自分の掌で受け止めた。
光はララの左手の中指に巻き付くように納まった。
「なんだろう…神聖な感じがする。」
ララはそっと左手の中指を撫でる。
ララの右手指は、光を形として感じることは無かった。
(強力な呪いでこの魔獣に閉じ込められていたってことは、力が戻れば実体もあるのかな。いつの日か、会えたらいいな。あの綺麗な狼に似た姿に。)
両親に死を望まれている状況だというのに、ララの心に少しだけ未来への希望の光が灯った。
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