紅き再誕-朝焼けに君を見た-
※本作は後日談または前日譚にあたる以下の2作品をご覧いただくと、物語の背景や登場人物の〈秘密〉をより深く味わっていただけます。
こちら単独でも読めないことはない(おそらく)ですが、本作は「愛してる、と言って死んで」の重要なネタバレを多く含んでいますので、ご留意下さい。
「愛してる、と言って死んで」(全年齢対象)※こちらからお読み下さい
https://www.alphapolis.co.jp/novel/38100749/560940839
「忘れられた面影」(R18)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/38100749/565946159
運命に翻弄された”淑女”が、吸血鬼として再び目を覚ます。
舞台は19世紀ロンドン。
“淑女”として育てられた少年ネルは、吸血鬼として生き延びた夜から時間を凍らせてしまった。
新たに始まったのは、血と孤独に彩られた夜の世界。
出会ったのは、
ネルの師となり第二の母となった女、ヴァネッサ。
自らの見た目を呪う少女、エレオノーラ。
境界を壊された娼館育ちの女装少年、ルシアン。
仲間、敵、そして愛。すべてが命を賭けた選択の中にある。
やがて訪れる夜明けを信じて、ネルは歩き続ける――。
美しくも残酷なヴィクトリア朝×吸血鬼幻想譚。
「恋」と「家族」の境界を問い直す、静かな愛の物語。
ジェンダー曖昧 嘔吐 男装女子×女装男子 女装男子×男装女子 擬似BL 擬似百合 ゲロ 幼女 拷問 娼婦 男娼 歴史 史実 男の娘
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三部作として読ませて頂きました。
その入れ子構造が、目を引きます。
サマンサとの物語を現代として見た場合、この三部作目でシンシアとの過去で終わる、ここが妙手ですね。
二部三部で、二段三段と降りていく。しかし、昇りきらない。その先に一部の物語があるわけで、自然と思い起こしてしまう。
物語によくある、単なる過去編とは構造が違って面白かった。
こういう新手の構造を持つお話が好き、というのもありますが、私の興味を強く引きました。
内容も過激な部分はありましたが、
それらも含めて、モントリオールに向かう、新しい風をまとう姿がよく、やはり1部が思い返される。
深く落ちるほど、昇る際は辛い。
しかし同胞たちとの関係を通して、その上で昇ったがゆえに、風が気持ちよく吹くのでしょう。
全編を通して、作者は人間の機微をよく知っている気がしました。
楽しく読ませて頂きました。
ありがとうございました。
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・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。