私の好きな人は、どうやら想い人がいるようです。

多上陸夜

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彼の友人

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樹杞と一緒にFAIRY GARDENへ入店した。


「楓ちゃん、どれにする?
甘い物好きだから、僕も頼んじゃって大丈夫かな?」

恥ずかしさなのか、小声で聞いてくる樹杞が可愛く見えてしまう。
「好きなら食べた方が良いですよ。ここはランキングも上位だし、後で後悔しちゃいますよ。
折角だから樹杞さんも食べましょうよ。
頼みにくいなら2種類頼んで、シェアしましょう。
そうすれば、私がお願いした感じに見えますよ」
食べたいのに諦めるのは勿体ないと勧め、無事にパフェを注文した。



私の前にベリーパフェで樹杞さんへマロンパフェが運ばれる。
「樹杞さんマロン少し貰っても良いですか?ベリーも少し貰ってくださいよ?シェア感出しちゃいましょう」
私がベリーパフェを掬ったまま悩んでいると、樹杞さんがスプーンごと受け取り、反対にマロンパフェを自分ので掬って渡してくれる。
「どうぞ。もっと欲しいなら、取るけど?」
「大丈夫ですよ。マロンの味見出来たので」
「味見程度でいいの?もっと食べてもいいのに…」
少し残念そうな樹杞だったけど、パフェが美味しい様で、その後はニコニコとパフェを頬張っていた。



パフェを食べ終わり満足すると、樹杞が由希に頼まれていたTAKE OUTのお菓子を購入する為、一緒にショーケースの前へ移動する。
ショーケースの中のケーキは、どれも美味しそうで自分もTAKE OUTしようかと選んでしまう。
樹杞がスマホでメモを確認しながら注文すると、私にも尋ねてくれたので遠慮なく買って貰った。


購入後、箱を別にして貰うのを忘れてしまったことに気づいたが、私も一緒に由希の所で食べればいいと誘われ同行することになった。

俊樹と由希の事も気になるので、返って有り難い提案となった。





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