8 / 19
二人の関係
しおりを挟む
樹杞と由希のマンション迄来ていた。
マンション前で樹杞が由希に連絡を入れていたので、玄関の鍵は開いており、勝手知ったるの樹杞がリビング迄案内してくれる。
「買って来たけど?」
樹杞がそう言いながらリビングへ入り、ソファに腰掛けている由希に手渡す。
「あれ、楓ちゃんも一緒なの?」
「そう、言い忘れてたんだけど。楓ちゃんのケーキも一緒の箱に入っちゃって、どうせだから一緒に食べていくよう誘ったんだ」
樹杞が由希に説明していると、俊樹が由希の向こうから顔を出した。
「…楓?何で、ここに?」
「えっと、成り行きで…」
寝起きてある事は直ぐに分かり、その俊樹に長い説明は難しそうなので、取り敢えず答える。
「由希のお願い聞いて貰っただけなんだけど…色々あってさ」
樹杞が事の成り行きを説明してくれていた。
「じゃあ、二人でパフェ食べて来たんだ?俺も食べたかったんだけどなぁ」
羨ましそうに私達を見ながら床からソファに座り直している。
「樹杞が一人だと行けないって言って、楓ちゃんにお願いしたから、パフェはそのお礼なんだからね」
由希が俊樹の額を指で弾いて黙らせている。
その後、申し訳ないが一緒にケーキを頂く事になってしまった。
俊樹と由希は隣に座っており、由希が俊樹の世話を焼いている所を見ていると、俊樹の恋の応援なんて必要ないのではと感じる程だった。
私は樹杞が色々教えてくれる情報で二人の仲の良さが分かった様な気がした。
あまり長居しないよう、気を遣い帰る事にすると樹杞も帰るという事で、途中まで送って貰うことになった。
俊樹は由希に世話を焼かれている事を、後輩の私に見られるのが恥ずかかったのか、少し不機嫌にも感じたが私が帰ると話した時には、俊樹が送ると言ってくれた。
由希がまだ俊樹との課題が終わってないとの理由で俊樹の意見は通らず、樹杞と帰ることになった。
マンション前で樹杞が由希に連絡を入れていたので、玄関の鍵は開いており、勝手知ったるの樹杞がリビング迄案内してくれる。
「買って来たけど?」
樹杞がそう言いながらリビングへ入り、ソファに腰掛けている由希に手渡す。
「あれ、楓ちゃんも一緒なの?」
「そう、言い忘れてたんだけど。楓ちゃんのケーキも一緒の箱に入っちゃって、どうせだから一緒に食べていくよう誘ったんだ」
樹杞が由希に説明していると、俊樹が由希の向こうから顔を出した。
「…楓?何で、ここに?」
「えっと、成り行きで…」
寝起きてある事は直ぐに分かり、その俊樹に長い説明は難しそうなので、取り敢えず答える。
「由希のお願い聞いて貰っただけなんだけど…色々あってさ」
樹杞が事の成り行きを説明してくれていた。
「じゃあ、二人でパフェ食べて来たんだ?俺も食べたかったんだけどなぁ」
羨ましそうに私達を見ながら床からソファに座り直している。
「樹杞が一人だと行けないって言って、楓ちゃんにお願いしたから、パフェはそのお礼なんだからね」
由希が俊樹の額を指で弾いて黙らせている。
その後、申し訳ないが一緒にケーキを頂く事になってしまった。
俊樹と由希は隣に座っており、由希が俊樹の世話を焼いている所を見ていると、俊樹の恋の応援なんて必要ないのではと感じる程だった。
私は樹杞が色々教えてくれる情報で二人の仲の良さが分かった様な気がした。
あまり長居しないよう、気を遣い帰る事にすると樹杞も帰るという事で、途中まで送って貰うことになった。
俊樹は由希に世話を焼かれている事を、後輩の私に見られるのが恥ずかかったのか、少し不機嫌にも感じたが私が帰ると話した時には、俊樹が送ると言ってくれた。
由希がまだ俊樹との課題が終わってないとの理由で俊樹の意見は通らず、樹杞と帰ることになった。
0
あなたにおすすめの小説
どんなあなたでも愛してる。
piyo
恋愛
遠征から戻った夫の姿が変わっていたーー
騎士である夫ディーノが、半年以上の遠征を終えて帰宅した。心躍らせて迎えたシエラだったが、そのあまりの外見の変わりように失神してしまう。
どうやら魔女の呪いでこうなったらしく、努力しなければ元には戻らないらしい。果たして、シエラはそんな夫を再び愛することができるのか?
※全四話+後日談一話。
※毎日夜9時頃更新(予約投稿済)&日曜日完結です。
※なろうにも投稿しています。
ニュクスの眠りに野花を添えて
獅子座文庫
恋愛
過去のトラウマで人前で声が出せなくなった伯爵令嬢ラニエラ・アンシルヴィアは辺境の男爵、オルテガ・ルファンフォーレとの政略結婚が決まってしまった。
「ーーあなたの幸せが此処にない事を、俺は知っています」
初めて会った美しい教会で、自身の為に一番美しく着飾った妻になる女の、真っ白なヴェールを捲る男は言う。
「それでもあなたには此処にいてもらうしかない」
誓いの口づけを拒んだその口で、そんな残酷なことを囁くオルテガ。
そしてラニエラの憂鬱な結婚生活が始まったーーーー。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
婚約破棄された夜、最強魔導師に「番」だと告げられました
有賀冬馬
恋愛
学院の祝宴で告げられた、無慈悲な婚約破棄。
魔力が弱い私には、価値がないという現実。
泣きながら逃げた先で、私は古代の遺跡に迷い込む。
そこで目覚めた彼は、私を見て言った。
「やっと見つけた。私の番よ」
彼の前でだけ、私の魔力は輝く。
奪われた尊厳、歪められた運命。
すべてを取り戻した先にあるのは……
元男装傭兵、完璧な淑女を演じます。――嫁ぎ先はかつての団長でした!?
中野森
恋愛
貧乏男爵家の長女クラリスは、弟の学費を稼ぐために男装して傭兵団へ入団した。
副団長にまで上り詰め、団長をはじめとした仲間から信頼を得るが、決して正体は明かさなかった。
やがて戦争が終わり、傭兵団は解散となる。
出稼ぎするために流した嘘の悪評により、修道院入りを覚悟していたクラリスだったが、帰郷した彼女を待っていたのは父からの「嫁ぎ先が決まった」という一言だった。
慌ただしく始まる淑女教育、そして一度も未来の夫と顔合わせすることなく迎えた結婚式当日。
誓いの言葉を促され隣からきこてくる声に、クラリスは凍りつく。
……嘘でしょ、団長!?
かつての想い人でもある傭兵仲間が今は夫となり、妻の正体には気づいていない――気づかれてはいけないのだ、絶対に!
本作品はゆるふわ設定、ご都合主義、細かいことは気にしたら負け!
※この小説は、ほかの小説投稿サイトにも投稿しています。
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる