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VI 男と、女と、そのあいだ
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ネルは呆然と立ち尽くしていた。目の前の「女」は男だった。混乱の波が押し寄せる。脳が処理しきれず、思考が空回りする。
――どういうことだ?
ネルの性的指向は明確に女性に向いている。今まで男を相手にしたことなどないし、そんなつもりもなかった。
何より、ヴァネッサは一体どういうつもりでこんな相手を紹介したのか?
「パリから招いた高級娼婦」という触れ込みだったのに、蓋を開けてみれば「男娼」だ。何をどうすればいいのか、全くわからない。
「……」
ネルが言葉を失っている間にも、ルシアンは面白そうに唇を弧に歪めた。黒曜石のような瞳が細められ、赤い唇がゆるりと開く。
「ヴァネッサもいいやつだよな」
喉の奥で笑うように言いながら、彼――ルシアンはしなやかな指で髪をかき上げた。
「こんな可愛い坊ちゃんを紹介してくれるなんてさ」
その言葉に、ネルはさらに動揺する。
――何が「可愛い坊ちゃん」だ。
からかわれているのは明白だったが、余裕のない今は言い返すこともできなかった。
「さて」
ルシアンはベッドの上に座り、指先でポンポンとそこを叩く。
「いつまでびっくりしてるんだよ。そっちの身体も拝ませてくれよ」
ネルの腕を引き、強引にベッドに腰掛けさせる。すぐに、細い指がネルのズボン越しに股間をなぞった。
その瞬間。
「……は?」
ルシアンの表情が凍りついた。まるで予想外のものに触れてしまったかのように、ルシアンは驚愕に目を見開く。
そしてもう一度、確かめるようにネルの股間を摩った。
「まさか……」
戸惑いと好奇心が入り混じったような眼差し。ルシアンは少し慌ただしい様子でネルのスーツのジャケットを脱がし、続いてシャツのボタンに手をかける。
ネルは成す術もなく、彼の手にされるがままだった。
そして――
シャツをはだけた瞬間、露わになったのは、男の胸板ではなかった。――とはいえ、女性らしい膨らみと呼ぶにはあまりにも控えめなものだったが、それでも確かに、ネルの身体は「男のもの」ではなかった。沈黙が落ちる。
ネルは苦笑した。先ほどのルシアンの言葉を、そのまま真似してみせる。
「驚いたか?」
ルシアンは一瞬固まった。それから、呆気に取られたように天井を仰ぎ、ベッドの上にばたりと身体を投げ出す。
「……驚いたなんてもんじゃない」
彼は目元を覆い、呻くように言った。
「一体ヴァネッサは何を考えてるんだ」
項垂れるルシアンの横で、ネルもまた深く息を吐いた。
――それは、こっちの台詞だ。
ヴァネッサの言葉が脳裏を過ぎる。
『あなたの鏡になる存在よ。――相手にもそう伝えてあるわ』
(僕と彼が「対」の存在になるということか)
震える手でルシアンの肩を押さえつけようとしたものの、ネルの動きはぎこちなかった。
――男なら女を抱けるのは当たり前だ。こいつを抱けてこそ、本当の意味での「男」になれるのではないか。
拒めばヴァネッサの期待を裏切ることになる——その思いが、彼の背筋を冷たく締め付けていた。
そんなネルの様子を楽しんでいるのか、ルシアンは喉の奥でくつくつと笑う。
「おいおい、そんな緊張するなよ」
赤い唇が挑発的に歪む。
「まずは……そうだな、キスから始めようか」
そう言って、ルシアンが顔を寄せる。ネルは息を詰めたが、拒むこともできず、そのまま唇を重ねた。
触れた瞬間、ネルは思わず震えた。吸血鬼になって以来、感覚が鋭敏になったせいか、キスひとつで背筋がざわめく。ルシアンは舌を滑らせながら、ゆっくりと口内を侵食してくる。
(こいつ……『ついてる』のに……いやに柔らかい……)
男だと知らないままだったら? いや、違う。知った後でさえネルは胸の奥に感じた熱を消せずにいた。
一方のルシアンもまた、ネルに奇妙な違和感を覚えていた。
(おかしいな、女相手にここまで昂ぶるはずがないのに……)
キスが続くうちに、ネルは完全に動きを支配されていた。ルシアンの舌が彼の口内を蹂躙するたびに、頭の奥が痺れるような感覚に陥る。吸血鬼の感覚は、かつての自分のものではない。それが、何かを狂わせるのかもしれない。
唇を離したルシアンが、妖しく微笑んだ。
「ほら、力を抜いて……俺にも触れて?」
ネルの手を取って、ルシアンが自らの肌をなぞらせる。ネルも戸惑いながら手を動かし、やがて指先でルシアンの熱を確かめる。
「あんたのせいで、もうこんなだよ」
低く囁くような声とともに、互いの指先が熱を求め始めた。
ルシアンはネルの胸元に指を這わせ、彼のシャツをはだけさせる。そして、彼の小さな膨らみにゆっくりと指を滑らせた。ネルはびくりと体を震わせ、思わず息を呑む。
「へぇ……敏感なんだな」
ルシアンの指が優しく、時に意地悪く撫でるたびに、ネルの息遣いは乱れ始める。ルシアンはその様子を楽しみながら、舌先で軽く舐め、唇を寄せて吸い上げる。ネルは思わず声を押し殺した。
ネルの反応が可愛かったのか、ルシアンはますます楽しげに微笑む。
「ほら、おあいこだろ?」
ネルは戸惑いながらも、ルシアンの熱を手のひらで包み込んだ。すると、ルシアンもネルのそこをズボン越しにゆっくりと撫でる。ネルは思わず腰を引きかけたが、ルシアンに手首を掴まれた。
「逃げるなよ」
ズボン越しの刺激ですら、鋭敏になった感覚を直撃する。ネルはルシアンの動きに翻弄され、抗うことができなかった。
気づけば、ネルはルシアンに押し倒され、互いの体が交差するように位置を変えていた。ルシアンはネルのズボンを器用に下ろし、下着の上からネルの秘部を指で摩った。
「――っ!」
思わず出そうになった声を殺す。
「……もう、びしょびしょじゃないか。いやらしい」
ネルの背筋に電流が走るような感覚が広がる。吸血鬼になって以来、感覚が研ぎ澄まされているのか、ルシアンの指先が触れるだけで全身が震えた。
ルシアンはネルの下着を脱がせ、指先でゆっくりとネルの敏感な部分を撫でる。ネルは思わず腰を引きそうになったが、ルシアンにしっかりと押さえ込まれた。
そのまま、ルシアンの唇がネルの敏感な部分に触れる。ネルはびくりと体を震わせた。
舌が熱を孕んで絡みつくたびに、ネルの意識は白く染まる。人間だった頃には知らなかった、圧倒的な快楽が身体の奥底を突き抜けていく。
「っ……」
ネルは声を殺す。「受け身ではダメよ」とヴァネッサに言い聞かせられていた。戸惑いながらも、ネルも目の前にあるルシアンのそれに唇を寄せた。ルシアンの熱が舌先に伝わり、予想以上に繊細な感触に驚く。
「……お前、可愛いな」
その言葉が妙にくすぐったく、ネルは言葉を返せなかった。ただ、ルシアンの誘いに導かれるように、ネルはその体を求め始めた。
「遠慮しなくていいんだぜ?」
そう囁きながら、ルシアンはより深く、より巧みにネルを愛撫する。ネルは耐えきれず、喉の奥から震える声を漏らした。
(おかしい……こんな……)
自分が、男にこんなふうにされている。それなのに、抵抗できないどころか、身体が勝手に悦びを覚えてしまっている。
ネルの腰が震え、引こうとするが、すでに遅い。ルシアンは彼の敏感な部分を巧みに刺激し続けた。
その瞬間、ネルの視界が弾け飛ぶような感覚が広がった。
――ネルは、完全に達してしまっていた。息を乱しながら、呆然と天井を仰いだ。
ルシアンは満足げにネルを見つめ、舌先で唇を舐める。
「……可愛かったぜ、お坊ちゃん」
ネルは震える指で自分の顔を覆った。恥ずかしさと、未だ引かない余韻とで、まともにルシアンの顔を見ることができなかった。
そんなネルを見て、ルシアンはますます愉快そうに笑った。
やがて、ルシアンはネルの手を取り、そっと導くように自らの肌をなぞらせる。ネルの手に香油が垂らされた。ぎこちなく手を動かしながら、やがて指先でルシアンの奥を探る。
(女のそれとは、違う感触だ……)
戸惑いながらも、ネルは慎重に指を進める。ルシアンは甘い息を漏らしながら、ネルの動きを促していく。そのうちにネルの指が奥深くまで誘われ――
ルシアンの体が大きく震えた。
「……上手いじゃないか」
艶のある声が降る。ネルの指を絡め取るように、ルシアンの動きが加速する。
しばらくして、ルシアンの体が弓なりに跳ねた。ネルの手の中で熱が弾ける。それと同時に彼のそれから透明な液体が滴る。
ネルは呆然としながら、ルシアンの息遣いを聞いていた。
「……男も、こうなるのか……」
ルシアンは乱れた息を整えながら、満足そうに笑った。
「勉強になったかい、お坊ちゃん?」
――どういうことだ?
ネルの性的指向は明確に女性に向いている。今まで男を相手にしたことなどないし、そんなつもりもなかった。
何より、ヴァネッサは一体どういうつもりでこんな相手を紹介したのか?
「パリから招いた高級娼婦」という触れ込みだったのに、蓋を開けてみれば「男娼」だ。何をどうすればいいのか、全くわからない。
「……」
ネルが言葉を失っている間にも、ルシアンは面白そうに唇を弧に歪めた。黒曜石のような瞳が細められ、赤い唇がゆるりと開く。
「ヴァネッサもいいやつだよな」
喉の奥で笑うように言いながら、彼――ルシアンはしなやかな指で髪をかき上げた。
「こんな可愛い坊ちゃんを紹介してくれるなんてさ」
その言葉に、ネルはさらに動揺する。
――何が「可愛い坊ちゃん」だ。
からかわれているのは明白だったが、余裕のない今は言い返すこともできなかった。
「さて」
ルシアンはベッドの上に座り、指先でポンポンとそこを叩く。
「いつまでびっくりしてるんだよ。そっちの身体も拝ませてくれよ」
ネルの腕を引き、強引にベッドに腰掛けさせる。すぐに、細い指がネルのズボン越しに股間をなぞった。
その瞬間。
「……は?」
ルシアンの表情が凍りついた。まるで予想外のものに触れてしまったかのように、ルシアンは驚愕に目を見開く。
そしてもう一度、確かめるようにネルの股間を摩った。
「まさか……」
戸惑いと好奇心が入り混じったような眼差し。ルシアンは少し慌ただしい様子でネルのスーツのジャケットを脱がし、続いてシャツのボタンに手をかける。
ネルは成す術もなく、彼の手にされるがままだった。
そして――
シャツをはだけた瞬間、露わになったのは、男の胸板ではなかった。――とはいえ、女性らしい膨らみと呼ぶにはあまりにも控えめなものだったが、それでも確かに、ネルの身体は「男のもの」ではなかった。沈黙が落ちる。
ネルは苦笑した。先ほどのルシアンの言葉を、そのまま真似してみせる。
「驚いたか?」
ルシアンは一瞬固まった。それから、呆気に取られたように天井を仰ぎ、ベッドの上にばたりと身体を投げ出す。
「……驚いたなんてもんじゃない」
彼は目元を覆い、呻くように言った。
「一体ヴァネッサは何を考えてるんだ」
項垂れるルシアンの横で、ネルもまた深く息を吐いた。
――それは、こっちの台詞だ。
ヴァネッサの言葉が脳裏を過ぎる。
『あなたの鏡になる存在よ。――相手にもそう伝えてあるわ』
(僕と彼が「対」の存在になるということか)
震える手でルシアンの肩を押さえつけようとしたものの、ネルの動きはぎこちなかった。
――男なら女を抱けるのは当たり前だ。こいつを抱けてこそ、本当の意味での「男」になれるのではないか。
拒めばヴァネッサの期待を裏切ることになる——その思いが、彼の背筋を冷たく締め付けていた。
そんなネルの様子を楽しんでいるのか、ルシアンは喉の奥でくつくつと笑う。
「おいおい、そんな緊張するなよ」
赤い唇が挑発的に歪む。
「まずは……そうだな、キスから始めようか」
そう言って、ルシアンが顔を寄せる。ネルは息を詰めたが、拒むこともできず、そのまま唇を重ねた。
触れた瞬間、ネルは思わず震えた。吸血鬼になって以来、感覚が鋭敏になったせいか、キスひとつで背筋がざわめく。ルシアンは舌を滑らせながら、ゆっくりと口内を侵食してくる。
(こいつ……『ついてる』のに……いやに柔らかい……)
男だと知らないままだったら? いや、違う。知った後でさえネルは胸の奥に感じた熱を消せずにいた。
一方のルシアンもまた、ネルに奇妙な違和感を覚えていた。
(おかしいな、女相手にここまで昂ぶるはずがないのに……)
キスが続くうちに、ネルは完全に動きを支配されていた。ルシアンの舌が彼の口内を蹂躙するたびに、頭の奥が痺れるような感覚に陥る。吸血鬼の感覚は、かつての自分のものではない。それが、何かを狂わせるのかもしれない。
唇を離したルシアンが、妖しく微笑んだ。
「ほら、力を抜いて……俺にも触れて?」
ネルの手を取って、ルシアンが自らの肌をなぞらせる。ネルも戸惑いながら手を動かし、やがて指先でルシアンの熱を確かめる。
「あんたのせいで、もうこんなだよ」
低く囁くような声とともに、互いの指先が熱を求め始めた。
ルシアンはネルの胸元に指を這わせ、彼のシャツをはだけさせる。そして、彼の小さな膨らみにゆっくりと指を滑らせた。ネルはびくりと体を震わせ、思わず息を呑む。
「へぇ……敏感なんだな」
ルシアンの指が優しく、時に意地悪く撫でるたびに、ネルの息遣いは乱れ始める。ルシアンはその様子を楽しみながら、舌先で軽く舐め、唇を寄せて吸い上げる。ネルは思わず声を押し殺した。
ネルの反応が可愛かったのか、ルシアンはますます楽しげに微笑む。
「ほら、おあいこだろ?」
ネルは戸惑いながらも、ルシアンの熱を手のひらで包み込んだ。すると、ルシアンもネルのそこをズボン越しにゆっくりと撫でる。ネルは思わず腰を引きかけたが、ルシアンに手首を掴まれた。
「逃げるなよ」
ズボン越しの刺激ですら、鋭敏になった感覚を直撃する。ネルはルシアンの動きに翻弄され、抗うことができなかった。
気づけば、ネルはルシアンに押し倒され、互いの体が交差するように位置を変えていた。ルシアンはネルのズボンを器用に下ろし、下着の上からネルの秘部を指で摩った。
「――っ!」
思わず出そうになった声を殺す。
「……もう、びしょびしょじゃないか。いやらしい」
ネルの背筋に電流が走るような感覚が広がる。吸血鬼になって以来、感覚が研ぎ澄まされているのか、ルシアンの指先が触れるだけで全身が震えた。
ルシアンはネルの下着を脱がせ、指先でゆっくりとネルの敏感な部分を撫でる。ネルは思わず腰を引きそうになったが、ルシアンにしっかりと押さえ込まれた。
そのまま、ルシアンの唇がネルの敏感な部分に触れる。ネルはびくりと体を震わせた。
舌が熱を孕んで絡みつくたびに、ネルの意識は白く染まる。人間だった頃には知らなかった、圧倒的な快楽が身体の奥底を突き抜けていく。
「っ……」
ネルは声を殺す。「受け身ではダメよ」とヴァネッサに言い聞かせられていた。戸惑いながらも、ネルも目の前にあるルシアンのそれに唇を寄せた。ルシアンの熱が舌先に伝わり、予想以上に繊細な感触に驚く。
「……お前、可愛いな」
その言葉が妙にくすぐったく、ネルは言葉を返せなかった。ただ、ルシアンの誘いに導かれるように、ネルはその体を求め始めた。
「遠慮しなくていいんだぜ?」
そう囁きながら、ルシアンはより深く、より巧みにネルを愛撫する。ネルは耐えきれず、喉の奥から震える声を漏らした。
(おかしい……こんな……)
自分が、男にこんなふうにされている。それなのに、抵抗できないどころか、身体が勝手に悦びを覚えてしまっている。
ネルの腰が震え、引こうとするが、すでに遅い。ルシアンは彼の敏感な部分を巧みに刺激し続けた。
その瞬間、ネルの視界が弾け飛ぶような感覚が広がった。
――ネルは、完全に達してしまっていた。息を乱しながら、呆然と天井を仰いだ。
ルシアンは満足げにネルを見つめ、舌先で唇を舐める。
「……可愛かったぜ、お坊ちゃん」
ネルは震える指で自分の顔を覆った。恥ずかしさと、未だ引かない余韻とで、まともにルシアンの顔を見ることができなかった。
そんなネルを見て、ルシアンはますます愉快そうに笑った。
やがて、ルシアンはネルの手を取り、そっと導くように自らの肌をなぞらせる。ネルの手に香油が垂らされた。ぎこちなく手を動かしながら、やがて指先でルシアンの奥を探る。
(女のそれとは、違う感触だ……)
戸惑いながらも、ネルは慎重に指を進める。ルシアンは甘い息を漏らしながら、ネルの動きを促していく。そのうちにネルの指が奥深くまで誘われ――
ルシアンの体が大きく震えた。
「……上手いじゃないか」
艶のある声が降る。ネルの指を絡め取るように、ルシアンの動きが加速する。
しばらくして、ルシアンの体が弓なりに跳ねた。ネルの手の中で熱が弾ける。それと同時に彼のそれから透明な液体が滴る。
ネルは呆然としながら、ルシアンの息遣いを聞いていた。
「……男も、こうなるのか……」
ルシアンは乱れた息を整えながら、満足そうに笑った。
「勉強になったかい、お坊ちゃん?」
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